2015/06/05 のログ
■綾瀬音音 > (目をぱちくり。ちょっとだけ顔を赤くしながら頷いた)だよねぇ。番号とかの情報が開示されてないとは全然思えないし、。……少なくとも玲刃君の事は本気で捕まえようとしていたし(ううん、悩みつつ。自分も公安委員のことしか頭に無い。そも、あの場にいた能見も公安委員だと思っているくらいだった)だとは思う、…………そだね。まずはとりあえず町の方に戻らないと。でも、玲刃君歩ける? 大丈夫?(心配そうに少年を見つめて。自分は動くことに支障はないが彼は違うのだ)
■白崎玲刃 > よし、留まっていても朽ちるだけだ。行こう。それに、例え来たとしても、返り討ちにしてやればいいさ。【強がりながら苦笑いで言う。勿論、今の自分の体がどうなっているのかはわかっている。戦闘になればほぼ確実に太刀打ちできないであろう。だけど、不安な事を言うよりも、強がってでも安心させよう。そう玲刃は考えた。】
ああ…っ…大丈夫だ。【玲刃は身体強化を発動し、なんとか立ちあがる、再生しきっていない腱や足の切り傷が痛みを訴える。しかし、痛みに顔をしかめるのを後ろを向く事で隠し、笑顔で答える。】
■綾瀬音音 > うん。……………うん(その言葉が強がりんだなんて事はよく解っている。だって、さっきまでは死人のように眠っていたのだから。だけど、自分は頷くしか無くて。無力だなぁ、と眉を下げた。戦闘になったら確実に自分は役に立たない――)……うん、無理はしないでね?(立ち上がって、隠れた顔は見えなかったけれど、少し詰まった息でどういう状態かは知れる。だけどこちらを向いた時には笑顔だったのでやはり頷くしか無かった。肩を貸すよ、と側に寄り添って、少しでも彼の力になろうとしながら)
(その後GPSで場所を把握し、出来るだけ足早にこの場から離れていく。とりあえず、身体を休める場所が必要だった――)
ご案内:「転移荒野」から綾瀬音音さんが去りました。
ご案内:「転移荒野」に綾瀬音音さんが現れました。
ご案内:「転移荒野」から綾瀬音音さんが去りました。
■白崎玲刃 > …ああ、無理はしないさ。【無論、嘘だ。しかし、笑顔で出来るだけ安心をさせるように言う。しかし、すこし、音音の肩に寄り添いながらと歩いてゆく。】
【GPSで現在位置を把握した玲刃は、頭の中で地図を思い浮かべ言った。】
ここからなら…そうだな。行くなら開拓村だ。
ご案内:「転移荒野」から白崎玲刃さんが去りました。
ご案内:「転移荒野」に白崎玲刃さんが現れました。
■白崎玲刃 > …
【ぼろ布で顔を隠した左腕の無い男が、荒野を歩いている。その男は、玲刃であった。彼は焦燥した当ても無く顔で荒野を歩き続ける。あの後、一度も、音音のいる隠れ家へと帰っていない。食料を確保しようとし、負傷しているとはいえ、結局何も出来なかった自分が情けなかった。】
ご案内:「転移荒野」にメアさんが現れました。
■白崎玲刃 > (俺は…どうすれば…)
【自分の無力さに打ちひしがれ唇を噛む。身体強化を使いながら無理やり動かしている足は、再生の速度も更に遅くなっており、当然、痛みもある、だが、痛みを感じ無い程に彼は焦燥している】
クソ…こんなザマではどうするんだよ…公安委員と戦うって決意したくせに。なんだ、今の俺のザマは…これしきの負傷程度で、動物一匹仕留められ無くてどうするっていうんだよ…
【無論、これしきの怪我などでは無い、右腕は依然折れたままであるし、足の腱も切り傷も傷も再生しきっていはいない。本来ならば、まだ、動けるはずも無いのだ、それを彼は、無理やり苦痛を無視して動かしている。】
■メア > (黒服の少女が歩いている。ここには異界から様々な
物や魔物が流れ着くと聞いて、魔物ならば能力を試す
相手には最適だ)
ん...(魔物を探していると一人の青年を見つける、彼は確か
住宅街で出会った...)
