2022/08/07 のログ
■雪城 涼子 > 「んー……いっそアフォガードっぽくすれば洋風かき氷、とか主張できるかな?
でも、珈琲だと好みが割れそうね。だとすると……うーん……」
ぶつぶつぶつぶつ
前は見ているが見ていない。
あくまで自分の思考に没頭している。
当然と言えば、当然……眼の前にせまる少年に気づくこともない。
完全に無防備だ
「抹茶……も、あんまり変わらないか。
ああ、いっそフルーツソースにしちゃえばいいのか、な?」
あ、目の前に誰かいる。
流石にようやく気がついた。気が付いた、が。
所詮肉体的には一般人。
つまり
急には止まれない
「わぷっ」
小さく間の抜けた声を上げて激突するだろうか。
■芥子風 菖蒲 >
「あっ」
どんっ。ぶつかった。
お互い勢いはなかった。
余程ひ弱でなければ大丈夫だとは思うが、迂闊。
申し訳なさに眉が下がる。
「ごめん、大丈夫?怪我は?」
少年はぶつかれても微動だにはしなかった。
もし、こけてしまったのであれば手を差し伸べる位はするだろう。
「ちょっと暑くて前見てなかった……平気?」
■雪城 涼子 >
「わ、と」
激突した少年はそれなりにしっかりとした体をしていた。
正確に言えば、体幹がしっかりできていた、といった方がいいのか。
要するに、パワー負けした。
当然の帰結として尻もちをついた。
ぽすん
「わ、わ。ごめんなさい! よそ見してて……って」
思わず謝罪をするが、同時に相手から差し出された手と謝罪の言葉が飛んでくる。
思わず照れ笑いを浮かべる。
「あはは……恥ずかしいなあ。えっと、平気平気!」
見れば、相手は少年だ。
うーん、これ以上は恥の上塗りのような気もするけれど……
かといって、差し出された手を断るのも申し訳ない。
少し悩んだけれど、素直に手を取って立ち上がる。
「ごめんね、ありがとう。」
照れ笑いは残っているが、一応朗らかにお礼を言ったつもり……だ。
そこは大人の余裕を見せていきたい乙女心である。
■芥子風 菖蒲 >
引き上げるときもなんなくだ。
毎日トレーニングは欠かさないからこそ、力には自信はあった。
その握った手は固く、太く、岩のような手は決して少年の手とは言えなかっただろう。
恥ずかしい思いをさせたとは思うが、その小さな見た目。
まさか年上なんて露ほども思わない。
「礼を言われるようなことしてないよ。オレが悪いし」
元はと言えば、暑さに負けた自分が悪い。
これは本格的にクールビズを考えた方がいいかもしれない。
見下ろす青空はぱちくり、と相手を見やった。
「……考え事でもしてた?今日の献立?」
確かに目移りするものが多い場所ではある。
よそ見するのも仕方のない事だ。その目線の先がちょっと気になった。
「オレ、あんまり買い物とかはしないからわかんないけど……自炊?とかは結構してるの?」
■雪城 涼子 >
その手は固かった。
硬く、太く、強かった。
なるほど、今どきの若い男の子ってこんななんだろうか……
いやでも、ダァくんはともかく理央くんもそんなでもなかったはず
とすれば、この子がかなり鍛えられているだけ?
