2020/07/04 のログ
ご案内:「スラム」にフィーナさんが現れました。
フィーナ > 「……ぅぅ………」
ふらふらと、刻印だらけの少女が浮いている。
意識が浮ついて、まるで酒でも飲んでるかのようにふらついている。

ご案内:「スラム」に紅月 純さんが現れました。
紅月 純 > 「うーむ」

新しい武器、手甲が意外と便利。拳を作るときだけ耐魔性能が高い。
戦闘サンプルが高火力魔法使いだったからあの博士がメタ作るのは目に見えていたが。
学園を脅かすとかいってた魔術系チンピラ共が哀れだった。

「まぁ、治安維持の報酬は貰えるしいいか……お。
おーい」

知り合いの姿が見えたので、声をかけてみる。

フィーナ > 「………ぁ………」
掛けられる声に気付かない。前からスカートを抑えながら、ふらふらと、彷徨っている。
頬が染まっていて、なにかに酔っているような、そんな印象を受けるかもしれない。

紅月 純 > 「……?フィーナ?」

普段とちょっと様子が違うな。
普段ならもうこっちに気づいているはずだが。

「おい。どうしたー」

近づき、肩ポンしようと。

フィーナ > 「ふぁ」
そのまま、ぐらりと、バランスを崩す。
そのままだと倒れてしまうだろう。

紅月 純 > 「んなっ!?お、おい!?」

倒れそうな彼女を慌てて抱き留めようとする。
マジでどうした。この間みたいな爆発は起こしていなかったし、何か別の厄介な相手でもいたのだろうか。

無事抱き留めたなら、肩を揺さぶり様子を見ようと。

フィーナ > 「………ぁ、純…」
名前を呼ぶ。震える声で。
触れれば、身体が震え、汗が滴り落ちている事がわかる。
悩ましげな吐息に、朱に染まっている頬。
まるで、それはあの時襲った後のような。

違う点があるとすれば、ゔゔゔ、と。何かが振動する音が聞こえることぐらいだろうか。

紅月 純 > 「っ、フィーナ」

いつかの行為を思い出しこちらも顔が染まる。
そして耳に聞こえてくるこの音は。

「……えー、っと。ナニを?してるんだ?」

かなり困惑しつつ、冷静に聞いてみた。

フィーナ > 「………っ、一時、凌ぎ。」
時折震えながら、答える。
魔術を行使する余裕もないのか、完全に身を委ねている。

ぱた、ぱた、と足元に何かが垂れ落ちている。

紅月 純 > 「そ……そうか」

地面が濡れてきている。
出処は考えるまでもなく。

「その、我慢できないなら、手伝うが」

と、言いながら、軽く腰を叩き。

フィーナ > 「………」
何も言わず。

ただ、頷いた。

紅月 純 > 「はいよ」

肩を持ってるだけから片腕抱きに。
魔法を使ってショートカットしつつ、自分の拠点に連れ帰ることに。

ご案内:「スラム」から紅月 純さんが去りました。
ご案内:「スラム」からフィーナさんが去りました。
ご案内:「スラム」に龍谷寺なつきさんが現れました。
男子生徒 > 「悪いね、せっかくついてきてもらったのに。
 でも、こんなところまでのこのこついてきたそっちにも問題があるんだ。
 なに、悪いようにはしないし、なんなら楽しんでいってくれればいい」

