2022/07/26 のログ
ご案内:「常世渋谷 中央街(センター・ストリート)」に北上 芹香さんが現れました。
北上 芹香 >  
荒れた一週間の天気、奇跡的に晴れた日。
そんなこんなで、今日も路上でギターを持って私は立つ。

もちろんストリートの許可証を首から下げるのを忘れずに。
反体制を歌ってもいいが、反体制であってはならない。
伝説のギタリスト、エドワード・ステイクンの言葉。

というわけでルールは守る。その上で歌う!

北上 芹香 >  
「過ぎ去っていく季節 どうして切なく響く」
「遠くで響くバットの快音 どこか物憂げなキミ」

今、歌っているのはこの前、犬の散歩のバイトをしていて思いついた歌だ。
私は犬より猫が好きという気持ちを込めた。
タイトルは『サマーキャット』。
ここまで直球な表題だと若干面白いのでいつか改題したいと思う。

「世間に見捨てられて それでも息をし続ける猫」
「拒絶されながらも 抱きしめて泣いた」

もちろんこんな経験をしたわけではない。
歌の世界はほら、イマジネーションだから。イマジネーション。

北上 芹香 >  
「聞こえてるかな あの猫の声」
「聴いてたらいいな この僕の歌」

ギターをピックで鳴らしながら歌い終わる。
うん、誰も立ち止まらない!!

#迷走中のボーカル兼ギター、北上芹香は無名である。
いつか箱いっぱいに人呼んでみせるから……

北上 芹香 >  
最近はキーちゃんとヨーコちゃんもバイトに明け暮れている。
ライブハウスだって押さえるのはタダじゃない。
バイトバイトバイトたまに演奏またバイトくらいの勢いでないと
マイナーバンドは維持できないように世の中なっている。

この苛立ちと腹立たしさを歌にぶつけようかな。
ううん、絶対にろくなことにはならない。

マイナスな歌はこう……ストリートでやると人が引く。

ご案内:「常世渋谷 中央街(センター・ストリート)」に麝香 廬山さんが現れました。
麝香 廬山 >  
そうしてストリートに風が吹き抜けそうな時にパチ、パチと軽い握手が聞こえてきた。

「やぁ、いい歌だね」

その正体はジャケットを羽織った一人の青年。
人のよさそうな笑顔を浮かべており、軽く手を挙げてご挨拶。

「……と言っても、遠くから途中までしか聞こえなかったんだけどね。
 なんて言う歌?君のオリジナル?夏っぽい感じだよね」

「にしても暑いよねぇ、熱中症に気を付けて。ハイ、お近づきの印」

なんとも矢継ぎ早に言葉を連ねてくる青年。
笑顔を崩すことなく、懐から取り出したるはスポーツドリンク。
ペットボトルにじんわり滲む水滴がどこか季節感を出す。

北上 芹香 >  
声をかけられた。
髪にメッシュを入れたコミュ力高そうな青年だった。

「あ、はい。サマーキャットです、夏猫」
「バンド組んでるんで、色々歌作ってます」

スポーツドリンクを受け取って微笑む。

「ありがとうございます!」

差し入れなんてされたのは初めてかもしれない。
冷たいそれを受け取る手は、どこか重たく感じた。

「何かリクエストとかありますか」

麝香 廬山 >  
「どういたしました」

ニコニコとした笑顔を崩さず、手をひらひらと揺らして返した。
暑い季節だというのに青年の様子は汗をかいている様子はなかった。
リクエストを聞かれるとんー、と頬に人差し指を当てて一考。

「それ、"初めまして"だと難しいんじゃない?
 キミとボクの歌の趣味が合うかどうか……」

おまけに彼女はバンドを組んでいるときた。
無名のバンドマン。青年は音楽に趣があるタイプではない。
ちょっと笑みに苦いものが入るもすぐにそれは爽やかなものに変わる。

