2015/06/04 のログ
ご案内:「転移荒野」にフウコさんが現れました。
■フウコ > 「ホッホッホ!昨日の今日で完成できるとは…やはり儂は天才じゃ!」
【トングの代わりに、スマホくらいの大きさの液晶付の端末を握る】
■フウコ > 「…そう、光じゃ!光なのじゃ。闇雲に探しておったって見つからぬ。」
【液晶が数字の羅列と矢印で道を示す。
何かを探索する為の装置らしい】 [2d6→1+3=4]
■フウコ > 【液晶の表示を見て、満足げにホゥと鳴く】
「4時の方角に反応あり…やはり睨んだ通りじゃな。」
【浮き足立って歩いていく―】
■フウコ > 「プラントハンター、トレジャーハンター、隕石ハンター…… 世界には数多の物拾いが存在がするらしいがのう。儂に言わせればそんなものは未発達の科学が生んだ隙間に過ぎぬ」
「真の科学とは、欲望を!時間など露もかけず!実現する技術!」
「………とはいえ、金はかかるがのう」
【上機嫌で歩いていき、目の前の光りもんをトングでつまむ―】
■フウコ > 「…… そううまくもいかんかのう」
「やはり、もう少し効率の良い手段を考えねば…」
【ホゥっと溜め息を吐いて、ブツブツ言いながら拾い上げた光を再び野に放つ。】
ご案内:「転移荒野」に朝霧保健医さんが現れました。
■朝霧保健医 > あら~?何かしらこれ?クロスボウみたいだけど・・・
クロスボウってこんなに複雑な機構だったかしら~?
(血のような液体にまみれた女性がガラクタを漁っている・・・)
■朝霧保健医 > 売ればお金になるかしら~♪
(朝霧はガラクタを持って去っていった・・・)
ご案内:「転移荒野」から朝霧保健医さんが去りました。
■フウコ > 「・・・昨日のケチん坊といい、ここは変わりもんホイホイか何かなのかじゃ?」
【反射的に近くの物陰に身を隠して、ガラクタ担いだ女が去るのを見送る】
■フウコ > 「…とりあえず、先立つものがいるのう」
【液晶の光を消すと、ふわりと飛び立ち去って行った】
ご案内:「転移荒野」からフウコさんが去りました。
ご案内:「転移荒野」にワトソニアさんが現れました。
■ワトソニア > 「うっ……」
[小さなうめき声が聞こえた。人の気配も無くただ広がる荒野に一人、黒い装いの女性が横たわっていた。]
■ワトソニア > [ゆっくりと、その女性は起き上がる。]
「…………どこよ、ここ。」
[そう呟いた問いに、答えを返す者はこの場には居なかった。]
「………また、か。」
[彼女は、まだ目覚めの最中のような冴えない顔で、空を仰ぎ見た。]
■ワトソニア > [黒いドレスの鎧に、長い金髪。外蓑の影から覗く左手は、親に貰った物とは思えぬ鋼の義手。およそこの場に似つかわしくないその人影は、あたりをキョロキョロと見渡しながら]
「…まったく、死人は死人らしく寝かせて欲しいもんだわ。」
[自分でも良く分からない悪態を付き、立ち上がって砂埃を払った。]
■ワトソニア > 「はぁー……」
[大きな溜息を一つ付いた後、もう一度大きく息を吸って]
「だれか居ませんかー!?」
[彼女は無人の荒野に向かって大声で叫んだ。]
■ワトソニア > [荒野に声が響き渡る。しかし返ってくる声や、寄ってくる人影など当然ありもしない。]
「……居るわけないんだよなぁ…見りゃ分かるんだよなぁ…」
[はぁ、ともう一つため息を付いた。]
■ワトソニア > [否、一つだけ返ってくる声があった。]
(ぐぅ~~~)
[彼女の腹の虫だ。]
「…………人探そう。流石に飢え死にはみっともないわ…」
[そうぼやいて彼女はフラフラと無人の野を歩き始めた。道もアテも無いが、それは彼女にとっていつものことであった。]
ご案内:「転移荒野」からワトソニアさんが去りました。
ご案内:「転移荒野」に伊陸 葱さんが現れました。
■伊陸 葱 > [開拓荒野の空を、ひとりの青年が飛んでいる]
「いい風来てる!ようし、このまま行こう!」
