2015/06/23 のログ
■隼人 > 「資金援助、なぁ。
いやま、そう思うならそれでええが」
どうやら金持ちの娘だったらしい。
ただ、資金援助程度で大丈夫なのかは、ちと心配ではあるが。
この子も普通ではないらしい。
おそらくは、大丈夫なのだろう。
「たくさんの色いうが、せやったらワシは何色に見える?」
なんて、笑ってみる。
■ジブリール > 【『お嬢サマは危機感を覚えたほうがいいぜ? 脳ある何とか、とか』】
「深い川は静かに流れるものですわ」
【金という縁がどこまで続くかは未知数。信頼は金で買えても期間限定。
その報いが訪れるまではきっと"大丈夫"だ。】
「あら、あら」
【カツ、と杖をガラスケースに置いた。包帯に阻まれた目先は確実に長躯のほうへと向いていた。
――それでもなおしっかりと見えているように。拒まれないなら、その体を引き込もうと伸ばされる手。
殺気も隠し武器も無い無防備な細い腕。耳打ちするように小さく囁いた。】
「黒――とても暗い黒ですわ。あなたの色はすべてを塗りつぶす。とてもステキな色ですわ。」
■隼人 > 迷いなく歩み寄ってくる少女。
その手は特に拒まず。
近くで囁かれる声。
「――そうか、そりゃええ色や。
せやったら、まずはお前さんを染めたろうかと思うが?」
サングラスの奥の瞳は少女を捉え。
太い手は少女の髪を掴もうとする。
■ジブリール > 「っ……」
【その髪は容易く掴まれる。捕まえられた。長い髪はそも、逃げるのにまったく適さないというに。
ただし離せと叫ぶことも、懇願することもなく、苦悶に歪んだだけ。】
「わたくしは何にも染まりませんわ。わたくしはキャンバスに塗られた色を眺める画家ですもの」
【『あー、ここで乱闘とかはカンベンな?」恐らくするつもりも無いだろうが、念を押して男が苦笑いを浮かべて諭した。
特に助けにかかる様子も無い。商品が壊れる危険がある。
彼女は特に何も苦言を吐き出すこともしなかった。】
■隼人 > その歪んだ顔をみて、小さく笑い、手を離す。
「冗談や、冗談。
ワシかて誰彼構わず手ぇだすつもりはないしな。
嫌われたいわけでもないし」
両手を上に上げ、無抵抗の意志を二人にみせる。
顔は笑っているが、おそらくは本当にやるつもりはないだろう。
「ってなわけでや。
そろそろワシは帰ろうと思うが……お前さんはどうする?」
と、少女を見る。
■ジブリール > 【離された手。解放されるその身。髪を整え直した。】
「手早い狼は銀の弾丸をたべさせられますから」
【『それが賢明だ。一応この周囲も目はあるから、手を出すときは外か同意とベッドの上で頼むよ』】
「はしたない狼はあまり好みません」
【大笑いをする男を尻目に白杖を手に持った。カツカツ、と何度か床を叩いてから。】
「わたくしも帰りますわ。ですがもう少しここに残っています」
【先ほどと変わらない、嫌悪も何も無い常通りの笑みを浮かべていた。】
■隼人 > 店主の言葉にクックッと笑い。
「そうか、せやったら一応これだけ渡しとくな。
たぶんいらんやろうけど、なんかあったら電話してええから。
――そんじゃ、すまんな二人とも。世話なった。
それと、店主にはこれからも世話になる」
そういって、内ポケットから名刺を取り出し、少女に無理やり渡す。
その名刺にはただ、携帯電話への電話番号と名前――隼人と書かれているだけ。
それを渡して、大量の荷物をもって店を出て行く。
ご案内:「スラム」から隼人さんが去りました。
■ジブリール > 【無理やり渡されたその紙。内容を確認する間もなく、彼と名刺を交互に一瞥していた。】
「――えぇ、ではさようなら」
【『これからもご贔屓に』
彼女は口元を吊り上げて、男は腕を組んでわらっていた。
『紹介は感謝する。暫くは食いっぱぐれなくて済みそうだ』】
「これからも期待していますわ――それと、もう1つお話があるのですが」
【明かりの灯るスタンドの光を弱め、店主のいるカウンターへと近づいた。窓の外からうすらと光る月明かりが照らされる。
