2015/06/13 のログ
ゼフィランサス > 「まあ、イイオンナには、色々あるのよ?」

単に怒られた、だけではない、のだろう、ゼフィが退学にならなかったっていうのも、まあ、そこには、お互い触れない。

「え? 全力で巻き込んでいくわね

げーすーとーのー、おへ、や、なんだけど、ゲスト来たことないのよねえ、残念、いきなりの再開だしねぇ」

ノリと勢いである、強行した結果である。

山南 次栄 > 「イイオンナ?どこ?何処にイイオンナ?」

わざとらしくすっ呆けながら苦笑する。何だかんだ長い付き合いだ。

「俺は脅されてるだけなんだ、やらなきゃ家族が……家族が……!
 ゲスト、まあ今回久々のハニハニだからな。ゲストは次回以降!
 ……と、いうわけでゲスト参加したいって奇特な奴が居たら連絡ヨロシク!老若男女、人間非人間、生者死者問わず掛かってこいよォ!!

なおこのラジオは完全中立地帯ということになるので、そーゆー手合いはお断りします。」

ゲスト参加希望は私書箱(略

ゼフィランサス > 「山ちゃんはだからもてナイのよぉ」

鼻で笑って告げる。

「ふふ、わかっているわよねぇ、従わないと、ね?……全力で茶化してかき回して、乱れて遊ぶラジオなんだから、ね、……ある意味乱(ぴー)みたいなものよね?」

ゲスト参加希望は以下略

山南 次栄 > 「ほっといてくれっ!」

割と本気で言ってる。誰のせいだ誰の。

「家族の髪がピンクにされる……お袋ももう50近いのに……

 ソウデスネーある意味乱闘デスネー。
 ……と、いうわけでゲストのコーナーでしたー。

 ところで喋り倒しだけどゼフィ疲れてない?」

山南は慣れっこだが、サキュバス的にはどーよ、と首を傾げる。

ゼフィランサス > 「山ちゃんは面白いなぁ」

からかいがいがあるって意味で。

「……ふふふ、そうよぉ、油断しちゃだめよぉ
……どうしたのぉ、優しいわねえ……そんなちょろくないんだからねっ」

くねくねと身を捩る

「私も慣れてるから、大丈夫よぉ、ん」胸元からバナナをずる、っと取り出して、れろぉっとする

山南 次栄 > 「そりゃどーも。お前に褒められても何も嬉しくない。」

心からの本音である。

「いやぁ、ここらで休憩も兼ねてお遊びでもしようかと。
 俺が3つ、お前が2つサイコロ振って出目の小さい方が罰ゲーム。どうよ……
 ってお前いっつも谷間にバナナ仕込んでるの!?」

小物入れかよ、と呆れ顔だ。

ゼフィランサス > 「つーめーたーい、ぶー……れろ、はむ、んちゅう」

艶めかしくバナナを食べながら

「ん、いいの?……何をしてもらおっかなぁ?……勝ってどうする気っ、乱暴するのねっ、いいわよぉ、しましょ、っか、はむ、ん……たまたまよぉ、おやつって大事でしょ?」

山南 次栄 > 「バナナ食うならマイク切るぞー
 ていうかしゃぶるな、なめるな、音立てるなー!!」

ゼフィランスお姉さんのバナナタイムもナウ・オン・エアー!