■白崎玲刃 > 【そして、ふと、何か思ったように足を止め、彼はポケットからある物を取り出して見つめる。暴走薬だ。】
これを…使えば…
【彼は、暴走薬を見つめながら、不穏に呟く。これを使えばまたあの時みたいに再生速度が上がり、戦い続け荒れるかもしれない、だがしかし、正気に戻る事が出来る保証は無いのである。故に、彼はもう使おうとは考えてはいなかった、今度こそ、音音を攻撃してしまうかもしれない、だからこそ。音音のまでは絶対に使うつもりは無かった。しかし、一人でいるま、彼は暴走薬を見つめ悩んでいた。深く悩んでいた為、他に荒野を歩いていた、少女には気が付かなかった】
■メア > (顔が布でよく見えないが、片腕でじっと何かを見つめている。よく見れば何かの薬、そして注入機だと気付き)
危ない、よ...?(背に声をかける、何だかあの薬は体に
良くない気がする。確信はないが、声をかけるには十分
な理由だった)
■白崎玲刃 > これを使って、学園に戻って、公安委員を潰せば…
【荒唐無稽な発言である、いくら再生の能力があるとはいえ、能力暴走<オーバーロード>になったとしても、公安委員全員と戦って勝てるはずがない、下手をすれば、風紀委員も、更にも他の生徒とも戦う事になり、勝てるはずなど無いのである…無論、そんな事は彼にもわかってはいた…しかし、今の彼には、自分が何も出来ないというこの状況が許せなかった…そして、自分だけで無く、音音にまでも危害を加えようとした、西園寺偲とそれに協力した、能見さゆり、その二人が彼には暴走薬の使用を考えるまでに許せなかった。】
!?
【思考し、気が緩んでいた彼は、聞こえた声に驚き、暴走薬を落としてしまう。そのまま警戒態勢を取り、目の前の少女を見る。】
■白崎玲刃 > あの時の…
【メアを睨み見ながら、彼は思い出していた、音音を助けようと、投げた投げナイフ、それを手の平で止めた少女。明確に敵対しようとしてきたわけでは無いのはわかっている。しかし、音音を助けるチャンスを一度邪魔された彼は、睨まずにはいられなかった。】
■メア > ...(正面から顔を見ればひどい顔だ、専門的な知識がない
自分が見ても青年は衰弱している。ならばなおさら妙な薬
を使わせることはできない)
そんな、体で...無理、しちゃ..死んじゃう...(素早く
自身の影を伸ばし、暴走薬を自身に引き寄せようとする。
足元に注意を向かせないように睨む青年から目をそらさず)
■白崎玲刃 > 死なないさ、俺は再生するからな。
【無論、再生するといっても、きっと限度はあるであろう。しかし、それでも、彼は、不敵な笑みで睨みながら強がり答えた。その笑みは疲労で引き攣っていた。影で暴走薬を引き寄せる彼女には気付いているが、構わない。暴走薬は前に何本も押収しており、まだポケットに何本か入っているのであるから。】
■メア > 死んじゃう、よ...それに...(いくら再生すると言って
も自身と同じで何かしらの制限や限界があるだろう)
また、人..殺すの...?(メアが一番気にかけるのは
青年が今引き寄せた薬を使いまた他社の命を奪うこと。
実際にあの夜何人かの公安員が命を落としていた)
■白崎玲刃 > ああ、殺すよ。
【平然とした無表情で言い放つ。学園に入ってからは、ある程度殺しと離れてはいたようだが。この少年はそうやって生きて来たのだ、だから、今までと変わらない。殺すに値する人物であるならば、平然と殺す、そういう人間なのである。無論、殺しを楽しむ事や無駄に傷めつける事などはしない、ただ、必要だと思ったから殺すのだ、それだけでしかない。】
それに、あいつらは、本来、俺と一緒に居ただけで無関係でしか無かったはずの音音さえも傷つけようとした、だから、許しておくわけにはいかないさ。それに、落第街の奴らも何人もあいつらの被害に遭っている…始末を依頼されているしな。
【あの時の公安委員を思い浮かべ、さっきとは打ってわかり、表情に怒りをにじませながら良いはなった。】
■メア > そう...(おそらく彼はそういう人なのだろう。
表情を見ておおよそ理解した。)
あなた、が..そんなの、だから...皆、死んじゃった...
