2016/09/04 のログ
羽切 東華 > 「最近変にエロくなってる鈍に言われたくないよ!」

と、そこは何か反論しておく。ちなみに怪我はマジで他人事なノリだった。
いや、痛いし治療もさっさとしたいのだが…相棒も知っての通り一部ぶっ壊れてるタイプの人間だ。
更に、恐怖を感じないというのもあり、彼女の怒りもあんまり効果が無かったりする。
つまり、面倒というか地味にタチが悪いタイプだった。

「え、え~…?」

どういう事なの、という表情を浮かべるが問題はそもそも少年の気質だ。
むしろ、相棒の説教でも治る気配が無い時点でどうしようもなかった。
唯一、マシだったのは彼女を斬らなかった…トドメを刺さなかった事くらいだろう。
それすら自覚は矢張り全然無かったのだが。ともあれ、そんな感じで医務室に連行されていくのであった。

そして、しばらく右腕は使うなと医務室で念押しとかされてたオチ。

影打 鈍 >  
うるっさい童貞!
貴様が童貞なのが悪いんだこの童貞主!
悔しかったら童貞捨ててみろ童貞!

(童貞童貞連呼する。
 すれ違う人物が二度見三度見してくる。
 そんなことは気にせず、童貞童貞と尚も連呼。)

もうちっとヒトの気持ちとか考えろ!
そんなだから童貞なんだ!
――ほらさっさと治療受けて来い童貞!

(もはやヤケである。
 医務室についたら扉をズバーンと開け放ち、彼の尻を蹴っ飛ばして医務室に蹴り込む。
 彼が治療を受けている間、自身は外で待つ事にして。
 帰ってからどんな風に説教をしようか考えて、廊下の隅で膝を抱えて。)

羽切 東華 > 「童貞連呼するな!悲しくなるだろ!!」

でも事実だからしょうがない。けど、この短時間で何度童貞連呼されてるんだろうか?
しかも、人の気持ちを考えろとか言われた。え、何かボロクソ言われてるんですが。

「って、医務室ではもうちょっと静かにノックとか…どわぁっ!?」

そして、ケツを蹴られて医務室の中へ。常世島の医療は進んでいると聞いていたが。
ともあれ、右腕の負荷による骨折が予想以上にアレだったので、
すぐに手当てが施され、三角巾とか包帯とかギプスで右腕がガチガチに固定された。

で、暫くしてから家に帰宅するように言われたので、待っていた相棒と一緒に帰宅するのだ。

もちろん、帰り際も帰ってからも説教の嵐だったのはいうまでもない事。

ご案内:「訓練施設」に羽切 東華さんが現れました。
ご案内:「訓練施設」から影打 鈍さんが去りました。
ご案内:「訓練施設」から羽切 東華さんが去りました。
ご案内:「訓練施設」に蒼穹さんが現れました。
蒼穹 > 休み明け。
夜間帯の訓練施設にて。

「お~…頑張ってるねー。」

ドームのいわゆる観客席とでも言うべきか、外延部にて頬杖突きながら訓練施設の内容を観覧中の破壊神。
何のことはない、ただの野次馬と洒落こんでいるだけである。
流石に夜間で休み明けゆえに人も少ないが、ゼロってわけでもない。
熱心に訓練に励む人も往々にしているのだ。
でも本人は、やっぱりいつも通り野次馬してるだけ。

ご案内:「訓練施設」にヨキさんが現れました。
ヨキ > 放課後の補講を終えて、とんかとんかと高いヒールを鳴らして歩く姿がある。
真面目に訓練に励む学生らを見ていた目が、何となしに通路の先を向いた。

「……おや」

知った顔を見つけ、にんまりと笑う。

「蒼穹君、久しぶりではないか。
 元気にしておったかね?」

蒼穹の真横まで歩み寄って、立ち止まる。
相変わらず背が高いし、口も手もでかい。

蒼穹 > 「…んっ?」

どっかで聞いた声に振り向いた。
くる、と向いて…気持ち首が斜め上に。

「あー!ヨキさんじゃん。やっほ。」

野次馬をよそに、横へ向けば片手を上げた。
以前同様、教師への態度と言うには、若干以上に礼儀正しくない。

「久しぶりだねー…んー、この間ちょっと斬られかけたけど見ての通り元気だよ!」

ぱっと両手を広げて半笑い、くるんと回って、五体満足アピール。
青い長髪がふわり。

そう言えば、もう彼と会うのは…さて、何カ月ぶりだろうか?
と、それくらいになるまでには久しかった。

「…何か用事でもあったの?」

レーンに凭れかかって首を傾ける。

ヨキ > やっほ、という軽い挨拶に応えて、ひらりと四本指の手を小さく振る。
が、蒼穹の近況には目を丸くし、次いで眉を顰める。

「斬られかけた?何だそれは、物騒だな。
 風紀委員の仕事中にか?……それとも興味本位で、危ないところに出張ったりしておらんだろうな?」

少なくとも、興味本位で(教師同士の)殺し合いに発展しているのはヨキの方なのだが。

それはともかく、持っていたペットボトルの茶を飲んでひと息つくと、蒼穹の隣に軽く凭れて立つ。

「いや、たまたま通り掛かっただけさ。
 一仕事終えて、そこいらを歩き回っていたところでな。
 この頃は夜風も涼しくなってきたし」

涼しげに見えるのは、チャラいデザインのTシャツばかりではないだろう。
トレードマークのようだった重々しい金属の首輪がなくなって、生白い首を晒している。

「蒼穹君は……人の訓練を見て学ぶ、という殊勝さはなさそうだな。
 見ていて面白い学生でも居たかい?」