2016/07/12 のログ
ご案内:「ゆめのなか」にベッドマンさんが現れました。
ご案内:「ゆめのなか」に伊都波 悠薇さんが現れました。
ベッドマン >  
~あらすじ~

今日も他人の夢ののぞき見を終えて家路へ向かうベッドマン
疲れているわけでもないが、不幸にも黒塗りの馬(ストラップマスコット)になってしまう

後輩でもないし特に責任も感じていないベットマンから
夢の主、伊都波 悠薇に言い渡された条件とは・・・

ベッドマン >  
『んぎゅ』

ストラップ部分を掴まれた
分身して見えるレベルで高速移動していたはずなのに敵も然る者である

取り立てて気持ちいいわけでもないのだけれど
頭を撫でてくるので気持ちよさそうな声を出しつつこたえる

『あ~・・・あ~・・・・・・そこそこ
 じゃなくてそうだね

 実はこの世界には危機が迫っているんだ
 この世界を救えるのは君しかいない・・・・・・

 だから君には
 私と契約して魔法少女になってほしいんだ!』

などと意味のわからないことを供述しており―――

普通なら一笑に付すところであるが
ここは夢の中で
そして自分の見立てではこういう子は変身願望を持ってたりする事が多い
はてさて

伊都波 悠薇 >  
「ここですかー? ここがいいんですかー?」

さすが馬好きを自称するだけのことはあり、撫で方もなれたものだ。
だいぶ溶けるくらいの、力具合からなにからなにまで上級者レベル――とまではいかないのが悠薇なのだが。
まぁそこそこだった。慣れてるだけで

「……え、世界といっても、その夢ですし……夢の世界の危機ってことですか? でも魔法少女って、最終的にはレイプされちゃう生き物で、快楽堕ちしちゃうんじゃ……」

すごく偏った知識を持ったことを暴露した

ベッドマン >  
『なにをいってるんだい
 現実の話さ

 それときみがベッドの下に隠している男の子向けなエロ本の話もいいよ』

なされるがままコロコロと転がされなで回されるが致し方なし
なにせストラップのマスコットである

『やつらは夢の世界から現実へと侵蝕しようとしている
 放っておけば現実世界は闇に包まれ大変なことになってしまうだろう
 
 だから私たちに気付くことの出来る
 純粋な心を持つ君に魔法少女になって世界を守って欲しい』

完全に魔法少女ものにでてくるマスコットキャラクターになりきっている
ストラップのマスコットだけに

伊都波 悠薇 >  
「え、エロ本とかもももってないですし……現実味がないですね」

ふぅっと、ため息。
撫でるてはそのままに――
どんな夢かはわからないが、これは本当に現実味がない。

「それは、私にはできない話です。かけるべき人を、間違えてますよ。カゲさん」

夢に人影が写る。それは悠薇に似て、似てない女性。
凛とした霞の様に、りりしくある――

「そんな主人公みたいなのは、私にはたぶんできないです」

夢だからこそ、わかってしまう事実もある

ベッドマン >  
『ちぇっ だめかー

 それにそんなにごまかさなくてもいいよ うん
 黙ってて上げるから』

変身願望はあるのだろう
だがそれにもまして自身への自信のなさが空虚さが大きかったようだ

気付けばその姿はその髪の長い少女のような姿になっている
それでも少しぼんやりとして
でもなんとなく人型だとわかる程度

彼女を少し見下ろす程度だろうか、じっと目を見つめる

『悠薇には自分はなにもできないとおもっているんだね』

凜とした声で告げた

伊都波 悠薇 >  
――ダメというか、なんというか。

「……こ、コスプレくらいだったらちょっとこう。一人の空間だからしてみたいなーとかはありますけど……本物は、その……」

あ、いや待て。目の前のものが人物になってる?

「……え、あれ? え?」

ストラップが人になった……?