「流石にそんな物好きな事する気は更々ないっ!
 特製の健康茶を持って来てるのでそれを飲んでもらおうかなーと。」

ゼフィランサス > 「ちぇ、残念ねえ、ん」

もぐもぐ、ごくん

「おっきした?」

無粋だ、なおかつ萎える、山南の女性に対する印象が変わるのも無理はない。

「つまんなーい、勝ったらエロ本買ってきてもらおうと思ったのにー」

こいつもこいつで酷い。

山南 次栄 > 「お前って奴は本当に……」

枯れた責任を全部取って貰いたい、と本気で思う。

「お前で反応出来た頃が懐かしいわ……もう何年も前に思える。

 まぁ、それは置いといて。乗り気ならサイコロ渡すぜ?」

取り出したのは色とりどりのサイコロ。でもラジオの前の皆には分からない。

ゼフィランサス > 「ふふ、ご め ん」

おでこをつん、って指でつつく

「ふふ、大丈夫よぉ、まだ若いエナジーは残ってるからぁ……いいわよぉ……綺麗ねえ」

手で転がしてみたりしてもてあそぶ、手つきが怪しい

山南 次栄 > 「謝られてもそれはそれで困るんだけどな。」

つつかれて渋面を作る。

「んじゃあ先にお前が2つ振ってくれ、いや、俺が先に振るか?」

サイコロを3つ、手の内で遊ばせる。

ゼフィランサス > 「むー、わがままねえ、山ちゃんは」

コロコロと表情が変わる、ネコのように。

「じゃあ、振るわねえ……ころころ、っと」
[2d6→2+5=7]
ゼフィランサス > [2d6→1+4=5](HP: MP: )
ゼフィランサス > 「ん、可もなく不可もなく、というか、これ山ちゃんの負けなんじゃないかしら?」

ダイスを指で転がしながら
(HP: MP: )
山南 次栄 > 「お前にワガママって言われる筋合いはねえよ!
 ……っと、2と5、7か。」

意外と高いな、と呟くと自身もサイコロを転がす。

「はっはーん、俺の悪運嘗めるんじゃねえっての!」

山南 次栄 > [3d6→2+3+5=10](HP: MP: )
ゼフィランサス > 「ほぉら、ね?」

くすくす、と笑う

「……さあってじゃあ、飲んでもらおうかしら?……苦くて、濃いの、ね?」

意地悪く微笑んで
(HP: MP: )
山南 次栄 > 「マジかよ……同じのは出てるのに……!2と3と5……!
 くっそ、やるしか……ねえのか……。」

テーブルの隅に置いていたペットボトルを手に取る。
キャップを外せば向かいに居るゼフィランスまで中身の匂いが届くだろう。

凄く、苦そうだ。

ゼフィランサス > 「うっわぁ、くっさぁい、どしたの、これ」

匂いを嗅いでえんがちょーして

「勝って良かったわぁ」

にやにや、と携帯とカメラを向けつつ。
(HP: MP: )
山南 次栄 > 「これを飲ませとけば少しは静かになるだろうと思ったんだけどよ……
 ちっ、悪巧みはするもんじゃないな……」

物凄く嫌そうな顔でボトルを見る。

「……って、おいおいちょっと待て。何だその携帯。何撮る気だそのカメラ!!」

ゼフィランサス > 「……まあ、苦いのは平気だけど、こーいうのは、いやかなぁ?」

渋い顔をして

「こー、ピーなら……なんでもないわぁ」

慌てて手を降って

「……え、山ちゃんの無様だぶるぴーす?」

意地悪く微笑んだ
(HP: MP: )
山南 次栄 > 「ダブピなんか誰がするか!?
 また平気で電波で流せない事言いやがってからに……!」

呆れて物も言えないが、ここからは本当に物が言えなくなりそうだ。
山南は覚悟を決め、ペットボトルの中身をあおる。

「うぐっ!?……が、……ぁ、……ぁ!!」

思った以上に、苦かった。リアクションもとれないレベルで。
なおこの健康茶は常世学園購買部でも購入する事が出来ます!

