学生街にある24時間営業のファミレス。部活の一種で学生の経営だが、島外のファミレスと遜色はなんら存在しない。
「ニルヤカナヤ」とは琉球地方に伝わる他界観、ニライカナイの異称の一つから来ている。
ニライカナイは日本の「常世国」との関連性も折口信夫などによって指摘されており、海の彼方の神の世界である。

外装としてはごく一般的なファミレスである。名前の元が南国のもののため、多少南国風にされている。
店内は広めで、テーブル席、ソファー席などがある。
メニューも一般的なもので、昼にはランチなどもやっている。
ドリンクバーもあるので、一種の学生のたまり場であり、長時間いても特に何かを言われることはない。
テスト期間が近づけば自習などに来る学生の姿も散見される。
売りにしているのが、常世国からタヂマモリが持ち帰ったという「時じくの香の木の実」、いわゆる橘を用いたデザート類である。
食べれば不老不死になれるなどとメニューに書かれているがもちろん冗談である。
ただ橘は食用に適さないので実際に使われているのはみかんなど他の柑橘類である。
店員なども随時募集しているとのこと。
風紀委員など学園を警備する者たちの立寄所ともなっているため、特に安全性は高いという。

なお、学生街以外にも店舗があり、歓楽街、異邦人街や開拓村などにも出店中である。
※ここでは学生街の「ニルヤカナヤ」としてご利用ください。

参加者(0):ROM(1)
Time:09:59:11 更新


ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」から都姫うずめさんが去りました。 (05/30-00:46:49)
都姫うずめ > 大きめのカバンから本とノートを取り出したバニーは、何事かを勉強しているようであった。
生徒としてはきっと真面目なのだろう。 そう思いながら彼女にチャーハンを供し、しばらく時間が立った後…。

携帯端末を見たバニーが立ち上がり、カバンを持って化粧室へ入っていったのを見る。
数分後、化粧室から出てきたのは制服を着た生徒であった。
腕には「風紀」の腕章がある。
そのまま生徒はこちらに歩いて来る。
「すみません、お支払いをお願いします。」
「はい」
さっきのバニーと同じ声だった。 理由もわからず支払処理を済ませる。
颯爽と店を後にする生徒の後ろ姿を見送りながら、
店員は一つの言葉を言い出せなかったことを悔やんだのだった。

『その格好って、風紀的にOKなんですか…?』
(05/30-00:46:47)
都姫うずめ > 「いらっしゃいま」
その日がバイト2日目である店員は、まだ慣れていない笑顔を浮かべたまま客の前で固まった。
出入り口に立っているのは女の子であった。 バニー服の。
それも、ただのバニーガールではなく、可愛く決め込んでいたのだ。
「ま、ませ」
困惑を押し隠して必死に挨拶を終える店員を見て、バニーは小首をかしげる。
まるで自分に不思議なところでもあるかと言わんばかりであった。
なぜバニーを?コスプレかなにかなのか?行事があったのか?
そんな困惑を無視するかのように、少女は口を開いた。
「窓際の席を」
「あ……はい、1名様ご案内します!」
はっと我に返る。 そう、自分はアルバイトとはいえ店員だ。
そして眼の前のバニーはお客さんなのだ。
先導するように歩く。バニーが一歩歩くたびに、ヒールが床を叩く硬い音が響く。
席に案内すると、確認をする前にバニーが口を開いた。
「チャーハンセットでお願いします」
「はい…」
静かに頭を垂れ、端末に情報を入力して下がる。
深く考えるのは…とりあえずやめることにした。バイト中なのである。
(05/30-00:39:55)
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」に都姫うずめさんが現れました。 (05/30-00:32:42)
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」から寝刀シロさんが去りました。 (06/24-08:29:41)
寝刀シロ > ニルヤカナヤ学生街支店☆☆☆☆
最後のペペロンチーノを絡め全て完食。
大変満足の行く味だったので最大☆5の中、☆四つ付ける事にする
☆4にしたのはサクラと疑う天邪鬼対策だ、私も天邪鬼だし
下手に最大値にすると嘘くさく見える、心が汚れてる証拠だ
大人になるとは世間の黒や闇を知るに等しいと言えよう

