2016/01/09 のログ
ご案内:「常世神社」に四十万 静歌さんが現れました。
四十万 静歌 > ざわめく人込みの中、
のんびりと鳥居の前できょろきょろと見渡している。

「――」

誰か知り合いが一緒にいたら一緒にお参りするのになー、
なんて事を考えているのだが――

「さすがにこの人ごみの中だと難しいでしょうか……?」

とちょっぴり不安になり始めている

ご案内:「常世神社」にアリエンティアさんが現れました。
アリエンティア > そんな視線の先――人混みの中から、手だけがぴょんぴょん飛び跳ねている。
人混み、しかも大人も多い。その中で必死に自分の存在をアピールしているのがわかる。が――

徐々に流されて、いっている……

四十万 静歌 > 「……」

ふいに視線が、
何かぴょんぴょんしながら流されていく姿をとらえる。

「えっと――
 抜け出したい、のでしょうか?
 でも――」

間違ってたらやだなぁなんて思いつつも、
ちょっと気になったので
そっと傍に近寄って、
さっと手を引いて人ごみから抜けさせようとするだろう。

アリエンティア >  
ぐっと引っ張ると――

「わ、ととっ……」

見えたのは銀。ついで赤。
綺麗な着物。振り袖――金のかんざしがよく似合った、人形のような――……

「よ、よかったー……気づいてもらえた―……」

ダンケ、なんていいながら。くしゃくしゃになったところを直す

幼女がいた

四十万 静歌 > ふわー、
と思わず見とれるようなそのかわいらしい姿に見とれつつも、
首を振って正気に戻り――

「こんなけ人多いと大変ですよね。
 一緒に回りましょう?」

なんていいながら、
直すのを手伝うだろう。

「それにしても――
 とってもかわいらしくてお似合いですね。
 結構気合いれたんじゃないですか?」

なんていたずらめいた微笑みを浮かべつつ

アリエンティア >  
「あはは、面目ない……小さいからかその、流されてしまって」

やっぱ勝手は分かってないからか自分ですると余計に崩れるので任せることにした。
身を任せ終わったなら――

「あー、その気合を入れたわけじゃなくて。服に、詳しい子がいて――」

あははーっと乾いた笑い

言えない。着せ替え人形にされてその報酬になんて――

四十万 静歌 > 「これでよし。可愛くなりましたよ。」

と、ウィンクしつつ手を差し出して――

「それじゃあ、手をつないでいった方がいいですね。
 あ。何か気になる出店があったらいってくださいね?」

お参りはまだですよね?なんて首をかしげつつ、
服に詳しい子がいると聞くと、
ちょっと遠い目をして――

「なるほど……ちょっとわかる気がします。」

先日のことを思い出しつつ、うん、
大変でしたね。
なんて目でみる……が、

「――でも、こんなに似合ってるなら、
 うん。
 すごくいい仕事してますよね。」

などと口走った。

アリエンティア >  
「あ、ありがとうございます」

やっぱ、子供っぽいあれそれを感じて少し恥ずかしいからか目線は下に。

「あは、アハハー」

乾いた笑い声は継続しながら手をつなぎ、そのまま引かれていく。
見上げるようにして、女性の顔を見ながら――

「うん、とても上手なんですよ」

なんて、どこか誇らしげだった

四十万 静歌 > 「私もいつもこういう場にくると、
 目移りしちゃうんですよね。」

こう、甘いものとか?なんて笑いながら境内へと先導しつつ、
ふと、視線に気づくと、
じっとその眼をのぞき込むように見て――

「――それはそれは、
 とっても大切な友達なんですね。
 大切にね」

と、ちょっと真剣にいうだろう。

「あ、お賽銭どうしましょう?
 前までいければいいですけど、
 無理そうなら抱き上げます?」

アリエンティア >  
「とりあえずはお参りっ。ぱんぱんお辞儀三回っ」

なんか違う知識が混ざっているが、それは外国出身だからしょうがないのかもしれない。

「……? どうか、しました?」

なんかいつもと違うのできょとんとしつつ――

「……にんたい、まちます……日本の心、ワビサビ……」

四十万 静歌 > 「ちゃんと願い事というか、
 今年自分がやりたいことをやってみせるって宣言を、
 心の中でしないとだめですよ。」

と、くすくすいいながらも、2回お辞儀して、
二回手をたたいて、
それからもう一回お辞儀ですよ、
なんて正しい知識も伝えようとし――

「いえ、微笑ましいななんて思いまして。
 大切な人がいるのは素敵なことですから。
 ともあれ、前までいくとなると――
 そうですね。
 ゆっくり待つのもいいですけど、
 待ちすぎて出店に回れなくなるといけませんし、
 ちょっとサクッと移動しましょうか」