[鳥か飛行機かのように、気持ちよく空を滑っていく]
■伊陸 葱 > 「……あれはなんだ?」
[光を照り返す何かを、未開拓の野原に見つける。]
(ここは、オレが異世界からやってきたときに落ちた場所でもある。こうして未知の世界からのモノを探すことは、オレ自身のルーツを辿る一歩でもあった。それ以上に、今は好奇心のほうが上だけど。)
■伊陸 葱 > [徐々に減速して、地上に降り立つ。]
「さっきの光、どこだっけ。たしかこの辺だと思ったんだけどな」
[荒れた地表を、砂浜の貝や四つ葉のクローバーでも探すがごとく、丹念に調べだした]
■伊陸 葱 > [黒い髪が風を受けて揺れ、碧いグラスアイはきょろりと辺りを見回す。]
「……気の所為だったかな。 それにしても、いつみても荒野だ。いつまでも時が止まっているみたい。……おーい、誰かいないかー!」
(なんとなく、地の果てに向かい叫んでみる。)
■伊陸 葱 > (誰もいないことくらい分かってるんだけど、もしかしたら、返事がかえってくるような気がして。)
[荒野に吹き抜ける風に、呼び声はさらわれて消えていく]
ご案内:「転移荒野」にルナさんが現れました。
■ルナ > 【返事はない が 小さな人影が見えるかもしれない】
■伊陸 葱 > 「え……?」
(誰か、いるのか?今度は見間違えてなどいないはずだ。)
[小さな人影のほうへ、歩きだす。]
■ルナ > 【ふらりふらりと歩く少女の姿。少々顔色が悪い】
■伊陸 葱 > [姿を確かめると、駆け寄って話し掛ける]
「キミ、大丈夫かい?あまり顔色が優れないようだが……」
■ルナ > ………。【ゆっくりとした動作で振り向く。近づけば 目の下のくまが見えるかもしれない】
■伊陸 葱 > (こんなさびれた場所に小さな女の子ひとりというのはちょっと危ないのではなどと考えを巡らせるのも束の間、表情を見てハッとした)
「寝不足……というわけではないか。どうしたの?」
[相手の目線に合わせて話す]
■ルナ > …………。【目を閉じて首を横に振った】
■伊陸 葱 > 「閃めいた。もしかして、キミも何かを探しているのかい。」
[ぱっと明るい顔をしたのは、仲間を見つけたと思い込んだ様子だ]
■ルナ > …………ひとさがし。【ぽつりと呟く】
■伊陸 葱 > 「やったアタリ!仲間だ!オレの名前はネギ、伊陸 葱(いかち ねぎ)。よろしく。……ねえ、キミはどんな人を探しているんだ?」
[勝手に仲間認定をして、嬉しそうに笑った]
■ルナ > ………金髪の子供。わたしと同じくらいの。【それだけ言うと 風に吹かれるように消える。辺りにわずかな光の粒子が残っている】
ご案内:「転移荒野」からルナさんが去りました。
■伊陸 葱 > 「キミくらいの背の、金髪の子? 待ってくれ、それだけじゃわからな……!」
[きらめきの残滓をぽかんと見つめて]
「あれ、行っちゃったのか。残念だ。また会えるかな。」
[しばらくその場を見回したが、やがて助走をつけて虚空へと飛び立った]
ご案内:「転移荒野」から伊陸 葱さんが去りました。
ご案内:「転移荒野」に綾瀬音音さんが現れました。
ご案内:「転移荒野」に白崎玲刃さんが現れました。
■綾瀬音音 > (――昨夜、あの絶望的状況から様々な人の助けによりなんとか脱出した後、転移魔法にて移動してきた場所はここであった。目覚めたのは数刻前、一緒に転移してきな少年を探せばすぐ側に、とりあえず息があることに安堵し――現在はその少年に勝手に膝枕して目を細めて少年を見ているのである。色々考えつつも、一難去ったので心のなかはそれなりに穏やかな物だ。あくまでそれなり、だけれども)
