2017/08/23 のログ
谷蜂 檻葉 > 「……う、うん。 そう言われると何とも言えないんだけど私は人ベースだから見た目は変わらないもの。

 『見える子』は、大体はきっと想像した感じよ。 逆に、おどろおどろしい怪物チックな子もいるけど。」

レッドキャップ達とか。

「あ、そうだ。 これ渡しておくわね。
 過去問とか欲しかったら電話くれたら応対するわよ。……勿論治験のバイトでも結構だけど。」

はい、と手渡されたのは彼女の研究棟への内線番号。

「それじゃ、またねー。」

期待に答えて――という訳ではないが、翅を大きく広げて彼女がトンと地を蹴ればふわりとその体が軽やかに浮く。
航空力学とは無縁の浮遊を見せてから彼女はグングンと高度を上げて、音もなく空を飛んでいった……。

ご案内:「歓楽街」から谷蜂 檻葉さんが去りました。
遼河 桜 >  
「ありがとうございます先輩♪ではまたー」

飛び去っていくその様子にぶんぶんと手を振って、
渡されたメモを手に再びベンチへと腰を降ろす

ふわふわと可愛らしい雰囲気がすっと収まり…

「妖精とかマジでいんのな。
 あんなデブが飛べるとかすげーわ」

ははっと軽い笑い
落ちかけた日に透かすようにしてメモを眺める

「バイトねぇ。
 その辺のバカ騙して貢がせたほうが楽だし別にいいか」

くしゃっと丸めてポケットへと捩じ込んでおく

遼河 桜 >  
「ん、んん……~」

ぐーっとその場で背伸びをして…
姿勢を戻す頃には"元の"雰囲気へと戻っていた

「そーだ、さっきお金もらったしー、
 かわいーアクセサリショップとかないかなー♪」

ベンチから立ち上がってスカートをぱたぱたはたくと、再び街の散策を開始する
既に日は落ちかけて、赤い陽射しが歓楽街に色を差している

遼河 桜 > 足取り軽く、長い髪を靡かせ歩けば通りの異性の視線を当然のように集める

視線は集めるものの、声をかけられることはない
先程の女が言っていた通り、この街では見た目だけで相手を判断はできないのだろう

そうなると色々とやり辛くはなってくるのだが…

「(まあ、さっきの男の人みたいなのもいるしねー)」

そこまで気にすることもない、と軽やかに歩みを進める

遼河 桜 >  
「(あと3人くらいは貢ぐクンキープしとかなきゃね)」

向けられる視線に可愛げを押し出した笑顔を返しながら、夜へと更けゆく歓楽街を歩いて行く──

ご案内:「歓楽街」から遼河 桜さんが去りました。