2015/06/23 のログ
アリストロメリア > (金星は『快楽』や『愛』『社交性』等を示す天体であり
太陽系の中で最も美しく光り輝く星である事から『美』と『芸術』の星として
豊饒神や愛の女神、芸術の神が当て嵌められる事となりました
また『明けの明星』『宵の明星』と言われ親しまれる星であり
最初に夜空に輝くと同時に、最後まで輝く星でもあるのです
太陽から48度以上離れることは無く、水星と同じように常に太陽の傍にあり
太陽と同じ星座か、離れても2星座前後隣までしか離れません

さて――……今日に置いて金星は女神ヴィーナスが当て嵌められておりますが
ギリシア・ローマで占星術が完成される以前は、イシュタルが当て嵌められており
彼女は戦の女神であると同時に、金星を見て戦を占う星とされました

それは、古代の人々の生活の移り変わりと関係します
女神イシュタルは、豊穣神であると同時に戦の女神であるのです
何故、相反する二つの顔を持つのかと言えば
古来において、人は農業をして豊かになって行く半面
時の移り変わりと共に、土地の争いを行い、戦争の勝ち負けにより貧富の差が拡大しました
勝者というのは弱者から勝ち取り、奪うものであり
金星の司る『豊かさ』や『お金』がそのような形で勝ち取る時代に生まれた意味でもあるのです

詳細はこの後――……天王星で語るとして
占星術というのは、その時代により常に意味が新しくされていくのです

また、金星は恋人や美的センス等も示します)

アリストロメリア > (火星は『戦争の星』として、不吉な一面を持ちますが
それは火星が地球に近づく時は紅く見え、離れると輝きが鈍く薄くなり
また、地球に近づく時には戦争が起こると言われた所為でもあるのです
実際に火星というのは酸化鉄で覆われた紅い星でもあり
『戦争』『事故』『死』等の不吉な意味を持つのですが
本来の意味は『積極性』であり、特に社会における自分の打ちだし方を示す星です
『怒り』というと、ネガティブなイメージが付きますが
怒りというのは上手くコントロールできれば凄まじい集中力と
障害を壊して進む力を持ち、とても重要な星であり
使い方次第では自分の殻や障害を打ちこわし、可能性を広げてくれる星でもあるのです)

アリストロメリア > (――……等と、ノートを書いていた所で眠気に襲われる
小さい欠伸を噛み殺せば――……)
まぁ、もうこんな時間でしたのね……?早めに寝ないと身体に悪いですわ
(と言いながら、荷物を鞄に素早く片付ければ、図書館を後にする)

ご案内:「第二図書館」からアリストロメリアさんが去りました。
ご案内:「常世寮/女子寮、自室」に鈴成静佳さんが現れました。
鈴成静佳 > たっだいま~!(寮の自室に、ジャージ姿の静佳が帰還する)……さてさて、みんなの洗濯物を入れなくちゃね~。
(今日は朝から晴れの予報で、その通りによい日和であった。3人分の洗濯物を干しておいたベランダへ向かおうとするが……)

あれ? 氷架ちゃんの服だけ……取り込んである?
誰か帰ってる? 氷架ちゃーん? 空子ちゃーん?
(共有部のリビングのソファに、氷架さんの制服や私服だけ畳んでおいてある。同居人の名前を呼ぶも、返事はない)
……ま、いいか。アタシより先に帰ってきたに違いないッスね。

(残りの洗濯物を取り込み始める静佳)

鈴成静佳 > よしよし、よく乾いてるッスねー(取り込んだ洗濯物を丁寧にたたみ、所有者ごとに分けていく)

……むぅ、誰か先に帰ってたならみんなの分取り込んでおいてくれてよかったのに。(頬を膨らます)
生乾きだったのかな?

