2015/06/30 のログ
ご案内:「女子寮・氷架達の寝室」に雪城 氷架さんが現れました。
ご案内:「女子寮・氷架達の寝室」に雪城 括流さんが現れました。
雪城 氷架 > 「ん、それじゃな、また。…ん、また明日」

……かれこれ2時間程話していただろうか
時間は23時をまわっている

スマホを充電器にセットして、ころんと布団の上に横になった

「ふふっ…」

自然と笑みが溢れる
電話の相手は霜月零、先日から…恋人同士だ

学校で会った日もそうでない日も毎晩のように電話しては話している

雪城 括流 > にょろん、とそんな氷架の肌にまきつく小さな蛇。
毎日何処かへ電話をかける…しかも内容がそういうのとあって、気にはなる。

「…ん。」

とりあえず自己主張的に、ここにいるよ…と氷架の膝上あたりにしゅるるる…と鱗で撫でるように巻きついた。

雪城 氷架 > 「ん、ククルどうした? 寒い?」
気がついて、手を伸ばして頭から胴体を撫でてやる

エアコンをつけるほどでもない気温、寒い、というほどではないが

雪城 括流 > 「温度は大丈夫だけど…。」
撫でやすいようにふとももからおなかのあたりまでしゅるしゅると移動して。

「長電話は、その…もしかして。先日のこと、すぐに答えだしたんだ…?」
聞くかどうか迷ったあと、すこし意外だったような様子でそう問いかけた。

雪城 氷架 > 「……うん。
 でも別に安易に考えて決心したわけじゃないよ。
 お互いのこともっと知り合っていくのはここからだし…。
 ククルにはちゃんと話そうと思ってたから、ちょうどいいや」

ふわりとした笑みを浮かべつつ括流を撫でる
ここのところ、こういう表情をすることも多くなっただろうか

雪城 括流 > 「ひょーかが安易だとか、そう思っているわけじゃないけど…。でも…。
……ちゃんと話す?」

まっすぐそちらを見て、首をくるりと傾けた。
氷架の表情の変化に最近騒動続きだった分すこしほっとした思いを感じつつ、ちょっとだけ何か寂しさも感じる。

雪城 氷架 > 「そ、お母さんには…なんかちょっと恥ずかしいけど。
 ククルは私が子供の頃からずーっと一緒にいるし、お母さんにはちょっと気にして言えないことでも、ククルにはなんか言えたりする。
 ……っていうかほら!彼氏ができましたー、なんて…普通親に堂々と報告とかしないだろ?」
少し照れるように頭を掻きながら

「………それで、思ってるわけじゃないけど、でも…何?
 なんかククルの言うことのが逆に気になるじゃん、そんな言い方だとさー」

雪城 括流 > 「ペット相手だからね。でも母親には言っておいたほうが大体都合はいいよ。ひょーかは一人暮らしだから言っておく必要がないだけかな。
…そうなると、同居人にいずればれることもありうるけど。
そうか、出来たあとのことはゲームでも描かれないから…。」
照れて意識が逸れた様子に、撫でる指にぷにっと鱗を絡ませる。

「……ひょーかはゲームを参考にしてるみたいだったから、一年くらいかけて悩んで、ぶつかって
そうしてやっと誰か一人を選ぶのかなって、思ってたんだ。」
言うかどうかちょっとだけ迷って、そう予想を告げる。

予想だけではなく希望でもあったが。
そうして悩み揺れ動く営みを見るのも、括流の神としての在り様だったのだから。

雪城 氷架 > 「…ペットっていうよりも、私はおねえちゃんみたいに思ってるけどな」
苦笑して、指で鱗をなですぺぷにすぺ

「お母さんは…多分、気づいてるだろうしな。
 時が来たら、でいいかなと思ってるんだけど。
 ……あのさー、何回も言ってるけど私はゲームはゲームってちゃんと割り切ってるよ。
 それに、なんていうか……選ぶ、っていうほどその、…余地も何もなかった」
顔を赤くしてそっと背ける

雪城 括流 > 「おねえちゃん…。」
撫でる指先にぷにっ、ぺこんとトゲトゲ鱗が跳ねる。
嬉しさのなかに1%の戸惑いを混ぜたような、不思議な声音。

「割り切ってるんだろうけど、それとしずのアドバイスのほかに参考にできるようなものはあった?
…もうちょっと本を読んでいれば視野も広がるだろうに、ひょーかはあんまり勉強しないから。」
『せんせい』口調で顔をちょっとそむけ、すねたようにそう言ってみせる。

