2015/06/26 のログ
ご案内:「休憩Free(休憩描写注意)」に蓋盛 椎月さんが現れました。
ご案内:「休憩Free(休憩描写注意)」におこんさんが現れました。
蓋盛 椎月 > ~ここまでのあらすじ~
保健室で黒塗りの白衣に追突してしまうおこん。
彼女に示された和解の条件とは……

おこん > (黒塗りの白衣って黒衣なのと違うかのう…)
蓋盛 椎月 > (狐さんを抱え上げて運び、
 そのまま衝立のむこうのベッドに腰掛ける……
 明かりはいつのまにか落とされており薄暗い)

「さーってどうしよっかな~~~」
(実に楽しそうに。
 さすがに教師相手には“こういうこと”はしたことはない)

「どういう風にして欲しい?」
(とりあえず笑いかけてみる)

おこん > ひゃっ…
(小さな身体は簡単に抱き上げられて、衝立の向こうへ。
 明かりを落としてあるのか薄暗い状態で、
 普通に考えればここに人がいるとは思えまい。)

ど、どうしようってなんじゃよ…ワシはちょっと、ちょーっとだけいたずらしただけじゃろ…!
どういう風にって…えっと、優しくしてほしい、とか…そういうことかのう?
(恐る恐る答える。 返答を間違えてはいけない。
 彼女は、やるときはやる人間だ。 下手をすれば、
 さっきの話のように”躾けられる”ことだって十分にありうる。)

蓋盛 椎月 > 「大丈夫大丈夫。無茶なことはしないよ。
 優しくしてあげよう」
(わかっているのかいないのか、頷いてみせて)

「じゃあ簡単なことから初めてみようか。
 ……“お座り”なんてどうかな?
 それとも“伏せ”か。
 スキな方を選びなよ」
(狐さんの身体から腕を離す。そして足元のリノリウムの床に手を向けて示す。
 ゆったりとした口調だが、有無を言わせない迫力が宿る)

おこん > しづき、や、やめるのじゃ… その、これ以上は…
( 女日照りの男に嫁となって現れるように、好色な男の前に美女となって現れるように、
 相手が求める存在になるのが化け狐なのだ。
 相手が自分に”ペットになること”を求めてしまえば…
 必死に相手に訴えるけれど、無茶なことはしないと言われて胸を撫で下ろす。)

よかっ……あ、あっ…いやじゃ、このような、ことっ…
(抵抗などできるわけがない。 震える声で答えるも、ゆっくりと身体を動かして、
 床に稲荷像のように”お座り”。表情には怯えと、被虐の悦びが滲む。)

蓋盛 椎月 > 「やあ、座るところが一段違うだけで
 眺めというのは存外面白くなるもんだ」
(愉快げに笑む。背徳の喜びが胸を焦がす)
(黒いストッキングに包まれた脚を目の前で組む。
 その拍子に両足の間、タイトスカートの奥が見えるかもしれない)

(靴を脱いで、ぶらぶらと足のつま先を目の前で揺らしてみせて)
「そうだなあ、次は舐めてみようか?
 犬らしくね。丹念に。」
(両目が冷たく見下ろしている……)

おこん > しづ、き…
(床から見上げる彼女はとても大きくて、絶対的な存在であるかのよう。
 足を組む様子を、ぽーっとした表情で眺めながら小さく呟く。)

舐める…犬みたいに…? ワシは、その…さっきも言っておったが…っ…!
(目の前で揺れるつま先と、相手の目を交互に見つめる。
 逡巡した結果、緩慢な仕草で顔をつま先に近づけて…)

ん、む…っふ…んふ…ふう、っ…
(小さな水音と共に、熱い舌を相手の足指に這わせていく。
 指の間、関節、ツメの間に至るまで、命じられるがままに、
 ただただ丁寧に。 次第に好意に没頭してきて、
 うっとりと目尻を下げながら足先に吸い付きはじめる。)

