学生街にある24時間営業のファミレス。部活の一種で学生の経営だが、島外のファミレスと遜色はなんら存在しない。
「ニルヤカナヤ」とは琉球地方に伝わる他界観、ニライカナイの異称の一つから来ている。
ニライカナイは日本の「常世国」との関連性も折口信夫などによって指摘されており、海の彼方の神の世界である。
外装としてはごく一般的なファミレスである。名前の元が南国のもののため、多少南国風にされている。
店内は広めで、テーブル席、ソファー席などがある。
メニューも一般的なもので、昼にはランチなどもやっている。
ドリンクバーもあるので、一種の学生のたまり場であり、長時間いても特に何かを言われることはない。
テスト期間が近づけば自習などに来る学生の姿も散見される。
売りにしているのが、常世国からタヂマモリが持ち帰ったという「時じくの香の木の実」、いわゆる橘を用いたデザート類である。
食べれば不老不死になれるなどとメニューに書かれているがもちろん冗談である。
ただ橘は食用に適さないので実際に使われているのはみかんなど他の柑橘類である。
店員なども随時募集しているとのこと。
風紀委員など学園を警備する者たちの立寄所ともなっているため、特に安全性は高いという。
なお、学生街以外にも店舗があり、歓楽街、異邦人街や開拓村などにも出店中である。
※ここでは学生街の「ニルヤカナヤ」としてご利用ください。