「適当も適当。根拠もないアレですがね」

闇とか黒だのと言えばスラム、落第街、違反組織
……などなどが実際にこの島にはあったか、関わり合いたくな…
いや手遅れだろ私、身分偽装者じゃないかとスゥーッと深い溜め息を吐く
偽装の更新まではまだ余裕がある、普段は此方から出向かなければいいだけ
昔ならいざ知らず、今はもう鉄火場を出歩く必要性も趣味も無いし
一応女でバストサイズも豊満の言葉を使えると自負しているし
襲われでもしたら面倒がさらに極まれりだ
…先ず第一そんな目でこの身を見る罰ゲームチャレンジャーが居るか?
辞めておこうこの話、女としての魅力が既に棺桶行きという現実を
直視するだけ喪に服するレベルに心が暗くなるだけだ。
隣の隣のまた隣の高等部女子グループがきゃいきゃい姦しいのが目に入った
心が若いっていいなー、ケッ

(自衛手段を持ってはいる。まあ、使う機会はないだろう)

この世界に立つ『前』には、寝刀シロは脇役端役以下に徹すると
決めていて、その目的はあくまでも自分本位なもの
何よりも大事なのは自分の其れ。其れの為の息抜きと思索が
この世界における私の存在理由。寝刀シロは才筆と為りたいのだ
欲しい物は文章力、あと理解力
常世の世界にかける思いはそんなにない。
(06/24-08:27:56)
寝刀シロ > テーブルに並べられた料理に目を向けよう
ペペロンチーノ、シーフードサラダ(イタリアン)、コンソメスープ、ミートドリア、ジンジャーエール。

(刺激が足りない、タバスコ追加)
好みの基準、注文の基準は神の調味料ともいえるタバスコ(ペパーソース)
それに合うかどうかだ、此れが最も重要
この奇跡的存在と如何にして出会ったのか、それは女の前々々々世くらいの記憶
東京此処で名前を挙げるには躊躇する鼠の国の冒険記を綴らねばならないが
割愛する、尺が足りないだろうどう考えなくとも、778899いや何の尺だか知らないけれど

「ン~~」
(あ゛ーこの舌の感覚の為に生きてるって感じがしますねぇ)

タバスコ、タバスコが在ればどんなゲテモノも食える気がする
舌を通して脳髄まで響く辛味と酸味のハーモニー、刺激が飽きない食事を…
…食事を……食事。なんだ、『体現する』と続けようとした所でなにかしっくり来ない
もっと洒落た言い回しがある気がしてならない。
またも気分はアンニュイに逆戻りだ、なにせ私は
語彙がない、教養がない、文才も無い。

「ドラゲナ…………」

口から自然に出る言葉をテーブルへ頭を自らぶつけることで強制停止を掛けた
何事かと付近の群衆(客)や店員が視線を向けて来たので
何でもない気にするなと返しておく、無理がある。
にしてもこの不埒な脳細胞はすゥぐネットミームにコンボを繋げようとする
お前は本当にそればっかりだな寝刀シロ
だからお前は~と続ける不敗な師匠の名言に誰もお前を愛なんとか~etc
性懲りもなく有名作の名言を浮かべる辺りこの頭は収容違反レベルの
ミーム汚染度な気がしてならない、財団仕事してくれ。
いや『この世界』の財団と言えば常世財団だが。

嗚呼。だめだこりゃ、サラダとドリアを完食して顔を抑えた。
(06/24-07:52:04)
寝刀シロ > 「文章が巧くなりたい」

何度目か、数えてないし数える気も無い。おそらくこれからも言う
クルクルとお店クオリティのいい茹で加減のパスタ麺をからめとり
口に運びながら言う物憂げな表情、ちょっと待った言い直す
アンニュイな顔をした水色銀髪の美少女、いやワンモア。今度は誇張が過ぎた
ええっとここにおわすわ…

…嗚呼もういいや今は昼時お腹も丁度いいぐらいの時間、今日は既に急いで出る必要のある授業も無いことを良いことに、このままオヤツの時刻までだらうだと管をまくことを即決した。そんないかにも怠惰極まりない、口うるさい風域委員が見れば青筋立てて怒鳴り込んでくるのは想像するまでもない。
大学部一年籍の女と言えば、寝刀シロ。私のことである。

