2015/06/13 のログ
ご案内:「◆速度Free(過激描写注意)2」に秋尾 鬨堂さんが現れました。
秋尾 鬨堂 > ―――青垣山-常世港間高速自動車道、通称青港線、AM3:38。

未だ闇深い夜を、ミッドナイトブルーの車体がゆく。
「きっちり8000…結構、温まってるナ」
常識外のスピードで、トラックすら疎らな道を飛ばす《悪魔のL》。

秋尾 鬨堂 > 今夜のドライブは青垣山の上り線/下り線を中心に、峠攻めの様相を呈していたが。

連続するガードレールにスレスレのハンドル切り返し。
アツくなるはずの車体も、心も。
イマイチ乗り切れていない。

わけのわからない焦燥感が、身を焦がす。
「じきに四時――一般車が、起きだす頃だヨ」

今日は、会えていないからなのか。
『踏める』誰かに。

あの、速度域で戦える誰かを、待ち焦がれているのか―――。

秋尾 鬨堂 > そして、『踏ませる』マシンに。
ホンモノのチューンドに。

200万円のマシンをショップに持ち込んで、100万円の改造費をかける。
そこそこにけっこー速いマシンであれば、それで出来てしまう。
何も考えず、ドッカンターボで足回りはガチガチ。
エアロも盛って、ホイールはでっかく。

もちろん否定はしない。
でも本質的には違う。

そういうことじゃないんだ。
命を預けて、『こいつとなら踏んでいける』と思わせる、『踏み込ませる』クルマは。

オーバー230km/hでスラローム。
路面は張り付き、ただ進もうとするパワー感をトルクでねじ伏せる。
「笑っちゃうよナ」
誰にともなく呟く。
自分の思考が、おかしくて。

秋尾 鬨堂 > 狂気の沙汰だ。

もちろんこの常世島においても道路交通法は適用される。
公道300km/h超でのドッグファイトという狂気。

そして、それを実現するマシン。
操るドライバー。
つくり上げるチューナー。

関わっている者、全てが狂っている。

キラキラとした宝石のよりも磨き上げられたエンジンは、
黄金よりも価値のあるセッティングは。

扱い方を誤れば、即座に爆弾と化す危険物。

そんなモノに、そんな人々に命を預けて―――
「でも、真剣だ」

その事実だけは揺るがない。
空も白んでくる。

秋尾 鬨堂 > だから、どこかで求めてしまうんだろう。
あの領域に魅せられた誰かを。

『踏んでいける』誰かが、確実に存在することの証明を。
首都高環状線、湾岸エリア、大阪、東名―今でもまだ、お前たちは走っているのか?
この、あまりにも変わってしまった世界で。
その心だけは、変わらずに。

「―――しかし、今日はここまで、か」
物思いにふけるのは、気持ちが入っていない証拠だ。

港通り、湾岸線。
物流が動き出す。
常世島の過激な夜が終わる。

秋尾 鬨堂 > 数時間前までの狂乱が嘘のように、穏やかな道へ戻る。

確実に存在した時間は、夢へと消える。
それでいい。

はしりゆく悪魔は朝陽へと溶けこむように―――

ご案内:「◆速度Free(過激描写注意)2」から秋尾 鬨堂さんが去りました。
ご案内:「玲刃の隠れ家。(エロゲプレイ中)」に白崎玲刃さんが現れました。
白崎玲刃 > ふむ……これが、恋愛ゲームか。初めてやるが…
これは、文章を読み進めて時折選択肢を選ぶというだけか…?

【カチカチ、とマウスのクリック音が鳴り響く
開拓村にある、一つの玲刃の隠れ家。
そこでは、腹部と右腕に包帯を巻いた男が、パソコンで何かをしているようであったその男は玲刃である。
彼は、サキとの戦闘の後、ひよりに病院に連れていたれた後、治療を受けこうして、隠れ家へと帰って来たていたのであった。
ひよりに連れていかれた病院に居た医師は、ひよりの言っていた通り、優秀であった、回復の魔術に優れ、玲刃の傷も完治とはいかないまでも、殆ど治っていたのである。
しかし、安静にするようにと医師に言われてしまい、玲刃もこれ以上無茶してまた音音に迷惑と掛けるわけにはいかないだろうと考え、医師の言葉に従い、こうして、家で安静にしながらエロゲをしていたのであった。
エロゲを初めてする玲刃は、今までやった事のあるゲームとの違いに少し戸惑い気味である。】

