2016/05/03 のログ
ご案内:「ゲームセンター」に有澤 零砂さんが現れました。
有澤 零砂 > 「しかし、復帰して気になるのがゲームのカードの寿命というのは教師としてどうなんでしょうか。」

イロイロあって、教師として復帰したのだが、
休日であったため、授業関連ですることもなく、なんとなしに昔ゲーセンで使っていたカードの中身を確認しようとゲームセンターによったらしい。

ご案内:「ゲームセンター」にリビドーさんが現れました。
リビドー > 「おや。」

 退屈しのぎにとゲームセンターに足を運ぶ。
 入口に見えた長蛇の列を横目に歩みを進めれば――

「暫く見なかった顔だな。カードゲームにでものめりこんでたのかい。」

有澤 零砂 > 「あー格闘ゲームのカードが死んでますね、さらば僕のAIちゃん・・・。」
機械に通して確認しつつ、少しうなだれ。

「あー、はじめまして、ですよね。 こちらの顔をご存知ということは教師の方ですか。
それでしたら今頃首ですよ、少しばかり本社の事情で外に出ていまして。」
サスガに、そうではないといった様子で首を横に振りながら答える。

リビドー > 「本社、なぁ。」

 含ませるように呟きながら、案内板へと視線を移す。
 とは言えそれ以上に追及するつもりはないのだろう。
 案内板の確認を終えれば視線を有澤へと戻した。

「っと、ああ。そうだったかな。まぁいい。
 いずれにせよ改めておこう。ボクはリビドーと名乗っているよ。
 専攻は古代哲学や魔術だが、幾何学なんかも取り扱う。ま、偏屈な分野だな。」

有澤 零砂 > 「ま、派遣社員的なものです。」

それ以上追求されるわけではないので軽い受け答えだけは行い。

「なるほど、僕にはあまりなじみのない分野ですね。 時間があるときに少しばかりご教授願いたいものです。
ご存知でしょうが僕は有澤 零砂です、情報工学、電子工学分野を担当しています。 まぁ簡単にいってしまうとパソコンですね。」
相手の扱う分野に少しばかり興味を持った様子で。

リビドー > 「電子工学か。心得こそあるが、専門ではないな。
 ははっ、毒になる学問でも好ければそうしよう。キミの分野についてご教授――は、機密が絡むだろうな。」

 派遣社員なら猶更だと付け加えてから、筐体にぶら下げられた冊子を手に取って眺める。
 視線をそのままに――

「で、のめりこまずともたしなむ程度にはやっているんだろう?
 頻度と濃度は知らないが――おススメとか、あるかい。」

有澤 零砂 > 「おや、珍しいですね。 こちらで心得がある方はそれほどあったことがないので。
知識に毒もクスリもないでしょう、結局は使い方しだいだとおもいますよ。
ははは、機密に絡まない程度でしたら大丈夫ですよ。」

少し笑いながら答えつつ、その問いには手をあごに当てて考えながら。

「ま、ブランクが長いですがね。うーんまだ筐体が残っているのでオススメは・・・、名作RPGの主役勢が殴りあうアクションとか、ロボットを操縦してひたすら相手のロボを破壊するゲームとか…あとまぁ、カードゲームですね、いろんなキャラクターを並べて戦わせるタイプの。」

リビドー > 「珍しいかい。
 ボクからすれば隣接した分野でもあるが――ま、難しい話は追々としよう。
 ゲームがしたいからな。……と。」

 挙げられたそれらを冊子から目星を付ける。
 カードゲーム型のそれに興味を引いたのか、冊子を投げ渡す――
 ――くくられぶら下げられているが、ぎりぎり届くl

「これかい。これは良さそうだ。
 ……しかも、対戦出来るみたいじゃないか。やるかい?」

有澤 零砂 > 「どちらかというとここは技術分野より異能分野に強い人が多い印象があったので。 おととと・・・」

落とさないように少しふらつきながら冊子を受け取り。

「ああ、これですこれです。 やってもいいですがそちらにあわせられるデッキはあったかな・・・」
冊子をぺらぺらめくり
「う、うわあああん、僕が使ってたデッキが弱体化を受けまくっています。」
nerfの魔の手からは逃れられなかったらしい

リビドー >  
「そこは少し違うな。
 "科学が足りているから異能に手を伸ばしている"んだよ。
 もちろん、学園そのものは異能に近く、財団などからは間接的に恩恵を受けるだけに留まっているのもあるが――おっと。」
 
