2020/09/05 のログ
ご案内:「Free6(鍵付き)」にスノーウィーさんが現れました。
ご案内:「Free6(鍵付き)」に金剛 経太郎さんが現れました。
■金剛 経太郎 > ただ浮き輪で漂うよりもずっと刺激的な時間を過ごせた。
プールサイドへ向かうスノーウィーに牽引されながら空を見上げれば、既に日はだいぶ傾いている。
時間が経つのを忘れるほど楽しめたんだな、と満足げに微笑む経太郎。
「スノーウィーお姉さん、今日はありがと!
すっごく、すっごーく楽しかった!」
言いながら、ぶるりと体を震わせる。
小さな経太郎の身体はスノーウィーよりも一足先に冷え切っていた。
その事に経太郎自身気が付かなかったのは、それほど楽しかったからだろう。
■スノーウィー > 「良かった。私も久々に運動出来て気持ち良かったですよ。」
ちゃぽん、とプールサイドにたどり着いてはフチに手を置いて
まだ熱を持つそこは体の冷えている貴方にとっては心地いいものかもしれない。
少なくとも、じんわりと感じる自分には気持ちいいものだった
「体、冷えてしまいますね。上がってください。
あ、それとも抱っこしたほうがいいですか…・?」
■金剛 経太郎 > 「そっか、それなら……よかったよ、うん。」
えへへ、と笑顔を向けるも唇は既に紫色。
心なしか顔色も若干赤みが引いている。
プールの縁へと手を伸ばし、浮き輪ごと上がろうとして悪戦苦闘し始めた。
冷えと疲労で思うように身体が動かない。
「えっと、今上がるつもりなんだけど。
……だっこ。えっと、だっこと言うのは、その……抱き上げるという事?」
■スノーウィー >
「いえ、なんだか苦戦している気がしたから。
はい。抱きあげますけれど?」
それがどうかなさいましたか?と不思議そうに首を傾げる。
相手は小学生に見える小さな少年で。自分は彼より年上の容姿と肉体をしている。だから最後までしっかりとお世話をするのは年上としてふるまっている自分の役目、だと告げる。
「それに長い間遊んでもらいましたから、水に長いするとよくないかな、って」
■金剛 経太郎 > 「あ、うん。難しいなとは思ってたけど。
えーっと、その。じゃあ、お願い……します。」
後ろ姿でさえ濡れた白シャツという凶悪な装備だったスノーウィーである。
遊んでいる最中は敢えて気にしないで居たが、その扇情さはもはや凶器なんじゃないかと思えるほど。
だがしかし自らプールサイドに上がれないのも事実で、このまま水の中に居ては体温が奪われる一方だ。
なので経太郎は、申し出を受け入れることにした。
下心が無いと言えば嘘になるが、背に腹は代えられないのもまた事実。
「でも、浮き輪ごと抱き上げられるの?」
■スノーウィー >
「うーん…?そう、ですねぇ。
私が金剛さんの体を支えるので浮き輪をもっていてくださるのはどうでしょう…?
こう、こう…膝裏をもって支えますので」
人がつけている浮き輪は幅が広い。
だから今の自分の手では持ってあげられないかもしれない。
だから取り合えず簡単な提案をすることにした。
■金剛 経太郎 > 「僕の身体を……ひざ裏?ああ、そうだね。そうしよう!
じゃあ、お願いします。浮き輪、しっかり持ってるから……!」
提案を聞き、少しだけ頭の中でシミュレートしてから賛同する。
最悪経太郎だけ上げて貰った後に浮き輪を別で回収というのを想定していたが、そっちの方が精神的負担もずっと少ない。経太郎の。
というわけで、宣言通りにしっかりと浮き輪を掴みスノーウィーが持ち上げてくれるのを待つ。
■スノーウィー >
「はい。」
では、失礼しますね。と少女が薄く笑って一度水の中へと潜る。
そのまま貴方の足へと手を触れる。
水の中の手はするりと滑る様に肌を撫でた後、貴方の体を浮かすように膝裏に手を入れて、己の肩を椅子にするように持ち上げるでしょう。
勿論、自ら地上に上がるには重力がよりかかる為貴方に負担がかからない様にゆったりとした動作であるだろうけれど。
落とさない様、自らの上半身を貴方の華奢な脚に押し付けてバランスをとって
■金剛 経太郎 > 「ひゃっ」
身構えてはいたものの、足を撫でられれば小さく声が口から漏れ。
抱き上げるというよりは担ぎ上げられるようにして経太郎の身体が持ち上がる。浮遊感に驚きつつ、同時に、
(な、なんかめっちゃ柔こいものが足に、足に……!)
思わず足へ神経を集中させる。
そんな事をしてる間に経太郎の身体はプールサイドに転がってた。
水の中で冷えた身体が少しだけ熱を取り戻していく
■スノーウィー >
「?怖かったですか…?」
気を付けたつもりだったけれど、急な浮遊感に怖がらせてしまっただろうか?と
首を傾げては水の中からゆったりと貴方の様子を見つめて。
ただ、プールサイドに転がってしまった貴方はプールの中からだとよく見えない為か
自身もフチから体を乗り上げるようにして這い上がる。
今だ魚の尾っぽだったけれど、じわじわ、と最初に言っていた小細工を解除したのか数分と待たずに人の足に戻っていて
■金剛 経太郎 > 「いや、全然。
ちょっと着地に失敗しただけ……」
浮き輪の中から這い出る様にして振り返る。
まさか相手の胸の感触に気を取られてました、等と口が裂けても言えない。言えるわけがない。
自分に続いてプールサイドへ這い上がるスノーウィーの姿を見て無事を主張しようとし、
「………。」
水から上がったスノーウィー姿は、薄々予想はしていたがその通りに下半身が魚のそれと変わっていた。
水がまだ滴り落ちる姿は人魚のような艶姿。
些か青少年には刺激の強過ぎる光景に経太郎も言葉を飲み込んで見つめるしかない。
■スノーウィー >
「……???」
はて。さて…?