「ボクは麝香 廬山(じゃこう ろざん)。
 さっきの曲……『サマーキャット』だっけ?」

「いいよね。澄んだ感じがキミの声とマッチしてるし……そうだなー」

「敢えて、ちょっと"暗めの曲"とか聞いてみたいかな」

青年は実に、実に何気なしそうにリクエストした。

北上 芹香 >  
しまった、初めましてで相手の音楽の趣味を聴くのは良くないか。
ちょっぴり困ったような笑顔を浮かべて。
前にコミュニケーションが通用したからと言って、
次も同じ手が通用するとは限らない。

「ありがとうございます、声を褒められるの嬉しいです」
「暗めの曲ですね、わかりました」

この手のリクエストを聞くと、七割はドラマのテーマソングと言われる。
残り二割は明るい歌、元気が出る歌と言われる。
珍しいパターンだ。

じゃん、とギターを鳴らして一区切りの合図。

「歌います、『アロガント・ブラック』」

ちょっと暗め。ならこれだ。
ギターをピックで鳴らしながら歌う。

「触れた時壊れてしまった その時に嗤ってしまった」
「鏡に映る僕らはどこまで傲慢なんだい」

「黒色に染まってしまった 指先は汚れてしまった」
「その手で触れられるものを探したんだ」

無垢、成長、そして大人。
それらをメロディアスに歌い上げる。

「“Don't go away” どの口が言うんだ この悲劇は必然」
「“HELP ME,HELP ME” どうしたら言える どうしたってお別れ」
「涙に耐えて耐えて耐えて耐えて 許してよ僕が愛した断頭台」

演奏を終えて。笑って右手を傾ける。

「ライブ受けはいいけどストリートで歌うと全然」
「そういうズレを今は少しずつ直そうとしてます」

麝香 廬山 >  
ハッキリ言うと路上で歌うには似つかわしくないと言えばそうだ。
物珍しさ故に時折通る人間は足を止めたりはする。
とは言え、ウェットでシックな感じは夜ならそれなりに似合いはするだろう。
特に眠らない常世渋谷では、ほんの少し位は注目されるようにはなるんじゃないだろうか。

……多分ね。

「確かに閉鎖空間と路上で歌うってなると環境も人も違うだろうしね。
 ……そもそも、ライブに来る人っていうのはキミの事を知ってるのが大半でしょう?」

「見ず知らずの人間が歌を歌っている。
 この街じゃぁ、"風景の一つ"位さ」

静かな学生街ならともかく、此処は特に騒がしい。
歓楽街も然りだ。ノイズだらけの場所で
歌声一つ増えたくらいで、道行く人々が気に掛ける事はあれど
足を止めるとなると余程の"何か"がなければ止まりはしない。

或いは、余程その人物に興味を持てるか、高名かだ。
青年は笑顔のまま人差し指を立てた。

「けど、さっきの歌もとても良かった。
 キミのファンの一人になっちゃいそうかな」

「キミ、バンド仲間とプロでも目指してる感じ?
 あ、因みにボクは芸能関係者じゃないからそこは宜しく」

残念なら漫画でよくあるような展開ではないのだ。 

北上 芹香 >  
「それはまぁ、確かに」

多少なりとも知っている人がチケットを買ってくれるわけで。
それでも十数人の知っている人にウケる音楽というのもなんか違ってて。
なんだかんだで私もこの常世渋谷の風景の一つというのは、合っている。