(公安が何をしてきたのか少女は知らない。だが、目の前
の青年は明らかに危険だ。一緒にいた女性との復讐の
為に動くと明言した。)
生きてる、なら...良いと、思う..復讐、なんて、だめ...
■白崎玲刃 > ああ、俺がどういう奴かわかっただろう?
【メアの理解した様な表情を見ながら、若干の苦笑いを滲ませ答える】
ああ…そうだな。暴走していたとはいえ、あれは俺がやった事さ。だが、何が悪い?むしろ、襲い掛かって来たのは奴らからだだな。
【皆死んだという言葉に対し、あの戦いを思い出し答える。異能を暴走させあの場で公安委員の男たちを殺したのは紛れも無い事実である。それに、向かって来たのは男たちからではあるが、それは同行に拒否したからである。無論、同行していれば無事ではいられなかっただろう、だから、あの場ではああする以外手段は無かった。】
いいや、敵対した以上、遺恨は残すわけにはいかない。それに、どうせ、指名手配されている以上、どちらかが倒れるまでは続くだろうさ?
【玲刃は皮肉めいた苦笑いでどうせ向うからも襲い掛かってくるだろうと言った。】
■メア > ..逃げれば、いい...あの、女の子を..危ない目に、遭わせて...復讐、なんて..最低...
(思ったことを口にする、いがみ合い喧嘩するのはいい。
だが相手を殺すことしか考えていない青年の事が分からない)
あの、女の子..は、貴方を..助けて...逃げ、たんだよ...?
(首を傾げる。本当は彼女のことなどどうでもいいのかと
思いながら)
■白崎玲刃 > 逃げれば…か。どこへ逃げれば良いというんだ?ここは、常世学園の島だ。どこへ逃げたって、いずれ見つかるだろうさ。それに、公安委員の行動には学園自体が関与している可能性もあるしな。
ああ、それに関しては安心しろ。もう、戦いに音音を巻き込んだりなんてしないさ。
【皮肉めいた笑みで、学園自体が敵の可能性もあると言い放つ。そして、真剣な表情で言った。もう音音を巻きこんだりしないと。これ以上巻き込んでしまうわけにはいかないと。】
ああ、わかってる。音音には、本当に感謝してるし、巻き込んでしまって、申し訳ないさ。
だからこそ、音音に危害を与える可能性を、排除する必要があるわけだ。
【少し俯きながら辛そうな表情で言い、そして、真剣な表情で音音に危害を及ぼす可能性を排除すると言った。きっと、自分を連れて逃げた音音も公安委員に追われている筈である。それにあの時の事を思い出す、学生通りで公安委員と遭ったと憔悴した表情で言っていた音音を。だからこそ、公安委員は確実に。音音に危険が及ぶ前に倒さなくてはいけない。】
■メア > 戦って、みんな...傷付く、より..まし...
(口ではこう言うが、青年をみて逃げるのも戦うのも
長くは保たないと悟る。はっきり言って今なら自分
でも圧倒できるだろうと考え)
..お兄さん、は..何で..追われて、るの...?