 話題の軌道を修正。
 ……世の常である弱体化の煽りを受けて落胆している有澤を横目に、自販機へと歩みを進める。
 ゲームに使用するカードを販売している自販機だ。

「何、適当に組むよ。負けて慣れるのも悪くはない……が、ふむ。
 財布に余裕があるなら、ドラフト形式……じゃないな。シールド・デッキ戦なんかもアリか。」

有澤 零砂 > 「なるほど、そういうものなんですか。
なかなか、やはりシンプルな構造ではないですねぇ。」

少し考えるしぐさをして、

「ああ、かまいませんよ。 一応持ち合わせのほうは問題ありません。
構築環境もいいですが、そういう環境のほうが考えることが多くて楽しいところもありますしね。」
両替機にお札を入れて崩し、自販機に向かう。

リビドー > 「単純と複雑をどう捉えるかにもよるな。
 ま、一人ひとりの狙いや欲求そのものは単純かもしれないが……と。」

 両替中に10パック程買って、開ける。
 パックには種類があり、それぞれに様々なテーマが当てはめられている。
 コラボレーションパック的なものも伺える。

「さて、開封するか。」

有澤 零砂 > 「まぁ、実際この学校はイロイロ張り巡らされてますし、
技術体系、文化体系も見たまま、とはいかなさそうな印象ですよ。」

そういいながら自分もパックを買ってくる。

「いやー、やっぱりこうやって封を開けるときは楽しいですね。
効率的にシングル買いをすることが多いですが、このわくわくはやはりまた別のものです。」

リビドー > 「ま、陰謀や裏事情を語るのは今度で良いだろう。
 ……ああ、それには同意するよ。全く、欲求を煽るものだ――」

 一枚一枚をチェックしながら言葉を返す。
 途中、自販機に戻ってスリーブを買い直す動きも見られるだろうか。

有澤 零砂 > 「ま、確かに。楽しいことでもないですからね・・・そのあたりは。
そう考えると、ここは不思議な世界のるつぼですね・・・」

ため息をはきつつ、ぺりぺりと封を開ける。
一応持っていたスリーブにカードを入れながら、マジメな様子でそれをコストごとに分別していく。

リビドー > 「全くだ。ボクが知る中でも――っと、2枚目の当たりか。」

 2枚目の輝くカードを目にすれば、丁寧にスリーブに仕舞う。
 そうして邪魔にならない場所に作業を終え――

「――よし、こっちは出来たよ。」

有澤 零砂 > 「おや・・・うらやましいですね、こちらはレアは1枚だけでしたよ。」

うーむ、といった様子で困った表情を浮かべ
どうにも運がいいようではないらしい。

「仕方ありません、優秀なアンコモン群でうまく穴を埋めていきましょう。
おまじない程度にこれをピンで刺して・・・ こちらも出来ました。」
デッキのカードを整えながら立ち上がる。

