2019/03/02 のログ
ご案内:「屋上」に暁 名無さんが現れました。
■暁 名無 > 「んんーっ……今日も疲れたぁ」
夕暮れ時の屋上。
遠くに沈もうとしている夕日を眺めながら暁名無はいつものように銜え煙草でそこに居た。
「明日から無事土日休だし、ゆっくりして過ごすとするかねえ。
そろそろたい焼き屋とかに季節ものの味とか出ねえかなあ。」
まだ少し寒さを連れた風にタバコの煙を乗せながら、ぼんやりと、ただぼんやりと夕日を眺める。
小腹空いたなあ、なんてひとりごちつつ。
ご案内:「屋上」に桜庭 美月さんが現れました。
■桜庭 美月 > 「ほーら、そろそろ鍵しめるぞー。」
鍵束をちゃらんちゃらんと鳴らしながら階段を上ってくる黒髪ポニーテール。
なんやかんや生徒も自由に上がって、よくサボって寝ている辺り、校則が厳しいのか緩いのかよくわからんな、なんて与太も頭に浮かびつつ。
「……もう誰もいないかー…?
って、あら、暁先生じゃん。」
先生としては完全に後輩なのだが、元々がパーフェクト脳筋ガールである。
明るい笑顔で片手をあげて、やっほー、なんて笑いかける。
元警官だったらしく、体育教師として毎日のように走り回るパワー型。
「タバコの匂いは残るんで、……って、そういうお説教は聞き飽きてますよね。」
ふふーん、と片目を閉じながらそんなことを言って、フェンスを掴んで一緒になって夕日を眺めてみる。
■暁 名無 > 「ん?おお、美月チャンじゃん。おつかれさーん」
声をかけてきた桜庭に、軽く手を振って応える。
まあまあ固い事は言いっこなしで、と笑いながらも煙を吐き、自分と同様、夕日を眺める横画を見遣り。
「やー、やっぱ女の子の方が画になるねえ。
おっさんが夕日眺めてても雰囲気煤けるだけだもんなあ。」
と、けらけら笑う。
■桜庭 美月 > 「女の子ねぇ、そんなことばっかり言ってると、女子生徒に嫌われますよ。」
からから、と笑いながらフェンスに軽く背中を預けつつ。
タバコは気にしないのか、鍵束をくるくると回しながら。
「で、何してたんです? 黄昏? お悩み?
話くらいなら聞きましょうか。」
にひひ、とちょっと意地悪笑顔で、かるーい調子でつつくように。
■暁 名無 > 「はっはっは、これで嫌われるんならとっくに学校に居らんなくなってるよ」
普段どんな態度で生徒に接しているのか。
教職員としてかなり問題になりそうな事をへらりと言いつつ、喫いかけのタバコを指でくるりと回し
「んー、黄昏てただけさ。まあ悩みも無くはないけど。
可愛い後輩先生をどうやって口説き落としたらいいだろうか、とか。」
相談乗ってくれる?と肩を竦めながら、にやりと口角を上げる。
■桜庭 美月 > 「だといーんですけど。 要領がいいというかなんというか。」
苦笑交じりに振り向きながら、肩をすくめて。
「あっはっは、口がお上手ですけど。
褒めても何にも出やしませんよ。」
なんて、ウィンクを一つお返しをしながら、さらりと冗談として流しておく。
ま、何にも無いならいいんですけど、と更に付け加え。
■暁 名無 > 「要領というか良いのは器量かねえ、なーんて。」
イケメン無罪って言うじゃない、と臆面もなく言ってのける。
この軽薄さが割と生徒には受け入れやすいんだとかなんとか。
「なーんだい、つれないねえ。
まあ、何も出ないと言うなら、試しに出るまで褒めてみるってのも一興かな。」
なーんてね、と笑いつつ、気障ったらしいのはどうも性に合わないなあ、と勝手に自己反省しつつ。
「そういう美月チャンこそ最近どう?
学校の先生にもだいぶ慣れたかい。」
■桜庭 美月 > 「そいつぁアレです、私相手には通用しないってやつ?