(考える、巻き込まないなんて言おうと彼女は確実に
巻き込まれる。いや、彼女がきっと放っておかない)
話し合い、大事...(話し合いで解決すれば誰も死なない
そんな子供の考えを口にする)
ご案内:「転移荒野」からメアさんが去りました。
ご案内:「転移荒野」にメアさんが現れました。
■白崎玲刃 > 皆傷つくよりはまし…か。俺としては、外道だけが傷ついてそれで済むなら、その方がましだよ。
【皆を心配する少女に、苦笑いしながら言う。玲刃は気付く、ああ、この少女も心優しいんだと。だからこそ、このような少女たちが巻き込まれてる現状をどうにかしなくては生けに無いと。異常側は異常側同士でどうにかする、それが玲刃のスタンスであった。故に、玲刃は、自分も含めて外道と言い放ち、外道だけが傷ついてすむならそれで良いと言った。】
俺はな…あの音音にちょっかいを掛けた公安委員を、どうにかする為に、公安委員を調べてたんだ、そしたら、奴らの許せないような行動の情報がどんどん集まってきて、更に許せなくなってな…公安委員の事をより一層調べ上げてるうちに、気が付いたら、目をつけられていたさ…
【彼は、苦笑いで、ときどき表情に怒りを滲ませながら言った。】
話し合い…か。それで全て解決するなら良いのにな…そうすれば、あの時だって。それに世界中が話し合いで解決出来る様な奴らばかりだったなら、俺の親だって…な。
だから、無理なんだよ…戦わずに、殺さずに、全てを解決するなんて。
【少女の子供の様な発想を耳にしても笑いはしなかった、それどころか、悲しそうな表情で頷きながら言った。彼は思い出していた、あの時、やむおえず殺した人間を、そして、彼の両親が強盗に殺され、彼が天涯孤独となった日を…。そうして、彼は辛そうな泣きそうな表情で言った、誰も殺さずに全てを解決するなんて無理なんだと。】
■メア > そう……なら…(青年から聞いた情報、そして青年の表情を見て
ある決断をする)
公安、を…脅せば、いい……情報が、あるなら、貴方が…有利……
(公安に対する脅迫、子供の口から出ない様な言葉が、無表情な
少女の口漏れた)
そしたら、貴方も…音音も……安全…戦ったら、死ぬ…だけ……
(戦えば今時分と話している青年は確実に死ぬ、その上その過程で
多くの者が死ぬ。そんなのはあってはならない……もしこれも
ダメなら、と考えを巡らせながら…青年に提案する)
■白崎玲刃 > !?脅す、か。どんな情報だ?
【メアの言葉を聞き彼は驚く、公安を脅すと、脅せるだけの情報があると、彼女は言ったのだ。驚きながらも、彼はメアに問うた。】
ああ、それは、わかってるさ…だけど、それで、音音の安全を守る事が出来れば、それもありなんだよ。
だが、まずは、情報だ。安全に解決出来る手段があるというのならば、それに乗らせてもらおうか。
【苦笑いで語ったあと。彼はにやりと悪戯めいて明るい表情で笑い言った。わずかにでも、現状を打破する希望が見えたのだ、それに乗らない手は無い。それに、例え罠だとしてもその時は、また、命を張って闘えば良いだけである、と彼は考えた。】
■メア > 貴方、の…調べた…事、を……ばら撒く…それで、時間は…稼げる…
(青年が調べたという情報、それで目を付けられたのならば公安に
とってそれはもみ消さなければならない情報が含まれている可能性
がある)
後は、一般人を……味方に、付ける……公安、も…この島、全部は…処罰…出来ない……
(少女が淡々と説明する。一般生徒、はては不良に落第生…この島
に居る全ての人間にある噂を流すつもりだ)
■白崎玲刃 > いや…残念ながらもうそれは表に出てる可能性のある情報しか無い…
【あてが外れ少しがっかりした様な表情で玲刃は、あの戦いのときの事を思い出しながら言う。麻美子が言っていた、薬に関する内部資料を公安内部の人間から受け取ったと、玲刃は考える、それはつまり、公安委員内での尻尾切りの可能性である。それはさておき、玲刃が持っている情報のほとんどは暴走薬についての情報しか無く、薬に関する内部資料が露出しているならば、自分が集めた情報をばら撒くという行為は意味の無いものであろう。】
それに、だ。一般人を巻き込むのは言語道断だ、もし、味方につけたせいでそいつが危険な目に遭ったらどうするんだ?もし、強硬策を取って島の全員に手を出してきたらどうする?学園が裏に居る可能性もあるんだぞ?異常な事は、異常な奴の手で解決するべきなんだ。普通の奴を巻き込むべきではない。
【一般人を巻き込むのは論外だと玲刃は言う。その表情は、音音を巻き込んでしまっている事実を再認識し、苦々しい。】
■メア > そんな、甘えて…られない……
(公安から何かを勝ち取るのなら甘い事は行っていられない
公安のトップの彼女を見ていてそれは知っていた。それに
メアにとっては何よりも嫌な事が有る)
人が…死ぬのは、嫌……貴方が、戦ったら…また、人が…死ぬ…
(確かに強硬策もあるかもしれない、一般人に被害が出るかも
しれない。だが全ては起こるかもの話。目の前の青年が戦えば
かもではなく確実に死人がでる)
貴方が…公安、と…戦う、なら……ここで…倒す……
(ハッキリと告げる。もし公安に無茶な戦いを挑む気なら
ここで止めると、じっと青年の目を見つめる)
■白崎玲刃 > 甘えじゃないさ、これは俺の信念だ。一般人を巻き込んで解決するなんてのは、ごめんだよ。一般人に一人でも被害を出すくらいなら、こっち側で何人と死んだ方がまだましさ…
【真剣表情で彼は言う。一般人を巻き込むわけにはいか無いと、一般人に以外を出すくらいなら、外道側が死ぬ方がましなのだというのが、彼のスタンスなのであった。】
だが…だ。わかったよ、用は公安委員が無視できない様な情報を可能な限り集めて、ばら撒けだろ?