リビドー > 「ふむ。ならば、そうだな。
 ――勝った方がレア総取りってのはどうだい。」

 ルール冊子を片手に軽く提案を乗せつつ
 有澤の準備が終わった事を確認し――

「了解。早速始めるか。」

有澤 零砂 > 「ふむ、アンティはあまりしないのですが・・・ いいですね、それでやりましょうか。」

どうせ筐体にセットしたときにシャッフルが行われるが、
なんとなしにデッキをシャッフルしながら答える。

「先手はどうぞ、カードゲームというものは大体先有利ですし。」
筐体にデッキをセットしながら声をかける

リビドー > 「賭博は苦手かい。……ま、この程度なら構わないだろう。
 コンピューター様の支配するディストピアと云う訳でもあるまい……と。」

 デッキをセット。ルール選択に移る。
 特殊なルールもあるらしいが――

「ルールは初心者に推奨されている一番簡単なものでいいかい。
 ……キャラクターチャージ3.サポートコスト10、オプションオフ。だったかな。」

有澤 零砂 > 「いえ、どちらかというとそれでひどい目に合ってる人をよく見るゆえ。
あまり積極的にはやらないだけですよ。」

ルールセレクトを目で追い確認しつつ。

「そうですね、ルールはそれでかまいませんよ。
オプションはややこしくなりますからね、攻撃対象ランダム化とかいれたら阿鼻叫喚ですし…。」

リビドー > 「後はリアルタイムバトルもできるみたいだが、初心者には厳しいからな。と――こうするか。」

 カードからキャラクターとして設定可能なものを1体選出。
 軽く操作をすると、煌びやかな装いの少女がディスプレイに浮かんだ。

「導きの巫子(海)、だったかな。この子は。
 サポートカードは……処理中にタップか。便利な時代だな。」

有澤 零砂 > 「まぁリアルタイムだと思考時間も奪われますしね・・・強いカード連打すれば名ところもありますし・・・」

出来てきたキャラクターをみて、困った様子で。

「予感はしてましたが知らないのが出てきましたね・・・まぁ仕方ない。」

こちらも1枚選び操作する。
それにあわせて大きな大砲を持った天使の羽を生やした少女がふわふわ飛んでいる。

「榴弾の天使さん、タップで火力を飛ばせるタイプのキャラですね。」

リビドー > 「遠距離か。効果は分からないが――ふむ。」

 画面とルールブックと交互ににらめっこ。
 そうして交戦の仕方を読み取り、筐体を操作する。

「で――こうか。交戦を行う。
 攻撃の種類を選ぶのか。攻撃にも特徴があると。
 ……取りあえず、これだな。」

 画面上の煌びやかな少女が水の礫を発射した。……インフォメーションには、

 難易度:3  属性:水 効果なし

 と、表示されている。

有澤 零砂 > 「お、うってきましたね。とりあえずブロックしましょう、そのまま通すのは痛い。」

とりあえず、といった様子で自分のキャラクターにかばわせる。

有澤 零砂 > (3以下で爆発四散)
リビドー > [2d6→4+5=9]
有澤 零砂 > [2d6→2+4=6]
有澤 零砂 > 飛んでくる氷の礫を榴弾で打ち落とす。
なんだか水蒸気の関係ですごく爆発しているからかなりこわい!

「なんだかこわいなぁ、反撃しよう。」
そのまま榴弾をぽこぽこそちらに飛ばしていく。
難易度:4  属性:爆 効果:よく飛ぶ
と表示される。

リビドー >  さながら映画の1シーン。
 描画力の高さに感心しつつ、捜査を続ける。

「爆か。このキャラクターの苦手属性故に判定にペナルティが掛かるが……」

(補正込みの出目が4以上で成功。)
[2d6-1→1+3+(-1)=3]
リビドー >  あえなく大破・爆散。
 煌びやかな少女がフィールドから取り除かれた。

「む……相性差が出たか。レアカードでも相性を覆すには至らんな。と。」

 2体目のキャラクターが画面上に現れる。
  冠を被り三叉槍を持った、おじさん風のロボットだ。画風がゲームのそれと離れている辺り、何らかのコラボなのかもしれない。

「で、こうか。」

 槍先から渦巻きが発生し、三方向に飛来する。
 表示は難易度:5  属性:水+虚 効果:3WAY

 ……よくとぶと同様、3WAYもこのルールでは意味を成さないものなのだろう。

有澤 零砂 > 「この子は火力にむらのあるキャラなのでいい数字を引けたのも大きいですね・・・ むむ、それも知らないカード。 コラボ系はあんまり手を出してなかったのもありますし。」

攻撃の属性を確認して困った様子で。

「虚はつらいですね・・・とりあえず・・・」
キャラクターは足元に榴弾を打ち込みもくもくとたつ爆風で身を隠す。
(5以下で爆発四散)
有澤 零砂 > [2d6-1→1+6+(-1)=6]
有澤 零砂 > 「すごい、耐えちゃった。」
次のカードを準備しながら驚くプレイヤーをよそに、
キャラクターは煙の中から何事もなかったかのようにぴょいんと飛び出し、
かかえている大砲を大きく振りかぶって殴ろうと踏み込む。

表示は難易度:6  属性:叩 効果:命中時吹き飛ばし

リビドー > 「やったか、とは思ったのだけどな、と――。」

 キャラクターカードをタップして、コストを消費することでキャラクターのサポート効果を発揮させる。

 【がんじょう:弱点属性以外の判定強化。
        また、銃属性の攻撃ではファンブルしない。】
[2d6+1→2+3+(+1)=6]
リビドー > 「今度は補正に救われたよ。さて――」

 口数も少なく、手慣れた調子で操作を行う。
 慣れてきたのだろう。おじさんの目から極太のビームが発射された。
 吹き飛ばされたモーションこそあるが、ルール上あるいは攻撃種類上、影響はないらしい。

 難易度:7 属性:エネルギー 効果:コストを2消費すると、相手のプラス補正を1下げる。/貫通/範囲

 後ろ二つの効果は、このシステムでは意味がなさそうだ。

(コストも使っておくか……)