背後に青い光を背負いながら、包帯を手にとって解いた。
鈍い緑色の瞳は確かに世界を映していた。】
「ビジネスの話をしましょう」
【――こうして今宵も夜は更ける。】
ご案内:「スラム」からジブリールさんが去りました。
ご案内:「スラム」に白い仮面の男さんが現れました。
ご案内:「スラム」から白い仮面の男さんが去りました。
ご案内:「スラム」に白い仮面の男さんが現れました。
白い仮面の男 > (スラムの一角…貧民街中をコートの男達と歩く仮面の男
先頭に立ち何かを探すように周りを見ながら仮面の男はゆっくりと歩を進める)
ふむ、ここらで良いか…
(小さくつぶやき周囲を見る。
落第生や不法入島者が築いたバラックを見つめながら手を上げる。)
やれ…
(コートの大男たちが男の前に進み、一方的な破壊を開始した
白い仮面の男 > (突如住処を破壊され目を丸くする住人たちを次々と大男達が担ぎ上げ
外に運び出す。抵抗する者も居たが言葉を発せなくなるまで殴り、蹴る
これを3人ほど繰り返したあたりで抵抗する者は居なくなった。)
思ったよりも居たな、それだけ管理もずさんということだが…まぁいい
君達は運がいい、私は公安の人間でもなければただ悪戯に君達を
脅かしに来たわけでもないからね
(そう言って外に運び出した者たちを眺める。
男女合わせて20人弱…まぁ悪くはない成果だ)
白い仮面の男 > さて…ゴミ溜めに巣食う価値のない諸君。
君達には私に着いて来て役に立ってもらう、こんな事を説明してやる
必要もないのだが今後自分がどうなるかぐらいは知っておいてもいいだろう。
ありがたく思ってくれなくてもいいので指示に従ってくれたまえ
(仮面の男はそう言うと手を水平に動かす。
コートの男たちが住人を囲む様に配置され、手には電気を纏った警棒の
様な物が握られている)
さぁ、素直に進んでくれたまえ…
(住人達はそのまま路地の奥へと連行されていく
見せしめを痛めつけた時の悲鳴や破壊音でだれがここに来るかも
分からない。作業は急いだ方がいい…)
白い仮面の男 > (異常も邪魔者もなし…
男は小さく頷き、住人やコートの男達と路地の闇へ消えていく
後に残ったのは無残に破壊されたバラックと住人が消えたという事実だけ…)
ご案内:「スラム」から白い仮面の男さんが去りました。
ご案内:「スラム」に八衛 瑪斗さんが現れました。
■八衛 瑪斗 > 彼女――今は八衛 瑪斗と名乗っている(見た目は)少女は異邦人街を
一応の住処にしている。そして、このスラムはその異邦人街のエリアの隣、
少し足を伸ばした所にあり、散策の為のコースの一つでもあった。
「・・・で、目の前のこの状況、何なんでしょうねぇ」
目の前には無残な瓦礫。いや、簡易的な住居施設だったものか。
それを見ながら、彼女は一人顔をしかめる。
■八衛 瑪斗 > 微かながら、血の臭いまで漂ってくる。
ここで何かしら、暴力的行為が行われたことは想像に難くない。
まぁ、ここはスラム街。
そういったことには事欠かないのだろうが・・・
「誰も残っていない。住居は破壊されているけれど、
何かを盗み取っていったとか、そういう様子はない。
・・・きな臭いとは思ってたけど、こういう所で『材料』でも
確保しているのかしらね」
破壊された住居跡の間を静かに歩きながら、一人呟く。
■八衛 瑪斗 > 「ま、寮にいるであろう、あの子達にとっては、
縁遠い問題かしら」
現在、気にかけている者達のことを思い浮かべる。
二人共普通の学生のようであったし、ここまで足を伸ばすこともないだろう。
住居跡の間を、更に歩く。
■八衛 瑪斗 > そもそも、ここに彼女が来たのは、
この辺りから異音が聞こえた気がしたから、なのだが。
「妙な音の犯人は、この分だともうこの場には居なさそうねぇ」
数分程歩いてみたが、誰にも出会いもしないし、
異音も聞こえてはこない。