スポーツマンなのか、それとも……
ただ、真夏のこんな時期にこんな暑そうな黒ずくめなのは何にしてもどうなんだろうか。
「あはは……うん、まあそう。考えごとをちょっとね。
んー……献立、といわれればまあ、献立みたいなものだけど……」
今日はどちらかというとお店用の献立……というか、メニューを考えていたので
嘘でもないが本当でもない、みたいな状態。
まあ、そこを細かく言う必要があるのか。ややこしくなるだけのような気もする。
「自炊は、そうね。毎日してるわ。
って、買い物しないって……自炊はともかく、食事とかはちゃんとしてるの?」
あらいけない、つい親目線の言葉が出てしまう。
肉付きからしてちゃんとした食事をしてそうではある……んだけど、なんだか気にはなる
■芥子風 菖蒲 >
実際見るだけで暑そう、というか暑い恰好。
よく見なくても額にはちゃんと汗がある。
ふぅ、と額を拭えばからのペットボトルをぽいっと投げた。
がこん、近くのごみ箱にナイスシュート。
「そうなんだ。何となく、ここに来る人ってそんなイメージがあったから」
献立っていうのも半ばあてずっぽうな質問だ。
とは言え、自炊する生徒はよく来ると聞いていた。
彼女も恐らく、そう言った人種なのだと何となく思ったのだ。
見下ろす青空は何処となく、不思議そうに相手を見ていた。
「みたいなもの……っていうと、ちょっと特別な感じ?」
普通の献立ではないらしい。
それなら夏っぽいものでも作る気なんだろうか。
頭がちょっと夏にやられてるから思考もちょっと夏模様。
「してるよ。何時も適当な店で食ってる」
食生活は最早適当の一言。
チェーン店に、コンビニ飯。
とりあえず腹が減ったらガッツリ食べる。
好き嫌いはないしメニューは適当。最近は店の名前も覚え始めた。
結構グルメと言えばグルメだが、三食それでは栄養バランスもクソもないのだ。
「風紀の仕事をしてるとお金ばっかり溜まるからさ。
……ん、ごめん。喉乾いて仕方ないや。先に飲み物買っていい?」
■雪城 涼子 >
よくみれば少年は汗だく。
それはそうだ。こんな真っ黒な格好じゃ暑くて仕方ないだろう。
「ああ、まあ……確かに、お店多いから買い物客も多いかな。
と。ああ、飲み物?どうぞどうぞ」
そんなことを答えながら、目線はシュートされるペットボトルを追う。
ナイスコントロール。やっぱりスポーツ系かなにかかな?
「ああ、そうね。隠すことでもないんだけど。
私、お店やってるの。そっちの方の献立……というか、レシピというか。
そんなのを考えていたんだ。そうそう、君は甘いものとかは好き?」
思わず聞いてしまうのは、素人ながらもお店をやって身につけた商人根性故だろうか。
なんとなく印象的に、食べるは食べるけれど積極的に食べるか、は……なんともいえない。
「ああ、風紀!理央くんの同僚さんね。
なるほどなるほど。鍛えてる感じはそこからかー。」
うんうんとうなずく。
「……って、それならちょっと食事とかも気を使ったほうがいいよ?
体の基本は鍛えることもだけれど、いい食事も含まれるんだから。」
思わず軽く説教。いけないいけない。つい、言ってしまう。
■芥子風 菖蒲 >
「ありがと」
とりあえず近くの自販機に向かってコインイン。
迷わず選んだスポーツドリンクだって飲みやすいから。
笹っと戻ってくれば蓋を外してこくりと一口。
乾いた体に、非常に染み渡る。
「ふぅ……、……ん。お店?お店やってるんだ。
ってことは、料理人なんだ。……甘いもの?好きな方かな」
少年に好き嫌いはない。
何でも美味しく頂ける方だ。
余程不味く、食べれないものでなければ少年は食べる。
合間でスポドリを口に含んでは、ちょっとリスみたいに頬膨らませて口で泳がす。
ちょっと行儀が悪いけど、冷たい感じを味わいたい気分。
「……、……"アレ"と同じにして欲しくはないけど、そうだね」
その名を聞いた途端、少しばかり眉を顰めた。
別に本人と直接対面したわけではないが
風紀委員の"理央"と言えば恐らく『鉄火の支配者』の方で間違いはないと思った。
ハッキリ言えば、その"悪名"には迷惑している。