■白崎玲刃 > ………【音音に膝枕されている玲刃からの反応は無い。2日における情報収集そして、3度の戦闘では満身創痍の状態になるほどの攻撃を受け続け、更には、薬物による能力の使用と続き、玲刃の体力は限界に達し、玲刃は気絶してしまっていた。さらには、玲刃は体中に無数の傷を負っていた、首と足にあるワイヤーの締め付けによる切り傷の跡からは血が垂れ、足の腱はレーザーで切られ、右腕は折られ、左腕は千切れ飛び存在しない…明らかに重症である。】
■綾瀬音音 > (昨日で合うまで彼が何をしていたかなど少女が知りうるわけもなく、ついでに言えば昨日の襲撃の際にも薬物を使用する現場は見ておらず――そもそも少女はこの状況に至った経緯を全く知らないのだ。現在の満身創痍、を通り越して殆ど死にかけなのは理解しているが、とりあえずは息があるだけで十分と言い聞かせてもいる。治癒能力のない自分にはできることなんて無いからだ。数刻も見ていれば重体であっても見慣れてくる。感覚の麻痺は百も承知していたけれど)………(このまま死んじゃうのかなぁ、なんてふと浮かんだ不安を振り払うように頭を振る。とは言え、あまり深刻じみた思いでもなかった。色々ありすぎて最早あまり現実感が、無い)
■白崎玲刃 > ………っ…【玲刃が、苦しそうに呻き少し身動ぎする。先程までの、息はあるが全く反応の無かった状態から、変化が生じた。とはいえ、まだ意識は戻らないようだ。彼が今負っている傷は、彼がなんでも屋として生きた来た中でも、そうとうの酷さの物であった、片腕を失うだけであればかつても経験していたが、そこに、疲労や異能の酷使が重なるとダメージは相当の物となっていた…】
■綾瀬音音 > ――――ッ!!(呻いて、動いた少年に思わず肩を跳ね上がる。回復したのかもしくは悪化したのか、そんなことだって解らないのだ。穏やかだった心境があっと言う間にザワザワとしたものに変わる。恐る恐る、彼の口元の汚れを拭うように指を動かした。だがそれもすぐに止めてしまう。応急処置すら殆ど知らないような自分では、本当に役になんて立たないのだ)…………玲刃、君……(震えた声は、すがるようで、祈るようでもある)
■白崎玲刃 > ……ぅ……ぁ……ここ…は?…何が…あって…?【音音の声を聞き、玲刃が意識を混濁とさせながらも目を開く、がその視界はぼやけている、しかし、目の前に見える少女をぼやけた視界で認識すると、確かに音音だと認識した。】
…音音……?…!?…がっ……【音音を認識すると、即座に、昨日の戦いの事が思い出され、跳び起きようとするも、無論、起き上がることが出来ず激痛が走り苦痛に呻く。】
■綾瀬音音 > ―――あ、ああ、ああ……(喋った。それに思わず声が漏れる。大丈夫、とかありがとう、とか何無理してるのさバカとか、なんだか沢山言いたいことが溢れてきたのだが、結局は重症の彼よりも言葉を上手く紡げない。なのに、口の代わりに目から涙がボロボロと零れてくるものだから、本当にどうしようもなかった)あ、動いたらダメ! 全身ボロボロなんだよ?!(身体を動かそうとする動きに慌てて声を荒げる。なのに、彼がこうやって息をしていることが、自分の名前を呼んでくれたことがどうしようもなく嬉しくて、結局ぼろぼろと泣いたままだ)
■白崎玲刃 > 音音…?無事……なの…か…?【音音が目の前にいる、だから、無事なのは確かである、まだ、記憶は混濁しているが、昨日の戦いを思いだろうとする】(俺は確か…暴走して…その後、どうなって?…ああ、暴走が解けてそのまま、ワイヤーに足を掬われて、音音もあの公安委員の奴に捕まって…それからどうなった…?ああ…思い出せない、だけど…音音が居るって事は、音音は無事って事か…良かった…)【そう思考し彼は安堵する。そして、目の前で涙を流す音音を見る。】
音音…すまな、かった…巻きこんじまってな…音音には…普通の中で…幸せに過ごして…いて…欲しいとか…公安委員は…任せ…てろとか…言っておきながら…こんなざまだ…俺は…なんの為に…【涙を流す音音を見ながら、音音をここまで巻き込んでしまった事を悔やみ、息も絶え絶えになりながらも、辛そうな表情で言った。】