【かなわないなと苦笑いしながら目の前の少女を見ながら言う、そうまでして、人に死んで欲しくないようだ。玲刃にとっては不可解な事ではあったが、少女がどこまでも強くそう思ってるという事は理解できた。それに、自分だけで活動していれば公安の目は音音から離れこちらに向くだろう、そうなれば、好都合である。】
ははは…そこまで、人が死ぬのが嫌なのか。そうまで言うなら、戦うつもりは無いよ。今はな。
それに、俺も、無駄な戦いをしたくないし、意味の無い戦いで死ぬなんて御免だしな。
【そして、公安と戦うなら、自分がここで倒すと言った目の前の少女を見て、皮肉めいて笑いながら呟く。それに、公安ですら無い、目の前の少女と戦うのは論外である、と考え、玲刃は今は公安とは戦わないと言った。】
■メア > …良かった……(安心する、例え手負いと言えど相手は戦闘慣れしているうえに必要さえあれば殺すと明言していた。戦えば自分はまず無事では済まない…それが意味することを最も恐れていたが、その心配が無くなり安心する)
…腕、治さない…と……身体、も……(これから何かを調べるのにも生きていくのにもまず青年の身体が心配だ。一先ず片腕では生活にも支障をきたすだろう)
■白崎玲刃 > ははは、怖かったか?俺も殺すのが好きな訳じゃあないんだな。君を殺したりはしないさ。ま、もし、今回戦ってたらそうだな、もし、奇跡的に俺が勝っていたとしても殺しはしなかったさ、追って来れない様に、動けなくはしたかもしれないけどな。
【安堵した少女を見て、冗談めかした笑いでけらけらと笑いながら言う。ようやく、学園でのいつもの調子が戻ってきているようだ。】
治さないとか?体は数日あれば再生するさ。
まあ、左腕は、数か月かかるだろうけどな、ははは
【再生すると笑いながら言った。そして、玲刃は腕については過去に右腕を失った時を思い出しながら言った。】
■メア > ……(何かを思案するように青年の腕が有ったであろう場所を見つめ)
…痛いの、我慢…すれば……すぐ、治せる……(そう呟く
青年にはあまり時間が無い、数か月の間公安から逃げ、隠れる
間に腕が片方と言うのは大きすぎるハンデと思い、そう提案する)
■白崎玲刃 > !?…治せるのか…?
ああ、痛いのは大丈夫だ、慣れてるんでな。
【治せるという言葉に驚いたような表情で反応した。そして、苦笑いしながら痛いのは大丈夫だと言った。片腕が治るのは好都合であった。そうすれば、音音に食料を取って持っていく事が出来る、そう玲刃は考えた。】
■メア > うん……けど、本当に…痛い、から……覚悟、してて……
(そっと手を前に差し出すとメアの影も同じように動く、だがそこからメアの影だけが動き青年の肩、腕が有った個所の付け根の影にメアの影が触れる)
我慢、してね……(ギリ、と何かに掴まれる感覚、そしてそのまま体を引き裂くような感覚と痛みが青年を襲うだろう)
■白崎玲刃 > ああ、わかった。
【そう言って、左腕の無い肩をメアの方へと差し出す、そして、メアの影が触れると…】
ぎっ……っ…がっ……っ…
(っ……これは、思ったよりも…)
【予想をしていたよりも、壮絶な痛みに玲刃は顔をしかめ、歯を食いしばる。しかし、なんとか、耐えた。】
■メア > …ん、でき…た……(痛みがおさまり、メアの影が触れた腕を見れば確かに元通りの青年の腕がそこにある。)
心配、だった……(異能の技だが、丈夫な大人でも失神、またはショック死するような痛みだった。弱った青年が耐えられるか内心分からなかったが、立ったままの青年を見て安心する)
■白崎玲刃 > …ああ、ありがとうな。おお!