ゼフィランサス > 「えー、しないの、つまんなーい、ぶーぶー」

ぱしゃり、としっかり苦味に悶える彼を撮影したのだった。

「……うわぁこれ苦そうねえ」

かわいそうかなと思いつつ
(HP: MP: )
山南 次栄 > 「……っ! ……っ!!」

非難めいた表情をゼフィランスへと向ける。

何はともあれ、暫くは喋れなさそうなので進行は頼むぞ、とハンドサイン。意識が途切れない限りラジオは続くよどこまでも。

ゼフィランサス > 「じゃ、そろそろ時間かしら、ねえ……HONEYハニーナイトメアでは、お便り、ネタ、参加したい、などのお便りをお待ちしてます、普通のおたより、ふつおた、ゲストコーナー、いらっしゃいませ、やら、対決のネタ、などの色々をお待ちしてます~」

にやにやと山南を眺めつつまとめに入って
(HP: MP: )
山南 次栄 > 「【次回はお前絶対黙らすからな!!】」

と書いたフリップを掲げている。
ノイズが混じるから咳込もうにも咳込めない辛さ、プライスレス。

ゼフィランサス > 「それじゃ、また聞いてね?、お相手は、ゼフィランサスと」

にこにこと笑ってべーっとしながら

「無様に負けちゃった山南 次栄(童貞)で、お送りしました、っと……」
(HP: MP: )
山南 次栄 > 「ま、また次回………。」

がっくりと力尽きる様にテーブルに突っ伏す。
それと同時に電波ジャックも途絶え、ご家庭のラジオからは普通の砂嵐が聞こえるようになるだろう。

ゼフィランサス > 「あ、山ちゃん、私の口をふさぎたいならおt」

ぶつり
(HP: MP: )
ご案内:「放送委員野外放送ブース」からゼフィランサスさんが去りました。
山南 次栄 > 「………。」

凄いジト目でサキュバスを見る。まあ何はともあれこれで久々のラジオ放送も終了だ。

「またやりてえなあ……やっぱ楽しいわ、ラジオ……。」

ご案内:「放送委員野外放送ブース」から山南 次栄さんが去りました。
ご案内:「万屋『シュネー』」にヒメルさんが現れました。
ご案内:「万屋『シュネー』」に山田 竹蔵さんが現れました。
山田 竹蔵 > (……一番に着いてしまった)

【後ろにいるヒメルと黒谷のほうに振り返る】

ご案内:「万屋『シュネー』」に黒谷 知来さんが現れました。
黒谷 知来 > おでん缶を手に息を切らしながらついてくる少女。
どこからどう見ても立派な運動不足である。

山田さんに追いつくと、額の汗をぬぐった。

ヒメル > 「やあや、ええと。ここが俺の部活部屋……お店。万屋『シュネー』だよぉ」
「改めて、俺はヒメル。ヒメル・ブリンクマンだよぉ。よろしくねぇ」

店の前に到着し、立ち止まる。
少女に小動物的かわいさを感じながら、思い出したように挨拶をぶっぱなす。

黒谷 知来 > 「えっと、部活でお店の経営、ですか?」

興味深そうにあたりをきょろきょろと見回す。
学校の購買以外での買い物をほとんどしないせいか、
こういったお店に立ち寄る機会は初めてだ。

ヒメル > 「うんー、卒業後もそういうお仕事がしたくてねぇ。学園にそう言って支援を受けさせて貰ってるんだぁ」
「さ、いらっしゃいませ。」

2人に目配せし、自店の入り口を開く。
入り口横のスイッチを入れると、LEDの照明が店内を照らした。

山田 竹蔵 > 「……どうだ、いい雰囲気だろ?」

店の中程まで歩いて行き、
すこし自慢気に黒谷に振り返って言った。

黒谷 知来 > 「えっと、具体的には何が売ってあるんですか?」

雑多な品物を見ながら聞いてみる。
よく見るものからよく分からないものまでいろいろ置いてある。

ヒメル > 「うん?んー……ええと、そうだなぁ。」
「売ってない物以外はなんでも売ってる、がうちのモットー?でねぇ」
「ジャンル問わず、売り物になりそうなものは何でも置いてるのさぁ」
「ないものは裏の倉庫にあったり……聞いて貰えればあれば出すよぉ」

