2015/06/08 のログ
ご案内:「浜辺」にテリメーラさんが現れました。
テリメーラ > いつから居たのか、少女と大きな人影が見える。

2m程の人型に見える何かは、ゆっくりとした動作で両腕を振り上げ、少女に向け振り下ろす。
少女は、攻撃を避けると、手に持った棒を“何か”の胴目がけ薙ぐ
「てやぁーっ!!!」

テリメーラ > 少女の攻撃で、“何か”は真っ二つになった、と思いきや、すぐに結合し、元通りになってしまう。
また“何か”は少女への攻撃を返し、少女は避けてカウンター。

これを、戦闘の初心者が見ても違和感のあるゆっくりとした動きで行っている。

テリメーラ > ついに少女の(へなちょこ)攻撃が(わざとらしく)外れてしまう!
そこに襲い掛かる“何か”の弱烈な一撃!!
「うわーっやられたーっ!!(棒読み気味)」
と(大げさに)吹きとぶ(振りをする)!!
倒れた少女にのしのしと歩み寄る“何か”!
少女はまだ立ち上がれない(振り)!!
見るからにピンチだ!

テリメーラ > 「まだだっ!!」
“何か”の股から頭までを縦に一刀両断!!
テンションが上がりきって
「ずばぁあああん!!」と自分の口で言ってしまう!恥ずかしい!

そして真っ二つにされた“何か”は溜まらず倒れてしまった。

ご案内:「浜辺」にソラとルナさんが現れました。
ソラとルナ > 【浜辺に座って眺める少女。約二名。】
テリメーラ > 「勇者の勝ち―!ばんざーい!!」
倒れたはずの“何か”と一緒になって両手を挙げて喜んでいる。

ここでも大分恥ずかしいのに二人にはまだ気づいていないようだ。

ソラとルナ > 【金髪の少女が立ち上がって拍手をする。隣で銀髪の少女がそれをたしなめるように袖を引いている様子】
テリメーラ > 「ありがとー!!」
と言いながら笑顔でゆっくりと振り返る。

そして、2人に気付く。
棒を思いっきり海に向けて投げる。
そのまま顔を真っ赤にして
「ごめんなさい・・・」
と謎の謝罪をしながら顔を伏せてその場に座り込んでしまった。

ソラとルナ > 【金髪の少女はそんなことも気にせずにくるくると回りながら竜の少女に近づいていく。その後を申し訳なさそうな表情で銀髪の少女がついてきている】
テリメーラ > 「ごめんなさい・・」
極限の恥ずかしさで混乱しているようだ。
座り込んだまま何故か謝っている。

さっきまで万歳して喜んでいた2mの人型雲は今の一瞬で霧散してしまった。

ソラとルナ > 【金髪の少女がそれを見て楽しそうにテリメーラさんの頭を撫でている。少女の手が触れると活力が流れ込んでくるかもしれない】
テリメーラ > なんだか覚えのある暖かさに、見上げてみると、やっぱり見覚えのある顔。
「あれ、この間の・・」
涙目だが、少し驚いた顔をしている。

ソラとルナ > 【にこっと笑って浜辺に座り、目線を合わせた。その後ろで銀髪の少女が少し申し訳なさそうに立っている】
テリメーラ > 涙のにじんだ目をぐしぐしと擦って、もう一度そちらを見る。
「えと・・あの・・友達?」
と首をかしげて、銀髪の少女の方を見て尋ねる。

ソラとルナ > 【友達か、と聞かれると首を横に……振りかけて考え込む。】
テリメーラ > 意外な回答にびっくりしつつ
「あれ、うーん・・・家族とか?」

ソラとルナ > 【再び銀髪の少女を見る。再び考え込み、首を縦に振った】
テリメーラ > ますます頭の上にはてなマーク。
んー・・・っとうなりながら考える。
最早先ほどの一人チャンバラを見られたことは忘れ始めているようだ。

「じゃあー・・・」
と言いながら、考え込んでいる。

ソラとルナ > 【考え込むテリメーラさんを見ながら懐から金平糖の瓶を取り出しぽりぽりと食べている。銀髪の少女は平静を保っているふりをしながら、ちらちらと金平糖を見ているようだ】
テリメーラ > 金平糖をぼりぼりと食べるのを見て、
「それ・・食べものだったんだ・・」
とかなり驚いている。