白崎玲刃 > 舞台は学園島か…うむ、この学園と似てるな、異能とか魔術とかは無いみたいだが。
え?男子寮の空きが無いからって、女子寮に住む事になるのか…?これが普通なのか?
【エロゲの舞台は学園島の様である、そして、エロゲのシナリオに間違った常識を植えつけられそうになっている玲刃である。】

ふむ…しかし、この主人公、会ってから1年経っているとはいえ、同じ寮の女子に妙に好かれ過ぎではないか…?俺も音音にこういう風に接するべきなのだろうか…?
【玲刃が買っていたエロゲは、ヒロインからの好感度が妙に最初から高めなタイプのものであった為、自分もこの主人公の様に音音に接するべきなのかと、勘違いしそうになっている玲刃である。】

白崎玲刃 > 【2、3時間後
玲刃がエロゲをプレイしていき、ヒロインの個別ルートへと入っていた。】

キスか…
【ヒロインと主人公のキスのシーンに、玲刃は音音とのキスを思い出し、顔を赤らめながら自分の唇に手を当てて嘆息した。】

……うぐ……甘い…。
【主人公とヒロインのやり取りの甘さに、少し顔を赤らめるする玲刃
ちなみに、このメーカーのエロゲは大体主人公とヒロインのやり取りが甘い、というか、甘ったるい。】

白崎玲刃 > 【そうして、玲刃はエロゲを進め。
シナリオは、主人公とヒロインの性行為のシーンへと進む。】

ふむ……まずは、キスからか…その後脱がしてゆくのか?
【玲刃は、エロシーンを見ながらそういう行為の時、どのようにして接するべきなのかを参考にしようと、考え込みながら、そのシーンを読み進めていた。
しかし、その時…!】

ご案内:「玲刃の隠れ家。(エロゲプレイ中)」に綾瀬音音さんが現れました。
綾瀬音音 > (彼氏がエロゲを持っていた――その事実に打ちひしがれた少女は昨日今日と遊び呆け、ある程度のストレスを発散した後、「エロゲを持っていたっていいじゃない、だって好きなことには変わりないし……」と乙女且つ物分りの良い振りの思考にたどり着く。勝手に上がり込んで彼の恥ずかしいだろう一面を見てしまった申し訳無さから、取り敢えずケーキの差し入れなどを持ってきて、隠れ家までやってきた)……こんばんはー(と、勝手知ったる元自分の隠れ家。扉を開いて上がり込む)        あっ(どうしよう、かれしがエロゲしてる)(自分の目に見えたのはヒロインがあられもない姿にされて男性に押し倒されてる画像が大々的に映しだされたパソコン画面。その前にいる彼氏。固まった。盛大に固まった。先ほどまで浮かんでいた物分かりの良さなどどっかに吹き飛ばしながら)
白崎玲刃 > !?音音?……ああ、いや、これはだな。音音とどう接するか学ぶ為にだな…と言っても信じないよな……?
【突然家に入って来た音音に驚きつつ、今自分がしている事、パソコンの画面に映っているものを思い出し、玲刃は戸惑う
どう説明するべきなのだろうか…?正直に説明した所で信じてもらえないだろうと思いつつも
咄嗟の事態に、言い訳の思いつかない玲刃は、後ろで固まっている音音に対して、引き攣った苦笑いで正直に理由を述べる。】

綾瀬音音 > あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ(聞いていない。全然聞いてない。彼氏の正直な告白を聞いてはいなかった。到着したときちょっとかわいらしい声で「あんっ!」とか聞こえていたのがますます悪かった)れ、玲刃君の馬鹿!! う、うわ、浮気なんて……っ!! しかも二次元の女の子なんかと……っ!!!(いつものような甘さのない、純度100%の罵りで馬鹿って言った。盛大に勘違いしているし話も聞いていない。玲刃君は私なんかより画面の向うがいいんだ、そう思うと情けなくて泣きそうだった。実際涙目になっているだろう)
白崎玲刃 > ……ははは、どうしよう…これ…
【涙目になって思っている音音の様子を見て、どうするべきか戸惑う玲刃。
無論、プレイしていたエロゲにそんなシーンは無かった為、参考にはならない。
思ったより役に立たない…と思う玲刃。
しかし、今はそんな事を考えている場合では無い、どうにか音音を落ち着かせなければならない。】

