2019/03/17 のログ
桜庭 美月 > 「ま、大丈夫大丈夫。 冷静な判断力とかはあるある。」

あっはっは、と笑いながらひらひらと手を振って笑う。
凄く信頼できない自信のある一言。

「そんときゃあきらめるって。 それを言ったら、歩いて帰った方が危険に出会う可能性は高いっしょ。

あっはっは、そりゃまあねぇ。
おー、言ったな。 これは処分だなー、処分せざるを得ないなー。」

手を動かすのを見ても動じない。むしろ腕を組んで、これは問題ですナー、なんてしたり顔で口にして、からからと笑う。
お酒の瓶を傾けながら、にひひ、と余裕たっぷりに笑って。

ギルゲイオス > 「本当かいなと言わざるを得ないのである。酔っぱらったとか言われた直後のセリフとしては、一番信用できない部類の感じである」

(それこそ、酔っ払いのたわごとレベルで。
んんんん?と双眸細めてじーっと見る)

「ま、余程不意でもうたれぬ限りは問題ないのであるがな。緊急着陸位は覚悟してほしいのである」

(それでもなんとか出来るであろうから、魔王が魔王たるゆえんではある。
酒の残りをチビチビとやった後、ゆるりと空を見上げる。静かなモノだった)

「おーぬぅーしぃーがっ、言わせたのであろうがっ。
何の処分か、何の処分であるかな!? おんのれ、青少年にとって目の毒なバディーと性格しおってからに
これはからかわれておるのか!? いっそ襲ってこいという事なのか!?」

(青少年というには歳を……人間換算すれば20そこそこなので、そう間違ってもいないか。
相手に比べれば酔いのまだ少ない筈の魔王様の方が、大変混乱されております)

桜庭 美月 > 「ほれほれ、ちょっとちゃんと見なさい。瞳に力があるでしょー?
 ほーれ。」

なんて、じーっと見つめられれば、顔を寄せて視線を合わせ。
ふっふーん、と自信満々である。

「でもほら、思ってないと言えないじゃないー?
 思ってるってこと自体で処分? 処分じゃないかなー?」

ケケケ、と笑いながらからかうのはからかうで楽しんでいる様子すら見せて。
いや、襲われたらそれはそれで困るけど。とぺろりと舌を出す。

「っていうか、実際そういう免疫あるんじゃないの。
 家にはそういうのいたりするんじゃないの?」

なんて、首をかしげて改めて尋ね。
なんかもう、お湯にいろいろ隠れてない状態だが、湯気でなんとなく隠れている感じ。

ギルゲイオス > 「……一応焦点は合っておるようだがな。言動に不安が……いや、平常運転なのか」

(じー、相手の瞳を見つめて。右を見たり左を見たり。追いかけてくるか様子を確かめる
確かめつつ、すすーっと更に奥を見るように近づいてゆく)

「この島は、思想の自由位は約束されていたと思うのであるがな。
恐らく、健全な男子の9割以上は、我と同じような事をちょっと位は考えると思うのであるよ、この状況ならば」

(むぅ、っと眉を微かに寄せればうめき声が漏れた)

「家?あぁ、元の世界か?
知識もあるし、世継ぎが生まれた方が都合がいいので経験自体はあるがな。とはいえ、妃もおらぬし、子もおらぬ。
免疫がつくほどは経験しておらぬよ。数える程度ではないかな」

(流石に一学生が家に女性を囲っている訳ないし、アチラで、王様として、という意味だと解釈したようだ。
言ってみれば据え膳のようなモノであり、状況としては大幅に違う訳で。
思い浮かべるような話し方の後に。ぐりぐりと動いた指先が、相手にややと近づいた)

桜庭 美月 > 「それはちょい失礼じゃない?」

ふふーん、と鼻を鳴らしながら、近づかれれば、ほらほら、と自分で目を指さして。
特に距離感を気にしない辺りは本当にダメな教師である。

「まー、そっか。
 んじゃあ考えるだけならお咎めなし?
 それくらいは許容しましょう、大人だしね。」

ふっふん、と、更に偉そうになる女教師。ドヤ顔です。
からかって困る相手にからからとうち笑う様子を見せて。

「ああ、そうそう、元の世界ね。 ふーん、そゆことねぇ。
 まあ、そういうことなら目に毒だったかナー。」

首をかくん、と傾げながら、くすくすと意地悪に笑う小悪魔にしてはちょっと大柄な女。
指先が近づくのも気にせず、瓶をくい、と傾けて。
飲んじゃった、なんて空の瓶を岩場に置く。

ギルゲイオス > 「物凄く心当たりの無さそうな物言いであるな。もうちょっと近くで見ないと、分からぬかもしれぬな」

(すいっと、もう半歩。
額と額がこつんとぶつかる位の距離感へと)

