2015/06/13 のログ
三千歳 泪 > うずうず。うかつに口を開いたらわがまま放題言ってもっと困らせちゃうかも。あぶないあぶない。
自分の中にまだそんな子供っぽい衝動が残っていたことに驚きもあって…訂正。けっこう残ってます。すごく残ってます。

「そっか。そうだねー。どっちもだよ。はじめからそのつもり。私は欲張りだからさ! 自分の気持ちに嘘はつけないし」
「私は古いもの大事にしちゃう人だけど、無理は言わないよ。さっきも言ったとおり、君は特別。ときどき可愛がってもいいなら喜んで」
「黄色い薔薇の意味。花言葉。なんだっけ。お友達からはじめましょう?」

可憐な花を受け取った。あの子がこの島に来てみつけたもの。その喜びを知っているから、素直になれた。

「君と私はだいたい同じ。わかるよ。言いたいこと。心配ご無用です。ヘンなこと言ってごめんねシャーリー」
「次に地下道の仕事があったら連絡するね。この近くは設備が傷んでる場所も多いから。案内は任せて!」

タブレットが鳴動して次の仕事が近いことを告げる。時間と距離から逆算して一瞬フリーズした。

「えっ…ええええっ!!? 行かないと! やば、やっばー!! またねシャーリー! ばいばい!!」

ご案内:「異邦人街大通り/商店街」から三千歳 泪さんが去りました。
シャーロット > 「黄色いバラの花言葉は友情、これからよろしくねってことで。」

手渡したバラがいつもより綺麗に見える。
やっぱりお花は人から人に送られてこそなのかなと思う。

「ううん、これだけ色々人と話するのも久しぶりだったから楽しかったよ。
 お店不定休でもしかしたら開いてないこともあるだろうけど、また来てね。 次はお茶用意しとくから。」

タブレットの呼び出しで焦ってかけ始める背中に向かって手を振る。

 「楽しみにしてるね地下帝国探索!またね、ミチトセ!」

ご案内:「異邦人街大通り/商店街」からシャーロットさんが去りました。
ご案内:「異邦人街大通り/商店街」にクウティシスさんが現れました。
クウティシス > 「こんのコソドロがぁ!!!またやりやがったなテメェ!今日こそはひっ捕まえてやる!!」

(異邦人街に店主の怒号が響き渡る)
(同時に、ガシャンガシャンと食器の割れる音)
(騒がしい店内から飛び出してきたのは一人の薄汚れた少女であった)

あはは、今日もご馳走様おじさん!捕まえられるもんなら捕まえてみてよ!
追いかけっこで負けたことなんかないんだから!

(怒りで顔を真っ赤にした店主とは対照的に、少女は笑顔で走り出す)
(口に咥えた大きな肉の塊がこの店から盗んだ品なのだろうか)
(背後から飛んでくる食器や石の礫を軽々とかわしながら少女は走る)

クウティシス > 「誰か!誰か捕まえてくれ!!もう今月で3回目なんだよ!!あの子憎たらしい泥棒を捕まえてくれ!!」

(店主が息を切らしながら大声で叫ぶ)
(この店主が何らかの異能を持っていたのであれば、それを駆使して少女を捕えることもできたであろう)
(しかしながら、店主は何の異能も持たない一般人であったのだ)

「このままじゃ店が潰れちまうよぉ!誰かぁ!!」

(悲痛な声をあげながら走る店主だが、少女との距離はみるみるうちに離れていく)
(息も絶え絶えに必至に足を動かすが、対する少女は余裕の顔だ)

(誰かこの少女を止められる者は?)
(異能を、魔術を、武術をもってしてこの少女を止める者はいないのだろうか?)

ご案内:「異邦人街大通り/商店街」に士尺 流雲齋さんが現れました。
ご案内:「異邦人街大通り/商店街」に洲崎さんが現れました。
ご案内:「異邦人街大通り/商店街」にメアさんが現れました。
ご案内:「異邦人街大通り/商店街」にメアさんが現れました。
士尺 流雲齋 > な…… なんという騒ぎじゃ。
夕餉の買い物に来てみれば、やれやれ、物取りかの。ここはそこまで治安の悪い感じじゃなかったはずじゃが。
【風のように駆けていく少女を一瞥し、ふうむ。と息を吐く。】

ご案内:「異邦人街大通り/商店街」から洲崎さんが去りました。
ご案内:「異邦人街大通り/商店街」に洲崎さんが現れました。
洲崎 > おーい、待て待て泥棒猫ちゃん♪(楽しそうに肉の塊を
咥えた少女を追いかける優男が一人。正義感で動いているようには見えないそんな男が少女の後を追いかける)

士尺 流雲齋 > さて、どうしたもんじゃろ。風紀委員会は見当たらぬし、かといって放置しておけば人々に不安をもたらすしのう。
【のんびりと独り言をつぶやいている、そのうち妙な優男が少女の後を追いかけだした。しかし、どうにも逃走犯を捕まえようとしているようには見えない。どちらかといえば、追いかけまわすのを楽しんでいるかのようで。】

……はあ、仕方なし。
どうれ、ひとっ走り使ってみるかの。

【ぐ、ぐっと腰を落とし、次の瞬間、地面すれすれを滑るように飛んでいく。そのまま大きく弧を描き、疾走する少女の方に回り込む。】

クウティシス > どけどけどけーーーーーッ!!
ルルフールの邪魔する奴は、みーんな揃って胃袋の中なんだから!!

(少女はなおもスピードを緩めることはない)
(店主は既に限界を迎えてその場に膝をついてしまった)
(もぐもぐと行儀悪く咥えた肉を齧りながら人ごみを掻き分けて少女は走る)

(しかし、そんな少女を追いかける男がいるではないか)
(いつもは店主を振り切ってそれで終わりの筈。少女の食事に水を差そうというのか?)
(少女はちらり、と白衣の男を見やる)

何だよ、クゥの邪魔する気?
追いつけるなら、追いついてみなよ!
(挑発するような言葉を吐き、少女は一際強く地面を蹴って鋭角に方向転換!)
(裏路地へと入り込もうという算段のようだ)
(白衣の男に気を取られたか、此方へと迫る流雲斎には気づいていないようだ)

士尺 流雲齋 > ほっほっほ、身体能力はなかなかのものじゃのう。
じゃが、上には上がいるもんじゃ。
【杖を前方に突き出し、障害物を見切りながら裏路地へ少女を追って飛び込む。相変わらずの低空飛行、まさかこんな角度から追手が来るとは思うだろうか。】

洲崎 > あり?(何かが自分の横をものすごい勢いで通っていった
と思えば少女の前に現れた老人を見て)

うわぁ、やっばぁ...(その顔を見て青ざめる。魔法剣、
身体操術の講師。データを見れば超人どころか化物と
言っても差し支えないその人が路地裏に飛び込むのを見て)

そろーりそろーり...(路地裏の入り口から中を覗く)

クウティシス > ―ッ!?
(獣が持つ野生とでも言うのだろうか)
(ぞわり、と背筋に走った悪寒に従い地面を強く蹴って宙へと飛び上がった)

(刹那、先ほどまで己の足があった場所を、追手の杖の先が掠めていくではないか)

―何だよ、ニンゲン。
…クゥの邪魔する気?
(地面へ着地すればちょうど流雲斎の背後を取る形になる)
(彼我の距離は約3メートル。こちらの跳躍の間に、この老人はそれだけの距離を駆け抜けて見せたのだ)

(そして少女は気づいていない)
(己の背後から先ほどの白衣の男がのぞいていることに)