そして、はっと気が付き、ぶんぶんと頭を振ると、二人の関係の答えを考える作業に戻る

ソラとルナ > ♪【驚いたテリメーラさんの表情を見て、手のひらに金平糖を乗っける。】
ソラとルナ > 【金髪の少女はそのままくるくると回って海のほうへ。代わりに銀髪の方がテリメーラさんの前に体操座り。】
テリメーラ > 「ありがとう、いただきます・・」
恐る恐る口に運び、意を決してぽいっと口の中へと放り込む。
口の中に甘味が広がって
「おいしい..すごく好きかも・・」
と満面の笑みを浮かべる。

ソラとルナ > 【金髪の子の代わりに銀髪の子が再び金平糖を差し出し、自分もいくつか摘んで食べ始める。瓶の蓋を開けたまま二人の間におき、テリメーラさんがすきなときに摘めるようにしてある】
テリメーラ > 「頭使うと甘いもの欲しくなるって言うもんね」
と言い訳しつつ、ありがとうと金平糖をつまんでぽりぽっり。
食べ終わるとすぐにまた金平糖をつまんでぽりぽり。

あまり考え事をしているようには見えない。

ソラとルナ > 【同意するようにうなずいて同じくぽりぽりする銀髪の子。程なくして金髪の子も戻ってきた。さっきテリメーラさんがぶん投げた棒を持って。】
テリメーラ > 棒を見るなり顔を真っ赤にして
「わぁああああ!!!」と叫びながらサッカーボールくらいの雲の玉をソラ目がけていくつも投げつける。
投げるスピードにたいしてゆっくりすすみ、当たってもまったく痛くない。

ソラとルナ > 【雲のボールがあたると大げさに吹っ飛んで水しぶきを上げるソラ。ルナはため息をついてそれを眺めている。】
テリメーラ > それを見ると嘘ぉっとあわてて海へと走る。本当に吹っ飛ぶはずはないのにと思いつつ大急ぎで助けに行く。
海に浸かってびしょびしょになりながら傍へとたどり着く。
そして、心配そうにあたりを見回す。

ソラとルナ > 【へらっと笑って海から這い上がってくる。服も髪もびっしょびしょになって肌に張り付いている、が、どこか楽しそう。】
テリメーラ > 安心しつつ、はぁーっと大きくため息。
なんだかこの子にはものすごく振り回されている気がする。
自分も海から浜にあがり、ぷるぷると体を震わせて水を振り払う。
安心交じりの疲れた顔で、銀髪の少女の横にべしょりと座る。

ソラとルナ > 【ちらりと濡れた二人を見てため息をつく銀髪少女。いつの間に集めたのか、乾いた流木にマッチで火をつけて即席の焚き火を作る】
テリメーラ > 「助かる・・」
と呟きながら火に当たる。
「もぅ、あんまりからかわないでよね」
むすーっとしながら、金髪の少女に少し強めの口調で告げる。
本気で心配していたようだ。

ソラとルナ > 【分かっているのかいないのか、相変わらずへらへらした笑顔を向ける。ルナに軽く窘められると頭を下げた。】
テリメーラ > 本当にわかってるのかな、と疑いのまなざしを向けつつも、反省してるのを見て
「ぼ、ぼくも雲投げてごめんね・・」
と小さな声で謝りつつ、頭を下げる。

ソラとルナ > 【にこにこと笑ってうなずく。吹っ飛ばされた(振りをした)時に捕まえたらしい魚をテリメーラさんが投げた棒に刺して焚き火で炙っている】
テリメーラ > 魚のことも充分に気になるがその前に
「ねぇ、その棒、いい加減捨てちゃおうよ・・」
と恥ずかしそうに眼を背けながら提案する。

ソラとルナ > 【いったん首をかしげると、魚を棒から引き抜いて棒をポイ。魚を素手で持って炙っている】
テリメーラ > 「わぁああああ!!」
提案しておきながらまさか今捨てるとは予想外。
大層驚いたのか珍しく大きな声をあげる。

