2015/06/05 のログ
みかん > ……やれやれ。真面目じゃのう、おぬしは。
正味な話、こんな木っ端の神一柱を放っておいたところで、罰が当たる道理はないぞ?
【袖で口元を隠しながら、自嘲めいた笑い声。】

志葉恭介 > ……「受けた仕事はどんなものであれ、最後までやり遂げろ」

【受け売りである。故に、それを語る口もまた、上滑りしている感を何処かしら覚えて皮肉気に笑い】

ってのが曽祖父に叩きこまれたやり方でね。
君がどんな存在であろうと、依頼を受けた以上はその手伝いをする。
其処を違えるつもりはないさ。

【ああ、あと。と一本指を振って】

野良猫とかも名前つけて世話した以上最後まで面倒見ないといけないもんだからな。

【冗談めかして、そう答えた】

みかん > 気障なのか何なのかようわからんわ!
……が、重ねて礼を言う。
【少女の小さな手に比べれば、大きく逞しいその手のひらを取って。】
ーーありがとう、恭介。
おぬしがいればこそ、今の妾がある。

志葉恭介 > ――。

【見かけどおりに幼く、やわらかな掌の感触に思わず、視線を逸らす】
【皮肉っぽい言葉にまっすぐ感謝されるのは――苦手であった】

面映い事を言うなよ。礼ならきっちり記憶を取り戻してから言ってくれ。

さて、と。

俺はそろそろお暇するとしよう。探偵はなかなかに忙しいもので。

【外套をはためかせ、黒帽子をかぶり直して。普段の仏頂面を、不器用な笑みに変えて】

おやすみ、みかん。

ご案内:「異邦人街の宗教地区にある小汚なくない祠」から志葉恭介さんが去りました。
みかん > おやすみ、恭介。
……またな。
【また。
その言葉は、一方的に人の訪れを待つのみの身に取って、傲慢な祈りですらあった。
しかしそれを願わずにはいられないほどにーー。】

みかん > 【そして、その背中を見送ってから、彼の言葉を反芻する。
ーーしかし何というか、都合の良い権能の発現というか。ーー
恭介がそう感じるのも自然な流れである。みかんと名付けられたから果物を産み出す能力を得て、電子機器の充電に困って電気を操作する能力を得る。
必要に迫られたものを後付けで獲得していくような不自然感ーー。】

みかん > 【そうして今日もまた、小さな胸中に小さな棘を一つ増やし、少女の姿をした自称神は眠りについた。】
ご案内:「異邦人街の宗教地区にある小汚なくない祠」からみかんさんが去りました。
ご案内:「破壊神の祭壇」に蒼穹さんが現れました。
蒼穹 > (人の世には神隠し、と言う言葉がある。ここに来るものが、一体何の目的で来るのかは分からない。けれど、ここに来るものがあるとしたら、恐らく、それはきっと己に用があるものなのではなかろうか。)
…さて、奉納品は今日もゼロ。
んまぁ、こんなもんだよねぇ…。
(それが、友人であっても。また、己に仇名す者であっても。)
だから、油断できないのかな。…いやまぁ、大丈夫だろうけどさぁ。
(はぁ、と溜息を吐いた。)

蒼穹 > いやまぁ…
そりゃ、分かってるんだけどね。
誰が好き好んで破壊神様に祈りって救いを冀うかって。
んでもま…寂しいよね。
(相変わらず、己の祭壇はがらーん、としているのである。当然と言えば当然だが。…そもそも、何をささげろって言うのかを聞かれてしまいそうだ。取り敢えず、黒い祭壇の上に、罰当たりにも腰かけよう。自分の物なんだし罰当たりでも何でもないが。ちょこん、と。)

ご案内:「破壊神の祭壇」に東雲七生さんが現れました。
東雲七生 > やっぱり鞘も準備しなきゃダメだよな……うん……。

(刃の部分に布を巻いた蒼龍刀を手に、祭壇を訪れる
 少し気落ちしたような表情だったが、蒼穹の姿を見つけるときょとんと目を丸くした)

……あれ、蒼穹。居たんだ。

蒼穹 > …やっほ、東雲君。
いらっしゃい。歓迎するよ。
(来たのは、友人だった。手を振って、お出迎え。嬉しそうな表情で、黒い祭壇から飛び降りれば、彼の方へと駆け寄った。)

…鞘は一個でいいよ。
いや、無くても良いけどね。

東雲七生 > よっす。
約束の剣、持って来たぜ。
一日一本くらいのペースで持って来ようと思ったんだけどさ、流石に物騒だって呼び止められちまってさ。

(はいこれ、と青龍刀を蒼穹へと差し出した。
 今までの刀剣と同じく、飾りに至るまで深紅のものである。)

蒼穹 > そっか、それはそれは…御気の毒、だったかな。
んー、これで三本目、だね。ありがと!
(ひょいと、当たり前のように青龍刀と言う名に反する真っ赤な剣を持つ…のだが。)