と、きょとんとする様子に微笑みながら、
どんどんと賽銭箱へと人の隙間を縫うように移動するだろう

アリエンティア >  
「お願い、お願いか……」

自分のお願い……お願いってなんだろう?
ほんの少し、見失っている気がした。
ほんの、少しだけ――

「友達は大事ですよっ。うんそうですね、素敵だ……ってぅぇ!?」

するするっと、塗っていく女性に追いつくので精一杯。

「ちょ、うぷ、ちょっとまっ……ぁぅ!??」

もみくちゃにされつつ――

四十万 静歌 > 「そうですよ。ちなみに私のお願いごとは――
 ――私の技術が、もっと誇れるものになりますように、
 でしょうか。」

些細なことでもいいんですよ。
なんていいながら、
ちょっと待ってみたいな声が聞こえると、
少し立ち止まり――
ひょい、と自分の前において、守るようにしながら
ゆっくりと移動を始めるだろう。

「す、すみません、
 いつも一人の事が多くて……っ!
 これなら大丈夫だと思いますから」

なんていいつつ――
ちょっと頭をぺこぺこ下げるだろう

アリエンティア >  
「……自分の自信がつくように、みたいな感じですか?」

それとはまた違う? なんて首を傾げて。
ゆっくりとした歩みに。ふーっと息を整えて。

「今日は二人ですから。おねがいしますよ、もう」

なんて意地悪なこと言いつつ、アハハなんて笑った

四十万 静歌 > 「そうですね――
 自信がつくように、ですね。
 ――少しは誇れるようになりましたけど――
 まだ、度胸が足りませんから。」

私は臆病者なんです、と静かに笑って、

「ふふ、すみません。
 気を付けます、お嬢様
 でも、まぁ、おかげで――」

早く最前列につきましたよ?
なんていいながら頭を撫でようとするだろう。

アリエンティア >  
「女は度胸とかっていう、あれですか? 臆病者とはまた違うような気がするけど――」

本人が言うならばそうなのだろう。
あんまり、納得はできないけど。今年彼女がそうなりますようになんて
お願いするのも有りかもしれない。

「……そういう問題でもないような? 忘れませんからね? 忘れてたこと。どうせ小さいですよー」

なんて、拗ねたように。問題のすり替えには引っかからないと
ぷいっとそっぽをむいた。
でも、頭を撫でられれば抵抗はしないようで――

四十万 静歌 > 「いえ、文字通り私は臆病なんですよ。
 そして平凡で誇れることをもちませんから。」

とちょっと寂しげな声で言ったあと――

「忘れてたというよりは、
 忘れてたに入りますか。。。
 うう。ごめんなさい。
 小さいからとかじゃないですよ。
 ええと、その、あとで何かおごりますから。」

許してーといいながら頭をなでつづけ、

「き、気を取り直してお賽銭入れてお参り済ませましょ?」

アリエンティア >  
「……そうなんです? うーん」

難しい話だというように首を傾げる。
誇れることを持たないという言葉がどうにも気に食わない。
アイツの昔を見ているようで。
徐々に眉間にしわが出来て――

「新年早々ひどい目にあいました」

むんっと、気合を入れるように息を吐き――
物にはつられませんよ―とか言い合いながら――

「ここに来てやりたかったことベスト10!」

っとわーいと、用意していた5円を取り出して――

どんっ……

誰かとぶつかって。

「あ……」

落として、無残にも人混みの――

「あああああああああっ!!?」

四十万 静歌 > 「……ふふ。今は違いますけど。
 平凡だからこそ、
 特別な何かが欲しいってやっぱり思っちゃうんですよね。」

なんていいながら、
気合をいれて5円玉を用意する様子を微笑ましくみて――

「あ――」

さすがに人込みに紛れた5円玉を探すことが難しいというか、
そんな方法はなく――

「次はなくしちゃだめですよ?」

なんていいながら、アリエンティアの手にそっと
財布から取り出した5円玉を乗せようとするだろう。

アリエンティア >  
「……それはちょっと、わかるかも」

うんと、頷いて。涙目になったので指で目をこすりつつ――

「うぅ、かたじけない。この恩はいずれ返します……かたじけない……」

どこで覚えたのやら。やたらと古風な言い回しをしつつ。

「ではっ、気を取り直してっ」

と、お賽銭箱の前に。ぴんと背を伸ばして立った

四十万 静歌 > 自分も財布を取り出して――

「そして、自分の出来る最大の特別が、
 ずるだったんじゃないかなんて――
 そう思えば猶更です。
 臆病にもなりますよ。なんて、つまらない話でしたね。」