蓋盛 椎月 > (人生はごっこ遊びだ)
(ロールプレイは得意技だ)
(灼熱に身を委ねることも、絶対零度に心を閉ざすことも
 そう難しいことではない)

(指と指の間に与えられる熱に、わずかに身動ぎし
 熱い情欲と、冷えきった眼差しの両方で受け止める)
(この時わたしはどこにもいない)
(そこにありながら、心だけが手を離された風船のように
 ふわりと浮かび上がってしまっている)

「いい顔だ」

(もう片方の脚で、子狐の頭をぐいと押さえつける。
 咥えられたつま先は、もう少し強く喉へと押し込んでやった)

おこん > んふーっ…ふうっ、んっぐ……ぷぁ、はふ、ん…っ…♥
(たった一言投げかけられただけで、頭の中がとろとろと蕩けていく。
 褒めてもらえる、喜んでもらえるのが嬉しくて、もう片方のつま先でぐいとやられても、
 喉奥までつま先を捩じ込まれて苦しくても、その感覚すら悦びに転化されるように、
 自分が変質していく。 夢中でつま先を舐めしゃぶりながら、
 いつしかすっかり行為そのものに酔いしれて。)

蓋盛 椎月 > (凍った心は考える)
(はじめに見せた怯えも戸惑いも嘘ではあるまい)
(しかし今はどうだ)

(水のようだ、と思う)
(集まり流れば大岩を削り取り砕く偉大な力となるが、)
(奔流から切り離され器に入れられてしまえばその形から脱することはできない)
(くすり、と笑う)

「《慈悲》とか、《優しさ》とか」
「どこに存在するんだろうね」

(足の裏で、褒美だとでも言わんばかりに頭を擦ってやる。
 頭頂部、後頭部、狐耳の裏)

(ふやけるぐらいにしばらくしゃぶられ続け、
 ようやくそのつま先を抜いて、解放してやる。
 濡れたつま先は茹だっているかのように蒸気を上げていた)

「どうかな? 楽しいかい、子狐さん。
 わたしは楽しいよ、きみが嬉しそうにしてくれて」

(そう、言葉にして確認してみる。
 悠然と女君主のように)

おこん > じひ…やさ、ひさ…? んあ、っ…♥
(足の先で触れられる、頭や耳の裏。まるで動物にするような仕草だけれど、
 それが嬉しくて、心地よくて仕方ない。 求められた行為を返して、
 そしてご褒美がもらえているのだ。 ゆっくりと口から引きぬかれたつま先を見、
 次に主の顔を見る。 その顔は服従する愉悦に蕩けきっていて。)

たのしー…たのしー、のじゃ…ご奉仕できてっ、頭も撫でてもらえて…しあわせぇ…♥
(目の前の主の問いかけに、うっとりと表情を緩ませながら答える。
 恍惚と言ってもいいくらいに幸福に満ちた表情で答えて。)

蓋盛 椎月 > 「……」

(見下ろす瞳の瞳孔が細まって)

(恍惚に満ちて見上げる狐の顔を蹴り飛ばそうとして
 一度脚を上げ――しかしやめて再び脚を下ろす)

(屈みこんで、両腕を脇の下に差し込んで抱え上げる)
(そうしてベッドに二人でごろりと横になる)

「……やめよう」

「悪かった、やりすぎた」

(これ以上は手放した風船が戻ってこなくなる)

「もっと普通にしよう」

(抑揚のない声でそう語りかけて、
 恋人にするようにぎゅっと抱きしめる)

おこん > ん、あ…
(うっとりとした表情で振り上げられる足を見つめて尻尾を一振り。
 あれは何をしてくれるんだろうか。もし自分を打ったとしても、
 大好きな主がしてくれることで、嬉しくないわけがないのだ。
 そんなことを考えているうちに、ひょいと抱き上げられてベッドの上。
 もっと普通にする、と言われると、まるで水でもかぶったかのように
 ぶるぶると頭を振る。 あっという間に意識が戻って来る。いつもの自分だ。)