有澤 零砂 > 「なにあれ、目からビームなのそのキャラ?!」
想定外の攻撃にびっくりするプレイヤー
キャラクターまでびっくりしている。

はっとしたようにあわててビームを回避しようとするが・・・
[2d6-2→2+5+(-2)=5]
有澤 零砂 > //7以下でアウトでした

「さすがにやられてしまった。」
ビームを浴びて吹っ飛び倒れてしまったキャラクターを回収プログラム君がどこかへと運んでいくのを見ながら。

「さて、こちらも2枚目と行きますか。 序盤向けのキャラなんですけどこの子。」
そういうと、2丁拳銃を構えた女の子がぽとんとおちてきた。

そして2丁拳銃から銃弾を垂れ流すように打ち出す。
難易度:8 属性:銃弾 効果:起動コスト2 相手の反撃に+2補正、代わりにぞろ目で自動失敗を付与。/フルオート/流れ弾

リビドー > 「ふむ。銃弾が銃属性に含むかどうかは――」

 ともあれ、そのまま処理を行う。
 //補正混みで+1+2されているが、ぞろ目の場合自動失敗/ファンブルが優先される。

「しかし、先に続いて可憐な子じゃないか。好みかい?」
[2d6+3→5+5+(+3)=13]
リビドー >  ――銃弾の雨を弱点に叩き込まれる演出。
 ログを見ると銃属性としてこそ補正を受けたものの、
 銃属性の攻撃の特殊効果に関しては適応外として処理されていた。
 巨躯が倒れ、画面から消失する。

「ふむ、後がないな。こいつはアンコモンだったが――」

 白衣を纏った、体格の良い壮年男性が画面上に表示される。
 同時に画面をタップし、コストを消費して効果を適応する。

【効果:機械属性のみを持つカード以外に対し、対象の判定-2】
 
「さて、交戦だ。」

 ……それはただ近付いて、暴力的なステゴロを仕掛けた。
 大分、いかがわしい図になっている。

【難易度:3 属性:肉弾 効果:霊体に等倍】

有澤 零砂 > 「ほんとに今日はわりと付いてますね・・・」
調子がいいのかやれる気がしてきたらしい。

「あいにく、嫁以外の女子にはなびかないのです。
あとは有用なピックがこの子達だけだったわけですよ。」
少しばかり困った様子で答えて。

「普通によろしくないビジュアルですね、さてどうなるか・・・」

キャラクターはくるりと後ろに回り回避しようとする。
[2d6-2→2+4+(-2)=4](3以下で次の方どうぞ)
有澤 零砂 > くるりと後ろにまわり、攻撃を回避する。
事案はひとまずは回避されたようだ。

「とりあえず撃ち返しましょうか、不利なのには変わりないんですが・・・」

即座に銃弾をリロードして数射牽制をかねて打ち込む
【難易度:4 属性:銃弾 効果:出がはやい】
(3以下で次の方どうぞ)
リビドー > 「嫁、嫁か。……そうだな、羨ましい限りだよ。
 生憎と、ボクにはもう出来そうにないからな。」

 さくさくと筐体を操作し――
[2d6→4+5=9]
リビドー >  
「とは言え、ボクの方も後は殴るだけしか出来ないな。」

 コストも大分使ってしまった。
 故にサポートカードは使えない。
 使用できる攻撃種を選択し、処理を進める。
 
【難易度5:属性:肉弾 効果:対象の判定が5の場合、次の判定-1】

 ……組み付いてきた。肉弾キャラらしい。
 アンコモンなのに性能が良いのは、このルールに助けられている所も多そうだ。

有澤 零砂 > 「あきらめる年齢には見えませんが、いや・・・イロイロあるんですかね。」

そういいながら盤面を見つつ

「(3枚目にお祈りでもかけたほうがよさそうですね、これは。 コストは温存のプランで行きましょう。)」

特になにを使うわけでもなく攻撃に対して対応しようとする、
画面の中のキャラクターは小さい体を生かして間接の隙間方逃れようとする。
[2d6-2→4+4+(-2)=6](5以上でにげっ)
有澤 零砂 > 「・・・ふむ、この子達おもった以上に優秀なのでは。」