■八衛 瑪斗 > 結局のところ、何も起こることなく散歩は終了しそうである。
ここで起こったことを詳しく知ることは、もう出来ないだろうが・・・
今度、あの二人に会った時には、忠告ぐらいはしておこうか。
と、彼女は思う。
ご案内:「スラム」から八衛 瑪斗さんが去りました。
ご案内:「スラム」にN3001型自動歩兵さんが現れました。
■N3001型自動歩兵 > ……。
<敵確認:残4名
→排除もしくは無力化>
【原因はよくわからないが襲われたと認識する。
目的も捜索対象が現状近くにいない以上、周辺の把握以上のことは特にこれと言ってすることもない。
実際、周辺の地理を実データと照らし合わせる作業をしているだけなのだが、どうにもトラブルに巻き込まれている。
こちらに用事はないというのに向こうが集団で囲んで接触してきたため、敵対行動とみなしてその腕を撃ちぬいただけなのだが
何故か連中は襲ってきた】
■N3001型自動歩兵 > ……。
<対象2:突出;射撃
対象1/3/4:包囲行動
→対象2を迎撃、無力化しつつ移動>
「タタン」
【スラムの裏路地街、壁を走りつつ包囲されないよう、突出し過ぎの対象2に対して射撃、無力化
その行動により他の対象に動揺、それほど脅威となる動きではないと判断
攻勢に出る】
■N3001型自動歩兵 > <対象1/3/4:逃亡;追撃>
【仲間が一人やられただけで逃亡を開始したようだ。
危険分子として簡易排除を試みる。】
「タタン タタン タタン」
【足に銃撃。動けなくなったところを腕を撃ち無力化。
対象1、3、4に同様に行う。
……これで此処の危険はないだろう。】
■N3001型自動歩兵 > ……。
<戦闘終了
→引き続き周辺データの調査>
【戦闘終了プロセス。
……余計な戦闘が入ってしまったが、周辺地理の状況把握を再開する】
■N3001型自動歩兵 > ……。
<周辺地域探索:再開
戦闘データ:整理>
【周辺を探索……具体的には建物の中から外からぐるっと見回しつつ、先程の戦闘データについて整理する。
集団で話しかけてきたのだが、こちらに用事がないと言っても引かず、警告にも対応しなかったため
敵対行為と判断し発砲したら戦闘になった
敵対行為に及んでおきながら、戦闘続行の意思が低く統率も緩い。意図不明。
資料的価値が低いと判断する。】
■N3001型自動歩兵 > ……。
<周辺データ取得完了
→探索範囲拡大>
【周辺データ収集が終わる
特に目的はない。
徐々に行動範囲を確認するために引き続き周辺データを収集する】
■N3001型自動歩兵 > ……。
<周辺データ:探索
→実データ取得>
【少女はひたすら、散策を繰り返す。
建物の周囲を観察し、記録する。】
ご案内:「スラム」に”マネキン”さんが現れました。
■”マネキン” > 【”マネキン”はすこし離れたところからその様子を伺っている、
もしくは彼がダンボール箱に座っているところに探索している側が接近してきたのかもしれない。】
…学生らしくはないが。
何を探している…?
■N3001型自動歩兵 > ……。
【動体生体反応があるが、敵対行為でなければ特に気にする必要もない。
実データの収集を行う。
要は周辺の地理を建物の状況や内部も含めてひたすら観察して記録しているだけなのだが
建物の周りを観察し、中にはいっては出てを繰り返すので、ずっと見ていると奇妙な行動かもしれない】
■”マネキン” > (来たばかりの不法入島者か…?
行動は単調。特にこちらの本業が目的と言うわけではなさそうだが。)
【じっとフードの奥からその様子を怪訝そうに観察している。
どう対応するかしばらく思考したのち、離れた場所から声をかけた。】
…そこの。氏名、コード、階級、型番、目的、使命もしくは現在受けている命令を復唱しろ。
こちらの権限の範囲内でいい。
【適当な推測を元にでたらめを発言し、反応をうかがう。】
■N3001型自動歩兵 > ……?