危ないところじゃったな…のう、しづき…… ワシが反抗できると思うたか?
それにしても、いい匂いと柔らかさじゃの…こうでなくてはならぬ…♥
(相手がそうしてくれるように、じぶんもぎゅっと抱きつく。
 なだめるように背中を撫でながら、やさしい調子で語りかけて。)

蓋盛 椎月 > 「“優しくする”、っていう約束だったからね……
 次にやるなら、もっと“ごっこ遊び”めいたやり方にしよう」

(笑みの作り方を忘れたような、
 彫像のような無表情)

「間違いなく楽しかったし、あなたも楽しかったろうけど……
 あなたがどこかに行ってしまうんじゃないかと怖くなった。
 わたしとあなたは……
 本当はひどく似ているんじゃあないかと思う」

(先ほどまでの泰然とした様子からは、
 ひどくかけ離れた弱々しい声)

「ほんとうのわたしは……
 どこに行ってしまったんだろう」

(器に入れられる水である前の自分は)

「……まだもう少し、情のあるふつうの人のようにありたい」

(顔を相手の頭に押し付けて、
 すんすんと、鼻を鳴らして匂いをかぐ)

蓋盛 椎月 > 「ねえ……
 わたしは“優しい保健の教師”でいられているかな……
 そればかりがひどく不安なんだ……」

おこん > ワシはのう、人様を化かすために姿を変える狐じゃ。 
おぬしも、相手に求められる存在…仮面をかぶっておるのかもしれん。 
じゃがの…
(匂いを家具に任せて、ぎゅっと背中を抱きしめる。
 腕だけでは足りなくて、尻尾も使ってしっかりと抱き寄せて。)

本当の自分は、もとからそこにあるのじゃ。 仮面が本体ではなく、
仮面をかぶるその人こそおぬしなのじゃからな。

…そんな寂しそうな声を出すのは、ワシの前だけにするんじゃぞ。
おぬしはおぬしのしたいようにすることじゃ。 他人に求められた姿ではなくてのう。
心配せんでも、おぬしは良い教師じゃぞ。 ワシが保証する。
(相手をあやすようにぽんぽんと背中を軽く叩きながら、
 ゆっくりとした調子で語りかける。 時折見せる彼女の表情…
 その原因の一端に触れた。 落ち着かせるように背中に触れてから、、
 髪を、頭を撫でて。)

蓋盛 椎月 > 「そう、か……」
(平坦な声。しかし安堵しているようにも聴こえる)
「うん。わたしは……あなたを信じている。
 だからあなたの前でだけ言うんだよ」

(真似るように相手を撫でて、
 髪や耳を弱く食む)

「わたしのしたいように、か……
 そうだなあ」

(安心したように目を閉じる)

「……首輪はやっぱ似合うと思うからつけて。
 リードも用意しよう。
 二人っきりの時に」

おこん > ああ、そうじゃとも。 安心してよい…
おぬしがよくやっておるから、他のものも保健室に来るのじゃからな。

そう言ってもらえると照れるのう。 んふ…
(優しく触れてもらったり、軽く喰まれるたびに小さく息をもらす。
 ゆっくり目を閉じたのを見て、自分も同じように目を閉じた。)

……しづきの頼みとあらば、しかたないのう。 次は犬娘にでも化けてやろうか。
(目を閉じたまま小さく笑って、 もぞもぞ身体を動かしてぴったりくっつくと、
 そのまま安心したかのように息を吐き、すぐに寝息を立て始める。)

蓋盛 椎月 > 「はは、そういう余計な気は利かせなくていいよ」

(ようやく、そう笑って……
 寝入り始めた狐のもみじのような小さな手を取り、
 指先をぺろりと舐めた)

(そうして、彼女も少しだけ眠る)