■綾瀬音音 > (無事なのか、との声に頷く。顔にも露出した部分の肌も火傷や裂傷があるし、そろそろ丸2日、何も食べていない。だけど無事だった。少なくとも彼よりはずっと。うん、ともう一度頷いて漸く涙を手の甲でゴシゴシと拭った)バカ。喋るなバカ、どれだけ重症なのか解ってるの? 腕なんてかたっぽ無いんだよ? 後謝らないの。怒ってないから(悔恨を告げる少年をバカ、と罵る。が、声にはどこか甘さがある。それに、怒ってはいなかった。どうしてこうなったかも解らないし、これからどうなるのかだってさっぱり解っていなかったが、とりあえずは彼が生きててくれただけでいい)
■白崎玲刃 > その…傷…大丈夫…なのか…?ごめん、な…【自分が巻きこんでしまった事によって負う事になった傷を見て、玲刃は俯きながら謝る。】
ああ…でも…俺は…再生が……っ…【だから、大丈夫だから心配するな。そう言おうとしながら気付く、唯でさえ遅い玲刃の再生は、異能の暴走状態での負荷によって、更に再生速度が落ちていた。】
でも…音音が…無事で良かった……生きてて良かった…【何でこんな状況なのに、そんなに嬉しそうなのか?公安に目を付けられたのも俺のせいなのに何故怒らないんだ?そう問おうと、思いながらも玲刃の口からまず出たのは、音音のとりあえずの無事を喜ぶ声であった。】
■綾瀬音音 > ―――。大丈夫だよ、本当はね、痛みだけなら結構慣れてるんだ。だから平気(初めて会った図書館でアレだけぶつかってきた本に恨みごとを言ったけど。冗談めかして付け足した。一週間も経ってないはずなのに、随分昔のように思える。謝らないで、とも付け足して)ああ、そっか。玲刃君はそっちの異能もあるんだ……?(再生、との言葉を聞いて安心したように息を吐いたが、何かに気づいたような少年に眉を寄せて首を傾げる。彼の異能がどんなものかは、見た以上の事は知る由もない)……うん。生きてるよ。とりあえず、私も玲刃君も(手を握りたいところだが、多分ではなく激痛が走るだろうから辞めておこう。代わりにあまり力を込めないように彼の額に手を載せようとして。生きてるって、確かめるように)
■白崎玲刃 > そうなのか…?本当に無理は…してないか?あの時はあれだけでも痛いって…言ってたじゃないか…【痛みは慣れていると言い図書館での時の事を言う、音音に対し首をかしげながら、冗談に対しても真剣な表情で答えた。玲刃は音音を心配していた。】
ああ、だから…安心しろ…【音音を安心させようと微笑んで言おうとするも、その笑みは弱弱しい】
…ああ、とりあえずは、生きてるな…でも、これからどうしようか。【額の上にある手の温度を感じながら、苦笑いをして言う。意識もだんだん明確になってゆく。この後どうするべきかと思考を巡らせ途方に暮れる。】
■綾瀬音音 > ホントにホント。全く無理してないって言ったら嘘だし、本が痛かったのも本当だけどね。でも、これ位の痛いのなら、大丈夫。骨にも異常は無いしね(理由を述べればいいのだろうが、今は多分状況的にその時ではないだろうし、進んで言いたい話でもない。真剣な表情に少し困ったように笑って、ありがとう、と)…………うん(少しだけ心がざわつくが、彼の異能を詳しく知らない以上、頷くしか無かった)……公安相手にアレだけ派手にやったら……多分犯罪者扱いだよね……(学生IDはどうなってるだろうか、生きるためには金銭だって必要だがキャッシュカードは使えるのか。スマホは気づいてすぐに位置を特定されるのを恐れて電源を落としている)とりあえず、動くのは私かな。とてもじゃないけど、玲刃君は動ける状況じゃない(生きるのに必要な分は動かなくてはなるまい。然し捕まってしまえばどうなるかも、想像が出来ない。繰り返しになるが、この少女はこの状況に至る経緯を全く知らないのだ)
■白崎玲刃 > そうか…【音音の表情から、何か理由があるのを察する。けど、無理に聞くべきじゃないと感じそれは問わない。】
っ…!