それで無罪にしてたら成り立たない仕事でしたし?」
にひ、とこちらも笑顔で返してやる。
こっちの軽さもなかなかに軽い。
「褒める言葉がなくなる方が先ですよ。もしくは「怪力バカ」とかそういうほめ方になりますから。」
なんて自虐を軽く入れつつ、んー、っと腕を組む。
「慣れたかどうかと言われれば慣れましたけど、あんまり向いてるようには思えないんですけどね。
テスト作ったり採点したりがどうにも慣れなくて。」
頬をぽりぽりとかきながら、はー、っと溜息。
■暁 名無 > 「あっはっは、そいつは手厳しいな。
まあ大丈夫、法に触れることはしてないからね……たぶん。」
してない、よな?あれ?してない……はず、うん、法律詳しくないけど、と考えれば考えるほど墓穴っぽいので、
暁名無は──考えるのをやめた。
「大丈夫大丈夫、一周して同じこと褒めても案外人間気付かないもんだから。」
にこやかに笑いながら割と下衆な事を口にする。
そのうち後ろから刺されてもおかしくないかもしれない。
「なるほどねえ。
まあ、その辺は確かに勝手が違うだろうし、向き不向きと捉えるのも無理はないかもなあ。
……でも安心して欲しい、美月チャン。大抵の先生はテスト作りも採点も好んでやりたいわけじゃない。」
少なくとも俺はそう、と頷きながら二本目の煙草に火を点ける。
■桜庭 美月 > 「……多分、多分? まあ、バレないようにやっといてくださいよ、」
かるい感じにその言葉を受け流す。
頭が固いわけでもない、普通の先生。
「ほーらそういうことを言う。こりゃ後輩がなびくどころか。」
下種な物言いに、こっちもにやにやと笑いながら。
んー、っと伸びをして、もう一度夕日をちらと見つめて。
「……ま、そーですよね。
まあ、怒られたり怒鳴られたりがないだけマシってことにしておきますかねー。
…で、暁センセはこっからもうしばらく黄昏ていくんです?」
■暁 名無 > 「ああ、そこは心配ないさ。
バレないように何かするのは得意中の得意だからね。」
逢引とか、と嘘か本当か解らないような事を言いつつ。
「あっははは、そうだね。肝に銘じておこう。
それにしても、うん、画になるなあやっぱり。スタイルも良いし。」
伸びをする桜庭のシルエットを夕日が照らす。
それを目を細めて眺めながら、ぽつりと。
「んー?そのつもりだったけど、美月チャンはまた見回り?
だったら寂しくなるなあ、独りで居ても割とつまんないんだもの。」
火をつけたばかりのタバコを咥え、へらへらと続ける。
■桜庭 美月 > 「ホントは女の子だって思ってないですよね、私の事。」
逢引という言葉にほんの少しだけ赤くなりながら、まったく、と少し不満げに相手をじろりと見やる。
スタイルについても言われれば、腕でちょっと胸を抱えるようにしてもう少し赤くなって、んべ、っと舌を出して。
「……んー? そー言われるとまあ、もちょっといてもいいですけど。
甘えん坊ですかー?」
にひひ、と言い返してやることにする。
■暁 名無 > 「そうだねえ、そう言われると否定しきれないなぁ。
……女の子、と言うより淑女だもんねえ。」
不満げな相手の視線もどこ吹く風。しゃあしゃあと言ってのける。
逆に寄せられて強調されるよなあ、なんて思いつつ、人の好さそうなうすっぺらーい笑みを浮かべる。
「そうだねえ、美人にはついつい甘えたくなっちゃうのが悪い癖と自覚はしてるんだけどねえ。
まあ、まだ居てくれるって言うなら有り難い限りだ。お礼に今夜一杯奢っちゃおうかな。」
とにかく良く回る舌である。
■桜庭 美月 > 「便利な言葉ですネー」
棒読みで帰してやる。ジト目もおまけでつけましょう。
胸のサイズはぎゅっと抑えてあるのだけれど、たっぷりと腕に抱えられる感じになって。
まあ、見られるのは慣れてはいるけれど。
「今夜は残念ですけどパトロールがありますから。
デスクワークで働けない分、ちゃんと仕事をしてるんですよ、これでも。」
なんて、さらりとそのお誘いを受け流して、赤くなりかけていたところから、余裕の表情を取り戻す。
■暁 名無 > 「ほーんと、つれないねえ。
ほらほら、そんな顔したら折角可愛いのに台無しだよ?」
ひらひらっと桜庭の顔の前で手を振ってみたり。
勿体無いなあ、なんて軽ーく言い放つ。
「あらら。そりゃあ残念。
折角美人の後輩と美味しい酒が飲めると思ったのに。
それともお仕事が終わるまで一緒に行って待ってようか。」
パトロールと言っても教師の仕事の範疇内であれば。
自分がついていくのも一応何の問題も無いだろうと。
■桜庭 美月 > 「そーゆー顔させてるのは先輩じゃないですか。
ったくもー。 褒めたって何にも出ないですってば。」
苦笑しながらも、こうですか? なんて、にひ、と笑って見せて。
「美人美人って、誰もでも言ってるんじゃないですかー?