…それで、思ったんだけど、これ、どっから持ってきたの?
(己は彼の能力を、知らない。)

東雲七生 > まったくだ。
こんなとこまで物騒なもん運ばせてさ。
(しかしそれを了承したのは自分だったので本気で非難する気は無かった)

え?あー、そう、それな。
俺、住んでるの研究区でさ。研究員の知り合いとか、まあそこそこ居る訳よ。
で、遺跡から発掘されたもので史料価値も薄そうな物を幾つか譲って貰ってるってワケ!
(研究区に住んでること以外は嘘である。
 が、自分の能力をよく思わない彼は真実を口にするつもりは無かった)

蒼穹 > あーはは、ごめんごめん。
んでもね、もうすぐできるからね。…あと4本くらいかな。
(頭掻きながら、それでも少しだけ申し訳なさそうだった。)

…んん、そうなんだ。
へぇ…んにしても、何で全部こんなに赤いんだろうね。
ま、赤の方が都合が良いから文句どころか嬉しいんだけど。
(少しだけ、疑惑を覚えたが、それを突き詰めるのは、貰い受ける己の道理ではない。)

東雲七生 > できる?一体何をしてるんだ?
……それに、ニュース見たけどさ。先輩たち指名手配されてんじゃん。
(本当に大丈夫なのかよ、と口を尖らせる。
 それでもこの少年は剣を運ぶだろう。自分が、そう決めたから。)

何でだろーなー。
遺跡から出土した物なんだし、そこそこ古いもんなんだろ?
昔の人の考える事なんか、俺にゃ分からねえしなー。
(まさか自分の血の色です、なんてとてもじゃないが言えなかった。)

蒼穹 > …ああ、言ってなかったね。
折角だし御目にかけようか。私の武器…破滅の枝《レーヴァテイン》
(と、言いかけて、御目にかけようとしたその矢先だったが。)
ああうん、そうみたいだね。…ギリギリ、現場に居合わせて転移符で手助けはしたよ。
近く、大規模な戦闘に控えてるし、何か私も指名手配されてるみたいだけど…私の方にはさっぱり集中してないし、二人がどこへ転移したかは私にも分かんない。
…どーしたもんかなぁ。この難問、破壊できるかな。
(半分、途方に暮れていた。肩竦めながら、溜息を吐いた。)

…んん、そういやそうなのかな。
私にもよく分かんないね。
(そうであれば、己は彼の血によって作られているということなど、露とも知らずそのまま過ごすのだろう。)

東雲七生 > れーばていん?
(きょとん、とその武器を見ようとしたが、続く言葉に顔色を変えた)

ってえぇぇ!?蒼穹まで指名手配されてるのかよ!
あんまり話題になってなかったから知らなかった……ったく、大丈夫なのかホント。
いざって時に何もできないんじゃ、俺の苦労も骨折りじゃねえか。
(文字通り身を削って援助してるのだが、やはりそれは口に出来ず。)

神様にも分かんねえんじゃなあ、しょうがねえや。
(上手く誤魔化せたようだ、と内心ほっと胸を撫で下ろした)

蒼穹 > ん、レーヴァテイン…って今は良いか。

んまぁ、そうみたいだね。
ああ、ううん…申し訳ない限り。
んでも、先輩たちを見かけたんなら教えてよ。
助力は惜しまないからね。破壊魔法ってこういう時には使えないねぇ…。だから、禁書庫にも入って人探しに便利そうな魔法を探してもいるんだけどね…。
(むむ、と唸る。己も約束を果たす為、出来ることはしているのだが…やはり、結果が伴わないとダメなのだろうか。)

あはは、そうだね。
っていっても、世界が違うし、私は破壊の神だからね。
全知全能の神様なら知ってるんじゃないかな。
(けら、と冗談交じりだった。)

東雲七生 > まあ、良いけど。
完成したら見せてくれよな、8割方俺の頑張りで出来てるんだし。

まぁ、良いけどさ。蒼穹に何事も無くて良かったよ。
俺だって知りたいくらいだけどな、ホント。携帯は……隠れてんなら悪いからかけてねえけどさ。
(一応連絡手段はある、が。使っていいのかどうかの判断をつけかねていた)

何事も無く帰って来れると良いんだけどな先輩たち……。

全知全能の神ねえ……流石にそこまでのは居なさそうだな。
あ、でもやたら物知りな先輩が居るってのは学校で聞いたことあるぜ。
(それでも全知ってほどじゃないと思うけど、と笑いながら冗談に応じる)

蒼穹 > …わぁお、二割が私かいっ。
(びし、とツッコミ入れつつ。)

私に心配なんて…それは大丈夫だよ。
…いっそ、思い切ってかけてみるのもいいかもね?
私、最高位の転移魔術使えるよ。かけて、すぐ位置を聞ければ…ああでも、難しいかなぁ。
(ふと、名案を思い付いた気が…したが、やっぱり上手くいかなさそうだった。)