なんだか先ほどから目の前の少年が元気がないような気がする。
すっかりと人の足に戻った少女は困ったように首を傾げたまま。
もしかして、体が冷えてしまったのだろうか。
もしかして、体調でも悪くしてしまっただろうか。
困った。非常に困ったと内心で思考を巡らせては
「…もしかして、風邪でもひいちゃいましたか…?」
■金剛 経太郎 > 「えっ、あ、いや。ちょっと寒い気はするけど、大丈夫っ!」
困った様子のスノーウィーに尋ねられて、慌てて首を振る。
彼女の尾鰭は次第に人間の脚へと戻って行き、同様に耳も戻っているのだろう、と顔を上げて。
自分の濡れた前髪を払いながら、にっこりと笑みを浮かべる。
「……へぷち。」
直後、くしゃみを一発。
■スノーウィー >
「ぁ…。」
こら、っと小さくしかるような声を上げる。
そういえば人と言えば体温が下がると様々なデメリットがあるのだった。
そうなればダメだ。
永い間水に入っていたから少なくともだいぶと体は冷えているはず。
とにかくここから帰すか暖かい場所でひと段落つける方がいいだろう。
「とりあえず、体が冷えてますし。
金剛さん、着替えてきた方が良いと思いますよ。
・・・それとも、お着換えさせてほしいなら別ですけど?」
■金剛 経太郎 > 「そ、そうだね……うん、そうする。」
自分でも少しどうかと思う程の体温の低下を感じる。
水から上がった事で身体についた水が気化し、さらに体温を奪っているのかもしれない。
……が、一男子高生としてはこのままこの場を後にするのは非常に心残りだった。
ので、
「その前に、えへへ。
スノーウィーお姉さん、今日はありがとうっ」
感謝の気持ちを装って、目の前の彼女に抱き着こうとするのだった。
■スノーウィー >
「…?…っ、ワプッ」
抱き着こうとする少年に、先ほどまでは穏やかに細められていた瞳はまんまるに開かれて。
ただそれをむげにもできず、そのまま抱きとめる様に両手を広げ、貴方を受け入れる事でしょう。
少女の躰は冷たいが、それでも元々の柔らかさが強くふわふわとした触り心地。
「ど、どういたしまして…?
もう。急に抱き着いたら危ないですよ?」
■金剛 経太郎 > 「はぁい、ごめんなさーい。
でもお姉さんもだいぶ冷たいよ?一緒に着替えに行こ?」
ひんやりと濡れて冷たく、それでいてふわふわと柔らか。
低反発な人をダメにするクッションのような感触を、わーいと堪能して。
そして静かに離れると、少しだけ心配そうな眼差しでスノーウィーを見上げるのだった。
■スノーウィー >
「ぁ、私替えの服持ってないですし。特に寒くもないですから…。
取り合えず、一緒に行かせてもらいますね」
そういえば着の身着のまま水の中に入ってしまった。
後で水を絞るなりしなければ、ななんて人ごとの様に考えて
そより、と頬を撫でる風は夕刻を示している。
ともあれ、早めに彼を更衣室に連れて行こう。
「では、参りましょうか」
■金剛 経太郎 > 「そ、そーなの?
えっと、それなのにプールに誘ったりなんてしてごめんね……?」
着替えの持ち合わせが無いと聞けば流石に目を丸くする。
てっきり着替えた上でプールに来ていたものだとばかり思っていたが、違ったらしい。
どうりで水着にしては下着近い様なモノが透けていると思った、とチラチラと視線を向けて。
「あ、うん。スノーウィーお姉さん、また……遊ぼうね。」
促されるまま更衣室へと向かう際に、そんな事をぽつりと呟いて。
■スノーウィー >
「いえいえ。構いませんよ。
一緒に遊べて楽しかったですし。何よりアツイ日に水遊びをするのっていい経験になりました。」
今も服はすけて、シャツはべったりと肌に吸い付いている。
けれど少女は人通りもなく見ているのは貴方だけという状況にだいぶ力が抜けている様だ。
「……えぇ。また遊びましょうね。」
近いうちにでも、遠くても。
また、と次の約束を笑って受け入れる。
■金剛 経太郎 > 「ね!水遊び気持ち良いよね!」
ニコニコと笑いつつも扇情的な姿が気になって仕方ない。
周囲に人は居ないし、当のスノーウィー本人も気にしているそぶりを見せないので折角だからと間近で見たり。
(やっぱ、でっかいよな……)
「えへへ、約束だよ!」
遊ぶ約束を受け入れて貰えれば笑みを深めて。
そうして楽しい残暑の一日は幕を閉じたのだった。
ご案内:「Free6(鍵付き)」からスノーウィーさんが去りました。
ご案内:「Free6(鍵付き)」から金剛 経太郎さんが去りました。