仕事が終わるまで待ってるにゃいいですけど、あそこはアブナイですからね。
経験者じゃないなら、家でのんびりしてる方がいいですよ。」
なんて、危険だとちゃんと忠告をする。
■暁 名無 > 「そんなこと言って、しっかり出るじゃん。
良いねえその笑顔。かーわいいっ。」
ぐっ、と親指を立てながらこちらも微笑んで。
「……まあ美人が多いからねえ、この島。
アブナイ所に行く可愛い後輩をのんびり待てというのも酷じゃないかな。
ところで、家でのんびりってのは美月チャンちの事?」
宅飲みの方が好きだったり?と、こてん、首を傾げて。
■桜庭 美月 > 「誉め言葉だけは受け取っときますよ、褒められて悪い気分はしませんしね。」
へへ、っと笑いながら舌をぺろりと出して、器用に誉め言葉だけを受け取っておく。
「いや、そーゆー仕事してましたからね。
この島ではプロとは言えませんけど、それでも自分の身くらいは守れますって。
……いや割とダメですからね。
そこはさくっとあきらめて帰るとこですよ。」
何言ってんすか、みたいな顔で見てやる。
割と部屋が汚いので人には見せられない。
■暁 名無 > 「ちゃっかりしてるなあ。
ま、嫌いじゃないよそういう子も。」
にぃっ、と口元を歪めて煙草を咥え、煙を吐き出す。
「まあ、そりゃそうかもしれないけど。
弘法にも何とやら、慢心ダメ絶対ってな。
えー、だめなのー。
まあうら若き乙女の一人住まいに勝手に上り込むのは野暮か。
でもさ、帰っちゃったら飲めないじゃん。」
全く諦める気が無かったこの男。
さてどうしたものか、と腕組みして考え出す始末。
■桜庭 美月 > 「慢心してないから他人を連れて行かないってわけですよ。
逆にここでちょっと守りますよー、なんて言い出したら、それこそ慢心ですよね。」
そこはちゃんとしているのか、肩をすくめながら腕をまた組んで。
自分の身一つで精いっぱいだとちゃんと伝えて。
「いや別に入っても何か困るようなものは無いですけど。
綺麗にしてないからダメなんですって。
別に飲むなら今日じゃなくてもいーじゃないですか。」
はー、とため息をつく女教師。
それでも、すっぱり切っていかない辺りが性格か。
■暁 名無 > 「なるほど、言われてみれば御尤もだ。
そうさなあ、戦闘力ゼロの幻想生物学教師なんてお荷物にも程がある。」
まあ、その分戦闘自体を回避する術には長けているし、戦闘から離脱する術にも長けている。
まあ今はその事は伏せておいて、桜庭の言葉に繰り返し頷きを返し。
「次の機会にーってなるとお互い忙しい身の上だ、次がいつか分かんないじゃない。
善は急げってね。思い立ったが吉日、ともいう。
とまあ、言ってはみたものの、結論として美月チャンとお近づきになれたらナーってだけなので現状でも充分だけど。」
果たしてこれで本当にお近づきになれてるのか、という当然の疑問は考えない。
名無自身がそれで良いのであれば、それで良いのである。
■桜庭 美月 > 「あーもう、はいはい、分かりましたよ。 じゃあ今晩ですね。
私の家なんて色気も糞も無いとこより、お店の方がいいんじゃないですか。」
しゃーないなぁ、とため息交じりに、約束を受け付けることにする。
なんだかんだで付き合いは悪くない。むしろ良い。
「お近づきねぇ、私と近づいてると危ない話とか、荒事とか揉め事となかよーくなれるんじゃないですかね。」
にひ、とちょっと意地悪に笑いながら、荒事担当の彼女は軽く笑う。
■暁 名無 > 「わあ、良いの?