【メアに礼を言うと。治った左手を動かし、少し嬉しそうに驚く。】
ああ、心配してくれたのか。ありがとうな。
【彼は、これまでの経験上痛みに慣れていただからこそ、メアの異能の治療による壮絶な痛みにも耐えきることが出来た。そして、安心する少女を見て、優しい良い子だなと思い。無意識に、治った左腕で頭を撫でようとした。】
■メア > …どう、いたし…まして……(撫でられれば少し下を向く)
無理矢理、生やした…から……すぐに、無理は…だめ……
(無理矢理、そう…これは異能の力で青年の身体から無理矢理肉を
引き出した様なことだ、もちろんきちんとした治療や再生という訳
ではない、なので虚脱感や疲労感が体を襲うだろう。メアはこれを
行った相手が一旦衰弱する事を知っている、なので一応忠告してお
く)
■白崎玲刃 > ふむ…そうか…
【すぐに無理をするのは駄目と聞き、玲刃は思案した。】
(帰りに、肉でも採って行こうと思ったが、どうしようか…まあ、なるようになるか。)
【結局、食料を採る事は止めないみたいである。】
……っ…
【そして、疲労感が突如として玲刃を襲い、玲刃はよろめいた。】
■メア > んっ…!(支えようと手を伸ばすが、メア自身はそこらの子供と変わらないただの子供。青年の体をしっかりと支えられるわけもなく、そのまま青年と一緒に転んでしまうかもしれない)
■白崎玲刃 > ……っ…!
(っ…このままじゃ…)
【転びそうになり、メアが支えようとするが、支えられず倒れる、そのまま倒れてはメアを下敷きにしてしまうと、考え。身体強化によってされていた体を無理やり動かし、自分がメアの下敷きになる形で倒れようとする。】
■メア > っ…(青年を下敷きに転んでしまう)
…だい、じょうぶ…?(青年の顔を見上げて首をかしげる
やはり荒療治で疲れが出てしまったのだと考えている。
そして見上げたまますぐには動こうとしない)
■白崎玲刃 > ははは、俺は大丈夫だ。そっちこそ、大丈夫か?
【メアに下敷きにされながら笑って答える。】
しかし、俺も、長い間の無理が祟ったかね。
【笑いながらそう呟く。彼は今の疲労を、長い間無理をした事が原因による物だと思っている様だ。】
■メア > …多分、そう……(疲れの原因を勘違いしているようだが
無理がたたったと思わせておけば青年は休むだろうと青年
の言葉を肯定し)
じゃぁ、頑張って……何か、あれば…手伝う……
(ゆっくりと立ち上がり、学園の方へ歩いていく)
■白崎玲刃 > そうか。よし!
【疲れはあるだろうが、もう一頑張りだと玲刃は考えた。】
ああ、ありがとう。頑張るさ。
【学園の方へ行くメアに手を振ると、はたと気が付いた様に言った。】
そう言えば、名前聞いてなかったな。というか、俺も言ってなかったがな。俺は、白崎玲刃だ。
■メア > …私は、メア……バイバイ、玲刃……(そう言って、黒服の少女は去って行った)
ご案内:「転移荒野」からメアさんが去りました。
■白崎玲刃 > ああ、メアか。覚えたぞ。ああ、またな。
よし、俺ももうひと頑張り、頑張るかね。折角、腕を治してもらったわけだしな。リベンジマッチだ!
【そういうと、玲刃は、青垣山へと歩いて行った。】
ご案内:「転移荒野」から白崎玲刃さんが去りました。