悪びれもせず、彼ら3人はなつきを囲い込み、ソファに押し付けた上で……なれた様子で笑っている。

龍谷寺なつき > スラムの一室。
違法組織のアジト。
連れ込まれた女生徒が乱暴されかかっている。

「んぅ、やめ……くださ……んく………………!?」

猿ぐつわをはめられ、征服の前をはだけられていて。
涙混じりに、懇願している。

男子生徒 > 「まあ、無事に帰れるかどうかは……なつきしだいだけどさ」

そういうと、彼女を抱き寄せ……

龍谷寺なつき > 両手を縛られていたなつきの手が、男子生徒の首を反対側に捻っていた
男子生徒2 > 「……え?」

あまりにナチュラルにそれが行われたため、なにが起こったかまだ理解していない。

彼は違法組織の一員で。
女を連れ込んでは薬漬けにして……順調にやっていたはずなのに。

今までM字開脚させられていた足が、男を引き込んだ

龍谷寺なつき > 同時に、なつきが男を引き込んでその腕を逆関節で容赦無く折り、もうひとりの上に蹴り飛ばす。
男子生徒3 > 「っひ……ぃ」

絶対的有利を確信していたはずの自分になにが起きているのか。
だって目の前の女は、これといった異能もないって噂の一般生徒だ。

なんだ、なんだこれ。

銃を抜くという選択肢すら取れないまま、命の危険にさらされ、混乱していた

男子生徒2 > 「ぐあああああ、うでが、うでが……ぁ、ああああ」

見れば、骨が関節を突き破っている。
ちゃんとした治療を受けねば二度とまともな暮らしはできないだろう

そもそも、まっとうな暮らしなどしていないのだけど。

龍谷寺なつき > 猿ぐつわをしたまま、男子生徒にゆっくりと近づく。
まるで死神のように。ただ、ゆっくりと。

連携どころかまともに行動が取れない2人組。
その、痛さに身動きも取れないまま……正確には泣き叫びながら転がりたいのに、もうひとりと重なっているせいでまともに動くことも出来ない状態の、彼の背骨を踏み折る。

男子生徒2 > 「が……ひぁ………………ひ、はふ………………」

呼吸さえ出来ない。まともに息ができない。
痛みに声を上げることすら出来ない苦痛。

自分が何をしたのかどうしてこんなことに、などと考えることも出来ず、動くことすら出来ない。

男子生徒3 > 目の前の惨事に、だが上に人一人が覆いかぶさったまま、男はまともに動けない。

「あ……あああ、なんだ、なななんだ、よ……おま……え、ばけも……」

必死に声を絞り出すもかすれてまともに声にならない。
恐怖でまともに泣くどころか、呼吸もちゃんと出来ていない。

ひゅーひゅーとひくついた呼吸音をあげるだけ。

龍谷寺なつき > そんな彼の喉に手を伸ばすと、潰す。

所詮、このへんでそんなだいそれたことを異能もなしにやろうというのが間違ってる。

そして……ただでさえ出ない声もあげられなくなったところで、首を折る

あとは丁寧に……泡を吹いて白目をむき始めたもうひとりに安らかな眠りを与えた。




……ミッション完了。

ご案内:「スラム」に萩森きりはさんが現れました。
龍谷寺なつき > さして豪華ではないもののそこそこ整った連れ込み部屋。
床には、3人の死体。

どうせ、違法組織としては末端ではあるものの、臆病で卑怯な立ち居振る舞いで落とされた女の数は多い

薬など使って大々的にやっていなければココまではしなかったのだけど。

すでに被害者が多すぎた。

異能など使わなくても犯罪は起こせるし、なんなら異能使いでも落とされる。
イケメンアイドルのような……感じだった3人はその要望を生かして、ことごとく薬をさばいていた。