ご案内:「休憩Free(休憩描写注意)」から蓋盛 椎月さんが去りました。
ご案内:「休憩Free(休憩描写注意)」からおこんさんが去りました。
ご案内:「常世寮/女子寮、大浴場」に鈴成静佳さんが現れました。
鈴成静佳 > ♪~~
(宵の口。入り口に貼ってある注意書きを気にも留めず、大浴場の脱衣所へと現れる静佳。鼻歌を歌いながらジャージを脱ぎ去っていく)

(彼女は電気恐怖症のため、ウォシュレット用のコンセントが中に生えているユニットバスは絶対に使えない。狂気の沙汰だ)
(また、ちょっとした理由により、今日は銭湯に行くのもためらわれる)
(……なにより、「覗かれる可能性がある」ことを恐れるような性分ではなかった。むしろ、そのようなシチュエーションは大好きだ)
(静佳は変態であった)

♪~~

(すっぽんぽんになる静佳。防水ポーチを片手に、浴室へと入る)

鈴成静佳 > おーおー、こりゃ綺麗に取れちゃってるわね……。前からガタが来てたっぽいしなぁ。
(入るなり、大きな換気窓……のあった場所に目が行く。アルミのサッシこそ残っているが、そこにあった曇りガラスの換気窓はごっそりと消失している)
(さらに、応急処置としてそこを覆うように青のビニールシートをテープで留めていたようだが、剥がれてしまい、乾いた床にシートが伸びてしまっている)
(したがって、風呂場から外は丸見えだ。逆に言えば、外から風呂場の様子も丸見えだ。その窓へ、静佳は何の躊躇もなく接近する)

……フフッ、こりゃちょっとした露天風呂気分だわね。
(上を見上げる。初夏の、まだ暗くなりきらない夜空。しかしその半分は、目の前に建つ隣の雑居ビルに覆われている。屋上の柵が見える)

鈴成静佳 > さーて、プライベート露天風呂をせいぜい楽しむッスかね~。いつ直るか分かんないし。
(ひとしきり外の空気を吸ったあと、静佳は洗い場へと腰を下ろす。場所によってはそこも外から見えるであろう)

(いつもどおり、手早く髪と身体を洗いのける。短い髪は手入れが楽でよい)
(全身を丹念に洗い、シャワーで洗い流すと、静佳は持ってきていた防水ポーチのチャックを開ける)
(中には、安全カミソリが数本と、シェービングジェル)

ちょん、ちょん、ちょん……っと。
(腕を持ち上げ、まずは脇のムダ毛処理。こっちは普段から手入れしてるため、慣れたものだ)

鈴成静佳 > うっし。キレイキレイ♪
(処理を終えた脇に、洗面器に取ったお湯をパシャパシャと掛けてジェルを落とし、すべやかになった肌を堪能するように指で撫でる)

……さて、問題はコッチだなぁ。
(風呂椅子の上で脚を大きく開き、自らの見慣れた股間を見る。そこには、長年丹精込めて育て上げた……否、面倒で放置していた黒い森が茂っていた)

(突如飛び込んできた海開きの告知に、さすがの静佳も焦りを覚えた。水着を探さなくては)
(明日は休みなので、友人と探しに行くなら有力な日取りだろう。なので、今日中にコイツを始末せねばならない)
(銭湯という公共性の高い場でコイツを剃り上げるほどの度胸は、さすがの静佳にもなかったようだ。迷惑だし)

……むぅ……どうすっぺ、これ。
(カミソリを様々な角度からあてがい、どの角度から入刀するかを思案する。念のため、カミソリは複数本持ってきておいた)
(それほどに、静佳の黒き森は深かった)

鈴成静佳 > (そもそも、形を整えるべきか、綺麗さっぱり剃り落として生まれたままの姿にしてしまうか)
(カミソリを宛てがったうえでしばし思案するが、面倒になったのか、全部剃り切ってしまうことに決めた)
……よ、よし。何も考えずにサッパリやっちゃうか!

