2019/03/20 のログ
ご案内:「訓練施設」に桜庭 美月さんが現れました。
桜庭 美月 > 「ふへー………」

訓練施設内部には、異能や魔術だけではなく、純粋な肉体を強化する訓練施設も存在する。
いわゆるジムらしいものはもちろん、世間一般で考えられるものは一通りそろっている。
まあ、異能持ちの生徒用に、一般人では危険レベルまでMAXが引き上げられているのはあるが。

今日は今日とて、身体を鍛える名目で温水プールにやってきた女教師。
元々が分かりやすい脳筋である、水泳だってできる。
まあ、すごく得意ではなかったが。

「ひっさしぶりに泳いだけど、鈍ってるなー……」

端に捕まって、ふー……ふー……っと息を整える。
ぴっちりとしたレース用水着を着用し、割とただタイムを計って泳ぐだけ。
ちょっと疲れてきたところ。

ご案内:「訓練施設」にギルゲイオスさんが現れました。
桜庭 美月 > 「最近……ちょーっと怠惰に過ぎたからなー……」

食っては寝て、食っては寝てを繰り返していたせいか、若干のアレがこうでソレなのだ。
それを理解しているからこその、まあちょっとした運動である。

表でバドミントンを死ぬほどやって、そこからのプールなので若干の身体の重さ。
一般の単なる人間としてはわりとがんばっているところだろうが。

ギルゲイオス > (そんなひと泳ぎの後に休憩中といった相手の背後から、コポコポと水面に浮かびあがっては弾ける気泡。
プールの底近くを泳ぐ、黒い影。
でーでん、でーでん、でんでんでんでんでーん。なんて例のサメ系BGMが聞こえてきそう。
音も無く、という訳でもなく。まぁ振り返れば普通に発見できそうな感じではあるのだが。
距離が縮まるにつれて、徐々にと浮上してゆき、そして――)

「ふーははははは、隙アリであるー」

(ざばぁっと水面から姿を現せば、ご丁寧に奇襲の前に聞こえるような声を上げて。
丁度、気になるお腹のお肉辺りを腕で捕まえる感じに、襲い(?)掛かる)

桜庭 美月 > 「ひゃわぁっ!?」

悲鳴を上げながら身体を一端ぴーん、っと伸ばしてからの、するりと僅かに体をかがめつつの後方への容赦ない肘鉄攻撃。
ふん、っと体重を乗せた攻撃。
きっとお腹は少し柔らかかった。摘まめるかどうかはひみつだ。ひみつ!!!

「………なーにやってんだ。」

避けるにしろ、食らうにしろ、相手をすっごいジト目で見下ろしてやろう。
黒基調のレース用水着は、ぴっちりと体のラインを現しつつも、普段よりもぎゅっと押さえつけているよう。
帽子をつけているからか、トレードマークのポニーテールはないが。

ギルゲイオス > 「ふむ、なるほどなるほど。
少々気になるお腹。原因は酒、といった所であるか。まぁ女性は別にこれ位でも――げぶあっ!」

(お肉具合を軽く撫でつつ、そんな解説じみて真面目に呟いていたのだが。
鳩尾位に突き刺さった一撃に、今まで聞かせた事のないような悲鳴を喉から漏らし。
後ろへとよろめきつつ、やや前屈みで苦悶の呻きを発する)

「な、ナイス肘。
いや、たまたま見つけたのでな。挨拶代りに……」

(はぁはぁと息を整えつつ、喰らった鳩尾辺りを腕で押さえて。
姿勢の関係でか、ややと上目遣いに応えた)

桜庭 美月 > 「ほうほう、挨拶代わりにセクハラをしたうえで思ったことを全部口にする、と。
 ……退治が必要かなこれは。」

上から見下ろす瞳は、いつぞや見たキラーマシーンさながらの冷たい物。
両手を開いて、閉じて、と繰り返して威嚇しながらずずいと近づいて。

……はー、っと溜息。

「……ただ運動しに来ただけだっての。
 ほら、夏には海に行ってサバイバルとかやってみたいって言っただろ。
 だからその前に、な。
 泳ぎが鈍ってたらそれはそれでつまんないからさ。」