「そういう事である。大人の対処として穏便に済ますのが良いのである。
敢えて言わなかった事を、言わせるのが大人の対応として適当かどうかは別にしてであるが」

(遊ばれかん満載の魔王様。若干悔しげな表情と共に、どうしてくれようかと思っているらしい)

「なもんで、そういう方面、に関しては見た目通り。他のモノと大差はないのであるよ。とっかえひっかえ、爛れた生活でも想像しておったかな?
という訳で、遊ばれてしまった責任をとてもらうのである」

(そもそも、ムダ金使うとうるさい方々も居る環境。一般人に比べれば余程豪華な生活ではあるが、王の責を超えぬ範囲、といった感じか。
うむりと大きくと頷けば、ゆるりと近づいていた手。そのまま胸元へと押し付ける感じに近づく)

桜庭 美月 > 「んー?」

こつん、と額がぶつかれば、けらけらと笑う。
そんだけ近くで見てわかんないならどうにもならんだろー、と。
それだけの距離感だと、割と危険な距離であることは後々酔いがさめてから気が付くのだけれど。

「おー?」

ふよん、とお湯の中で柔らかい感触を伝える。指が埋まる感覚。
はっきりと押し付けられれば、少しだけぼーっとして。

「……やったなぁー?」

少しだけ頬は赤いまま、ていや、と手首を優しくチョップして落として。
はい、おーしまい。なんて背中を向ける。

ギルゲイオス > 「確かに、むしろ近づき過ぎて分からんのである」

(片目を閉じれば、顔がふいと一旦は慣れて。小さく笑えば肩が揺れた)

「…………ふむ、これは」

(実際に触れると、何やら神妙な面持ちになる。
見た目通りの大きさに、湯で体温が上がっているせいだろうか。指が埋るような柔らかささえ感じる。
軽く力を籠めたり、緩めたり、そんな事をしていた訳であるが)

「ぬぉっ! うむ、とてもよいさわり心地だったのである。
しかし、コレはコレで生殺し感が半端ないのである」

(チョップ喰らった両手が、カクンと落っこちて。ゆく当てのない指先が、少しの間にぎにぎと動いていた。
さて、どうしたモノか。ここから煩悩をばっさりと捨て去るべきか。中々ハードの試みだと言える。
濡れたせなかへと指先を向ければ、背すじを軽くくすぐってみようか)

桜庭 美月 > 「…はいはーい、少年の大冒険はこんなとこでおしまいおしまい。
 温泉もそろそろ出るかひゃぁっ!?」

背筋をくすぐられれば、思わずざぱ、っと少し背伸びをするように飛び上がってしまって。
おうこら、と笑みを浮かべながら首だけ振り向く。

「おいたが過ぎると痛い感じになるけどぉー?」

ふふふ、と笑いながら、拳をがっちりと構えている。
構えているのだけれど、いつも通りそれを思い切り振るうつもりはないのか、頬をぽりぽりとかいて、少し困り顔。

「ちょっとこれ以上やると、マジであれだ、帰り頼みづらくなるから。」

………恥ずかしくなってきたのか、ちょっと本音。
腕で胸を隠しながら、背中を向けたまま。

ギルゲイオス > 「少年、と言う程幼い心算も無いのであるがな。ふむ、上がるのであれば湯冷めしないように準備を先に――……はは、随分と良い反応であるな」

(流石に今の状態で出ると寒いだろうし。出る前には、火の玉でも数個浮かべて空気を暖めておきたい所では、あるが。
柔らかな肌の上をすすーっと指先が通り抜ければ、周囲に響く悲鳴に、口の端が僅かに上がっていた)

「おぉう、それはちょいと恐ろしいのである」

(手を引いて、まるで降参ポーズのように左右へヒラヒラと振ってみせる。
もっとも、笑みの方は相変わらず口元に残った状態なのだが)

「おや、困りごとは帰りの心配だけであるかな? なぁに、先に約束しておるから、頼まれずとも連れて帰る心算であるしな。
まぁ……いざとなれば、疲れて眠っている間に着いているのであるよ。
もっともはっきりと。今から帰る、と言ってくれれば今日の所は大人しく帰り支度であるがな」

(微かに伝わる、水の揺れる感触と。
向けられたままの背中に近づけば、胸板が触れる程に身を近づけてゆき。
太股や脇腹辺りへと、指の先がのびる)