一度弱みを握られ、薬で落ちてしまえば容易にもどってコレない。

最近多いように思う。

萩森きりは > 「おつかれさまです」

影からスッと出てきて、後処理をお願いする連絡を入れて

龍谷寺なつき > 「……ん」

さるぐつわを外し、腕の拘束を解く。
服はまだはだけたまま、色っぽい下着姿を晒しながら、ぼーっとしている。

「わた……し、なんかやった?」

表層ペルソナは現状をよく理解しておらず、意識がやや曖昧なようだ。
夢遊病者じみている。

もっともレイプされかけていたので、整合性のためかもしれないが。

萩森きりは > 「大丈夫ですよ、わたしが来ましたから」
上着をかけてやって

ご案内:「スラム」に持流 童男さんが現れました。
龍谷寺なつき > 「……ん、ありがと」

きりはから、上着を着せられながら、先程の凄惨なやり取りが嘘のように、ほけっとしていた。
日常の性格で言っても、やや不思議ちゃん傾向のペルソナではあるのだが。

「もしかして……またやっちゃった?」

ボディも色っぽく、囮に使われるようなタイプのため、彼女はホイホイと危ないところについていってしまうし、かどわかされやすいところがある。

そして……そうなったら場合によっては相応の結果になる。

持流 童男 > 「風紀委員でござる!!!!!貴様ら!お縄につ・・」

と言おうとしたところで絶句する。違法組織についてのタレコミを聞いてここに単身突撃して外に何人か風紀委員を待機させているが

ここには、3人の死体と、そして美少女二人がいた。

この情景と3人の死体を見て己の無力感を感じて沈痛な面持ちになる。

3人の死体に向けて
「すまなかったでござる。もう少し早く来ていれば、お主たちを助けれたかも知れぬでござるな」
かすかに顔をうつむけ、そしてわずかに涙を流しながら

「そこのお二人事情をきいてもいいでござるか?何が起こったのかを」
涙を拭いつつ。

萩森きりは > 「やっちゃいましたね、まあ有名なグループだったので、いつかこうなってましたよ」

はぁ、やれやれと苦労人の顔で

萩森きりは > 「なつき、話を合わせて」高速言語で会話しながら

「風紀の皆さんですか、たすかりました」

弱弱しく

龍谷寺なつき > 「たすける? なにを?」

突然やってきた風紀、死んだ3人に涙する男が異質すぎて疑問を持つ。

まあ見るからに彼女が色々されたような状態なのは目に見えているし
彼女が色々やるだけやってしまったようには見えないのだけど。

とりあえず基本方針は上位機のきりはに任せるため、それ以外は様子見で。

ご案内:「スラム」に萩森きりはさんが現れました。
ご案内:「スラム」に萩森きりはさんが現れました。
萩森きりは > 「女性が乱暴されかけてるのに、相手の心配ですか?」

これだから人間は、と溜息を

持流 童男 > 「もっと、早く来ていれば。ここの3人も命ある形で捕まえられたかもしれないでござる。」

声がかすかに震えつつ、なつきさんが色々とされたような状態を見て2人に対して、

「もっと早く来ていれば、乱暴されてるのを止められてたのかも知れないでござる。」

自分の不甲斐なさに震えながらも、

「すまなかった。」

頭を下げつつ、心の底から謝罪をする

龍谷寺なつき > よくわからない。

特に、偽装するなら、死んでほしいような憎い連中が死んだことは嬉しい。
そういう行動基準が働く。

なのに。
このおとこは……この3人の命のが大事だったのだ。

だから、よくわからない。
つまり、みすてられたのだから、私は。

怯えた目で、持流を見上げ、震える声でいった。

「そんなの……しんでもよくないですか?」

持流 童男 > 「・・・死んでもいい、命なんてないんでござるよ。それは、お主も同じでござる。」

悲しそうな目で。しかし、決意を持った目で。

「よく頑張ったでござるな。少女よ。」

そして暖かく優しい目つきになりなつきさんに告げた

萩森きりは > 「まあわたしも違法薬物を使って無理矢理そういう事をする人は死んでも良いと思いますけど」

散乱する注射器を回収しながら

龍谷寺なつき > 「ううん、あんなの、しんでよかった」

完全に持流を拒絶した目。
仇を見るような濁った目。

「ひどい……わたしとあんなのがおなじなんて」

そのまま目も合わせずに、きゅっと抱きかかえるように上着をすぼめると、きりはに隠れるように距離を取る。

萩森きりは > 「風紀さん、ちょっと彼女も弱っていますから」

一応間に入り

持流 童男 > きりはさんといい感じに距離を取りつつ。

「駄目でござるな。これじゃ最低なやつでござる。死体を見て。動揺してたでござるな。」

沈んだ顔をしつつ。

「お主らも疲れたであろう、この現場は拙者が、取り仕切るでござる。だから、「後日」呼び出すので。ここは、自宅に帰るでござる。」

萩森きりは > 「なつき、帰るわよ、大丈夫だから」

心配するように身体を隠しながら被害者であると言う仮面を被って

龍谷寺なつき > 「あなたなんかに……しきられたくないです」

涙まじりに、そう言った。

「かえってください……そうやって、またわたしにひどいことをするんでしょう!」

きりはにたしらめられながら。
そのまま、彼女に引っ張られるようにその場を去る。

実際問題、この場を切り抜けられれば正直どうでもいい。
そういう存在だ。

それ故に、その振る舞いは至極普通で。
その場において、すばらしく、もっともらしかった。

萩森きりは > (だいぶ育ってるなー、なつきも一応メンバー候補、と)

「じゃあ風紀さん、私の連絡先です」

渡した連絡先は【特殊異能調査機構 庶務】と書かれており

持流 童男 > (だからお前は、阿呆なんだよ)

ダイスの悪魔がささやき、少女の涙混じりの言葉を受け止めつつ

きりはさんに「ありがとうでござる。」といいつつ連絡先を受け取る。

龍谷寺なつき > そしてその後は責めるのでもなく、非難するでもなく。

……ただ、怯えた目つきだけを向けて。
きりはに連れられ、その場を去る。

命令されたとおり、ミッションどおりに。

人形は正しく機能した。

持流 童男 > 「・・・・某じゃなかったら、もっとうまくできたのでござろうかな」

と言いつつ、部屋を片付けつつ、死体を調べて、弔いつつ。その場を後にしよう

ご案内:「スラム」から持流 童男さんが去りました。
ご案内:「スラム」から龍谷寺なつきさんが去りました。
ご案内:「スラム」から萩森きりはさんが去りました。