2016/06/27 のログ
ご案内:「青垣山近くの病院 個室」に伊都波 悠薇さんが現れました。
伊都波 悠薇 > あと、退院までもう少し。
しかし、また学校から遠ざかってしまって。
メールも少しするけれど、やはり友達と会えないのは不安でもあり寂しい。
また、気後れするものもある。

そんな嫌な妄想を振り払いながら、ちょっと隠れて運動。
かるく、腹筋。

ふるっと、胸が揺れる

(……やっぱちょっと、大きくなった?)

むぅっとしながら、看護師にばれないように。

ぎしぎしっと、ベッドが音を立てて――

ご案内:「青垣山近くの病院 個室」に”マネキン”さんが現れました。
”マネキン” > 運動をするのは、生活上の癖かい?

【静かに開けられた扉に白衣姿の青年がいる。目元にはサングラスをかけていた。
声をかけて、個室の中へと入る。扉は自重でゆっくりと閉じた。】

伊都波 悠薇…さん、であっていたかな。
私は研究区のほうから来た。

【両手をゆっくりと広げる。武器のようなものは持っていない。】

伊都波 悠薇 >  
「―――――……」

さて、予想できたろうか。
見ず知らずの人が、個室に入ってくる。
今日の検診は終わったし、先生が来ないことは確認済み。
家族なら別に来てもいいし、友人なら牽制はしてある――

見られた、馬パジャマ。
しかも、fancy&fancyの、超レアもの。
とび切きりの、お気に入り。

だけど、あまりにかわいすぎるので、たぶん似合ってないと自負するゆえに。

見られるのは――

「~~~~~~っ」

何事よりも恥ずかしい。
ベッドにもぐりこんで、顔だけひょこっと。
まるでウサギのような速さだった。

「なななななななな、なんで―――けけけけ、けんけんきゅう、きゅうくから……?」

”マネキン” > 【グラスの中央を指で押さえる。顔を少し伏せた。】

…吃驚させたかな。
まだやっと退院できる程度だろう、無茶はしないほうがいい。

私は君の姉とも知り合いでね。
妹が原因不明の病に悩んでいると聞いて、ちょっとした用事で来てみたんだ。

そういえば、伊都波凛霞は今頃どうしているのかな。

【革靴の足音が響く。ゆっくりと彼女へ近づく。】

伊都波 悠薇 >  
「――?」

なにやら不思議の人だと思った。
なにか、似たような前にもあった気がする。
そう、烏丸との出会いに似ていた。

「原因不明の病? 私が、ですか?」

不安が表に出れば、すぅっとほてりはどこかに消えていく。
とても、嫌な感じがした。

「姉は、今学校だと思いますよ?」

多分終わったらよってくれると思うのだが――

「姉に用事、ですか?」

”マネキン” > (警戒されたか?不快な思考をされているようだ。)

【足を止める。
胸元の身分証を指で摘み、見えるようにした。】

私は西架という。財団所属の研究員をしていてね。
(これも軽く調べられても問題はない身分だ。かつて確かに存在したのだから。)

おや、ちがったかい?患者の取り違えはまずい、確認しよう。
君は確かに伊都波悠薇であっているよね。原因不明の頭痛と鼻血があるという。
今回の入院理由は違うようだが、命に別状がなくとも病は病だ。

いや、姉に用事と言うわけではないんだが。
そうだったら彼女の元に直接向かうよ。共通の話題で世間話というやつだ。
確かに今の時間は学校だけど、そういうことじゃなくてね…。

【フードを被ったままの後頭部に手を載せた。肩を少し落とす。】

伊都波 悠薇 >  
財団所属の研究員。
それだけで圧倒される。

「財団――姉が、なにかしたんでしょうか?」

そんな”雲の上のような存在”を示唆されても
正直、ピンとこない。それと、姉がコネクト、していることも。
もしかしたら、姉が知らないところで大活躍! ひょーしょーじょーって、感じになってるのかもしれないが。

『そんなお偉いさんが、なんのようだ? まどろっこしいのはなしにしようぜ、にっしー』

携帯ストラップが、声を上げて――

「はい、私は伊都波悠薇、ですけれど――」

続いた質問に、答えて。
――あまりに突拍子がなさ過ぎて、ついていけそうになかった。

「――えっと……」

コミュ障、爆発の瞬間である。

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