(濡らし、ジェルをしっかりと毛穴に浸透させる。滑り気を帯びてペッタリと寝そべる陰毛はなんとも気持ち悪い)
(さっさと捨て去ってしまおう。静佳はひとつ深呼吸をして、死刑執行人の面持ちでカミソリの刃を入れる)

ん……ッ、はぁ……♥
(プチ、プチ、と太いキューティクルが切断される感触。それが恥丘を揺らし、恥骨を揺らし、小刻みなリズムとなって外性器を愛撫する)
(その感触を堪能するように、静佳はゆっくりゆっくりと刃を進めていく)

ご案内:「常世寮/女子寮、大浴場」に光ヶ丘 睦美さんが現れました。
鈴成静佳 > はぁ……はぁ……っ。フフッ、やっぱりここ剃るの気持ちイイ……♪
(ひと通り下腹部全体を剃り終え、やや赤らんだお腹を愛おしげに撫でる静佳。とはいえまだ毛の根元が残っている)
(さらに軽くカミソリを往復させ、根強く残る切り株を剃り落とす)
(防水ポーチに入れておいたキッチンペーパーを取り出し、剃ったものを包んでいく。こんな剛毛は絶対に排水口に流してはいけない。詰まりの原因となる)
……うー、足りるかな、紙。

(さて、すっかり綺麗になったおへその下。しかし、まだ半分である)
(開脚状態のまま椅子の上で腰を突き出し、自らの使い込んだソコを鏡に写す。大陰唇の周囲、そして会陰部から肛門にかけても点々と縮れ毛が生えているのだ)
(密度こそないが、目立ちやすい)
やれやれ、我ながら毛深いこと……ハァ。

(ため息をつきつつも、その柔肉を傷つけないように慎重にカミソリを這わせていく)

光ヶ丘 睦美 > 「お、お邪魔しまーす…」
まさか。まさかまさか、ルームメイトに裏切られると思わなかった。
『ごめんね、ちょっと海開きだしお風呂長いかも』
とお願いされて、なーんだそんなことでプラーナおいしー!と思ってやって来てみたら
都会の空。
まして先客がいる、みたいで、私としては、サッシを、ゆっくりと、開けるしか、ないのです。

鈴成静佳 > おっ!?
(開くはずがないと思った、脱衣所への引き戸が開く。自分の陰部へと集中していたせいで、そっちを向いてもしばらくはピントが合わない)

あ、こ、こんばんわぁ。だ、大丈夫ッスか? 窓壊れてますけど。
えーと、あなたは……たまに廊下やロビーですれ違ったこともある? アタシは鈴成静佳!
(毛で汚れたカミソリを持ったまま、右手を上げて挨拶)

光ヶ丘 睦美 > カラカラカラ…カラカラ、と音を立てないように扉を引いてるんですけど結構そこそこ音がしてしまってドキドキしたり。
(入ってきたのはポニーテールの少女、ロンググローブで胸元を隠しながら小さくなるようにして、足を浴場のタイルにつけた)

「あっ、え、えっと、多分はじめまして、だと思います!」
「ま、窓はえっと、一度した約束なので、戻るのはダメなので、」
「あ、そうじゃなくて…光ヶ丘睦美です、一年生です、よろしくお願いします!」
わたわたしちゃってて自分でもよく言葉がつながってるかわからないけど、慌てて頭を下げてご挨拶。
ポニーテールの髪の先が床に触れた感じで頭をはね起こしたら、
えっと…
「ブラシ、ですか?」
鈴成さん、髪の毛短いけど…お風呂でも梳かすタイプなのかな。

鈴成静佳 > へぇ、睦美ちゃんかぁ。よろしくね!(にっこりと笑みで迎える)
……ん、アナタ、風呂場にも手袋はめて入るの?(胸元を隠す場違いなロンググローブに首を傾げる)

