2015/09/04 のログ
ご案内:「路地裏」にメアさんが現れました。
■メア > 「あー…気分悪ぅい…♪」
壊れかけの椅子に座り舌打ちを漏らす
昨日の刀とやらを相手した後、傷もすぐに治ったが呪いは治るのに
少し時間がかかりその間奇妙な吐き気に襲われていた
■メア > 「はぁ…最初から僕が出てたらよかったなぁ…そしたらもう少し楽しめたのに♪」
ニタリと笑顔を浮かべ反省…そして次の期会に期待する
あぁいう奴とはここら辺をうろついていればその内会う事になる
もしかしたらもっと面白い輩も?
「でも、君らみたいなカスばっかだと困るんだよねぇ…」
はぁ、と視線を下げる
転がる三人組の男達
路地裏を歩いていれば結構な割合で出くわすようなチンピラだが
驚くべきは男たちの持つ得物
■メア > 「ちゃちなナイフと…メリケンなんてまだ有ったんだね?
僕実物は初めて見たかも♪」
2~3度壁や地面に叩き付ければ動かなくなった男達
懐から出てきたのはチャチと言っても仕方ないぐらいの武器
この島では玩具の部類に入るだろう
「せめて異能持ちの友達連れとくか魔術覚えようとか思わないわけぇ?
あ、そっか!頭の中スッカラカンだからどっちも無理だったのかな♪」
アハハハ♪と嘲笑い答えの帰ってこない男達を見る
激しい打撲のせいで命に別状はないにしろまともに口を利ける状態ではない
■メア > 「はぁ……ま、こんなもんだよね…」
つまらなさそうにため息をつく
これがこの島の現状
異能に優れた物、魔術を自在に操る者、鍛錬を重ね己の体を鍛えた者、もしくはもともと人間でないか
そういった者同士でないと争いにもならない
決定的な力の差、そんな不条理な現状
■メア > 「雑魚過ぎるとつまんないんだよ……
ゴミ掃除したって楽しくないし?」
最初こそこんな彼らの悲鳴を聞くのも楽しめたし面白いリアクションも見れた
ストレス発散にもなるし良い運動にもなったが…今では特に面白みもなく
かかる火の粉を適当に払うだけ
「なんか面白い事でもないのかな…退屈過ぎて死んじゃうよ」
■メア > 「ま、そんな都合よくハプニングなんてないよね」
よっ、と椅子から降り路地を進んでいく
退屈そうに
残念そうに
暇だなと呟きながら少女はのんびりと路地裏から去っていった
ご案内:「路地裏」からメアさんが去りました。
ご案内:「路地裏」に『エフェネリカ』さんが現れました。
■『エフェネリカ』 > 翼を生やさない龍とはとても名乗れない女性。
路地裏にて一人で、いや二人。
一人は当然ながら彼にして彼女のエフェネリカなのだが、もう一人は男性。
少々大柄なこの場所ならば幾らでも居そうな男性だ。
女性は無表情ながら、大柄な男の話を聞いている。
どうやら取り決めや自分の部下などの話らしい。
最近目立ってた所為でもあるのか、彼女にとうとう話を持ち出してきた人物が現れたのだろう。
龍の姿で堂々と、脅した時の姿で維持して歩いてれば、それは当然いつかはこうなると予想はしてた。
大柄の男の方はなにやら謝ってる様子。
喧嘩を吹っ掛けてきたのは、大柄な男の部下だったらしい。
既に勝手に触れたことに大しての"罰"は下したとのこと。
別に望んでた訳じゃないが、そんな話を聞いてすっきりすることもなく。
欲望の塊と恐怖の女生徒と話した後では、あまり進んで龍人として歩き回るつもりはない。
そのことを話せば、大柄な男も一安心してる。
戦うことになるとでも思ってたのか、どんな噂で自分が酷評されてたのか。
こんなので人と関わろうとしてたのだから笑い話だ。
■『エフェネリカ』 > 話の内容として。
あまり落第街の住民を脅さないで欲しい、喧嘩を吹っ掛けた部下に罰を下したから頼む。
あとグループに入らないかとのお誘いを受けた。
上二件の用件は了承したが、後の一件は丁重にお断りした。
残念そうな顔がわかりやすいぐらいに現れている。
この島では現状"無所属"になってしまっているのだ、だからこそ誘われたのだろうが。
進んで入る気にはならなかった。
話を終えて大柄な男と別れる際に、謝罪品として豪華そうな数多の肉セットと"薬"を貰った。
そんな貰うのに悪かったのだが、仕方なしに。
断れずにもらったが…どれもいらない。特に"薬"。錠剤型の"薬"。
ご案内:「路地裏」に『白い服の男』さんが現れました。
■『白い服の男』 > じりっ、じりっ、と首の裏が焦げ付くような感覚。
それを頼りに落第街を歩く。
白い印象の男だった。髪も服も白い。
薄暗い路地裏にぼんやり光って浮かぶような男が立ち止まったのは路地への入り口。
近い。という感覚を覚えて視線を回せば奥に男と女がいる。
大柄な男はすぐにもその場を離れ、こちらへ歩いてくるから、退けと顎をしゃくられる前にすっと身をずらした。
すれ違う一瞬、大柄な男に一瞥される。
じりじりした感覚は動いていない。だからそちらは見返すこともなく、路地の奥にいる女らしき影を見た。
何かものを受け取ったようだ。あるいはこういう場所なら非合法的な薬物の受け渡しや何やという可能性もあり危険性も高い。
だが男はただ顔に疑問を浮かべて
「フムン?おかしいね?」