実習用の武器、防具。
コンセントや銀製の食器などの家庭用品、日用品。
風邪薬や輸血パックなどの薬品、医療用品。
衣類、嗜好品、異世界の何か。
分かる人が見れば頬が染まるような玩具まで、店内に並べられている。

黒谷 知来 > 「……な、ないものはないですよね、はい。」

説明に軽く首をかしげながら店内を順番に見て回る。

「……あの、このナイフって、本物……ですか?」

最初に立ち寄ったのは武器防具の棚。
おいてあった戦闘用のナイフを手に取り、
恐る恐る刃に触れる。

ヒメル > 「あはは、無いものも、言って貰えれば仕入れするよぉ。手に入れば、ねぇ」

「うん?ナイフももちろん本物だよぉ。サバイバルナイフ、ククリナイフ、スペツナズナイフとかとか、いろいろ置いてあるよぉ」

お客さん二人用に、とりあえずのパイプ椅子を2つ用意し店内に設置する。

黒谷 知来 > 本物と聞いて、あわてて触ろうとした手を引っ込める。

「な、ナイフにもいろいろあるんですね。
ぼ、わたしは、果物ナイフとパン切りナイフくらいしか
しらなくて……」

ナイフを棚に戻してそのまましばらく武器の棚を見ている。
メリケンサックを手に取ったが、武器だとは思っていないようだ。

山田 竹蔵 > 「……それもメリケンサックって武器だぞ」

黒谷が何気なく手にとっているメリケンサックを見て。

ヒメル > 「そういうナイフは向こうの家庭用品の棚だねぇ。まま、ゆっくりしていってねぇ」>黒谷

「ちなみに山田さんは、いつものかい?用意してあるよぉ」>山田

黒谷 知来 > 「えっ……」

武器、と聞いてあわてて棚に戻す。
武器=怖いもの という認識があるようだ。

そそくさと武器の棚を離れて日用品の棚へ。

山田 竹蔵 > 「あ、どうもー。」

いつもの輸血パックを買うため冷却棚へ。

ヒメル > (あぁー、どこに何があるかの札ぐらい貼るべきかなぁ)
(あとお客さん用のソファーなんかも置きたいよねぇ)
( お 金 が な い )

カウンターによりかかり、店内を見回す。
雰囲気こそいろいろお願いしていい感じになったが、少し実用性に難のある店内だ。

ヒメル > 「ああそうだぁ、冷房だ。忘れてたよぉ」

カウンターの小さな端末を操作すると、店内を涼やかな空気が満たしてゆく。
ヒメルは「あ゙ー」とおっさんな声を出しつつやっぱり手で顔を扇いでいる。

黒谷 知来 > 日用品の棚を見回す。
自炊はあんまりしないので調理道具はあんまり興味がない。
掃除道具も目に入ったが、掃除機だけ持っていればなんとかなる気がする。

「……あ、ありがとうございます。」

冷房がつくと、ヒメルさんにお礼を一言。
品物に汁が飛ばないように気をつけておでんを食べる。

山田 竹蔵 > 「……じゃ、今日はこの輸血パック1つと……これを。」

いつもの輸血パックと、魔力回復用ポーション3本を持ってカウンターへ。

黒谷 知来 > おでんを食べ終えて、次の棚へ。
次の棚は医療品 薬やら包帯やらが並んでいる。

と、そのまえに。
「……あの、ゴミ箱ってどこですか……?」

空になったおでん缶を手に店主に聞いてみる。

ヒメル > >山田
「パックが2400円、ポーションがええと、なんだっけそれ」
「ああ、普通の魔力ポーションだよね。それが1800円だ」
「計7800円だよぉ。いつもありがとうねぇ山田さん~」
ビニールの袋に商品を入れて、カウンターに置く。