異能者同士の戦いは、命のやりとりとほぼ同意義。
それでも風紀委員は殺しの集団じゃない。
偏見と言われればそれまでだが、火の無い所に煙は立たない。
──────……自分は、"アレ"とは違う。
今は心に陰りがあるからこそ余計に、その名前が不快になってしまった。
「……ん、そうかな?でも結構鍛えてるとは思うけど……」
異能なしでもそれなりに筋力に自信はある。
言うほどのものなんだろうかとは思った。
不思議そうに首を傾げた少年。
「オレの食生活って、そんなにヘンかな?」
そこまで言われると、そう思わずにはいられない。
■雪城 涼子 >
「あはは、料理人っていうほどのものじゃないなあ。
それに、分類としてはパティシエ……要はお菓子作りの方かな。
うん。だから、甘いもの好きかなって聞いたのはそれが理由ね」
あわよくば、新規客を……なんて思わず思ってしまうのは雑念だろうか。
流石に無理強いはしないけれど。
「……ん」
アレ、という言葉。それから表情。
大きく揺れ動いているわけではないが、それでも流石に不快感を示しているのはわかる。
……あの子、結構めちゃくちゃしてるっぽいし嫌われてるのかなあ。
今度ちょっと気にしたほうがいいかしら。
「うん、そこはそうね。
しっかり鍛えられてるのは……まあ、さっきわかったけど。」
ぶつかった胸板。握った手。
それだけでも伝わる鍛えた結果。
ただ、肉体の維持には食も大事だ。
「ただ、そうだなあ……えーっとね。
トレーニングとかで鍛えた体を、より効率的に維持するには栄養が大事なのね。
理想的には摂取時間とかも考えたほうがいいけど、まあ今はそこまでは考えなくても。」
ノンノン、と小さく人差し指をふる。
「んー……同年代の子と比較したら多分、同じようなものだとは思うよ。
けど、そうね。外食ばっかりの場合、バランスをきちんと考えたほうがいいんだけれど……
その辺、考えて食事している?」
なんとなく雰囲気、食事にそこまでこだわってはいなさそうな気がする。
食べられればいいや、くらいな……まあこの世代の子ならだいたいそうな気もするけれど。
■芥子風 菖蒲 >
「パティシエ?お菓子専門で作る人……だっけ?何処で働いてるの?」
確かそんな感じだったような気もする。
詳しくは知らないけど、料理人にも色々種類の名前があるらしい。
ほんの興味本位で、彼女の店が気になった。
「……、……その、理央?とは仲がいいの?」
そのまま思う通りの不快感は、彼女にとっては不協和音だったらしい。
聞くだけの風の噂では冷徹な人物であるという印象だったからこそ
まさか、気にかけるような人間がいるとは思っていなかった。
彼女が優しい人だからは、わからないけれど気にしていることはわかった。
少年は感情の起伏こそ少ないが、人の機敏に疎い訳じゃない。
「……そうかな……そういうモンかなぁ」
生憎そういうものは門外漢。
栄養バランスというのは大事らしい。
こくり、スポーツドリンクを一口飲んでは思い返す昨日の晩御飯。
「全然気にしてない。なんとなく、美味しそうなものだけ食べてる。
……昨日は、なんだっけ。ファミレスのミートスパゲッティ。後ドリンクバーとポテト」
若者特有の炭水化物。
栄養バランス?そんなものは死んだ。
■雪城 涼子 >
「興味持ってくれた? えっとね、『ラ・ソレイユ』っていうお店なんだけれど……
えっと、ちょっとまってね」
ごそごそと、手持ちの荷物を調べる。
たしかアレがあったはず……
「あったあった!これ。よかったら持っていって。
お店の宣伝カードね」
取り出だしたるは名刺大のカード。
そこには店の名前や地図、営業時間などが印字されていた。
「え?ああ……んー、まあ仲がいいといえば、いいかな。
雇用者と被雇用者の関係でもあるんだけれど。
んー……」
少し考えて……それでも、と思って口を開く
「言いにくかったらノーコメントでもいいけれど。
君は、理央くんのこと、嫌い?」
率直に答えてくれそうでもあるけれど、そこは単なる予想。
実際はどうなのか
「やっぱりぃ……あのね。例えば、筋肉。多分君の一番の資本だよね?