思えば、こうして話せるようにはなったんだな、
なんて感傷にひたりながらも気を取り直して背筋を伸ばし、

「気にしないでも大丈夫ですよ。
 はい。気を取り直して――
 一緒に、せーの!」

と掛け声をかけて賽銭を投げ入れ、
二拝二拍手一拝。
願いを込めてしっかりとやり遂げるだろう。

アリエンティア >  
「……? そういうもの、なんです?」

自分の特別を思い出す。特別なんてただひとつ。
絶対に負けない、それだけだ。それがあるだけだ。
ずるとか、そういうものなんかじゃなくて――
もっともっと、こう。自分にとっては”違う”ものだったのだけど。

だからどうにも、上手く飲み込めなくて。
首をかしげることしか、また出来ない。

「せーのっ!」

慌てたように、ぽいっと投げて。

ちゃりんちゃりんちゃりん……

音が鳴り終わるまでに、見よう見まねで。
むむむっと……

四十万 静歌 > 「まぁ、またいずれ機会があれば――
 ゆっくりと話しますよ。」

特別に誇れる技術と持てる異能、
そして持てる魔術。

――噛みあいすぎるが故に、起きてしまっただけの事
ではあるが、それを話すと今の状況には似つかわしくないだろう。
ともあれ――

「後はおみくじを引いて、出店を回るだけですね。」

これでよし、とお参りと願い事を済ませると、
早速引きに行きましょう?
なんて誘うだろう。

アリエンティア >  
「???」

結局クセスチョンマークはそのままに、はぁなんて間の抜けた声を出し――

「お、おみくじは、あんまり引きたくないなぁ……」

なんて弱気なことを言い出した

四十万 静歌 > 「ああ、悪い結果でたら嫌ですもんね……
 まぁ、でも、
 悪いのを引いたら神社に悪い運をおいていって、
 いい運気を引き込むとかもあるんですよ?」

なんていいながらおみくじコーナーへ移動して、
さっとおみくじを引くだろう。
なお、アリエンティアさんも引く場合は
アリエンティアさんの分も支払いつつ。

1:大凶 2:凶 3:末吉 4:小吉 5:吉 6:中吉 7:大吉
[1d7→3=3]
四十万 静歌 > 「す、末吉――」

ちなみに末吉-吉の間しか引いたことがない気がする

アリエンティア >  
なんとも素早い。
この国ではそうかもしれないが、なかなか悪いものというのは
払えないものなのだ。まさしく――ついてねぇとかいう、どこかの漫画で読んだ人みたく。

「うぐぐ……」

結局、一人だけ引かないのはさっき二人といった手前、出来なかったようで。

目を閉じてガッと引いた――

アリエンティア > さて結果は……?
四十万 静歌 > ドキドキしながら引く様子をみまもり―― [1d7→4=4]
アリエンティア > 「……まぁまぁ?」

悪くなくてよかったとため息

四十万 静歌 > 「私よりいい感じの結果ですね。」

なんてクスリと微笑み――

「それじゃ、よりよくなるよう結んで、
 出店巡りをしましょうか?」

なんてウィンクするだろう。

「私はベビーカステラの店が気になったんですけど、
 何か気になったお店ありました?」

アリエンティア >  
「出店巡り……」

人混みをちらっとみて――
深呼吸――頬をぱんぱんっと叩いて気合注入。

「――ベビーカステラ、好きですね?」

この前の文化祭でも同じようなもの食べてなかったっけと首を傾げ。

「まだ何があるかわからないので、お任せします」

四十万 静歌 > おみくじを一緒に結び終えたところで

「じゃ、早速行きましょう!」

同じく勢いよく元気になって、一緒に手をつないで
ベビーカステラのお店に。

「なんていうか、甘くてほくほくしてて、
 食べやすいから大好きなんですよね。
 量も多いですし」

なんて笑いつつ、早速一袋購入しながら――

「というわけで、あーんですよ?」

といいながらほくほくの焼きたてのベビーカステラを、
アリエンティアさんの口元へ――

アリエンティア >  
――こういうのデジャ・ヴュっていうんだっけ

なんというか、自分より大人のようでたまに子供な目の前の女性は――

ほんと、つかみどころのない人で。
その小さなベビーカステラを口に入れるのも一苦労しそうなお口を開けて――

「あちゅ!?」

四十万 静歌 > 「ふふ、やっぱり、可愛いですね。」

なんて微笑ましく見守りながら頭をなでようとしつつ、
この後も出店巡りを楽しむのであった――

ご案内:「常世神社」からアリエンティアさんが去りました。
ご案内:「常世神社」から四十万 静歌さんが去りました。