嬉しいなあ、教師になって仕事仲間の家に行くの初めてなんだ。
色気なんてそんな、美月チャンが十分満たしてくれるっしょ。」
何だか途中にどうしようもない闇がチラついた発言をしつつ、満面の笑みを浮かべる。
生徒からのウケがいいという事は裏返せば、ということなのだろうか。
さらりと会場を桜庭家へと確定しつつ。
「美人の傍にはスリルが付き物ってね。
へーきへーき、“人間の”荒事や揉め事には慣れてないけど、それ以外なら大なり小なり経験してるし。」
彼の担当は幻想生物。
人知を超えた危険なんてわんさかあるのだったりする。本人はおくびにも出さないけれど。
■桜庭 美月 > 話聞いてるんですかね、みたいな顔で一瞬ジト目を向けるけれど。
はー、っと溜息をついて、はいはい、と流す。
懐が広いのか流されやすいのか。
「ま、この島に住んでりゃそうなるか。
それでも、危険なところに行くときについてくるのはダメですよ。
そいつは、いかに慣れててもね。
私は止めなきゃいけない人間ですから。
そこを許したらここにいる意味もないんで。」
全く意にも介した様子が無い相手に、はー、っと溜息。
帰ってくるまで待っててくださいね、ときっちりと指示をして。
■暁 名無 > にっこにっこと笑顔でジト目を受け流す。
……と言うより、ジト目に気付いていない。それほどに浮かれ気味である。
その姿はさながら新学期を迎えたばかりの生徒のようだ。
「流石に自分から危険な目には遭いに行かないさ。
美月チャンを巻き込むわけにもいかないし、余計な仕事増やしても仕方ないしね。
そこは約束する。女の子を危険な目には遭わせない、サ。」
ウインク一つおまけで付けながら断言。
無意味に様になるのが腹立たしい時がある、というのは生徒談。
■桜庭 美月 > 「あーはいはい、じゃあ約束は守ってもらいますよ。」
様になっていようがいまいが、割とそのあたりで揺らがぬのは、今までの状況と言動を見ているから。
へいへい、と言わんばかりの顔で頷きつつ。
「……で、何時からにするんですか。
仕事は無いとはいえ、私はやることはあるんで、そんな遅くは無理ですからね。」
浮かれた相手の様子にも気が付かずに、参ったなー、なんて顔をする。
部屋をそれなりに片付けないといけないから大変なのだ。
■暁 名無 > 「もっちろん。
指切りでもしとく?」
ルンルン気分のまま二つ返事で頷く。
おおよそ成人男性らしくない雰囲気を纏っていたが、はたと我に返り。
「ん、んんっ。……何時からにしようか。
美月チャンがパトロールしてる間に俺が買い出しして、待機して……パトロール終わってから?」
何時頃になるかは美月チャン次第、と笑顔で返す。
その上でさてつまみは何にしよう、酒は何を買おう、とわくわくしながらどんどん計画を立てていき。
■桜庭 美月 > 「はいはい、んじゃそーしましょ。
私が終わったら連絡しますから、携帯この番号ですからね。」
しゃーない先輩だなー、みたいな顔をしながらもちゃんと番号を教えて。
どちらが先輩かわかったものではないくらいには割と懐広く受け入れる構えを見せる女教師。
「…あと、パトロール終わって家戻って、準備してから呼びますからね。
勝手に入ったりとか、家の前で待ってたりしたら蹴りますからね。」
部屋が汚いことはちゃんと事前にしっかり通告している。
わかってますよね、とじろーりと見つめ。
「……っても、そこの寮ですからね。