あわてて立ち上がりきょろきょろと棒を探して、思い出したように雲で棒を作りコレ、コレ!と手渡そうとする。

ソラとルナ > 【きょとんとしつつも、雲で作られた棒を見ると笑顔になって魚を指して焼き始める。視界の端でルナが申し訳なさそうに頭を下げたのが見えたかもしれない】
テリメーラ > ルナが頭を下げるのを見て
「大丈夫、僕は大丈夫だから・・」
と胸を撫で下ろしはぁっと一息つきながら再び座る。

金平糖をこっそりつまみながら、また何かしでかすんじゃないか、とソラの様子を眺めている。

ソラとルナ > 【特に何事もなくお魚を焼き終えた様子。ぱっと見たところ、種類は鯵だろうか】
ご案内:「浜辺」にテリメーラさんが現れました。
テリメーラ > 魚を焼く様子を見ているうちに、焚き火の暖かさや一連の疲れも合わさってこくりこくりと船をこいでいる。
ソラとルナ > ……ねむい?【突然ソラが口を開く】
テリメーラ > 「んー…起きてるよ…」
といいつつも、頭は下がったまま、目はとろんとしてほとんど閉じたままである。
そして、頭も半分眠っているのか、喋ることに何の疑問ももたずに返事をしているようだ。

ソラとルナ > 【ソラは魚を頭から丸かじりしながらその様子を見ている。ルナは二人の服が乾いていれば焚き火を消す用意を始めるつもりの様子】
テリメーラ > テリメーラの服は薄いのに透けていたりしないし、濡れているようには見えないだろう。そして半分寝たまま、ルナが火を消そうとしているのに気づいたのか
「私も手伝うよ…」
と今にも寝そうな声で一言。

小さな雨雲を作って焚き火の上に雨を降らせている。つもり。だが、微妙に外している。、

ソラとルナ > 【ルナはちらりと雨雲を見てそのまま火を消す準備。ソラは雨雲をつついて遊んでいる】
テリメーラ > 時間がたつにつれ徐々に雨雲は小さくなっていく。そして、テリメーラはすやすやと寝息をたてて完全に眠ってしまった。
ソラとルナ > 【さすがに浜辺で寝かせておくわけにもいかず、少し考え込むルナ。意見を求めるようにソラのほうを見ると、ソラは笑顔で常世寮の方角を指差した】
テリメーラ > そんな二人はお構いなしにすよすよとねむっている。が、何か物足りなそうな顔をしている
ソラとルナ > 【少し考えてから、ルナがソラの頭に手を当てる。するとソラはテリメーラさんの真似をするように雲の塊を作り出した。雲塊は布団の形(?)になってテリメーラさんを包み込む】
ご案内:「浜辺」からソラとルナさんが去りました。
ご案内:「浜辺」にソラとルナさんが現れました。
テリメーラ > するとテリメーラは本能的に感じたのかもそもそと、雲の中に中に入っていった。
ご案内:「浜辺」からテリメーラさんが去りました。
ソラとルナ > 【ソラは満足げにうなずいてテリメーラさんを抱え上げると、常世寮の方に運んでいった……不登校児であることなど露知らず。】
ご案内:「浜辺」からソラとルナさんが去りました。
ご案内:「浜辺」にテリメーラさんが現れました。
ご案内:「浜辺」からテリメーラさんが去りました。
ご案内:「浜辺」にメルティアさんが現れました。
メルティア > 炎天下という程でもない日差しの中、少女が1人、何やら長い筒と小さめのケース、加えてバケツと携帯用の椅子を抱えて海に向かって居る。

「さてと・・・暇つぶしとはいえ何か釣れると良いんだけど・・・。」
見ての通り、暇を潰しにきた釣り客だ。

メルティア > 「それで・・・釣り竿ってどうやって使うんだっけ・・・。」
長い筒から釣り竿を、小さめのケースからテグスやらリールやらを取り出した後、根本的な疑問に思い至る。

メルティア > 「えっと・・・説明書とか付いてれば・・・。」
ケースや筒の中から説明書を探す。ルアーやらサバイバルツールやら色んな便利な道具は入ってるが・・・。

「付いてないよね・・・仕方ない、感で何とかするしか無いや。」
残念ながら一番欲しい物は見つからない。仕方なく彼女は、全くもって使い方の分からない釣り竿を、感だけでどうにか組み立てようとする。