……じゃ、じゃあ、氷架ちゃんの洗濯物がちゃんと乾いているか確かめないといけないッスよね~??
(ソファに先にたたんであった氷架さんの私服へとにじり寄り……)
(鼻をつけ……るのは失礼だと思ったか、代わりに頬ずりをした。これも一応は失礼だ)……ンハァ……すべすべ……

ご案内:「常世寮/女子寮、自室」に雪城 括流さんが現れました。
雪城 括流 > 頬ずりする感覚に、ひんやりぷにすべぇ…とした感覚が加わるかもしれない。
そのタイミングでポケットから出てきたばかりに鈴成さんの顔に絡み付いてしまった小さな蛇が…?

「…へびぇん?」

にょろん。

鈴成静佳 > へびぇ……?(耳元で響く謎の声。次いで感じるのは、自分に巻き付くウロコの感触)

……きゃあああああーーーー!!!
(思わず氷架さんの洗濯物から顔を離し、後ずさる静佳。震える手で巻きつく蛇を剥がそうとするが、すぐに冷静さを取り戻し)

く、くくる先生?? だよね? もう、びっくりさせないで欲しいッスよ~!
(へたりと脱力し、手を離して巻き付かれるがままになる)
先生が先に洗濯物取り込んでたんスね……まぁ、家だし仕方ないか。アハハー。

……あっ、そういえばくくる先生、先生に話があったんスよ!

雪城 括流 > 「へびぇええぇぇ!?」

ぴょーんと…とんだ!へび きゃん ふらい!
巻きつくほどではなかったのでそのままぽすっと洗濯物の上におちたとかなんとか。

「ごめん…?日光浴ついでのちょっとした気まぐれで…。
話って……?」

頭を持ち上げて、くるんと首をななめにかしげた。

鈴成静佳 > アハハ。先生って暖かいところ好きそうですもんねー。(ジャージの袖で汗を拭いつつ、苦笑いを浮かべる)

で、話なんスけど。(真面目な顔に戻り)
学校の掲示板に貼ってあった保健委員……えーと、この学校だと生活委員会保健課でしたっけ?
あれってくくる先生の文章ッスよね?(先日廊下で見つけたチラシを思い出す)

その……アタシ、保健の仕事に興味があって。
ただ、自分の異能は身体を震わせるだけだし、魔術もテレポート以外からっきしなんスけど、そんなのでも保健委員って勤まるのかなって思って。
相談したかったんスよ! 先生!(ソファの上のくくる先生に身を乗り出す。顔が近い)

雪城 括流 > 「うん。一応名前は私のもので発行してあるね。
所属そのものは手当てができることになってるけど、簡単な講習を受ければ条件を満たすようになってるんだ。
この学園だと異能や魔術を扱う分事故も少なくないからね。気負うわけじゃなくて、そういうときの手当てを身につける場所だと思ってくれればいいよ。」

ちかい…ついうっかり舌をちろちろんっと出してしまって。近すぎたらぺろん?

鈴成静佳 > ……キャッ!(近づきすぎたか、鼻の頭に蛇の舌があたってしまい、思わず顔をしかめる。だが不快ではなさそうだ)
いやー、先生って蛇なのにあんなポスターどうやって書いたのかなーって……あっでも人間にもなれるんスよね。
……よかったら、人間の姿も見せてもらえるッスか?
その、相談っていう体裁だし、蛇に相談してるのもなんか不思議な絵面な気がしてきちゃうので……。(照れくさそうに提案)

なるほど。講習ッスかー。アタシも一応中学のころはずーっと保健委員やってたし、いろいろあってひと通りの傷の手当はできるッスよ!(手を包帯で巻く仕草をする)
手当ができれば参加できるなら、きっと大丈夫そうッスね!

(一瞬顔が笑顔に輝くが、すぐにまた真面目な顔つきにコロリと戻り)……うん、この学校、怪我人多いッスよね。
異能の訓練とか、ほんとに怪我と隣り合わせって感じだし……(この前の氷架さんの特訓風景を思い出す。また、自分の転移魔術による回避訓練も)
アタシ、そういうの見るとすごく心配になっちゃって……。なんか力になれないかなって、あのポスター見た時思ったんですよね。

雪城 括流 > 叫びに軽くびっくりしつつ舌を引っ込める。尾っぽがぴくぴく。

「授業も普段から蛇姿だからそこは慣れてもらっているから、そんなに変、かな。
言われればなるけど…食事処とかは人型じゃないと売り上げにならないって禁止されてたりするしね。」