「…ひょーかに好意を持ってる人は少なくないと思うけど。
そう、余地のないような状況だったんだ。」
ふーん、といった様子で氷架に向き直って、そう呟く。

彼氏へのヘイト+1 ぴこん。

雪城 氷架 > 「うん、お姉ちゃん。妹って言うにはククルって大人びてるしなー」
笑いながらなでなで継続、ぷにぷにと返ってくる感触は心地よい

「静佳のアドバイスもそうだけどさ、
 結局わからなかったのって自分の気持ちがなんなのか、ってところだったんだよ。
 芙蓉なんかから聞いたことはあったけど……、四六時中ソイツのこと考えて、頭から離れなくて、寝ようと思っても瞼の裏にチラついて。
 異脳使ってもないのになんかドキドキして、そういうのが、好きな人ができたってことだって、自信が持てなかったんだよ」
だから静佳の言葉はアドバイスっていうよりも、後押しになったのだ

「……………うん。
 実は、九郎に告白されたんだよな……、零と恋人同士になった、その直前に」

雪城 括流 > 「大人びてるというか、ちゃんと年上で大人なんだけどね。」
苦笑した様子で舌を出して、鱗を頭だけでなく胴体から尾っぽまで撫でさせる。

「離れなくて…その相手との出会いで、ショッキングな出来事でもあった?
その言い方を聞く限りではその……。」
はっきり言うかどうか迷うというより、言いにくい、ような。
頭部を下向けに下げて、戸惑うように揺らす。

「…烏丸くん、そうなったんだ。
相手、零って言うんだね。フルネーム聞いてもいいかな。」
九朗のことは知っているし、電話の相手が九朗でないことも薄々わかっていた。
それに彼はこんな風に迫らなかっただろう…とも思うし。

雪城 氷架 > 「……ククルの言いたいことはわかるよ。
 ショッキングな出来事もあったし、意識するようになったのもそのせいだけど、
 でも優しくて、ちょっとオクテで、凄く真っ直ぐなヤツだ。地味系だけどな」
くすくすと笑う

「アイツが音楽以外のこと考えてるとか思いもしなかったからビックリしたよ。
 からかわれたりすると全力で否定してたくさにさー。
 …あ、うん…霜月零っていうんだけど………芙蓉の。兄貴……」

雪城 括流 > 「…具体的にはりょーのことについて触れたり、過激な行動を取ったりしたんじゃないかな。
何があってそうなったのかは、すこし聞きたいよ。ひょーかの寝不足だってそのせいだったんだよね。」
じー…とその相手にすこし不審げな様子…。

「その好意的な評価もちゃんと聞くけどね。
あの子の兄…ああ。彼なんだ。」
名簿から顔を思い出して、思い浮かべるように首を伸ばす。

「考えてたんじゃないんだよ。
ひょーかと同じで、何かにショックを受けて気づいただけ…じゃないかな。
私も何も無ければすぐにどうこうなるとは思わなかった。」
推測でしかないが、九朗の人柄を思い出して。

雪城 氷架 > 「…………お母さんと会ったことがあったらしくてさ、
 で、お母さんが─────」

『死んだ』人間だということも本人に聞いてたみたいだ
という言葉は言葉にならなかった

死んだ、という言葉が口に出せない

「あっ、ごめ、ちょっと───」
その後の言葉は耳に入っただろうか定かではなく
言いようのない不安に目が泳ぐ

思い出しそうになった
あの時の光景を
なんとか、堰き止めたけど

「……ごめんククル、その話はナシだ。……お願い」

雪城 括流 > 「やっぱり、まだ…。」
気を紛らわせようと、撫でていた指に舌をちろりと触れさせ、巻きついて意識を向けさせる。

八つ当たりで零くんへのヘイト+1

「ごめんね。
あとは相手に事情を聞くべきかな。…もう夜も遅いから、寝ないと。」
再び眠りにつけるよう、氷架の前に睡眠を補助する魔方陣を展開する。

…よく見ればすこしだけ前回とは細部が違って見えるかもしれない。理解できれば、だが。

雪城 氷架 > 「ん……」

そっと魔法陣に触れる
氷架に魔術の素養があればその違いには気づけただろうが、
細かい魔法陣の違いは今の氷架にはまるでわからない

爽やかな眠気が巡ってくる───