2017/08/31 のログ
ご案内:「カジノ「蓬莱」」に神代 理央さんが現れました。
神代 理央 > スロットから響くリール音。盤上に広げられたカードの絵柄に一喜一憂する歓声。
欲望渦巻く蓬莱の一角で、仕立ての良い服を来た上級生達と緩やかな笑みを浮かべて談笑する少年の姿があった。

「――ええ、先輩方の御助力あってこその委員会活動。皆様には常に感謝の念に絶えません。今夜は有象無象の暴徒共等忘れて、是非楽しまれてくださいな」

上級生達にはしなだれかかる様に美女達が集まっており、山と積まれたコインの山がキラキラと輝いている。
上機嫌な高笑いを浮かべる男達に軽く一礼すると、彼等に背を向けて歩き出す。行き着いた先は、ホールの隅に併設されたバーカウンター。果実水を注文して席につけば、小さく背伸びをして一息つける。

「…やれやれ。おだて倒しておけば御しやすいのは有り難いが、こんな事で此の島の保安は大丈夫なんだろうか」

少年が現金と美女を充てがった相手は公安委員会の面々。島の治安を守る委員会同士交友を深めつつ、意見・情報交換会という名目で彼等が持つ違反部活群の情報を手に入れる事が出来た。
学園の機密等と違いそれほどセキュリティの高い情報では無いとはいえ、こうも簡単に籠絡して良い物なのか、と苦笑いを浮かべつつ果実水で喉を潤した。

ご案内:「カジノ「蓬莱」」にHMT-15さんが現れました。
HMT-15 > こちらもカジノの一角。
ちょうど金髪の少年がいる区画の隣のエリアである。
そこでは多くのオーディエンスに
囲まれながら二人の男がポーカーで対決している。
そしてその間にはディーラーを務めていると思われる
一体の奇妙な四足ロボット。

「プレイヤーA、ストレートフラッシュ。」

ロボットが低音の合成音声でそうアナウンスする。
そしてその言葉と同時にそのエリアではカジノを
支配するような大歓声があがっていた。