カフェテラスなんかだと蛇出入り禁止みたいなことに。
ちょっとだけ形だけ抵抗するような様子。とはいえはじめてのときも変化するか尋ねたし、いやと言う訳でもなさそうだ。

「一通りやれれば大丈夫じゃないかな。
物騒なこと以外にも怪我をする機会は比較的多いからね。いい心がけだと思う。」
目を閉じてうなずき。腕があったらくんでいそうだ…ないけど。

鈴成静佳 > いやー、万事うまくいって同じ保健委員になれるとしたら、その前に先生の人型の姿も見ておければなって思ったんスよ。
……ほら、追いかけるべき背中とかって、大事じゃないッスか。こういうことって。
(遠い目でリビングの天井を見上げ、故郷の母の姿を思い浮かべる。普段は四六時中パソコンに向かいながらも、家事も完璧にこなした母。憧れの女性の一人だ。いま、静佳はもう一人憧れが欲しい)
……まぁでも、疲れるとかなら別にいいッスよ! 見る機会はあとでもまたあるでしょうし。

この島、治安の悪い場所はとことん悪いッスからね。
できれば、そういう場所には行きたくないけど、保健委員として必要があれば行きます。まぁ、これは「逃げ」に自信がついたからッスけどね。
それに……みんなの健康も気になっちゃったり。とくに氷架ちゃんがそうなんだけど……えへへ。
(頭を掻きつつ)
……そういえば、くくる先生はどうして保健医に?

雪城 括流 > 「…そんなに気負うものじゃないよ。
活動的に動くなら救急隊もあるけど、私はやってないしね。そう言う背中は来島くんのほうが最適なんだけど…。」

とはいいつつ、しょうがないなぁと笑った様子でソファの後ろにしゅるん、と引っ込む。
ざぁっ、と鱗の幻影が柱のようにたって散ったかと思うと、人姿の括流―制服姿でピンク色の髪の少女―がソファの後ろに現れた。


「治安の悪いところばかりじゃなくて、学園内の怪我とかだけでも大事なんだ。
生徒が何かで気分が悪くなったり、調子が悪くなったりなんてこともあるだろうしね。
…風邪を引いたけど一年生で、一人暮らしだと頼れる人もいない、なんてケースもあるんだ。そう言うことも忘れちゃだめだよ。」
映画のような勘違いしていそうな相手に、身近なケースを例につらつらお説教。

「無理に召集することは無いから、そう言うところにはあんまりいかないようにね。
…私も正確には保健医じゃないんだ。保健課だからそう見えるかもしれないけど
単に治療ができるから所属してる、だけだよ。気ままに動くだけなんだ。」

誤解は解いておこうと、くすりと笑って。

鈴成静佳 > おーっ!(変身を遂げる蛇に、眼を丸くして口元を抑える)
……雰囲気が結構大人びてる印象あったんスけど、意外と若かったんスねぇ、くくる先生。……胸は大人ッスけど。(唇を尖らせる)

あっそうかー、保健の授業の先生と保健医は別だったかぁ~。アハハー。早とちり。
それと、救急隊は別にあったんスね。なるほどー。(忘れないように、固定電話の横にあったメモ帳を手元に寄せて記録)
……そうッスよねぇ。この島に来てる人はだいたい一人暮らしッスからね。しかも離島だから親がさくっと駆けつけるわけにもいかない。
そもそも日本人ばかりじゃないし……異邦人までいるッスもんね。異邦人についてはもう身体も食生活も人それぞれで大変そう。
アタシはルームシェアしてるからいいけど、最近の氷架ちゃんは(女の子のアレで)明らかに辛そうだったし……。(腕くみして首をひねらす)

そういう人たちの力に、楽しく気持ちよく過ごせるような助けになるならアタシはそうなりたいッスね。
まぁ、こういうと生活委員会全体の管轄になっちゃうかもしれないッスけどねー。区分けがいまいち分かってないッスよ。(額をポリポリ掻きながら)