>黒谷
「ゴミ箱は入り口隣だよぉ」
入り口隣にあるゴミ袋付きの丸いゴミ箱を指さし。

黒谷 知来 > 「あ、ありがとうござい……ま……」

捨てるときになって気づいてしまった。
保温の術式があるというおでん缶の注意書き。

缶の底を見ると確かに保温の術式が刻んである。
無性に悔しくなって缶をゴミ箱の底に叩きつけて
医療品系の棚に戻った。

山田 竹蔵 > 「どうも。」
商品の入ったビニール袋を受け取り、鞄にしまった。

ヒメル > 「!?」
(よーっぽど熱かったんだなぁ、おでん……)
(もうちょっと冷房効かせておこう)

小気味よい音を上げるゴミ箱を眺めつつ、カウンターの椅子に座った。
そして端末を操作し、さらに1,2度室温を下げる。

黒谷 知来 > 「……たくさんあるんですね。」

薬の棚を見てつぶやく。
そういえば頭痛薬が切れていたかも。
ここで買っていくのもいいかもしれない。

他に足りないものはないだろうかと
じっと棚を見ている。

山田 竹蔵 > 「んっ……そんな勢い良く……ん?」

何気なくゴミ箱の方に向かって中を見る。

逆さに捨てられたおでん缶の底には、何やら術式が書かれている。

黒谷 知来 > しばらく考えて、頭痛薬と冷えピタを手に取る。
勉強をしていると頭が痛くなるので最近よく使う。

それらをかごに入れて次の棚へ。
衣類の棚は興味がなかったのでスルーして
嗜好品の棚の前で足を止めた。

山田 竹蔵 > 「……。なるほど、道理であんなに熱そうだったわけだ。
こういうところで術式を使うのはなかなかいいな。」

(待てよ?ってことはあのおしるこコーラにも……)

残りのおしるこコーラの缶の底を見る。
おでん缶にあったものとは別の術式が刻まれている。
そして、もらった時と変わらない冷たさ。

ヒメル > 「うん?なんかあったのぉ?」

カウンター奥から出てきた青年が、山田に近付く。
そしておしるこコーラの缶を覗きこむ

山田 竹蔵 > 「見てくださいこれ。多分これ、保冷の術式じゃ?」
おしるこコーラの缶の底を見せながら。

「そしてこれ……。黒谷さんが熱がっていたわけです。」
ゴミ箱から拾ってみたおでん缶の底を見せる。

黒谷 知来 > 「……む。」

チョコレートを手に悩む。
最近甘いものを食べていない。
しかし、懐は寂しいし、食べたら食べたで別の悩みが浮かぶ。

乙女の永遠の課題である。
しばらく考えてそれを棚に戻した。

ヒメル > 「あぁー……なるほどぉ。その発想は面白いねぇ」
「考えてみれば簡単な技術なのに、こう使ってみようなんて考えたことなかったやぁ」

興味津々といった様子で、おしるこコーラの缶を手に取り眺める。

黒谷 知来 > 誘惑に耐えて嗜好品の棚から目を逸らし、異世界の品が並んだ棚へ。
見たことのない飾りのようなものをみて首をかしげる。

「……あの、この辺の棚は……?」

ヒメル > 「うん?ああその棚は……未開拓地区を探索したりして手に入れた、異世界から迷い込んで来たらしいものを置く棚だよぉ」
「俺もどういうものなのか分からないのが多いよぉ。一部を除いて」

黒谷 知来 > 「あ、危ないものとか混ざってたりします……?」

そういいつつも好奇心に負けて適当に品物を手にとってみる。
当然自分も品物の詳細は分かっていない。

ヒメル > 「危ないものも、うーん、あるんじゃないかなぁ」
「一応、明らかに爆弾だとか、まずいもの召喚しそうだとか、そういう商品は置いてないよ。少なくとも店頭には」

店頭には、を強調しつつあははと笑い、黒谷の隣へと歩いてくる。

「例えばこの球体は、水を吸収して、刺激を与えると吐き出す。ただそれだけの道具みたいだ」
「スポンジの方がよっぽど使いやすいねぇ、あははは」

黒谷 知来 > 「ふむふむ……」

珍しい商品を見せられて興味を引かれた様子。
いろいろな異世界の品に手を伸ばす。

黒谷 知来 > 異世界の棚でなんとなく目に付いた品を手に取る。
その手に握られているものは……?