びっくりしているプレイヤーをよそに
キャラクターはするりと組みつきから逃れて、いったん距離をとり踏み込みながら射撃を行う。

【難易度6:属性:銃弾 効果:勢いが付いている】
(5以上でにげっ)
リビドー > 「旗色が悪いか。さて」

 するする、とタップを行う。
 画面上の壮年男性の動きは、防いで殴るだけの至ってシンプルな、凝っていないもので――

//6以下でげーむおーばー
[2d6→2+6=8]
リビドー >  間一髪、射線を読み切り銃弾を回避する演出。
 まだ続いてはいるが――

「……む、実質6で打ち止めか。仕方ない。」
 
【難易度6+:属性:肉弾 効果:対象の判定が5の場合、次の判定-1】
【難易度9までの反応に使用できるが、難易度6として扱う。10以上には自動的に破壊される。】

 男性だからなのか、アンコモンだからなのか、
 あるいはシンプルがコンセプトなのか。いずれにせよ、先ほどと同様の組み付きを繰り返す。

有澤 零砂 > 「ふむ、さすがに天井が低い・・・メリットにつりあったデメリットですが。 どう転ぶか・・・」

再び、組つきを回避しようとする。
今度は踏み込んで相手の距離感を乱す作戦だが・・・
[2d6-2→2+4+(-2)=4](7以上で逃げ)
有澤 零砂 > 「あっつかまってしまったか。」
少女はあえなくくみつかれて、そのまま締め上げられてしまう。

「やっぱりこれは案件物なのでは・・・?」
浮かんだ疑問を口から漏らしつつ、自身の最後のカード、レアの切り札を場におく。

「機械のカード・・・?なかったですよ!」
画面に現れたのは、ウサギのぬいぐるみのようなものが、頭に対物ライフルを載せたキャラクター 見た目のせいでハズレアといわれるカードである。

「うおー!撃てー!」
子気味よくキャラクターの頭の上でライフルが発射される。
【難易度8:属性:銃弾 効果:すごい勢いが付いている】

リビドー > 「頬で突きたくな――」

 詳細を見ずにさくさくと操作を動かす。
 弱そうだ と思ったが故に大して確認はせず、処理を行う。
[2d6→3+3=6]
リビドー >  ――呆気なく打ち抜かれる。
 暫く呆然としていたものの、気を取り直す。

「……妙に強いじゃないか。それ。」

 画面にはresultが表示され、カードが排出される。
 リビドーの筐体には特別な演出もなく、普通のカードが排出された。

有澤 零砂 > 「この子が1枚だけ出したレア、ですね。 シンプルに火力が高く、高速性能持ち。
半面防御能力は皆無、といったところでしょうか。
グラフィックのせいでなんともいえない立ち位置ですが、決して弱くはない、といった評価です。」
憎たらしいドヤ顔のキャラクターが写るリザルトを飛ばし
自分も排出されたカードを確認し。スリーブに入れる。

「ビジュアルとか二はあまり気にしない性格でして、気兼ねなくこういうのを入れられますね。」

リビドー > 「成程な、と。……ともあれ、約束通り渡しておくよ。
 ボクが持っていてもしょうがない、と言うのもあるからな。」

 2枚のレアカードを押し付けつつ、残りをしまう。
 1枚は最初にキャラクターとして展開カードだろうか。見た目はかわいいが、効果が微妙なレア枠。
 どうにか強く運用出来ないか研究するファンがいるタイプのカードだ。

有澤 零砂 > 「まぁ、本当であればあまり受け取るのは気が進むわけではありませんが、
ありがたく受け取るとしましょう。」
カードを受け取りケースにしまいながら。

「しかし、久々にこうやって遊ぶと楽しかったですよ。また何か機会があればしましょう、次はあなたの土俵で、ね。」
いたずらっぽく笑いながら軽く頭を下げ。

リビドー > 「ああ。しかし、ボクの土俵か。
 何か考えておくとするよ。他人の土俵を鑑賞する方が好きでね。」

 受け取られれば、礼に対して軽く笑ってみせる。
 頭は下げないが、不遜や傲慢な感情は見えないだろう。

「と言う訳で、次は学園で会おう。
 ……いや、もう少しは連休だからな。学園以外で会うかもしれないな。」

ご案内:「ゲームセンター」からリビドーさんが去りました。
有澤 零砂 > 「なるほど、確かにそういうタイプの雰囲気はありますね。
まぁ、そのときはそのとき、よろしくお願いしますね。」
軽く手を振って見送ってから。

「…もうちょっと遊んでから帰りますか。」
さらにゲームセンターの奥へと進んでいき。

ご案内:「ゲームセンター」から有澤 零砂さんが去りました。