2016/09/25 のログ
■影打 鈍 >
元はといえば自身の招いた――ああ。
言っても聞かぬよな、東華は。
(小言を言おうかと思ったがやめておいた。
どうせヘラヘラ笑って流されるのだ。)
東華のように童貞のような考え方の男のことだよ。
あの時は――……だったし。
(指摘された事にごにょごにょと口を動かす。
言いにくそうにもごもご喋るので、とても聞きづらいだろう。)
ふうん。
――やっぱり、優しい方が好みですか、東華くん?
(そうしてあっさりそっちの姿を取ってみる。
普段の姿より確かに疲れるが、それはまだ慣れていないから。
それに契約主と触れ合っている今ならば、それもやや抑えられたりする。
いつもと違う雰囲気の優しい顔で笑いかける。)
■羽切 東華 > 「ま、自業自得って事で。遅かれ早かれこうなるとは思ってたしね」
五体満足でこのまま卒業できるとか全く思っていない。
むしろ、身を削るような命のやり取りと切り合いを好む本性があるのだから。
結局、どんなに取り繕っても、どんなに誠実でいようとも。
破綻しているのは隠しようが無いのだから。
「え、え~…むしろゴニョゴニョして聞き取り辛いんだけど?」
と、言い辛そうにしている鈍へと追求してみた…と、思ったらいきなり変身した!
「いや、俺としてはどちらも素晴らしいと思いますけども。あと胸触っていい?」
と、優しい方なら別にいいよな?という訳でぶっちゃけた質問をしてみる。
この主、おっぱいへの熱意がある意味で半端無い。
■影打 鈍 >
そうですね。
仮に五体不満足になっても、私が介護してあげますよ。
(そう言う男を好きになってしまったのは自分だ。
であれば、最後まで面倒を見てやろう。
そう思えるのだから、とことん惚れているのだなと再認識した。)
うう……――す、好きな人と、その、ああいう形でするのは、初めてだったと言ってるんです!
(しばらくごにょごにょと繰り返していたが、意を決したように口に出す。
それまでは主の性欲の捌け口だったり、単純に魔力補給のためだったり、とにかく心が伴っていない行為だった。
今思えば命を得る前兆のようなものだったのだろう。
言い切ってから恥ずかしそうに膝を抱えて、その膝で顔を隠してしまった。)
――。
(その質問には指を突きつけて返答。
顔は隠したままだが、その指の先には小さな刀が浮かんでいて、彼の首にその切っ先を突きつけている。
優しいからと言ってセクハラを許すわけではないと言うか、むしろこっちの方が厳しかったりする。)
■羽切 東華 > 「手厚い看護が期待できそうで何よりですハイ」
あはは、と笑いつつもまぁ…出来る限り長くは生きてみよう。
とはいえ、絶対に早死にするタイプなのは今までの言動や性格を見れば明らかである。
「ほぅほぅ、成る程成る程…じゃあ、精神的な意味で処女卒業したと」
と、真顔で冷静に切り返してみる。しかし、変化した鈍は羞恥心も増してるんだろうか。
内心でこれは面白い!と、思っているが黙っていよう。魔力パスでも伝わらないように頑張った。
「……ですよねぇ」
セクハラ行為どころか発言もアウトのご様子。こっちのモードの鈍は厳しかった。
首筋に当てられた刃を引っ込めるように言いつつ、溜息と共に軽く抱きしめ直して。
「ふぁ……んー鈍、そろそろ寝ないか?俺、明日朝からバイトでさ?」
と、言いつつまだこの態勢はキープしていたり。ちなみに寝る時は勿論一緒のお布団でござい。
■影打 鈍 >
――意地悪な東華さんは、きらいです。
(膝に顔を埋めたまま、からかってくる彼に言葉を返す。
魔力パスで通じなくとも真顔でも、彼がそう言うことを言うときは大抵そう言うことなのだ。
それがわかるぐらいには、一緒の時間を重ねたと思いたい。)
セクハラする人は、モテませんよ?