1:食べ物
2:なんかのポーション
3:戦闘アイテム
4:魔法関連のもの
5:飾り物
6:なんだこれ
7:実は危険物
8:女の子が持つべきではないもの
[1d8→3=3]
山田 竹蔵 > 「……。」

今度は武器の棚を見ている。
とはいえ今回は使う武器に迷っているのではない。
武器を見て、その武器の対策を練っているようだ。

ヒメル > >黒谷
「うん?ああ、その杖かい?」
「それは実は、使い方がもう分かってるんだ」
「振ると、目の前の対象に雷が放出される武器だよ。すごく便利だよ」

黒谷 知来 > 「ぶっ……」

武器と聞いて反射的に手を離しそうになるも
何とか堪える。
そーっとそーっと棚に戻すと聞いてみる。

「ま、魔法の杖とか、そういうやつですか……?」

黒谷 知来 > ちらりと竹蔵さんのほうを見る。
ああやって真剣に武器を眺めているということは、
戦ったりとかするのだろうか。

戦闘が苦手なので少しうらやましい反面、
不安の混ざった視線を向ける。

山田 竹蔵 > >黒谷
少し黒谷の方に戻って件の杖を見てみる。

「いかずちの杖か……軽そうだし、護身用にも十分そうだな。」

元の世界で知ってるゲームのアイテムを連想した山田であった。

ヒメル > 「うーん、多分ね!」
「魔力っぽいものが感じられるし、機械的な機巧は見当たらないし……多分異世界の魔道具みたいなものなんだろうなぁ~」
「当たると結構痛いよ!」

杖を手に取り、戸棚に向けて振り付ける。
……が、何も起きない。

黒谷 知来 > 「ひぇっ!?」

杖を振ったのを見てあわてて耳をふさぎ、目を瞑ってしゃがみこむ。
……が、何も起きないのを見て恐る恐る目を開く。

山田 竹蔵 > 「…………。」

「ヒメルさん……それ、回数切れじゃないですか?」

ヒメル > 「あはは、なんて。撃つつもりで振らないと発動しないんだよ」
「使い勝手はいいんだけど、強い人はこんなものに頼らなくても強いからねぇ」
「山田さんの言うとおり、護身用にいいと思うんだぁ」

