2019/03/07 のログ
暁 名無 > 「うー、肝に銘じておきます……。」

もっと酷くなったらどうなるというのだろう。皆目想像もつかない名無だった。
結局のところ、ここに来て正解だったと言わざるを得ない。一人でやってたらもっと酷くなっていた気がする。

「だーいじょうぶー……だいぶ楽にはなったよ。
 まーだちょっとくらくらするけどね。ひざまくらとかして貰えればすぐ治ると思うんだけど。」

へにゃり、と弱弱しく笑みを浮かべる。
どうにか目の前の美月の輪郭ははっきりと見えている。
心配してくれている美月の顔も、振られる手も、手の動きに合わせて揺れる胸もばっちりだ、と頷いて。

桜庭 美月 > 「我慢してると、一晩とは言わずに次の日も目の前くらくらするからね。」

ぴしゃり、と言いながら肩をすくめる。
楽になったよ、という言葉を聞けば、そんならよかった、と。

「頭を動かさない方がいいんだってさ、残念ねー。」

にひひ、と笑ってウィンクを一つ。
軽口を言う相手に笑いながら、少し横になってな、と布団をかけて。

暁 名無 > 「それはそれは……早めに訴えて良かった。」

慣れない事をして異変があったら誰かに訊くのが一番早い。
それを身を以て確信した名無だった。

「うへー……この狭さじゃ添い寝も厳しいじゃないですかーやだー」

布団を掛けられ、渋々と言った様子でも大人しく目を瞑る。
眠くはないから眠る気はないが、それでも視界に何かあるよりは幾分か楽な気がした。

ご案内:「桜庭美月の部屋」から桜庭 美月さんが去りました。
ご案内:「桜庭美月の部屋」から暁 名無さんが去りました。