……悔しいけど。

「売出し中とはいえザクッと言われてしまいましたね」
「とはいえスポーツドリンクを差し入れしてくれる人も」
「ザクッと言ってくれる人も私にとっては珍しいんですが」

人差し指を立てて。

「モチ、目指すのはプロっす」
「#迷走中、ここからミュージックシーンの最前線まで迷走してみせますよ」

麝香 廬山 >  
「そりゃそうさ。ファンになるんだから、有名になってもらわないと。
 せっかくだからミリオンの一つくらいは出してほしいなーって思うよ?ボク」

実際そうなるかはさておく彼女の歌は、声はとても良い。
見た目は派手だが声の純朴さは素人意見ながら素質はありそう。

「だからさ、もうちょっと"目立つ"ようなコトしてみない?
 せっかくのいい原石なんだからさ。目につかないと損だよ」

ハッキリって多分、原石自体なら何処にでも転がっている。
ああいった"プロ"になる人というのは、何かしら
その手の人物の"目についた"のが一番だろう。
才能は所詮エッセンス程度だと青年は思っていた。
人のよさそうな笑顔とは裏腹に青年は遠慮がない。

青年がくるりと手を回すと大きな羽音を立てて
その手から白いハトが空へと羽ばたいていった。
突然ハトが出てくるんだから、行きかう人々の視線を一瞬だけ集めるだろう。

「まさに、種も仕掛けもございません……ってね」

ジョークだよ、なんて肩を竦めて見せた。

「迷走ってどちらかっていうと悪いイメージだけど、一直線にはしないんだね?」

迷って変な所にいかないか返って心配だよ、と苦い笑顔。

北上 芹香 >  
「今のご時世にミリオンとはまた夢が大きいすよ」
「いや、でもそれくらい売れたい……!」

ミリオンPVでもいい。というかバズりたい。
バズって箱埋めたい。

「目立つようなこと……?」
「といっても、何をすればいいのかわかんないです」

そして目の前の男性は手品をして見せた。
これは本当にすごい。
種や仕掛けがあるなら、私に話しかける前から仕込んでいることになる。

「おおー」

ピックをポケットにしまってギターを下ろし、
手を開けてからぱちぱちと拍手。

「それはもう#迷走中なんで」
「真っ直ぐ進んだら直進中……直行中…?」

うーん?と考え込んでしまう。

麝香 廬山 >  
「夢は大きくした方が叶えがいがあると思わない?
 不相応だって思ってもね。玉砕するならそれはそれ」

青年は軽く両手を広げ、首を傾げた。
夢敗れたりというのであれば、それはそれで"面白い"。

「それを考えるのがキミの仕事。
 生憎、プロデューサー業はやってないんだ」

「手っ取り早く注目集めるなら炎状商法とかあるけど?」

さらっと笑顔でとんでもない事を言う青年。
ファンを自称しつつ進めるものはとんでもない爆弾野郎だ。

「まぁ、手品とか小手先の技術とかに頼るのはイマイチかもしれないけど……」

「それもそうか。……そうかな?」

名前に引っ張られかけたが迷走し続けるのはそれはそれでまずいんじゃないか?
ちょっと考えたし、いったい名付け親は誰なんだろうか。まったく。

「まぁ地道な宣伝活動でいいならSNSで告知とか、ね。
 路上でも告知すれば、見てる人はそれなりに見てるんじゃない?」

「大事なのは、それを続けることだけどね」

結局のところ運の要素はあれど、継続は力なり、だ。
今まで大成した人間は皆、須らく"つづけた"からこそたどり着いた。
それこそ多分彼女たちは名前通り迷走中なのかもしれないが…。

「で、キミは歌が好きなのかな?」

北上 芹香 >  
「夢破れたら山河ありみたいな歌を歌うだけですよ」
「まぁ……ガールズバンドなんて売れなかったら長続きできませんが」

偏見かもしれない。でもガールズでいられる時間には限りがある。
だから、真理の一つでもあると思う。
……安い真理だ。

「炎上商法するのは炎上中のボーカルに任せますよ」
「そんなバンドがあるなら、ですが」

ギターをチューニングして。
禁じられた遊び(愛のロマンス)を切なげに演奏し始める。
版権が切れてて後腐れなく演奏できる名曲である。

「SNSは三桁フォロワー、タグ付けしてもいない友達」
「電波で動く社会でサバイブ、私はここだよ見つけてエフォート」

「あ、これいいな……いつか歌にしよ」

歌詞をメモる。

「歌好きですよ、百均の鮭フレークより好きです」

麝香 廬山 >  
「売れ残ったらそれこそ奪衣婆ロックズになんてなったりする?」

ガールの賞味期限は実に短い。
それこそ適当に過ごしたらあっという間だ。
どうせ山河にするくらいなら三途の川でギターを響かせる方が鬼にはウケる。
不謹慎?ノンデリ?青年にはデフォルトで搭載している。殴っていいぞ。