山田 竹蔵 > 「な、なるほど……失礼しました。」
黒谷 知来 > 「も、もう……びっくりさせないでくださいよぉ……」

情けない声を上げながらさらに奥のほうの棚に向かう。
怪しげな商品が並ぶ棚を見つけたようだ。

ヒメル > 「あはは、ごめんねぇ。こう平和だと、撃つ機会も無いしねぇ」
「割と、置き場所に困るなぁ、こういうのは」

言いながら、杖を棚に戻す。
やはり棚に置かれた状態では、ただのワンドだ。

山田 竹蔵 > 「試合でも杖持ちの人はたまに見ますけど、たいてい魔法増幅に使ってるんですよね」
「魔道具を使う人は見たことないですね」

杖を眺めながら。

黒谷 知来 > 「ん、んー……?」

なんとなくさっきまでの棚とは雰囲気が違うものの、
見たことが無いものが並んだ棚を見て、
これも異世界のものなのかな、と考える。

若干、未成年の少女が見るには不適切な
商品が置いてあるがよく分かっていない。

山田 竹蔵 > 「さて、今日はこれくらいで……」

そう言って店の扉に向かう。

「ヒメルさん、今日もありがとうございました。」
「黒谷さん、また変な飲み物入手することあったらよろしく……って、そっちのコーナーは……うーん……まあいいか」

*カランカラン*
店の扉から出て行く。
山田が今考えているのは、この後の食事についてだった。
……今日はこの前見つけたそば屋に行くか。月見そばはあるかな。

黒谷 知来 > 「あっ、ありがとうございました。」

しばらく話していたおかげか、初対面のときと
比べてかなり流暢に挨拶を返す。
大分緊張も取れているようだ。

ヒメル > 「ん、ああ、うん。ありがとうございましたー!」
「いつもありがとうねぇー」

扉へ向かう山田に手を振り見送る。

「あぁー、もう6時も過ぎた頃なんだねぇ」
「晩御飯はどうしようかなぁ」

ご案内:「万屋『シュネー』」から山田 竹蔵さんが去りました。
黒谷 知来 > 「……あ、もうこんな時間……?」

ヒメルさんの言葉を聞いて初めて今の時間に気づく。
おでん缶のおかげでおなかはすいていない。

「えと……じゃあ、わたしもそろそろ帰ります、ね?」

かごにいれた頭痛薬と冷えピタをレジにおいてそう言う。

ヒメル > 「うんー、あ、はいありがとー」
「ええと、頭痛薬が525円、冷えピタが100円、625円だよー」

小さな袋に商品を入れて、カウンターの向こうの少女に手渡しする。

黒谷 知来 > 「ありがとうございます。えっと、また来ます。」

おつりが出ないようにきっちり小銭で支払うと、
少女は頭を下げて店から出て行った。

ご案内:「万屋『シュネー』」から黒谷 知来さんが去りました。
ヒメル > 「ありがとー、ご贔屓にー!」

少女を見送り、受け取ったお金を奥の事務所へと収納する。

「んー……っ!*のびーっ*」
(ふぅ。さてと、ご飯だ。どーしよっかなー)
ヒメルもまた、夕食を求めて店外に出て、店の入り口に『CLOSED』の札を掛けた。

ご案内:「万屋『シュネー』」からヒメルさんが去りました。
ご案内:「ゲームセンターアンファンス」に岡部 吹雪さんが現れました。
ご案内:「ゲームセンターアンファンス」に桜井 雄二さんが現れました。
岡部 吹雪 > 人は皆、強さに憧れを持つ生き物だ。
勉学ができる。運動神経が良い。もしくは。または。
ここに集う若者たちは、自らの強さを信じていた。
俺が一番強い。それだけをただ証明するために、今日も彼らは自らの存在意義をぶつけ合うのだ。

桜井 雄二 > (強い is ストロング)
(強さの証明、それは簡単ではない)
(戦えば傷つくだろうし、遺恨も残るかも知れない)
(しかしこの場であれば、そういう心配はない)
(賭けろワンコイン、駆けろ戦場)

岡部 吹雪 > このゲームセンターはプライズの類を一切用意していない。
あるのは対戦ゲーム。それも人類を魅了して止まない、対戦格闘ゲームだ。
一番人気は"ゴールデンエイジ"というタイトル。
時代を超えた英雄たちを操作する、非常にオーソドックスなタイプのゲームだが
異能や魔術・重火器など個性的なキャラクターがそれらを用いる様が、現代を生きる若者の間に親近感を与えるのだ。

岡部 吹雪 > 今、新たな勝利者が決まった……。
敗北者はただ椅子から立ち去るしかない。
そこには現実世界で不良だろうがオタクだろうが、子供だろうが大人だろうが関係ない。
ここにあるのは、力だ。

桜井 雄二 > (力――それは如実な差となって現れる)
(対戦格闘ゲームとなればなおさらだ)
(ゴールデンエイジ――その戦争の真っ只中)
(弱いものは去り、強いものは残る)
(ただただ現実に根ざした戦いがそこにある)

岡部 吹雪 > 負け犬の背の向こうから、男が現れる。
サングラスの向こうに覗く眼光は、まさに戦士の目。
慣れた手つきでコインを入れる。ギャラリーの意識は彼が何秒で立ち去るか、その一点のみに注がれていた。
それもそのはず、彼の向かいの男は現在43連勝中。
勝てるはずがない。誰もがそう思った。
ただ一人、サングラスの男……岡部 吹雪を除いては。