いや、浮気してるつもりは無い!俺が好きなのは音音だ!ただ、音音とどうせすればわからないから、参考にする為に…!
というか、二次元の女の子って?
【とにかく音音の誤解を解かなければと、必死に言葉を発する玲刃、
今まで、このような経験は皆無であった為、その表情は必死である。
そして、二次元の女の子という、今までそのような事に関わりの薄かった玲刃には聞き慣れない言葉に首を傾げる。】

綾瀬音音 > だったら素直に私に聞けばいいじゃない!! わざわざそんな、そんな、えっちなゲームしなくたって!! どうせそこの可愛い女の子で、女の子で、う、ううぅうぅううううう…………(白崎がパンツどころかズボンも脱いでないとかそんなことは頭から抜け落ちている。兎に角未だに画面にバーンと映ったテキストとイラスト、それから慌てる白崎、涙目な自分。色々とアレな光景である)解らないふりしたって駄目なんだからね! 本当は、玲刃君実在しないような女の子が好きなんでしょ…………!!(必死であっても言い訳しているようにしか認識できない。兎に角混乱しているし、切ないし悲しいで頭がパーンしている)
白崎玲刃 > ああ、そうだったか…その手があったか…。
【音音に聞くという手段があったなと、こんな状況にも不釣り合いに、納得した様な表情で頷く玲刃。】

いや…な。恋愛ゲームって書いてあったしな、こういうシーンがあるのも仕方ないと思って買ったんだが…?それに、こういう行為の参考にもなれば良いと…それに、そういうのは流石に音音に聞くわけにもいかないだろう……?
【未だ、涙目で怒り続ける音音に、戸惑いながら逐一、何かずれた返答を返す玲刃である。】

??実在しない女の子…?ああ、この画面に映ってるキャラの事か?いや、別に、俺はただゲームのキャラクター程度にしか思って無いし、音音が好きなんだがな…
【首を傾げながら考え、音音が言っているのが、ゲームのキャラクターの事だと理解し、
そして、相変わらず噛み合っていない返答を返す玲刃。
現状、玲刃もこの状況にどうして良いか戸惑い、普段通りに振る舞うしか出来なくなっている。】

綾瀬音音 > ……………………………。(なんかずれてる。流石に怒っていてもそれ位には気付き始めている。そもそも怒りを持続させるには結構体力がいるし、この少女、あまり怒り慣れていない。それでもむっすりとした表情を浮かべながら、じぃっとじぃっと白崎を見た)…………本当に、浮気じゃない?(玄関上がってすぐで立ちっぱなしだったので中に入り込んで白崎の前へと屈みこむ。その問いかけは、本当に私の事好き? と同意義だ)
白崎玲刃 > …ああ、浮気じゃない。本当だ。本当に、音音との恋人としての接し方を学ぶ為にだ…
勘違いさせて、心配させてすまなかった……。
【落ち着いてきた様子の音音に、若干の安心をし、一つ息を吐いた後
むすっとした表情ではあるが、こちらをじっと見つめてくる音音に、少し照れて玲刃は顔を赤くしながらも答える。
そして、勘違いさせてしまった事に関して本気で申し訳なさそうな表情で謝る。】

綾瀬音音 > ………………うん(だけどその教材エロゲってどうなの? とは思ったものの、口には出さず、取り敢えず納得したので素直に頷いた。顔を赤くする白崎になんだかこっちまで照れてしまって――だけどその向こうにになんかイラッ☆ とするイラストが見えるので白崎の背後から覆いかぶさるようにして電源ボタンを押そうとする。俗に言わなくても強制終了です。たとえ自分のため(?)とは言え、そんなのやってるのはやっぱり嫌だ)
白崎玲刃 > ………う、音音?………ああ、なるほど。
【教材にエロゲはどうなのかという、音音の気持には気がつかない玲刃、それも仕方のない事である、
玲刃はなんでも屋として生きてきたた為、そこら辺の常識に疎い。
納得してくれた音音に安心し、引き締めてた気が抜けた様な表情で頷く玲刃。
そして、音音の覆いかぶさる様な動作に、顔の赤さを増す。音音の電源を消す動作に、少し首を傾げながらも。
これが俗に言う嫉妬というやつなのか?と推測し、一人納得したように頷いた。】