【そして、折れた右腕を身体強化の異能を使い無理やり動かし音音の頬に右手を当てる。】
けど、せめて、これだけでも…な。
【音音の頬に当てた右手から、回復魔術を発動する。回復魔術は音音の傷をある程度ふさいでゆき、傷からの痛みを抑える。】
ごめんな…俺の回復魔術だと、応急処置と痛み止めくらいの処置しか出来なくてな。
ああ、そうだな…きっと今も、捜索されてるだろうな。犯罪者として…【苦々しい顔で答える。玲刃には去年の依頼にて多額の報酬を得ていたが、あれは私宅に置いたままだ…戦闘の余波で無くなってるだろう。現状、ほぼ一文無しであり、食べてゆく事さえ困難なのである。】
いや、俺が動く…少しは腱も再生してるだろうし、な…
もう一度言うが、この状況を招いたのは、俺なんだ…だから、俺が、どうにかする…
【そう言って、起き上がろうとする。何日経ったか玲刃は知らない為、どれだけの再生をしているかは予測できない、しかし、身体強化の異能を使い、無理をすれば辛うじて動く事は出来る。】
■綾瀬音音 > ……………うん。ごめんね(眉を下げて謝った)ちょっと無理しないでって、少なくても今は安静にしたほうが――、…………(腕が折れているのは知っていたから、慌てて口にする。なのに、触れられた頬がなんだか熱を持つような気がして、違う、気だけじゃない。温かい“力”が、身体に流れ込んできて、身体の傷を癒していく――)……こんな事出来るなら、自分に使おうよ、バカ(本音と照れ隠しが半々、といった所。中々素直に礼が言えない)あー、ニュース確認したいなぁ。でも電源入れる勇気はない。ほとんどの事情知ってそうで連絡取れるのは麻美子ちゃんだけど……(巻き込むのは気が引けた。それじゃなくても昨日アレだけ力を尽くしてくれたのだ。どちらにしてもスマホの電源を入れなければならないのだし。ちなみに自分の所持金は3万円ほど。心もとない金額だ)――バカ。そんな事言ってる場合じゃないでしょ、異能って言ったて万能じゃない。せめて二人で動ここうよ。何もかも玲刃君に押し付ける気はないよ(起き上がろうとする彼を太ももへと押し返そうとしつつ。ただ、重症人にあまり力は入れては出来ない)
■白崎玲刃 > はは…俺には、再生があるからな…それに、音音は女の子なんだろ?俺にはそういう事とかは、あまりわからないけどな。肌とか綺麗にしておいた方が良いんだろう?【長い間、なんでも屋として、人と深く関わる事無く過ごしてきた玲刃にはそういう事はわからない、ただ、小説とかで知識は得てる。だから、苦笑いしながらそう言った。】
ニュースな…もう少し、身を隠せそうな物があればな…【気配遮断を使える彼は、もう少し、身を隠せそうな衣装があれば、多少の時間ならば、街頭に行き、噂話を盗み出来るのになと、考えた。】
ああ、でも、良いのか…?こうなったのは、俺が原因で…
【あくまで、自分が引き起こした事なのだから、自分がどうにかするべきだという意見のようだ。しかし、押し返す音音の手を強く退けるわけにもいかず、そのまま押し返される。】
■綾瀬音音 > ―――――――――玲刃君は、傷のない女の子のほうがいい?(と、苦笑を見つめながら長い沈黙の後、そんな噛み合わないことを言った。じぃっと見つめている。じぃっと)ううん……この格好じゃ目立つだけだしね……(お互い衣服はとてもじゃないが人前に出れる状態ではない。変装は自分だって考えているが、そもそも買いにいける格好ではない)もうこうなったら原因もへったくれも無いよ。それこそ私は玲刃君連れて出頭でもしない限り、現状では無罪は多分ないし、そんな事するのヤだし(自分を責める言葉に首を振る。そんなことをすれば一生後悔をするのが目に見えているからだ。押し返しが成功してちょっと笑いつつ)…………でも、玲刃君が私がいないほうが言って言うなら、話は別だよ(ことさら意識して軽い声で言った)
■白崎玲刃 > いや、言っただろう。俺はそういう事はわからないってな…そういう事考えた事すら無かったかな。だから、俺としては、たぶん、あっても無くても別に良いって感じなんじゃないかと自分で思うさ【何か噛みあわないような感じを感じつつも、苦笑いを交えつつ、軽く微笑んで言った。】
ああ、その手があるか…【音音が自分を公安に突き出せば、音音を日常に戻せる。そう一瞬真剣な表情で呟くが、即座に首を振る、それでは、肝心の公安をどうにかしたわけではないのだ、音音に再度危険が及ぶ可能性があると、そう考えた。】