――あんまりモテるのもいやですけど。
(言われた通り、刃は引っ込めた。
その代わり言葉の刃を突きつけるも、この状態では切れ味があんまり良くない。
しかもその後本音をポロリとこぼす有様である。)
――愛してくれなきゃ、やです。
(ちらり、と膝から顔を出す。
ちなみに。
膝を抱えたことで、スカートがめくれあがってかなりせくしぃになっている。
しかも胸元が開いたタイプのワンピースであるので――これ以上は言うまい。)
■羽切 東華 > 「くっ!何か何時もの鈍と口調や態度が違うと新鮮さが…!!」
と、何か衝撃を受けている程度に余裕はあるらしい。
でも、こっちのモードの鈍は苛めたくなる。間違いない。
スキあらばこっちモードの時の鈍は弄りまくろうと決めた。
主決定なので変更は不可能であります。
「別に誰彼構わずセクハラしてる程に女好きではないしなぁ。
けど、女殺しとかどっかの誰かさんが勝手にレッテル貼るわ、いらん誤解吹聴するわで。
…あ、何か腹が立ってきた」
思い出したのか主から不穏な空気が漂う!まぁ、直ぐに何時もの雰囲気に戻ったが。
「…うん、まぁ単刀直入に言うと今の格好がセクシィな感じですね鈍さん」
と、言いつつ彼女を抱き上げまして…後はお布団直行である。
その後に何をしたのかは割愛である。一つ言える事はバイトに遅刻しそうになったという事だけだ。
■影打 鈍 >
東華さんのばか。
(くすりと笑みを向けて、そんな言葉。
ばかと言いつつも、その言葉には愛が溢れているのがわかるはず。
慣れる意味でも、家にいるときはこっちでいようと決めた。)
そ、それは東華さんが女の子の知り合いばっかり増やすからで……
――じゃ、じゃあ、お仕置きしても、良いんですよ?
なーんて……えっえっ、や、明日早いんじゃないんですか!?
(先ほどの言葉はちょっとした冗談のつもりで、朝が早いのであればあまり無理はさせたくなかった。
だがすっかり彼はやる気になってしまったらしい。
抱き上げられれば慌てつつも、本気で抵抗はせずお布団まで運ばれた。)
――や、やさしく、してください、ね……?
(優しくしてもらえたか、またどちらのペースだったかは――あえて語るまい。)
ご案内:「自宅」から影打 鈍さんが去りました。
ご案内:「自宅」から羽切 東華さんが去りました。
ご案内:「墓地」に真乃 真さんが現れました。
■真乃 真 > 島内にはいくつかの墓地がある。
事故や事件、病気や寿命。
身元が分かるものは家族の元に送られるのが基本だが分からなかったり送りようのないものは
ここに眠っている者も少なくない。
いや、眠っているかはともかくここで弔われている。
そんな墓地に一人の男。
黒いタオルを首から巻いた男である。
「見ればわかるって聞いてたけどこれは酷いな…。」
男が前にした西欧風とも東洋風とも違う大きな墓石は人為的につけられた傷でボロボロだった。
うわ、銃まで撃たれてる…どれだけの恨みを買えばここまでされるのだろう…。
■真乃 真 > 真はこの墓の主がどのような人物なのか殆んど知らない。
知っているのは名前くらい、それはそうだ真がこの島に来る前にすでに死んでいたのだから知る由もない。
「それにしても、死んでまでここまでする事ないのに…。」
口でそんな風に言いながらクルクルとタオルを右手に巻き付け始める。
「別にお墓を傷つけてもどうにもならないっていうのに…。」
黒いそれで巻かれた右手を上段に構えて…
「全く、ひどい話だ…ね!!」
思いっ切り振り下ろした!!
■真乃 真 > 手に痛みは無く、お墓に傷もない。
それでも確かに響いた鈍い音は力いっぱい叩いたことの証拠である。
「これでいいのかな?」
手に巻いた黒いタオルの表面に波が打つ。
どうやら溜飲は下がったようだ。
「大分、片付いてきたな…。
このブラック真乃真ともそろそろお別れか…。」
既にさっきまでの波は止まっているその黒いタオルを首に巻きなおしながら少し名残惜しそうに言う。
ご案内:「墓地」にデーダインさんが現れました。
■デーダイン > 「む―――どうした、…少年ッ!!」
墓場に現れる、ネクロマンサーとか幽霊とか、不審者とか…
そんな見た目の、相変わらずの怪しい格好をしている謎の人物、
黒魔術の教師であるデーダインが、散々たる墓場のムードにそぐわぬ何だか暑苦しい声で、
真っ黒なタオルをなびかせる真乃真へと仮面を向けて声を掛けた。
何時の間にか、そこにいたみたいで、
彼が手を力いっぱいお墓へ叩き付けたその音と、様子を聞きつけた様だ。
■真乃 真 > 「うおぅ!」
急に現れた仮面の不審な相手に変な声を出す。
墓地だし幽霊か何かかもしれない…。
祟られるのはこわいけれど…う、うん、とりあえず正直に話そう。
「どうもしてないです!