綾瀬音音 > (電源ボタンを押して強制終了。それが終わっても白崎に覆いかぶさったまま――言うなれば彼の背中に密着したまま――じぃっと今度は真っ黒になった画面を見ていた。先ほど彼は確かにこういう行為の参考になれば、と言った。ちらりと白崎を見る。それから肩に自分の顎を乗せてから)――玲刃君は、こう言うことしたい?(こう言う事、が何を指すかは解るだろう。戸惑いがちで、甘さと期待と、それに僅かな不安が入り混じった声。身体を押し付けまま、彼の体温を感じつつ)
白崎玲刃 > ぁ……音音…?
【電源が切れたパソコンの画面を見ながら、背中に密着する音音の体温を感じて更に顔を赤くする玲刃。
触れ合いに、慣れない玲刃は相変わらず思考が止まりそうになる。】

…!?……こういうことって、そういう事だよな?ああ、いや…したいとかは考えた事無かったから…わからない……
【そして、音音から思わぬ事を言われ、驚き戸惑いながら答える玲刃、
その言葉は所々、意味の繋がっていない様な感じにすらなっている。
玲刃は恋愛についてすら最近になるまで考えた事すら無かったのだ、
性行為ともなれば、更に考えた事も無かっただろう、故に玲刃は戸惑う、
自分がそのような行為をしたいかどうかなど考えた事が無く、わからないのである。】

綾瀬音音 > (赤くなった彼を見て軽く笑む。自分だって慣れているわけではないが、それ以上に今はこの体温が心地よい。身体を揺すって甘えるように身体を預けて)そういう事、だね。…………そっか。……うん、そっか(意味が繋がって無くても、言いたいことは伝わる。自分に魅力が無いとかそういう話でもなく、彼に性欲がないとかそういう訳でもなく、きっと要するに慣れていないのだ、いや自分だって慣れていないけれど。)ね、キスしよう?(そこから考えようよ、とでも提案するように。彼に小さな笑みを向けて、頬を染めながら彼から触れてくれるのを待つようにうっすらと目を閉じた)
白崎玲刃 > 【体に触れる音音の体温を感じながら、玲刃も心地よさを感じて、音音の預けてくる体を支えながら、軽く笑む音音を嬉しそうな表情で見つめる。】
ああ、そうなんだ……
キス…か。いいぞ。
(ああ、そう言えば、さっきのエロゲでもそこから…)
【音音の返答を聞き、先程の自分の拙い言葉が、しっかりと伝わったのだと理解し安心する。
そして、音音のキスしようという言葉に、先程のエロゲのエロシーンの最初の方を思い出し、
そういう行為を意識してしまい、更に顔を赤くする。】

………ん…ぅ……
【そして、緊張しながらも、目を閉じてキスを待つ音音に
そのままキスをした。唇と唇が触れ、そこからも音音の体温を感じる。】

綾瀬音音 > (見つめ合って、感じるのはああ、私愛されてるんだなぁ、なんて言う、幸せなコト。じわりと上がる体温、心臓が少しだけ、早鐘を打ち始める)――ん……ぁ………ん……(いいぞ、と言われて更に上る体温。目を閉じて待った触れる唇は柔らかで、温かい。腕を彼の身体に回して緩く抱きしめながら、まるで誘うように薄く唇を開いた。心地よさそうに吐息が溢れる)
白崎玲刃 > 【こちらを見つめる音音を見ながら、玲刃は音音に愛しさを感じながら、音音の心音と同じように、自分も心音も早くなっている事に気づく。】
……ん…――ぅ…む……――
【抱きしめてくる音音に合わせ、玲刃も音音を抱きしめる。
音音の唇から伝わる温度で、更に顔は赤くなってゆく、
しかし、前の様な失態はおかさない、緊張しながらも今度は戸惑って、されるがままになる事は無いようにと、意識をしっかりと持つ。
誘うように開かれた唇に思い出すは、先程のエロゲでのキス。
たしか、ここは舌を入れるべきだったか?と思いながら、音音の開いた唇にそっと舌を差し込む。】

綾瀬音音 > ぁ、………んぅ……(抱きしめられて、全てを預けるように甘えるように擦り寄った。心地よい体温は離し難い温度そのものであり、いくら温度を操るのを得意とする自分でも簡単に得られるものでははない。口付けられて、高潮する頬、高鳴る鼓動、これが恋ではなくて何だというのだろうか)――んっ!! はぁ、………ぁ、(差し込まれたぬるりとした舌に、ひくりと肩を跳ね上げた。が、抵抗はない。彼の舌を受け入れて、おずおずと戸惑うように自分の舌を押し付ける。軽く舌を動かして、絡めようとするように)ぁ……ッ! んぅ………、ん――(キスの合間に吐出される呼気が、熱を帯びる)
白崎玲刃 > んぁ……ぅ………
【すり寄る音音を優しく抱きしめる、玲刃は幼少期に両親を殺されて以来、こうした人との触れ合いが無かった
故に、玲刃は無意識に温もりを求めるように、音音を抱きしめる力を強める。】