「――いえ、できることはありますよ? 見て、訊く。それだけです」

戸惑いを抱えたまま、訊かれた言葉にはそう返して

ベッドマン >  
『見て聞く。そして応えない
 そういうのは世間一般では、なにもしていない―――って言うんだよ
 
 そういうのは少し見ていて心配かな』

なにもしていないをしているなんて高尚な言葉もあるけれど
などと続ける

意識すれば現れ忘却と共に消え去る
夢の中とはあやふやな世界だ

そんな感傷も違和感も思考の流れに消え去ってしまうことだろう

伊都波 悠薇 >  
「……そうでしょうか……待つということには、なりませんか」

ならないのかなぁと思いながら、苦笑し。

「――心配ですか?」

見間違いかなと目をこすれば、やっぱストラップみたいに見える。
なんとなく、悔しかったので、又捕まえてわしゃわしゃなでる。

「……なにが、しんぱいですか?」

ベッドマン >  
『待つ・・・・・・というのは便利な言葉だね
 待機。保留。準備

 だれがなにを待つんだろうね

 君は待っているのだと自分に、まわりに言い聞かせて
 その実みなを待たせているのだと、私にはそう見えるね
 
 そして、そうすることでかたくなであろうとする君はひどく歪にうつるよ』

ころころと転がされるただのストラップ

伊都波 悠薇 > 「……うぐ……カゲさんは厳しいですね」

むぅっと、顔を顰める。
それは確かにそう。自分に言い聞かせてるというか
それすらなくなったらダメだという意識は間違いなくある。
夢だからか的確だ。なんて夢を見てるんだろうと思う。

「……何を待たせてると、思いますか? みんな待ってますかね? こんな私を」

それは、ちょっとした弱音。姉にしか見せたことのない。
でも夢だから――

ベッドマン >  
『別に厳しくもなんともない一意見さ
 厳しいと、耳に痛いと思うのならそれは君に心当たりがあると言うことだろうね』

彼女に読めるのは感情の動きと夢の表層を撫でる情報程度だ
いってしまえばこの言葉は人生経験からきた程度のものなのだろう

『なにを、か
 いってしまえば――― 一歩を踏み出すことを、かな

 思い返してみると良い
 君はいつも待っているんじゃないかな
 相手からやって来るのを』

それは人間関係がそうなのかも知れないし
もっと即物的なものかもしれない

伊都波 悠薇 >  
「……どうでしょう。わかりません。心当たりという意味なら誰に対してでもなく、”自分”にです」

ふむっと、なら夢で一歩歩んでみるのもいいかもしれない。

「……あの、カゲさん。さっきのお話しなんですけど……」

――ごにょごにょ。

ちょっと小さく何度か言い訳の様に、聞こえないくらいの声で告げてから。

「――た、体験版とか、ないんですかね?」

半歩踏み出してみた

ベッドマン > 体験版もなにも全てが冗談なのだがそれを言うときでもないだろう
彼女もやる気になっているようである

まぁいいかくらいに思っていたのだが
遊べそうなので遊んでおくことにする

『一日体験コースだね

 さぁストラップをつかんで
 一緒に唱えるんだ

 【マカ・ブル・ファンブル・サラブレド メーイクアップ!!】』

のりのりである

伊都波 悠薇 >  
「……え、カゲさんが変身グッズだったんですか」

というか、不吉な呪文では? ともおもいつつ。
どうしよう……と若干不安になりつつも。

「ま、マカ・ブル・ファンブル・サラブレド メーイクアップ?」

のりのりの、カゲさん。少しついていけず、ちょっと首をかしげ……
すれば体が、光に包まれて……

なんか知らないが、身体が勝手に動いて……

(え、あ!? 勝手に、勝手に体がうご……って体! 裸っ、はだかっ)

身体がしなやかに動いて、どこか艶めくまばゆさ。
顔の前に手を交差させれば、ヘヤバンドが出てきて強制前髪除去。
脚に、手をやればタイツが現れ。ぱんぱんっと太もも辺りを二度たたけばスカートが現れて。