桜庭 美月 > 「ちょちょちょちょ、待って待とう。
 温泉で偶然一緒になっただけだって、ほらほら、ちょっと。」

するりと手が伸びてこれば、わひゃあ、っと悲鳴をあげて。
さんざっぱら余裕をかましておいてこれである。

「分かった、落ち着こう、落ち着きましょう。
 ちょっと悪戯が過ぎたかもしれないし、うんうん。
 だからちょっと待っ………。」

肌に指が触れられれば、あ、っと言葉が止まって。身体がぶる、っと震え。
その手首をはっしと握る。

「……よし、とりあえずのぼせるから。
 ひ、ひとまず、ひとまず帰りましょう。うん。」

ギルゲイオス > 「なるほど、面白い弱点を見つけたのである。
押してると強いが、押されると弱いタイプであるな?」

(一定ラインまでは強気だけど、押し倒されるとしおらしくなるタイプ。そんな感じの可愛らしい悲鳴が聞こえた気がする
吐息の届く距離で鼻を鳴らせば、ちょいちょいと、また指先で軽く肌を摩る)

「そーであるよー? あんな悪戯なことされたら、スイッチが入っても仕方ないのである。
少々と、男の扱いには気を付けたほうがいいかも知れぬな」

(太股をすーっとなぞり上げてみるに。手首が掴まれると、別段抵抗する訳でもなく受け入れて。
背後でまた、肩が小さく揺れるような、気配が)

「で、あるな。
ひとまず、上がって帰るとするか。このまま上がると冷える、少々と待っておれ」

(もう一度小さく、笑みが鳴ったような。
ちょいちょいと顎を挙げるような仕草をすると、森の夜闇に炎の玉が一つ二つ、幾つか。辺りを照らして
少しと経てば、温泉から上がってもそう寒くはない程度には、なるだろう)

桜庭 美月 > 「っさいなー、ちょっとやり過ぎたのは反省してるっての。
 あんまり悪戯すると、後で痛い目をぉぉ……っ!?」

またちょいちょいとくすぐられて、悲鳴をぴゃあ、っと上げる。

「………反省する。するから。」

ううう、っと珍しく小さくなって。
素直にお風呂の端で待っている女教師。くそう。どうしてこうなった。

「………いやまあ、ありがたいけど。
 見てる前で上がるのは流石にアレだよね。
 男の扱い以前の問題ってなるよねこれ。」

しかも明るく照らされてるし。すっかり顔も耳も赤くしたまま、ぶくぶくと顔を半分沈めて。

ギルゲイオス > 「ふふふ、痛い目見かけた方が何を言っておるのかな?
それとも、まだまだ反省が足りぬかな?」

(距離が近い分、直接見えなくてもコチラがどういう反応をしているかはよくわかるだろう。
凄く楽しそうです)

「よろしい。まったく、我でなかったら完全に押し倒されていても不思議はなかったのである」

(まだまだ完全に理性がふっとんだ訳ではないと、やや強めに言い含めておく。
とりあえず、なんだか凄く可愛らしい事になってるので、良しとしよう)

「我はまだ暫く浸かっておるのでな。背中を向けておくので、その間に上がって着替えれば問題あるまい。
そもそも、明かりが無くてもコレぐらいの夜闇であれば普通に見えるな、我。
悪い気を起さないように、早めに済ますのだぞ」

(相手から距離をとれば、くるりと背中を向けて。
その状態でヒラヒラと手を振ってみせた
流石に、モロで見える状態は恥ずかしいと言う事か。まぁいっそ、がん見した場合の反応も、面白そうではあったが)

桜庭 美月 > 「反省しました! しーまーしーたー!」

これ以上するりと手を伸ばされたらたまらない。
すっかり立場が逆転してしまえば、うう、と少しくやしそうだけれど。

「……まー、その、流石にこれ以上はやめとくラインを考えるわ。
 そういうことなら、まあ………うん。
 先に上がって着替えてるから、見ないでよ。」

しっかりと言い含めながら、ざばりとお湯から上がって身体をタオルで拭く。
さささ、さ、っと慌てて拭いてしまえば、シャツを上から着て、パーカーを羽織る。
下はショーツを履いてからダメージジーンズを急いでごそごそ。

ブラが残っていることに気が付くも、まあそれはそれ、と荷物の奥にこっそり隠して。

「………私もんじゃ、後ろむいとけばいい?」

ギルゲイオス > 「もっとも、お主の言い様がもっと弱ければ、そのまま――……だったかもしれぬがな。
流石にここまできて嘘はつかぬよ。終われば教えてくれ、のんびりしているのである」

(ぐいーっと身を伸ばしてから、肩までゆっくりと浸かりなおす。なんだか後半は、マトモに入浴しているような気分ではなかった。
湯船から上がる水音。続いて、ごそごそとしているのは、服を着ているのだろうか。
それも終わったようで、声を掛けられると振り返り)