「もうちょっと文章、圧縮できなかったんですかね?」

 嗚呼。文才の無さが狂おしい程うんざりする(この表現の組み合わせはどうだろう)
ちなみに。立場地位は偽装、なおさら真面目に学生をやる気もない
サークルだの共同レポートだのはもう一度目の人生だけで十分だおっと失礼ちょっと記憶が混線した。ともあれその一度目を掘り下げるならば、その経験則で
自分が絶望的に誰かと時間を共有するという概念自体に向いてないことがわかりきっている。余生は一匹オオカミで過ごすと決めた。
私、人嫌いだし。他人様の気持ちなどわかるものかわかりたくもない
   …OK、暫し料理に手を付けて落ち着こう。我ながらぐちぐち脳内でひねくれ自虐を疲労しすぎだ、ブレーキフブレーキ。
(06/24-07:25:29)
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」に寝刀シロさんが現れました。 (06/24-07:02:13)
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」から落花 彩晴さんが去りました。 (11/16-22:39:58)
落花 彩晴 > 「…まぁ、赤点取って補習という事態になっていないだけマシと思いましょうか。」

流石に、そこは何とか回避して平均点くらいは学業は叩き出せている…筈なんですけど。
いまいち、そこは自信を持って言い切れない。努力はしているのだけど…。

「…さて、そろそろ戻りましょうか。」

椅子に引っ掛けていた白いコートを手に取りつつ立ち上がれば、伝票を手に席を離れる。
会計を済ませて外に出れば、流石に熱帯に近い気候とはいえ肌寒さもあり。

「…来月が私の式典委員会の一員としての最初の登竜門でしょうかねぇ…。」

ぽつり、と呟きながら賑わう雑踏の中に踏み出して。そのまま寮へと帰路に就くのだった。
(11/16-22:39:56)
落花 彩晴 > 少女は”物覚えが悪い”…少なくとも自身をそう認識している。
学業も、委員会の仕事も、まだ入りたての新人である事を差し引いても、だ。
そもそも、何でも頭に詰め込める程、脳味噌の容量は大きくないのだと自負している。

「…なんて、言い訳にしないで地道に努力をするしかないんですけど。」

少々温くなってきたカップを手に取り、注文していたミルクティーを一口。
11月の学年行事は先輩達が主導しているが、12月の行事からは自分も立派な頭数に数えられる。

(…”前の場所”みたいに、数日でクビになるのは避けたいですしねぇ。)

ほぅ…と、小さく吐息を漏らしながら窓の外を眺める。景色も秋が深まりつつある。
もう少しすれば冬の装いに切り替わるのだろう。1年…長いようであっという間だ。
(11/16-21:59:54)
落花 彩晴 > 24時間営業のお店…とりわけ、学生が一人で訪れても目立たず違和感も無い店は実に有り難い。

ファミレス「ニルヤカナヤ」…南国風の内装をした学生経営の店、というのは初めて訪れた時は戸惑ったものだ。

「…慣れというか…人の環境適応能力は馬鹿に出来ないですね本当に…。」

ぽつり、と窓際隅っこ辺りのテーブル席で寛ぎながら独り言を静かに零す。
少女が島を訪れたのは約1年前…つまりはまだまだ『新参者』だ。
外の世界とは大分異なる島のあれこれにも、最近やっと一通り慣れてきた。

「……その一方で、委員会の仕事は中々…地味に頭を使うんですよね…。」

物静かな佇まいを見せていた少女が、不意にがっくりと項垂れる。
その拍子に、片眼鏡が少々ずり落ちるがくいっと指先で元の位置に戻す。

各種行事の潤滑な運営、進行、関係者及び団体や施設への交渉や打ち合わせ、生徒達への意見募集などなど。
まだ委員会に入って1ヶ月足らずの少女の仕事は細々とした雑用がメインだ。
先輩たちに付いて回り、仕事を覚えたりする日々は新鮮であるけど覚える事が地味に多い。

(…何故だか、あまり必要性の無い『護衛』役も任されているのはどうかと思いますが。)

少女の腕っ節の強さを買われていると思えば悪い気はしないが、一応乙女なので少々複雑。
(11/16-21:23:00)
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」に落花 彩晴さんが現れました。 (11/16-21:13:12)
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」から黛 薫さんが去りました。 (09/16-22:11:02)