【質問意図不明、権限なし
答える義務はない自由判断だが、治安の悪い区域で声をかけられた以上、対応することはひとつだ。】
……目的は何ですか?
質問の意図と目的、身分をを明らかにしてください、それにより対応します
また、3m以内に近づくなら敵対行為とみなし発砲します
【警戒区域で答える理由はない。
アサルトライフルを構えつつ、淡々と聞き返した】
■”マネキン” > (やっぱりそういうものか。
戦闘用らしく警戒レベルは高いな。)
【接近どころか動く様子も見せず、ただ様子を見ている。
やがて箱に座った姿勢のまま、声を再びかけた。】
こちらは現地行動範囲拡張のための支援担当任務を受けている。
身分は偽装中のためそちらの正体が判明しなければお伝えできない。
対象ユニットかと判断したが連絡不備か?
【銃を向けられても淡々と答えを返す。もちろんでたらめの口八丁だ。】
■N3001型自動歩兵 > ……。
<対象1:敵対行動と認識
→発砲>
「タタタン」
【そして何の忌憚もなく今度は無警告で3発発砲。
薬莢が銃の前方へと排出される。
】
……そのような報告はありません、現状、現地徴収による協力員はありません
信号も確認できない、身分も明かさない以上、詐称行為と認識します。
【これはマネキンには不幸なことだったが、ちょうど少し前に、現地協力員の報告を寄越したユニットがそのままロストした。
そのため、交渉での警戒レベルが引き上げられ、こうした未確認の不明報告に対して敵対行動と認識するようになっていたからだ
ウソでもいいからこの時点で身分を明かしているか、支援担当任務という協力者を装っていなければよかったのだが
残念なことに、以前なら問題なかったであろう対応だったが、上位立場の構築目的が性急すぎたともいえる】
■”マネキン” > (現地徴収?ということは財団や生徒会関連じゃないな。異邦人か。
おそらく機械の類だとは思うんだが。…効くか?)
【銃弾を転がってかわしつつ、懐からECMグレネードを投げつける。
電磁パルスとチャフで電子的なかく乱とダメージを与えるシンプルなタイプ。軍用相手なら効果は薄いだろう。】
信号といったな。
それにこちらは徴収じゃない、潜入だ。つまり不幸な行き違いだったようだ。
このエリアには複数の組織が潜入している。それでも敵対するというなら容赦はしないが?
【銃器戦闘のセオリーどおりに物陰に身を隠しながら、そう声をかける。
とはいえ一応戦闘するつもりで、懐から拳銃を取り出した。】
■N3001型自動歩兵 > 【モノがモノだけに当たれば効果は高いだろうが、さすがにこの状態からでは距離を開けさせる牽制にしかならない。
グレネードから十分な距離を取り、壁を蹴って上部を取る。
爆発。
効果範囲外だが、爆発周辺の磁場がかき乱され、センサー類が一定時間その周辺に対して探査が利かなくなる】
……敵対行為が本望でないなら詐称行為を停止し身分と目的を明かし、武装を解除してこちらの安全を確保してください
それ以外はすべて戦闘行為、準戦闘行為として認識します。
【グレネードを放ってきた時点で十分な敵対行為と言えなくもなかったが、一応、目的自体に探りも入れる
この機体は若干様子見のきらいがあるため、その可能性を捨てきらなかったようだ
壁につかまりつつ様子を見る】
■”マネキン” > (ふむ…まあいいか。)
わかった、武装を解除しよう。
目的は先ほどもいったとおり支援任務、
学園所属、コードは”マネキン”と呼ばれている。
【安全装置をかけたまま拳銃を地面にゆっくりと落とす。
このまま銃撃戦をしてもいいが、やる必要も無いと判断した上追加の武装は箱のなかに隠蔽されている。】
…とくに詐称したつもりは無い。
そちらこそこの結果は命令に沿っているのか?まさかただ歩いて戦闘するだけ、と言う行動が目的でもあるまい。
これ以上無意味にスラム周囲をうろつくならこちらにとっても障害だ。
■N3001型自動歩兵 > ……発言の意図は不明ですが、戦闘行為停止を認めます。
【銃は降ろさないままだが、発砲はしない以上、少女は対応は飲んでくれたようだ
構えた状態で地上に降り、質問を開始する】
ではマネキンさん。
詐称した目的をどうぞ
解答次第ではこのまま発砲します
【全くまともに返答がないということは、命令違反や目的に対して問題はないようだ
そのあたり、彼女が「うろついて周辺地理を確認していた」という単純すぎる理由を見落としていたかもしれない
普通に見れば彼女は何かを捜索、確認をしているようにも思える。
何か隠蔽しておきたかったものからすれば気が気ではないのはそのとおりだろう】
■”マネキン” > 詐称してはいない。
話を聞いていたのか?