ぅ……ぁ…ん、んぅ……―――
【抵抗なく、音音の口に舌が入った事に安心しながら、音音と舌を絡めあう、
舌が触れる度に音音の舌の体温を感じ、そして、心地よい感覚が玲刃の体を巡る。
音音の吐息の熱を感じながらもそれにすら心地よさを感じる。】

綾瀬音音 > (抱きしめられれば、安堵したように身体から力を抜けて、本当に身体を彼に預けてしまう。強まった力が心地よく、うっとりと目を閉じたまま)は、ぁ………ん――、ぅあ…ッ! 、ん………ッ!(痺れるような甘い口づけ。小さな水音を立てながら、舌同士を絡め合わせて。吐き出す呼気は溺れるようなそれ。身体が熱を持って、時々小さく喘ぐように呼吸する。それでも唇を離そうとはせず、離そうとも思えず――ひたすらに、彼の唇に酔っていた)
白崎玲刃 > 【預けられた体重が心地よく、音音を抱きしめ続ける、
この温もりを決して離してしまう事の無いように、と。強く強く、抱きしめ続ける。】
む……ぁ……んぅ……
【舌と舌が絡まり合い、その甘さに思考は狭まってゆく、
音音と感じたい、ただ音音との口づけを味わいたいと、
この愛しい人との時間を続けていたいと。
玲刃も、音音との口づけに酔っていた。】

綾瀬音音 > (抱きしめられて、抱きしめて。得難い幸せを享受する。互いの心音すら互いに伝わる様な至近距離。お互いを抱きしめ合ったままくちづけて)んっ……ふぁ……ぁ! ぁ……ん、ッツ(柔く舌を絡ませ合いながら、彼を抱きしめて縋るように。どれ位そうしていただろうか、飲み込めなかった唾液が顎を伝う頃、不意にゆっくりと銀糸を引きながら唇を離した)――玲刃、くん………っ(身体の奥に熱が溜まる感覚。もどかしくて、もどかしくて、――欲しくて、仕方がない。だけどそんなはしたないことは口にできなくて、ただただ彼を求めて名前を呼ぶ。潤んだ瞳が彼を見つめて、求めて)
白崎玲刃 > 【離さない様に離されない様に、互いを求めながら強く抱きしめ合い、口づけを続ける。】
んぅ……んっ………ぁ……っ……
【時間を忘れたように、音音と唇を貪り合う。
いつまでもいつまでもと続ける様に、互いの唾液が互いの口を行きかう。】
―――音音?いい、のか?
【不意に離れる唇に少し戸惑いながら、唇と唇の間を繋がる銀糸を茫然と見つめる。
そして、音音から聞こえた言葉に驚くも、音音の潤んだ瞳を見つめて、その気持ちを理解した上で問う。
良いのかと、これ以上進んでしまって良いのかと。】

綾瀬音音 > (顎を伝うものを拭おうともせず、ただひらすらに彼を見つめている。いいのかと問う声。一瞬視線が揺れる。恥ずかしいのだ。たった一言、彼が欲しいと口にするのが途轍もなく恥ずかしくて、はしたなく感じて仕方がない)―――――ああ、もう、聞くな、バカぁ……(フレンチキスの余韻だけではなく、頬を染めてぼふり、と彼の瞳から逃げるように肩に顔を埋める。女の子に何言わせるつもりなのさ。と欲しがっているのは自分の癖に出てきたのは結局憎まれ口。お互い初めてなんだから、どうせなら彼から言って欲しかったくらいなのに。そんな思いを込めて、バカ、と再び囁く声は既に甘く濡れ滴っている)
白崎玲刃 > ははは……ああ、わかったよ。じゃあ、脱がすぞ。
【バカと憎まれ口を言う音音に、そう言えばいつも言われてるなと思いだし。
緊張した気が抜け、いつもの苦笑いの混じった笑みが零れる。
恥ずかしかったのか、と音音の様子を見て理解しながら、苦笑いを深め、音音の気持ちに気付けて無かった自分を少し恥じる。
そして、安心させるように肩に顔を埋める音音の頭を撫でながら、
音音のブラウスに手をかけ脱がそうとする。】