いわゆるプロテイン。タンパク質が必要よ。
今のメニューって炭水化物ばっかりじゃない。
エネルギーとしてはいいけれど、多すぎてもダメよ」
ああ……栄養の基本は身についてなかった。
そんな気はしていたけれど。
でも真面目に講義すると結構時間かかるのよねえ
■芥子風 菖蒲 >
「『ラ・ソレイユ』……。…ありがと、今度行くよ」
受け取った名刺大の宣伝カード。
割と宣伝としてはきっちりしている。
ちゃんと地図も書かれているし、今度時間があれば行ってみようか。
「…………」
スポドリ含んで、数刻の沈黙。
「……さぁ、わかんない。会った事の無い相手を"嫌い"っていいのか」
噂は所詮噂だが、火の無い所に煙は立たない。
風紀委員は大組織だ。実はその悪名は、足の引っ張り合いの可能性だってある。
……けど、時たま見えるあの"明かり"。
前線で戦うものは、あの日の裏側で火の明かりを見る事だってある。
きっと噂は、嘘じゃないんじゃないかって思った。
それでも、面と向かった事の無い相手に言い切るのも変だと思った。
「噂通りなら、オレは嫌いだと思う。迷惑だ」
『鉄火の支配者』の名が真であれば、だが。
「…………」
なんか色々言っている。
栄養素の名前、だと思う。
青空ぱちくり瞬きしてんー、と軽いうなり声。
「よくわかんないけど、とりあえず何でも食えってこと?」
解釈が結構大雑把だ!
■雪城 涼子 >
「うん、よろしく!
雪城涼子の紹介って言ってくれたらサービスもできるかも。
あ、雪城涼子っていうのは私の名前ね?」
そういえば自己紹介してなかったな、と思いながら名乗る。
風紀だって言うし、別に名前を教えても悪いことはないだろう。
「……」
しばしの沈黙と答え。
少年は質問を真摯に受け止めて答えてくれたようだ。
さっきから話している感じ、手先はどうかは分からないが。
少なくとも人としては多分不器用なんだろうけれど、真面目な人間なんだろうな、と思う。
「そっか。やっぱりそうなんだなあ。
あんまり良い噂ないんだね、あの子。まったくもう……」
ため息。
詳細は知らないけれど、なんだか忙しそうな上、やっぱりなんだか良くない感じがある。
……多分、その詳細はどちらからも聞けないのだろうけれど。
だからといって看過はできない。覚えておこう。
「あ、もう!そういうわからないから大雑把にしとこうっていうのダメなところだよ。
男の子ってそんななんだなあ、やっぱり。」
なんとなく予想通りだったけれど。無頓着な部分に対してはとことん大雑把だわね、この子。
とはいったものの、栄養学なんて此処で詰め込んでもしょうがないのも確か。
なら中間点を取るのがいいのかな、なんて考えて。
「そうね。なんでも食べたほうがいいっていうのは、ある意味間違ってないけれど。それだと正確さが足りないわね。
わかりやすくざっというなら……お肉とかお魚はちゃんとどっちか取りましょう。
それと、お野菜とかも食べましょうっていうお話ね。」
これくらいなら、流石に覚えてくれるでしょう、という範囲に納める。
本当はもう少し細かいことを伝えておきたいけれど……実践するとなるとすごく大変だし。
■芥子風 菖蒲 >
「そっか。リョーコっていうんだ。オレは菖蒲。芥子風 菖蒲」
自己紹介にはちゃんと自己紹介で返す。
勿論少年には身長差も相まって年下だと扱っている。
このご時世、見た目だけでは判断出来ないが
まさか、年上だなんて夢にも思うまい。