そだね…ほんと、それを祈るよ。神が祈るのもおかしな話かな。あっはは。
いやぁ、世の中わかんないよ。
…そんな先輩がいるのか、ほうほう。
(冗談に冗談を連ねつつ…。)

東雲七生 > じゃあ7:3で。
(どうあっても自分の方が割合が上だと言いたいらしい。)

まあ、破壊神だしな。ちょっとやそっとの事じゃ平気だろうけど。
……かけてみるか?そもそも携帯持ってんのかなー
持ってても壊れてるか充電切れてそうな気がするんだけど。
(大規模な戦闘があったらしいし、とその表情が曇る。
 指名手配されているという事は、まだ死んではいないのだろうが、怪我を負っていないとも限らないし、と)

神様にも色々居るんだよな。
こないだちょっとネットで調べたよ。
そう、居るんだって先輩が……まあ、女子の話なら何でも聞いてくれるらしいしさ。
(暇な時にでも探してみたら、と促してから
 暇してちゃ駄目じゃねーか、と自分でツッコんだ)

蒼穹 > …ああうん、なんだろう。
すっごく悔しいね。何でこの私が…んでまぁ、もういいか、張り合っても仕方ないし。
実物がコレ。…近いうちに更に強化する。出来るだけね。
(やっと、己の得物を彼の視界へと。固より目に滲むほどの真っ赤な刀身。そして、最初より幾許か大きくなったその身と…異様な魔力。)

…かけてみてもいいんじゃない?
ああ…なるほど、それは…。
でも、一回やってみる価値はある。
もしもの可能性にかけないと…ね。
(何処か緊迫した風だった。)

ネットに乗るくらい神って有名かぁ。
ま、どーせ私の名前は載ってないんだろうけどね。
ふーん…なんだろう、ヘンタイっぽい。
(女子の話ならって…それつまり…。ほとほとあきれる腐った邪神だった。)

東雲七生 > へぇ、かっけーじゃん……
ってあの剣が、これ!?お前、あの剣、どうやって一本に!?
(一度武器化した血液はよほどの事が無い限り血液に戻る事はないとはいえ、多少焦りの色が浮かぶ。
魔力に関しては東雲は全くの門外漢だ。ただ異様な気配は感じ取れた)

よし、それじゃあメールでも送ってみる。
それで連絡付いたら、お前にも知らせるから。
(そして確かめようと上着のポケットに手を入れ、
 次にズボンのポケット、
 最後に靴下の中を確認し)

……ケータイ、家に置いてきたんだった……。
(弱弱しく、そう呟いた)

蒼穹 > かっこいいし綺麗でしょっ。
…破壊を司る私に不可能はないんだよ。
2つの剣、それぞれが「離れている」って事実を破壊した、それだけだからね。
それで、副産物に私の魔力も封じ込めて…こんな魔剣が出来たんだ。
まだまだ結合させて、強化する予定だよ。
(得々としながらその真っ赤な真っ赤な剣を両手に携えて、ふふんと胸を張った。流石に、自慢したかったようだ。)

おっけ、了解。待ってるね。
…?
(きょとん、と彼の動きを追うも、流石に靴下に手を伸ばそうとした時は呆れ顔を横に振った。そこにはない、と。)

…ああうん。…そう。
(ジト目だった。)

東雲七生 > カッコいいし綺麗だけど……
(俺の造形センスが元々良かっただけだよな、と言いかけて口を噤む。色だってそうだ。)
へえ、そういう事も出来るんだな。何だっけ、「破壊と創造は表裏一体」だかなんだかって言葉があったのを思い出したぜ。
(感心した様に蒼穹とレーヴァテインを見比べた。)

………しょ、しょうがねえだろ!
帰ったらちゃんとメールしてみるからさ!!
(そもそも携帯を持って来なかった事にちゃんと理由もあるのだが、
 それを語るつもりは、能力の事以上に無いようだ。)

蒼穹 > …ああええっと。大体言いたいことは分かったよ。…いい加減にしないと試し斬りするよ?
(ここも、ジト目だった。くい、と真っ赤な刃を一瞥し、押しやってみて。)
創造の反義語は破壊じゃなくて模倣だけどね。
(ここぞと補足。)

…うん、ええっと…。
待ってるねー。
ああ、そうだ。この刀もあとで結合しないと。
さて、ちょいとやることがあるし、この辺で失礼するよ。
(二振りの刀を携え、手を振ればその場を後にする。)

ご案内:「破壊神の祭壇」から蒼穹さんが去りました。
東雲七生 > へいへい。
へえ、そうだったのか。ていうか、まあ、「一緒にしないでくれ」って事だよな?
(苦笑しながら何度か頷いた。少しこの破壊神の性格も掴めてきた気がする)

……おう、じゃあなー!
じゃあ俺も帰って体力回復も兼ねて美味いもん食って……
(祭壇を後にしようと歩き出し、足元を見つめ)

……センパイたち、ホントに無事なんだろうな……?
(弱弱しく、そう呟いた)

ご案内:「破壊神の祭壇」から東雲七生さんが去りました。