桜井 雄二 > 岡部先生………!(同じゲーセンにいた桜井はその勝負を見守る)
(43連勝、破竹の進撃)
(それをワンコインで止められるなんてことがあるだろうか?)
(戦いは今、これから始まるのだ)

岡部 吹雪 > 圧巻だった。嘲笑めいた観衆の声は、一斉に静まり返った。
12秒パーフェクト。そこに慈悲はない。
モニターで勝鬨を上げる彼のキャラだけが、雄雄しく叫んでいた。

「……いるんだろ。座れよ。」
岡部は待っている。次の対戦相手を。
自らを満足させてくれる男の名乗りを。

桜井 雄二 > ………俺がいく。(対面に座る)
(ギャラリーの声がどよめきに変わる)
(43連勝を止めた完全なる男と、海とも山ともわからないチャレンジャー)
(その戦いが今、始まろうとしているのだ)

(もう予測はつかない、誰もが見守るだけだ)

岡部 吹雪 > タイトルコールからキャラクター選択画面へと移る。
通常格闘ゲームとなれば、キャラクターそれぞれに個性がある。
故に性能差もあれば相性もある。
勝者は一度手の内を見せている以上、挑戦者側が圧倒的有利。
勝者はキャラクターを継続しなければならないが、挑戦者は自由に選択ができるのだ。

岡部が選択したのは"ハイエナ"。身軽な動きが売りの快楽殺人鬼である。
熟練のゲーマーですら、ハイエナのラッシュを凌ぐことは難しい。
一度選択を誤れば、先の敗北者と同じ道を辿ることになるのだ。

「さあ、どれで来る。」
勝者の余裕か。
ギャラリーが気圧されたまま、ざわめきだけが響いている。

桜井 雄二 > (慣れた手つきでキャラクターを選択する)
(桜井が選択したのは“フェルパー”)
(猫耳剣客女子――――身軽さには身軽さを)
(抜刀居合いの持つ圧倒的リーチとスピード)
(それと引き換えの紙装甲を併せ持つ反射神経が全てのキャラクター)
(ワンミスが死に繋がるが、攻撃性能で押し切ろうという腹積もりだ)
(それにこのキャラは奥の手がある―――ゲージを消費する奥の手が)

岡部先生…俺はあんたに憧れている……
それをこのままぶつけさせてもらう!!
(その言葉に、ギャラリーが沸いた)

岡部 吹雪 > カウント2、1。ラウンドコール。
明けて互いに飛び出し攻撃は相殺!
図らずしも距離は密着、入れ込んだ投げコマンドによってハイエナがフェルパーに掴み掛かる!
しかしフェルパーも読んでいた。同様のコマンドを仕込んでいた。
悠々と投げ抜けからの居合いが閃く!

「ハハッ!」
攻撃判定の先が空を切った!
ハイエナのバックステップは発生が早く、やられ判定が後ろへ下がるのが特徴。
ここまでは読めていた。だがこれはどうだと間髪いれずに前ダッシュ。
屈Kを強引に刷り込むことで、揺さ振りをかける算段だ!

桜井 雄二 > (レバーを操作する手は精妙であるが、止まることはない)
(一瞬の判断の差が命取りだ――――こと、この戦いに関しては)
(屈Kを前に防御を強いられる)
(このままではいけない――――フェルパーは防御性能がお世辞にもいいとは言えない)
(ガードクラッシュからどんなコンボを叩き込まれるかわかったものではない)

(その時、桜井が選択した行動は“暴れ”)
(立ち弱Pと屈弱Kを交互に連打するというもの)
(相手に攻勢を許していては負けを待つばかり)
(フェルパーの素手と蹴りでの牽制が場を引っ掻き回す)