いや、そんな事は言わないさ。【軽い声に対し真剣な表情で返す。】
■綾瀬音音 > …………………そっか。うん、そっか(満足したのかしないのか。自分でも解らないまま彼の回答を聞く。でもきっと、どんな答えが返って来ても満足しないんだろうな、ということはなんとなく解っている――。ので、とりあえず頷くだけにした。質問に答えてもらったのにあんまりである)……まあ、完全無罪とはいえないだろうけどね、って一瞬その気になっただでしょ!?(ちょっと怒り出す。まあ、すぐに彼が首を振ってくれたのでそれはすぐに引っ込んだのだが――)…………本当に? 私、強くもないしサポートもロクにできないよ?(真剣な声に、ちょっとだけ笑って答える。自分の無力さは、昨日で思い知ったつもりだ。あの状況から脱出できたのは友人たちのお陰だ。自分の力ではない。今だって、彼の傷ひとつ癒してやることすら出来ないのだ。それでもいいの、と)
■白崎玲刃 > …?(ふむ、なにか、音音にはあるのか?)【音音の微妙な感じな表情を目にし、思考する。なにかあるのなら、いつか力になれれば良いと。】
ああ、そうだ。その気になったさ。だけど、結局音音を危険な目に合わせる可能性があるから、それは駄目だ。【音音の怒りを含む声に、平然と考えてた事を伝える。】
…本当だ。というかな、いない方が良いだなんて、そんな事を考えてたならな、あの時、庇ってるはず無いだろ…【路地裏で能力暴走<オーバーロード>から咄嗟に音音をかばった時の事を思い出す。】
さてと、だ。とりあえず、ここに留まっててもただ朽ちるのを待つだけだ…まずは、寝床を確保するべきでじゃあないか?【まず何をするべきかと考えながら、音音の様子を見ると、少し疲れてるように見て取れた、故に、寝床を確保するべきだろうと考えた。】
■綾瀬音音 > …………(疑問符を浮かべている白崎に無言で返す。不貞腐れてるように見えるかもしれない。乙女心は複雑なのだ、自分の感情の置き場も、実際の所上手く解っていない――と考えて慌てて首を振った。とりあえず今はそう言う思考をしている場合じゃない)そうなの? いやまあ、どちらにしてもこの案はなしだから良いけど(あまりに平然と言われてしまったので、普通に返してしまった。目をぱちくり)………ぅ、ぅん。そうかな。うん、そうだよね……。うん、ごめん(そう言われると返す言葉も出てこないし、それで傷を負わせてしまったことで申し訳ないし、今更ながらちょっと嬉しかったかも、とか思うと少しだけ体温が上がる気分。要するに凄く複雑な顔をしている)だね。寝床かぁ……。この際野宿も覚悟するけど正確な現在地解らないんだよね……(疲労は強いが先ほどの回復の力もあるので、そこまでしんどい訳ではない。できれば清潔なベッドとシャワーが欲しいのは事実だが、そう贅沢は言ってはいられない)
■白崎玲刃 > ああ。あと、庇ったのは俺の勝手だ、だから、気にするな。【ごめんという言葉に反応し、気にするなと、軽く笑いかける。】ああ、現在地がわからないか…俺も気絶から目覚めたばかりだから、わからないのだが。ここが、どこら辺かだけでもわかるか?【現在地がわからないという言葉に、顔をしかめ思考する。適当に彷徨ったりするのは良くないというのは明らかだ。】
■綾瀬音音 > ぅ、うん……。気にしない……けど、まだ確かお礼も言ってない。ええと、うん。遅くなっちゃったけど、ありがとう(本当は真っ先に言わないといけなかったはずだ。随分と遅くなってしまった礼の言葉を口にして、小さく笑んだ)スマホ電源入れてGPSつければ解るけど……うーん、現在地バレたりしないかな(テレビとかで良く見る奴である。そこまでしてるのかどう解らないが、一瞬くらいなら大丈夫なのだろうかと首を傾げて)
■白崎玲刃 > ああ、どういたしましてだな。【音音からのお礼を聞くと、軽く微笑み返しながらそう返した。】
GPSか…確実にばれるだろうな。もし、公安委員が本気で俺たちを捕まえようとしているのなら、不味いが…【風紀委員に指名手配されている事を知らない玲刃は、公安委員のみにしか危険意識を向けていなかった。】
【音音の膝の上で首を動かし、周りの景色を見まわして、荒野のまっただ中にいる事を確認してから真剣な表情で考えるようにしながら言った。】
ふむ…荒野か。なら、ここは未開開拓区か?もし、そうだとしたなら、見つかったとしても直ぐにはこれ無いはずだ。地図を見た後電源を消して急いで、場所を移動すれば捲ける可能性もあるな。