(櫛に見えたのだろうか? カミソリを指さして……汚れが気になって、キッチンペーパーで拭い)
これ? カミソリ。そろそろ水着の季節だからねー、きちんと処理しとかなくちゃって思って、思い切って全部剃ってたの。
睦美ちゃんは……。
(と言って、その全身を眺める。大事なところは隠しているだろうから詳細は分からないが、自分よりはひとまわり若そうだ)
……フフッ、まだそこんとこ気にする歳じゃないかな? アタシくらいになると、しっかり処理しないととてもじゃないけどビキニとか履けないからねー。

……んー……。
(その睦美さんを見つめ、綺麗になったカミソリを振りながら何かしら思案にふける静佳)
(口にはまだ出さないが、睦美さんの異能なら分かるだろう。静佳は考えている……「残りのムダ毛をこの子に剃ってもらいたい」と。そうすれば楽に綺麗になれる、と)

光ヶ丘 睦美 > 「ええっと、その…この手袋はですね、お母さんがはめてなさいって言って子供の頃に渡してくれて」
「それからずーーーっと外してなくて、あ、でも汚くないですよ?」
(魔術的に見れば、逆に水をかけるなんてとんでもないと怒るような魔道具)
(そうでなくとも、汚れ一つ無いロンググローブが何かに触れる度に、むしろ手袋が汚れるのではないかと思うような逸品)
「水も通すので手も洗えちゃうんです」
なんて、説明をしながらだったので、
自然と鈴成さんの隣のカランにお風呂椅子とお風呂桶を置いて座っちゃいました。

「あ、カミソリだったんですね…ごめんなさい」
ちょっと恥ずかしい。その…くっついてた毛が、ブラシの歯みたいだったなんて見間違いは……ちょっと。顔が赤くなるのが自分でもわかる。
「私もそういうの気にしなさいって、去年お母さんに言われたんですけど」
「やっぱり刃物ってまだ怖かったので…友達は自分でできるらしいんですけど。」
(グローブの説明をしつつ手を洗ってみせたりしているので、割と見えてしまっているけれど、もう産毛でもないが薄い感じ)
なんとなく、自分で出来たほうが大人っぽいな、とは思うんだけどなかなかその…自分でしようとすると、見づらくて。

………………………たしかに、人にお願いすればいいのかな、と思ったことは、ありますけど。
視界の端っこに、シャボン玉が浮かんでいて、その中で私が…えっとその、鈴成さんの、その…毛を、剃ってる、のが見えてしまって。
「す、鈴成…さん…?」
思わず、水を流しっぱなしのまま声をかけることしか出来なくて。

鈴成静佳 > へぇ、ずーっと着けてるんだ……。この季節だと暑くない、それ?(黒い手袋を見て、率直な感想)
でもまぁ、手も洗えるならいっかー! フフッ、凝った柄で綺麗だね、その手袋!
(物事を……とくに他人の事情については深くは考えない性格なようだ。当人が良ければそれでよしという思考回路である)
(大股開きのまま、隣に腰掛けた睦美さんのほうへ向き直る。お世辞にも行儀がよいとはいえない。半端に毛が剃られた陰部は、なかなかに使い込まれた印象だ……それがわかればだが)

フフッ、さすがにアナタくらいの歳なら生えてるわね。
(睦美さんの体格を改めてしっかり見る。さすがに薄いが、第二次性徴は来ているであろう、今後に期待だ)
まぁでもさすがにアタシくらいはモジャモジャじゃないよねー、アハハー。(離れた場所に置かれたキッチンペーパーを横目で見る。毛の束が握りこぶし大に盛ってある)
うん、やっぱりカミソリって最初は怖いよね……。こればっかりは慣れだよ。言っておくけどこれと無縁の生活を送ろうとしたらそこそこのお金とすっごい覚悟が必要だからね?
(カミソリを指で摘んでプラプラさせながら、やや苦味を含んだ笑みを浮かべる。さすがに永久脱毛にはまだ早いか)