胸の前で手を交差すると、セーラー服をきれいに身にまとい――きめっと、目の横に横ピース

「……―――……」

一瞬唖然。

「な、ななななななななな……」

顔を真っ赤にした魔法少女がそこにいました

ベッドマン > 呪文が唱えられれば自分も発光して彼女のまわりもぎゅんぎゅんまわる
なるほど彼女はセーラー世代か
などとおもいながら軽快でムーディーな音楽を一緒に流す

みるまに変身完了

いつの間にやら自分もぬいぐるみサイズになっている
やっぱり馬だが

『やぁ成功したね
 どうだい気分は?力とか溢れてこない?』

関節も柔らかくなったのかぷにぷにと歩いている
へちゃむくれな馬だが

伊都波 悠薇 >  
「まえがみいいい、まえがみ……かくさせて……いや……ふにゅ……」

めがぐるぐる。

「あ、おねちゃが、怪物ににんし――ちが、えっと、中和しないと……あれ? えっとあれ?」

ぐるぐるぐるぐる。
いもうとは、こんらんしている

ベッドマン >  
『おや赤面症かい
 視線恐怖症だけかな?

 そんな見れない顔でもないのに

 でもこいつは厄介だからね
 投薬なんかでも根本解決が難しいし、結局のところ囚われないように意識改革するしかない・・・・・・

 ん?』

今にもうずくまりそうな彼女をしたから見上げる
と、なにやらもやもやした大きくそそり立つ何かの気配を背中に感じた

伊都波 悠薇 >  
「ち、ちが!? でもとりあえず、いやなんですううう、おちつかないんですううう、すううううすうう、するんですううううう……っ」

顔を隠してしゃがみこもうとすれば下の視線。
すかーとのなかみがまるみえです うまさんぱんつ

「……い、い……いやああああああ!!?」

スカートを隠そうとしたら、なんか魔法の力で突風が起きて、もやは吹っ飛びました

ベッドマン >  
『なにを言ってるんだい
 前髪を伸ばすのだって典型的な赤面症の兆候だ―――

 うわー うゎー ぅゎ_ ...(エコー)』

突風に一緒にコロコロと転がされる
中身は綿か何かだろうか

それに男を知らない悠薇のなかでは欲望の象徴も弱々なようだ
勝手に出てきたと言うことは想像してるのだろうけれど

伊都波 悠薇 > 「ちがいます……前髪は、ちがうもん……
 おねえちゃんが美人だし。目立たないほうが、虐められないと思ったから……」

目をうるうるさせながら、ちょっと幼児退行。

ふっとんだ、ストラップをむんずとつかみつつ。
R18な妄想を脳内でしていく。主に被害者はお姉ちゃんである

ベッドマン > うるうると視線を切った一瞬で

いつのまにやら自分の姿は人型に
だがマスコットが人型になったと想像したわけでも無いようだ

自分はいつも相手がつよく願った、認識した姿になるようにしている

夢というのはフォーカスした相手にのみ意識が向くようになっているからだ
それ以外はのっぺらぼうと大差ない
だから潜むつもりがないときはデフォルトの設定がそれである

とすれば彼女がこの姿を強く想像したと言うことになる
そしてその姿には他の夢で見覚えがあった

彼女はあのとき一緒にいた少女の関係者もっといえば親族なのだろう
背格好からこの姿は姉か
みれば確かに姿も似ている

しかしその姿はなぜか裸でおまけに肌も上気していた
そんな状態で彼女の腕に抱かれ肩を強くつかまれている

これは彼女はなにか妄想でもしているのだろうか?

『えーと・・・・・・悠薇?』

伊都波 悠薇 > (中断)
ご案内:「ゆめのなか」から伊都波 悠薇さんが去りました。
ご案内:「ゆめのなか」からベッドマンさんが去りました。