「どちらでも構わぬよ。見せつけるモノでもないが、見られて困るモノでもないのでな。ご自由に?」

(にんまりと笑みを描くのが早いか、縁に手を掛ければザバリと湯船から上がって。
身についた滴を、指先で軽くと払う。
温泉なんかに入る予定はなかったので、身体を拭くタオルなんて持ってきてはいないのだけど。
ぱちりと、指を鳴らせば足元から温風のようなモノが這い上がって。最後に髪を両手でワシャワシャとしてやれば、粗方乾いたようだった。
そのまま、視線があろうがなかろうが、気にする様子も無くズボンやシャツ、そしてジャケットを身に着ける)

桜庭 美月 > 「バカ。」

小さくぼそりと不満げに声を漏らして、唇を尖らせる。
くっそぅ、くそー。小石を蹴って着替え終わるのを待って。
誰が見るかバカ、と更に言葉を付け加え。

「はいはい、んじゃこれでおしまいかな。
 さっさと帰りましょうか、真っ暗になる前に。」

立ち上がればちょっとだけふらついて。ちぇ、っと自分の膝にパンチ。
明るい色のTシャツの上にパーカーを羽織っただけ。
まだすっかり濡れた髪を肌に貼り付けさせながら、腕を組んで。

「んで……えーっと、帰りはどうすればいいのかしら。」

ギルゲイオス > 「そこで見ない辺りを選ぶ辺りが、何気に可愛らしいポイントであるよな?」

(着替えの最中の事なので、互いに顔は見えていないだろうが。
おそらく、いやきっと。声の感じから、ややニヤッとしているのは丸わかりだろうか。
服を着ると、埃を払うようにジャケットの端を軽く手の甲で叩く)

「いっそ真っ暗な方が、妙なモノに見つからぬかもしれぬがな。ま、そういう事も恐らくはあるまい。
ふむ、ではちょいと失礼をして」

(空を見上げる。後少しと経てば、一気に暗くなるだろう。真っ暗になる前にたどり着くならば、急いだ方がいいか。
すたすたと、相手の方へと近づけば。高さを合わせるように少しだけ屈む)

「こちらの方が安定するのでな、よーいっしょっとである」

(素早く膝裏と背中の辺りに両腕を差し出すと、俗に言う所のお姫様抱っこで抱え上げようとする。
実際は手をつなぐだけでも大丈夫なのだが、安定するという話も嘘ではない。
確保に成功すれば、文句を言われる前にスーッと空に向かって浮かび上がり始めるとしようか)

桜庭 美月 > 「うぐっ………」

あれからすっかりペースを握られて、顔を赤くして不満げに。
それでも反論はできぬまま。

「……ちょ、っとぉっ!? そうじゃないかとは思ってたけど今さらこれはさすがにはずかしっ………
 ……う、ぐぅう………。」

不満と文句を一気にぶちまけようとしたところで空の旅が始まってしまえば、歯を噛みながらも素直に大人しく腕の中で小さくなって。
耳まで赤いまま不満げにしつつ、……とはいえ、うん、借りてきた猫のように大人しく。

ギルゲイオス > 「随分しおらしく。ふふん、今回は我の勝ちであるな」

(勝ち負け、の問題ではない気がするが。随分と気分良さげな魔王様)

「はっはっはっは、どーせ誰も見はせぬよ。少々暴れても、落としはせぬがな。大人しくしていた方が、飛び心地は良かろう。
なんだ、随分と可愛らしい顔になっておるな。
あまり静かにしておると本当に、『ひとまず』帰る事になってしまいそうであるな」

(女性が男に抱きかかえられて帰ると、どうなるかという話。言い方は、あきらかに冗談じみた感じだが。
浮かび上がると、気が付いた頃には木々は足元、そして眼下へと移り。逆に空は近くとなっていく。
ある程度高度は出したものの、風は防いでいるので寒くはないだろう。
車でそれなりに飛ばす、程度の速度で街の方向へと向かえば。やがて、その明かりもはっきりと見えて――)

桜庭 美月 > 「…後で覚えてなさいよー。 後で覚えてなさいよー。」

ぶつぶつぶつくさ言いながらも、ひとまず、と言われると耳まで真っ赤にして、うぐ、っと言葉に詰まり。

「降りたところでどつくわ。」

きっちり宣言。今日はちょっと強めにどついても許される気がする………。
こんな抱えられ方は初めて過ぎて、さすがの彼女も言葉は弱く。
自分の部屋までひとっとび。……これ自体は楽だわ、うん。

ご案内:「山中の温泉」からギルゲイオスさんが去りました。
ご案内:「山中の温泉」から桜庭 美月さんが去りました。