教師ではあるが、遊びのための練習であると堂々と伝える。
腕を組んで見下ろしつつも、まあ、そこまでの怒気はもう感じられない。

ギルゲイオス > 「一種の様式美といったヤツであるよ。
……すとーっぷ、すとーっぷ。ぷるぷる、我は悪い魔王ではないのである」

(じりじりと間合いを調整しつつ、最下級モンスターと成れ果てる魔王様。
今の勢いなら、バラバラにされてもおかしくなさそうである)

「ほう、夏の準備を今からであるか。計画的なのは大事であるな。
……水遊びではなく、ガン泳ぎするのであるな。流石サバイバル」

(相手の様子を眺め見れば、行楽用ではなく確実に競技用のピッチリスーツタイプである。
これはコレで。いやそういう話ではなく)

「泳ぎついでに、夏へ向けてよりいっそう体に磨きをかけてみぬか?。今なら部分痩せに効果絶大な魔王マッサージ、お試しコースが無料である。
具体的に言うと、短い波長の魔力を個人に合わせてコントロールしつつ流し込む事で、脂肪を微細に振動させて燃焼させる――って、バイト先の研究員が言ってたのである。特許出願中!」

(謎の道楽研究に協力してた魔王様。魔力関係のコントロール能力が高い事をかわれてやっていた様だが。給料も良かったし。
パントマイムな感じに己の胸板の前で両手が円を描くと、そのまま水面にピタリと触れて。
なるほど、確かに。何かの力で振動していると分かる程に、水面が非常に細かく震えている)

桜庭 美月 > 「私に取っちゃわりと悪い魔王なんだけど。まあ、………やめとくか。
 プールの中で追いかけっこは疲れるわ。」

はー、っと溜息をつきながら、そうそう、と頷く。

「いやほら、島の付近にある小さな島とか探してさ、そこで無人島サバイバルみたいなのがあってもいいかなーって。
 一人でテントだけ持って行ってー、みたいな?」

お気楽なイベントを考えながら、内容は割とハードだった。
ガン泳ぎどころか生きるか死ぬかであった。

そういう目で見られていることは分かっていても、それを怒るでもなく溜息だけをついて。

「……? ……ほー、何、嘘ついてたら本気でねじ切るけど。」

ジト目で見ながら、ふーん、そういうもんもあるのね、なんて話は一応聞きつつも。

「くすぐったいとかそういうんじゃないの? もしくは痛いとか。
 プールで爆笑とか悲鳴とか、絶対後で怒られる奴なんだからね。
 ……でもまあ、別に試してみても構わないけど。」

本来怖いものが無い彼女である。何事も試してから。

ギルゲイオス > 「ただのスキンシップであるよ、スキンシップ」

(はっはっはっはっは、などと笑って誤魔化そうとする悪い魔王様)

「しかも無人島!? おぉ、此方の世界のテレビとやら見たのである。モリで魚を突いて、とったどー、とか言う奴であるな」

(とある芸人の遺伝子は、今でも生きているらしい。
0円生活的なサバイバルを想像すると、なんだか感心したような声をあげた)

「何をねじ切るのであるかな!?」

(ビクンと肩を震わせれば、魔王様の声が響き渡る。
首か、或いは別のナニカか。どちらにせよ命の危機感が半端ない)

「最初は少しくすぐったいが、慣れたら心地よいらしいのである。
まぁ横になった方がやりやすいのでな、休憩用の個室でも使わせてもらうかな。
そのままの格好でもできなくはないが……ふむ、もう少しお腹周りとか出てる水着とかはあるかな?
あるのなら、着替えている間に場所を確保しておくが」

(色々と設備があるぶん、爆笑とか悲鳴とか上げても大丈夫そうな部屋も、どこぞとあるだろう。
自分のお腹まわりをペタペタと触ってみせてから、首を横へと傾げた)

桜庭 美月 > 「あー、そういう感じかな。
 釣りでもしながらなんとか、まあ、体壊さない範囲で?」

自由な彼女らしいゆるい企画。
軽い想像を披露しながら、何をねじ切る、という質問には笑顔だけで答えてあげるとしよう。

全部だ。


「………ふーん、そういうもんなの?
 いやまあ、普通の水着もあるにゃあるけど。
 ……本当なんでしょうね、あんまりテキトーなこと言ってたら、本当にやるからね。」

何をやるかは口にしないけれど、ざば、っとプールからあがって、軽く伸び。

「じゃあ、休憩室で待ってなさいよ、着替えてから行くから。」

ご案内:「訓練施設」からギルゲイオスさんが去りました。
ご案内:「訓練施設」から桜庭 美月さんが去りました。