2016/07/24 のログ
ご案内:「遺跡群」にリビドーさんが現れました。
■リビドー >
「ふむ……。」
朽ちて乾いたビルのような建物が並ぶ遺跡群の一角。
刺し込む黄昏は退廃的な空気を醸し出す。
花壇だったようなものの縁に腰を預け、瞑目している。
足元のそれも、後ろにあるそれも、路として舗装されている。
ご案内:「遺跡群」に蕎麦屋さんが現れました。
■蕎麦屋 > ぼへぼへ、と気の抜けたエンジン音が寂れた街に響いていく。
出前の注文先は確かこの辺りだが――
「……あれー?」
罅割れた舗装路を通り抜けて――何やら瞑目する像の横を通り過ぎた。
いや、像じゃない。客だ。慌てて引き返す。
■リビドー >
「やあ。天そばを持ってきてくれたかな。
本当ならば天丼を頼みたかったが、蕎麦屋に頼むものでもあるまい。。」
音を認めれば軽く手を挙げる。ゆっくりと近寄る。
これまでかけていなかったモノクルを左眼に掛けている。
どうにも曇っているのか、モノクルの奥を伺う事は出来ない。
「ここはお気に入りの場所でね。
何時でも夕焼けが見れるってのも乙なものだ。
……こんばんわ。あるいはこんにちは。
何か変わった事はあったかい。」