歩く必要もないくらいですけど。」
■暁 名無 > 「おっけーおっけー。
いやあ、何て言うか好いね。社会人同士の付き合いって感じで。これっ」
しゃーない先輩はどこまでいってもしゃーないのである。
教えられた番号を登録してから、何か特別な物でも貰ったかのようにしばしアドレス帳を眺めて。
「りょーかい!……流石にそれはお巡りさん呼ばれちゃうやつだし。
あ、お巡りさんここに居たか。てかお巡りさんちだ。」
部屋なんて大体皆汚いもんさ、わかってるわかってる、とこくこく頷く。
「じゃあ俺も残務片付けて買い出しに行って……それくらいには丁度良い頃合いになってるかな。
ふっふーん、楽しみだなあ。憧れだったんだよ、宅飲み……」
どんな青春時代、そして新米時代を過ごして来たのだろう。
外に飲みに行くことはあっても、家に行くことは本当に無かったらしい。
■桜庭 美月 > 「そういうもんすかー?」
段々敬語がゆるーくなっていく。
なんやかんや言いつつも、基本的に誰に対しても気安い雰囲気を出しっぱなしにする教師。
「いやまー、もう転職してるはしてるんですけどね。
こっちでは同じようなことをするセンセですから。
……本当に分かってるんですかね。」
楽しそうにする相手に、まーいいか、とため息を一つ。
面白いもんの一つもないですけどね、と付け加えながらも鍵束をくるりと回して。
「んじゃ、そろそろ施錠しときますか?」
■暁 名無 > 「そういうもんすよー」
ふふん、と胸を張ってからスマホをしまいこむ。
相手の敬語がゆるかろうと、最終的に敬語が影も形も無くなろうと気にはしない。
これは浮かれてるからではなく、元々がそういう地の為。
「ま、どのみち悪い事は出来ないに違いないだろ?
でも元婦警さんのところで一晩頭冷やしなさいっていうならそれも悪くないかなーなんて。
さっきも言ったけど、別に面白いものなんていいのいいの、美月チャンが居てくれりゃ充分さ。」
これは浮かれてるのか地なのか分からないやつ。
まあ日頃からどっか浮いてるようなのが暁名無という男なのである。
「そうだねえ、そうしよっか。
あ、そうだ。戻りながらでいいんだけど、美月チャン苦手なお酒とかある?」
■桜庭 美月 > 「そうね、まあ、一晩ゆったりは無理だけどね。
いやほんと、そこは帰りなさいよ。」
また更に踏み込んで来ようとしたので、牽制する。
じろり。
「ん、とくには無いけど。
私、お酒はかなり強いですよ、先輩。」
ふふーん、と鼻歌交じりに鍵を揺らして、振り向きながらに、っと笑って。
■暁 名無 > 「潰れなければちゃんと帰るさ。
心配ご無用だぜ。俺にもちゃあんと帰る家はあるんでね。」
マ○カーとか始めちゃったらもう分からないけど、と冗談めかして笑いつつ。
後輩の睨みをのらりくらり躱して。
「ほほう、そりゃあ長く楽しめそうだ。
流石に競ったりは出来ないけどね。」
じゃあ手当たり次第買ってこうっと、と買い出しの計画を頭に浮かべつつ。
休日に向けて幸先の言い切り出しが出来たかな、と少し満足げなのだった。
■桜庭 美月 > 「潰れる前に帰ってくださいよー。
わたしは明日もやることあるんですってばー。」
あーもう、なんて溜息をつきながらも、なんやかんやでお酒の一つ二つ、ちゃんと付き合う後輩教師。
のんびりと施錠をして、ぱたんと扉を閉めて。
ご案内:「屋上」から桜庭 美月さんが去りました。
ご案内:「屋上」から暁 名無さんが去りました。