「案外いるよ、そういうの。やりすぎなパフォーマンスとかね」

それこそ若いころは歯止めが利かないからっていうのはある。
そういうので風紀委員ととやかくやってるっていうのも
ある意味この常世渋谷では風物詩めいてはいる。
自由というのも、程々にだ。

切なげな弦の音(こえ)に耳を傾け、視線を流した。

「愛のロマンス?結構古いのまで知ってるんだ」

意外と勉強家なのかな、なんて思ったりもした。

「三桁もあるならイーブンさ。四桁は欲しいけど」

「……けど比較対象が鮭フレークかぁ」

しかも寄りにもよって百均。
彼女の歌声はプライスレスってことなのか。
ハハ、と少し乾いた笑い声が思わず漏れた。

「まぁ、せっかくだし友達にも広めるよ。
 キミ達の音源とかある?CD……は、まだ発売してないかな?」

北上 芹香 >  
はは、ウケる。

「はは、ウケる」

思わず思ったことがそのまま出てしまう。
死体の髪を抜いてかつら作ってそう。

「そういうのは迷走中とは呼ばないんですよ」

てれれてれれてれれてれれ。名曲。

「迷惑中って言うんです、それもかける側」

思えば、派手なパフォーマンスをして目立った人は覚えている。
でも、良くない覚えられ方をしているし、うちのライブハウスでは出禁だ。
それはもう音楽とかバンドとか以前の問題。

「最初にギター買ったらついてきたんですよ、コード」

まずはこれから入る人は結構いるのかもしれない。
割と簡単だし。

「箱代出すために食事を切り詰めてるんですが」
「人間、三食同じものを食べていますとね?」
「好きだったご飯のお供がこの世のものとは思えないほどどうでもいい味に思える地獄が待ってますよ」

「あ、今の歌にできるかも」

手帳にメモった。

「CDはまだですねー……ライブハウス『クレスニク』で月2でライブやってますよ」
「もしよければお友達にも……」

あまりにもわざとらしい諂いの笑みは。
冗談とは思えないほど寒々しい空気を齎した。

麝香 廬山 >  
「でしょ?ファンの人の服を剝ぐパフォーマンスとかね。
 ついでに髪の毛抜いてカツラでも作ってみる?」

なんだか色々混ざっている。
それこそそのパフォーマンスは炎上物だ。
自称ファンとは思えないフランクさにシバかれても文句は言えない。

「そうだね、迷惑中。キミはそうならないよね?」

それはさておき、そんなしょうもない事で斃れてもらっては"つまらない"。
どうせ敗れるであればちゃんとある程度は進んでもらわないと。
大成するならそれも良し。自称ファン。
その根底は意外にもろくでもないものではあるが
人に心を見透かす術などあるはずもないだろう。

「…………」

貧乏バンドマンにはありがちな話と言えば話だが
ちょっとマジっぽい感じは思わず青年でも頬がひきつった。

「……今度ご飯、食べにいこっか。奢るよ」

80%の同情と5%の善意。残りはプライスレス。

「いいよ。そのライブハウスにも通うからさ、是非ともプロになってね?」

ただそれに関しては爽やかに応えた。
二つ返事だ。青年は握手を求めるように、右手を差し出す。

北上 芹香 >  
「そもそも髪抜きババァの臭い服より先に売るもんあるでしょあの人…」
「腰に刀持ってるんだから……」

そもそもあの人は刀を売って餓死するか、刀を売らずに餓死するか。
あるいは悪人になって生き延びるかの選択肢に悩んでいたわけです。
道を踏み外すための最初の犠牲者におばあさんの服を引剥しただけ。