じりじりと焼けるような首筋を手で抑える
■『エフェネリカ』 > 同じ場所に留まる理由はない。
下手に人が集まり、何をしてたのか、問われる前に大柄な男の元から離れる。
歩きながら貰った二つの物に目を配る。
一つの肉はまだ良い。誰かにあげれば処理は簡単だ。
問題としては"薬"の方だ。こんなのに頼るほどに落ちぶれてはない。
故に早急に処分をしようと、手に持った"薬"を"呑み込む炎"で消した。
炭となって一片の証拠も残さずに、手の中には何もない。
最初から肉だけを貰った。それだけの話。
薬取引など最初からしてない、そんな人物達は居なかった。
それだけの話。
収納された肉入り袋だけを手に提げて、遅い歩みで進むだろう。
特に背後の気配には気付いてるのだが、眼は向けずのままに。
■『白い服の男』 > チリチリとした感覚が動いた。
これは呪いによる熱の感覚。己で分け持った竜の因子の作用だ。
なら、落第街を歩いているうちに感じたこれが示すのは、呪いの大元になった竜しかいないだろうとその姿を探したわけだが。
「すまないが、ちょっと待ってくれないか?」
去ろうとする女の背に、道の向こうから声をかける。
「探しものがあってね」
言いつつも、違和感を覚えている。
かつて会った二人がお互い違って見えるためにすれ違うなど喜劇でしかないのだが。
■『エフェネリカ』 > 「…はい?」
振り返り素っ気ない返事を送る。
大柄な男と会話を終えるぐらいから勘付いてた気配の主に声を掛けられてしまった。
見た目は白で統一された男性だ。
この暗い場所でここまで白いと逆の意味で目立つだろう。
先の薬の件で話されるのかと身構えたが、そうではないのか。
「探しものですか…それはなんですか?」
中性的な声で問い返すのだ。
単なる探しものなら良いが、そうでないなら面倒だ。
■『白い服の男』 > 振り返った相手を見て口元を手で覆う。
「竜をね、探しているんだが――」
言葉を続ける最中も、眉がひそめられる。
赤い髪に赤い瞳。
ワンピースが包む体を見る。
言葉が途中で消えた。
「……いや、しかしまだ牢に居るはずだが」
そう独り言のように零しながらも疑問を口にしたのは、
自身の姿も多いが故だろう。
■『エフェネリカ』 > 「――龍」
わざわざ、この島で龍を探そうなんて者は龍退治に精を出すハンターか。
巨大な龍の噂を確かめに学園に訪れるものか。
それらに別けられるだろう…が。
続けた言葉に、牢という言葉に身を乗り出す。
「もしかして、探している龍というのは白い龍?」
半信半疑だが聞いてみないことには何も始まらない。
だが、もし考えてることが正しいのであれば…この男は。
■『白い服の男』 > 「いや」
と否定の言葉を出した時には、理解して手を口元から離していた。
立ち止まっている相手へ一歩二歩と歩みよる。
「それは探しているのではなくオレの一部になっているが……“先生”?」
伺うようにわずかに顔を傾ける。
「いや、名で呼べと言われたんだったね。でも協力者を、呼ぶ名前が今はわからないな」
■『エフェネリカ』 > 「なら赤龍ですか。で、やはり貴方でしたか…"グランドマスター"」
先生と呼ぶ人間は未だに数人と居るが、こんな場所で龍を探していると来た。
また姿形は違えど、それが彼だ。
一体どれだけの姿を持つのか、気になってくるものだ。
「今は姿を少々変えてますから…そうですね。
エフェネリカと呼んでください。それが、この姿の主の元々の名前です。」
この姿で初めて名乗った。
今まで名乗る機会がなかったとも言える。
■『白い服の男』 > 「なるほど。他人の姿に擬態しているのか。
エフェネリカ。ならオレはマキジマだな」
初めて会うわけでもない相手の自己紹介に頷く。
姿を代えて演技しているわけではない、こういう現象である以上、相手を認識してもあまり態度は変わらなかった。
「まだ刑務所に居ると思ってたから、目的を見つけたと思ったんだがね……。
それにしても何故こんなところにそんな姿で?
逃げた……というわけはないのは理解しているし、そういえば刑務所で騒ぎが会ったような話はニュースで見た気がするけれど」
■『エフェネリカ』 > 「最近になって力の使い方に手を加えて応用してるのです。"あの姿"だと出歩くに少々不便だ。
マキジマで、覚えましたよ。マキジマ。」
特に昼間などにおいては、まず人が多い所には出歩けない。
自業自得なのだが、さすがにそれで出歩くなというのは酷な話。
名前を二度と口に出して、覚えて。この場に置いては、そう呼ぼうと。
「刑務所に居るはずでしたが、マキジマが言う通りで刑務所で…いや襲撃事件がありまして。
多数の囚人が死傷者となる事件となりました。近々裁判予定だったのが、事件の影響で早まって今に至るわけです。
で、元住んでた場所で住むわけにいかず、裏側で住んでる。
時折にこうして、自分の製作者の姿を映し身として姿を変えたりしてね。」
淡々とした説明口調。
だが気になる点がニュースでは詳しくはやってなかったのか、と。
襲撃を受けて囚人に死傷者を出したなど汚点は流石に報道できないものなのか。