こちらが誤解しただけではあるが、
支援を受ける側がコードを確認して潜入班から支援を受けるのは当然の手順だろう。
それともそちらでは潜入側があちこちに己の正体を言って回るのか。
すでに現状こちらがそれなりに危険な譲歩をしているとわかって欲しいものだが。
【捜索していようが地理の確認だろうが、スラムで銃声を響かせ騒動を起こしている時点で迷惑だ。
何処かに行って欲しいものだが、向こうがそのつもりがないならこちらから離れるしかないだろう。】
こちらに興味があるとか、用事があるわけでなければ離れるぞ。
■N3001型自動歩兵 > ……現在、協力関係にあるものはいないのですが?
何かと勘違いされていますか?
【あまりに要領を得ない話に別の可能性を疑う
要は、別の何かと勘違いしているのではないか、ということだ。】
マネキンさんの言うそちら、と言うのは私のことではないように思われます
おそらく別の勢力のことではないかと思いますので、私とは無関係だと推測します
でしたら身分の公開は求めません
少なくとも私は単独行動任務であり、この辺りでの何か合流するような任務ではありません
【どうも人称代名詞がうまく機能していないために行き違っている印象を受ける。
そもそもなぜこの男がこちらにこだわるのかわからない
そもそも離れるというが、むしろ交渉を持ちかけてきたのは彼の方だ】
■”マネキン” > だから誤解だった、と言っているだろう。
こちらの戦闘機械と間違って声をかけた。
カバーとして補給や支援に似た業務も行っているが、その様子では必要なさそうだな。
そちらの交渉の必要も無いな?ではこれで離れるぞ。いいな。
【言い訳を並べつつ、ゆっくりと距離を離しはじめる。
そのまま何もしなければ去っていくだろう。】
■N3001型自動歩兵 > 了解しました……が、他に戦闘機械がいるのですか?
【その情報は把握していない、食いついた
それなら理解も出来る
逆に言ってしまえば、そういったことには正直なのだ】
その戦闘機械について情報を望みます
■”マネキン” > …そうだ、『非常に似ていた』ので間違った。
流石にこの状況でのこのこ追加で情報を渡すほどお人よしでも判断力に鈍っているわけでもない。
一度離脱させてもらうぞ。
用があればまたくるといい。通常の交渉であれば受け付けよう。
【再びでたらめをいいつつ…だがこの様子だと同型機の回収でも目的としているのか、などと推測は立てる。
間にダンボール箱を挟んで後ろにとび、そのまま離脱を試みる。】
(…隠滅ついでだ。)
【箱に仕掛けられている近接信管IEDの安全装置を解除しておく。うかつに接近すれば周囲のものを吹き飛ばすだろう。】
■N3001型自動歩兵 > 了解しました。
作戦遂行中邪魔をしました。
いずれ改めてお伺いします
【箱には用事がない。そもそも何か相手の任務に差し障りがあることはしない
追いかける必要もない。
その辺りは認識すれば対応は素直だったといえる
もう少し疑っていれば逆に引っ掛けられたのかもしれなかったが
ともあれ、そのままこちらも踵を返し、引き続き周辺調査を開始した】
ご案内:「スラム」から”マネキン”さんが去りました。
ご案内:「スラム」からN3001型自動歩兵さんが去りました。