「今の歌詞にできそう」

メモ帳を開いてメモった。

「なりませんよ」
「逆走迷走お手の物、曲がりくねったカーブに全速力で突っ込もう」
「#迷走中ですどうぞよろしく」

この世のものとは思えないほどダサい甚句(脱退した元メンバー考案)を口にした。

「いえ、いいんですよ」
「まだマヨネーズが一本残ってるんで」

マヨネーズは。価格の割にカロリーが高く。
緊急時の生命維持に使えるような使えないような。
そんな感じなのである。

「さすがに甘いもん食べたくなって百均で生クリーム買ったら1ジュールも甘くなかった時は泣きましたね」

その言葉と共に爽やかに笑みを浮かべて握手を交わした。

麝香 廬山 >  
「そういう瀬戸際でも譲れないモノがある。
 人にはどうしてもそういうモノがあるよ」

それがプライドかなにかは知らない。
少なくとも、それがあるから生きていけるわけで
それを手放せば少なからず死ぬ。何とも因果な生き物だからこそ
青年は人間の事が好きでたまらなかった。
目の前にいる少女にでさえ、そう愛おしく思うよ。

「メモするのはいいけど、ある程度ジャンルは絞った方がいいと思うなー」

良く言えば勉強熱心。
悪く言えば節操無し。
歌詞に活かせるかはかくも
ちょっとメモの中身がとっちらかってないか心配だ。

「────……うん、良い返事」

「ダサいけどね」

とは言えその純粋さは称賛に値する。
綺麗なモノこそ、人を容易に引き付けるものだ。
願わくば、その信念は忘れないで頂きたいとは思える位に。

「それを聞いたら余計にね。ほら、今日はコレでおいしいものでも食べてよ」

離れた手には、気づけばお札が数枚握られていた。
一番価値の高いものだ。勿論、握手した時にお札の感覚なんてなかった。

「サマーキャットと、リクエストのお礼。
 ストリートじゃ投げ銭は基本でしょ?まぁ、投げてないけど」

無償で渡したわけじゃない。
彼女が目指すものに対して、提供してもらったものに対価を出す。
消費者、要するにファンとして当たり前のことだ。
青年はそのまま踵を返せば、軽く手を上げる。

「それじゃ、また会おうね。"北上"ちゃん」

名乗られてもいない名を口に出し、青年は手を振って人ごみに消えていくだろう。

ご案内:「常世渋谷 中央街(センター・ストリート)」から麝香 廬山さんが去りました。
北上 芹香 >  
「それはわかる気がしますね」
「人の何割かは譲れないもののために生きてるのかもしれません」

私もそうです、と言ってピックを手のひらで弄んだ。
こんなモノ……こんな夢、手放せたら…

でもそんなの絶対に嫌だ。

「いやいや、こういう何気ない歌から名曲のフレーズが生まれるかもしれませんし」
「私、コンビニで傘を盗まれた時にさっきの『アロガント・ブラック』思いつきましたからね」

嘘か真か制作秘話。

「いえいえ、考えてみてくださいよ。ダサくない甚句なんてないんです」

大の大暴言を口にして手を離すと。
そこにはあんまり見たことのないタイプのヒゲのおじさん。のお札が。

「うぇい!?」

驚きすぎて上擦った声が出た。

「え? あ、はい!」

咄嗟に相手の名前を呼び返そうとして。
お互い名乗ったことのないことに思い至る。

「……マジのマジシャンなのかな…」

そう思いながら、札を丁寧に財布に入れた。
今夜は鮭フレーク以外の味がするものが胃に入る。

そんなことを考えながら。

ご案内:「常世渋谷 中央街(センター・ストリート)」から北上 芹香さんが去りました。