……んー、そうだなぁ、じゃあ睦美ちゃん、アタシで練習してみる? カミソリの。まずは剃りやすい脚とかでさ。
(提案する。依然として、静佳の隣のシャボン玉には「静佳の恥ずかしい場所を剃毛している睦美さん」の映像が映る。この発言は静佳なりの遠慮した言い方である)
だいじょうぶ、アタシ保健委員だからさ。ちょっとの怪我くらい大したことないから!(フォローになっていないハッタリ)

光ヶ丘 睦美 > 「そう!そうなんですよー!」
それはもうブンブンと頷くわけです。分かってくれたのは鈴成さんが初めて。
…変に気を使われて、傷にしみない?って言われたことはあるけど。
「授業中とか蒸れるし、暑いし、腕との境目のところに汗が溜まるし、洗えなかったら大変でした。はい。」
「…でもあんまり直に人に触ると、私の体に良くないとかで。」
「『若いうちからそういうことしてるとホルモンバランス崩れちゃうからね』ってお母さんが言ってたんです。」
(向き直る鈴成さんに合わせて、なるたけシャボン玉と、それと秘部からは目をそらすようにして…つまり、鈴成さんに近づくように、椅子を寄せて目を覗きこむようにして、座り直した)

「初めて小学校で生えてきた子が居た時は、大騒ぎだったんですけど」
「こうやって引っ越してきて、大人な人に囲まれてると…ちょっと世界が広がった気分です」
つられてチラ、っとペーパーの方を見ると、それはもう大人な感じの…クラスでも見たことないような感じの量が…!
やっぱりブラシと間違うのも仕方なかったんじゃないかなって!
「……そっか……お母さん、凄いんだ……私より小さいけどやっぱり大人なんだ」
私はしみじみと思うのです。

「え、練習ですか?痛くしちゃうかもしれませんよ!?…って、足のほうなんですね」
(どことなく少しだけ、声に落胆の色がにじむ)
……だって、さっきと比べて、シャボン玉の味が少し薄くなって、色あせているから。
欲求の解決に迂回路を挟めば、そのプラーナは鮮度が落ちて、美味しくなくなってしまう。
さっきの欲求は、凄く美味しそうだった。きっと欲求の持ち方が自然で、素直だからだと思う。
…恥ずかしいことだと思うのに、私はこの欲求を、欲望を味わいたくてたまらないと思ってる。
「……それじゃあ、えっと…練習しても、大丈夫…ですよね?」
鈴成さんの思ってることはわかってるのに、そう言って欲しくて、私は確認してしまった。

鈴成静佳 > ハハハ、確かに暑いよねー。まぁでも着けてなくちゃいけないなら仕方ないね。ちゃんと洗うんだよー?
(ニコニコと、事情を聞き流す)

アタシだって、痛くされるのは嫌よ。ココはよく使う場所なんだしね。
(自らの股間に手を添え、惜しげも無くその肉の割れ目をくぱくぱと弄ぶ。やや色素沈着ぎみの小陰唇が、大陰唇に遅れて開いたり閉じたりを繰り返す)
……って、まだ睦美ちゃんにはわからないかなー? アハハー。
うん、だから、まずは脚で練習。それで大丈夫そうなら、他のところもお願いしたいなー……って。
普段はこんなこと人には頼まないんだけどね。なんか、今日は頼みたい気分。折角高1のプレシャスな夏が待ってるんだしね! しっかり剃り上げないと。
(笑顔を浮かべながら、安全カミソリを睦美さんへ手渡す)

(もし実際に静佳の脚を剃るなら、その皮膚は脂肪の乗りがよくて大変に柔らかく、よほど不器用に扱わない限りはうまく剃れるであろう。練習台にはピッタリだ)