メルティア > 「なるほど、ここをこうして・・・ここを通せば・・・。」
5分程苦戦した後、自力を諦め端末で使い方を調べて作業を再開する。

「よし、こんな物かなっと。」
そのまますぐに釣り竿の組み立てを終え、様子を確かめるように軽く振る。問題なさそうなのを確認すると小さくガッツポーズを取った。

メルティア > 「よし、後は・・・せぇの!」
準備を終えると、竿を構えると海に向けて勢い良く振る。遠くの方にルアーが飛んで行く。

「うわぁ、よく飛ぶなぁ。」
などと呟きながら釣り竿をきっちりホールド、そのまま椅子に座りながら軽くリールを回す。

メルティア > 「・・・まぁそう簡単に釣れないよね。」
何の手応えもないままリールを回しきり、何もかかっていないルアーを見て残念そうなポーズを取る。

「とりあえず次のトライ・・・!」
続けて竿を構えると、海に向けて2投目を放つ。放物線を描きつつ、綺麗にルアーが飛んで行く。

メルティア > 「帰ろう・・・帰ってお肉食べよう。」
そのまま凡そ数時間程トライを続け、そして終ぞ何も釣れず流石に落ち込む。
道具を片付けると、肩を落としながら海岸を後にする。なお彼女は気づいていない、自分の使っていた釣り道具が川釣り用の道具であることに・・・。

ご案内:「浜辺」からメルティアさんが去りました。
ご案内:「浜辺」にエリンさんが現れました。
エリン > 夜の浜辺。
特に誰もおらず、静かな浜辺で大きな白い狼に寄り添って寝ている少女。
おなかには、読んでいたであろう絵本をおいて、天然の毛皮布団ですやすやしている。

本のタイトルは「こひつじめぇめぇ」と書いてある。

エリン > お気に入りの本、というわけではないのだろうか。
まだ新しく、年季の入った本という感じではない。
しかし、その本を大事そうにもって小さな寝息をたてている。
白い狼は、目を閉じているが意識はあるのだろう。
時折目を開ける事もある。

エリン > 「……んっ」
もぞ、と動くエリン……金まりも。
その動きに狼は気付いたようで、顔を上げる。
心配そうにエリンのほうを見る。

エリン > 少しの間、もぞもぞと毛皮の上で動いていた金まりもだが、少しずつ目を開ける。
「ん……ふあぁ~っ……ん~……」
二度寝という魔術は、どんな魔術師が使う魔術よりも強い。
エリンも抗えずまた眠りに入ろうとするが、白い狼はエリンを尻尾でぺしりと叩く。
いい加減起きろ、というように。

エリン > 「んっ、痛い。
かむろい、痛い」
大型の狼の尻尾。
べし、べしと叩かれればそれなりに痛い。
すごく不機嫌な顔をしながら起き上がるエリン。
髪はぼさぼさで、寝癖が少し目立っている。

エリン > 「……おはよ、おばかさん。
もう少し寝てたかったのに」
いつもの口調はどこへやら。
子供がふて腐れるように言う。

そんなエリンに、カムロイと呼ばれた狼はドスの効いた一鳴きをする。
「……」
そんな声を聞いても関係ないといいたげに、狼をにらんでいるエリン。

エリン > 「もうっ、わかってる。
ちゃんとお部屋戻って寝るもん。
そんなに怒らなくたっていいじゃない」
立ち上がり、スカートや服についたゴミをパッパッと掃う。

エリン > 白い狼も立ち上がる。
エリンは当たり前のように狼についたゴミを掃い始める。
狼も、特に何も言わずそれを当たり前のように受ける。

「ん、綺麗になった」
まるで自分のことのように笑い。

エリン > 「さっ、戻りましょカムロイ」
よいしょ、とカムロイの背中に乗る。
それもまた、当たり前のように。

そして、浜辺を駆ける。
後に残るのは、大きな足跡と、何かが寝ていた痕だった。

ご案内:「浜辺」からエリンさんが去りました。