ただ僕は自分の内なる衝動に従って知らない人のお墓にチョップしただけです!」
完璧に事実である。
事実だけど頭がアレな人に思われかねない!
■デーダイン > 「……なッ…うおーとはなんだ!
人を見てまるで不審者とかオバケみたいに言いおってからにッ!」
誰がどうみてもお化けetcな格好であるからして、仕方ない。
あろうことか黒魔術まで完備しているのだ、
もう呪縛霊とかそういうものと同類である、デーダイン。
ただまあ、陽気な声だけは凄くイキイキしている。
こんなオバケいたら逆に怖いくらいに。
「どうもしてないだとぉ?!
ふむ。
ふむふむなるほどぉ。」
顎のあたりがあるだろう場所に、ごっつく白い手袋を宛がって二三度上下に揺れる仮面。
「ふゥーん……。」
長い思考。そののち、ぽむんとやけに気の抜けた手と手を叩く音を鳴らして、
彼を手袋で指差して、こう言った。
「ハッ!
少年よ、貴様―――
―――中二病と言う奴だなッッ!!!
ハッハッハッハ…分かる、分かるぞ……!!
闇の力に目覚めているのだろう、こう!何となく!
その黒っぽいソレといい、凄くそんな気がするぞッ!!」
こっちの頭も、相当アレだったようだ。
自分のことを棚に上げながら、
デーダインなりに彼の中のブラックなナニカを感じ取ったのだろうか、
やたらと自信満々に中二病認定である。失礼極まりない。
■真乃 真 > 「お化けでも不審者でもないならこの墓地の管理人なんですか!
そんな格好で…!…仮面以外は良いと思います!!」
あの赤いマントちょっとカッコいいなと思いながら見る。
今の真は何かそういう悪そうなものに惹かれやすい状態なのである!
仮面は…まあうん。
「…まさにそれです!中二病が何かは分かりませんが今の僕を表すのにその言葉が一番相応しい!!
今の僕はブラック真乃真!
そう、悪の心に支配された真乃真ですからね!!」
無駄に悪カッコいいポーズで答える。
中二病ってなんだろう?
外的要因でなった状態ではあるが何となくそれであってるような気がする…。
「じゃあ、あなたも中二病なんですね!
その漆黒の衣装に赤マント!多分中二病でしょう!
そう!中二病の先輩というわけだ!!」
再度、悪カッコいいポーズをとりながらそんな事を言う。
■デーダイン > 「いや、墓参りに来ただけだ!!管理人でもない、しがない通行人だよ!!
むゥ、私は24時間365日未来永劫にずっとこの格好である!何処へ行く時、何をする時でもな!
…ついでにこの仮面は特注品だ!
ハッハッハッハ、かっこいいだろう?もっと褒めてもいいんだぞ!!」
デーダインはお調子者だ。
ただ、仮面がハブられたのは内心ちょっとショックであった。
それはまぁ、不気味さがあるだろうけども。特にこの様な場所では。
「な、なんだとッ?!貴様まさか………そうか、闇の波動に飲まれ、
悪たる道へ歩むことに目覚めてしまったのだな…!!
……うむ、なんか、そのポーズ…良いな。私もかっこいいのやってみよ。」
彼のポージングに答えて(自称)優雅な貴族風のポーズをお返しすするデーダイン。
メラメラと黒い炎みたいなオーラを身体の節々から醸し出して邪悪感3倍増し。
なんか、益々調子に乗ってきたと言うか、イキイキしている。
「ハッハッハッハ、私が中二病だと?!その通りだッッ!!!
どっからどこを取ってみてしまっても私程の中二病等まぁ居らぬだろうなッ!
私こそは完全無欠の絶対悪にして、永遠不滅の究極の存在ッ!!
先輩にとどまらず先生と呼んでもいいのだぞ!
あっ、そうそう。そういえば、言ってなかったな。
私はデーダイン。常世学園で教師をしている!
存在自体が悪とされる黒魔術を教え、日々セクハラ行為に勤しんでいるのだ!
貴様は確か、ブラック真乃真であるそうだが…?」
バサァッ、不吉なカラーリングの赤マントを手袋ではためかせながら、自己紹介。