「…………なんていうか、リョーコは優しいんだな。
オレやその、理央?の事結構気にしてるみたいだし」
その知り合いに思う事があれど
初対面の自分を気にかけてくれる事はひしひしと伝わってくる。
それは一重に、彼女の優しさに他ならないと思った。
暖かい人だ、と。同時に、少年は妙なこそばゆさを感じる。
「…………」
それは、自分が知る女性の中ではあまり感じないものだ。
目上の人間。先生や教師に近しいけど、それとは違う。
……よくわからない、妙な感じだ。
「言ってる事はよくわかんないけど、じゃぁこれからはサラダも食べる」
どうにも"食ってる感触"というのも旨味の一つで
サラダというのは味気ないものだと少年は思っている。
肉や魚のようなジューシーさはない。
しかし、そう言った栄養素も鍛える上では大事らしい。
言われた以上、強さを求める以上は受け止め、実践あるのみだ。
よし、と軽く意気込んだ頃にはペットボトルは空っぽだ。
「あれ……もう飲んじゃった。まぁいいか。
新しいの買うついでに、オレはもう行くよ。リョーコ、またね」
ペットボトルを放り投げ、少年はその場を後にする。
ゴトン、と落ちる。ゴミ箱……の、外。
ご案内:「商店街」から芥子風 菖蒲さんが去りました。
■雪城 涼子 >
「菖蒲……菖蒲くん、かあ。よろしくね」
靭やかな名前だな、と思った。
力強さもありながら、どこか伸びやかな部分がある少年にはぴったりだ、とも思った。
「んー……優しい、か。
まあ、そうかもね。ちょっとおせっかいかもだけど」
自覚はある。
他所様の子どもにああだこうだという辺り、過干渉ではないか、なんて思うこともある。
それでも、こう……気になるのは気になるのだ。
もどかしいのだ。
そう思ったら、つい行動に出てしまうのは……多分悪い癖なんだろう、とも思う。
「ん、素直でよろしい。」
思わず満足にっこり笑顔。
でも、ちょっとでしゃばりすぎたかしら……と、瞬時に冷静になる。
……でもまあ、ここまできたら貫き通すしか無いよね?
「じゃあねーお肉もお魚もしっかりね!
パンとかご飯とかパスタばかりじゃダメだからね―。
あと、服!
そんな真っ黒だと、いつか倒れちゃうから気をつけなさいよー!」
なんて、去っていく少年に最後の忠告。
……やっぱりお節介かなあ……
そして……去りゆく背中を眺めたら
「あ、いけない。そろそろ私もお店にいかないとね」
そんな事に気づいて、自分もその場をあとにするのだった。
ご案内:「商店街」から雪城 涼子さんが去りました。
ご案内:「商店街」にレナードさんが現れました。
■レナード > 「はー………」
陰鬱陰惨な雰囲気を纏った少年が、とぼとぼと商店街の通りを歩いている。
そんな少年には周囲が見えていないのか、自分を中心としたソーシャルディスタンスな空間が、
その他雑踏を行きかう人々よりも広めなのに気づいていないようだ。
「こんな時期だから冷たくておいしそうなものをと思ったのにー……
なーにが男性は女性同伴必須なんだしー……」
たまたま見つけた少しお高めのスイーツショップ。
華やかな雰囲気に男は似合わなさそうに思いつつも、
この暑さをしのげる涼味甘味を求めていざ入店と意気込んだところで、
店頭に貼られてた但し書きを見て出鼻を挫かれ、この様なのであった。
「リア充爆発しろしー……」
鬱屈とした様相をありありと露わにしながら、
そんな入店条件を満たすだろう人々に対して理不尽な怨嗟を向けつつ、
ふらふらとあてもなく歩いている。