学園地区の校舎群の一つ。様々な教室や研究室などがこの建物の中に設置されている。
外観としては現代的なビルのようなもの。
※それぞれの教室などの詳しい情景などはある程度自由にしてくださって構いません。
参加者(0):ROM(1)
Time:08:45:04 更新
ご案内:「第二教室棟 教室」から八坂 命さんが去りました。
ご案内:「第二教室棟 教室」から出雲寺 洟弦さんが去りました。
■八坂 命 >
「あっはっは。
だいじょぶだいじょぶ、ボク馬鹿な男の子結構好きやし」
見事なバカっぷりに楽しそうに笑う。
自分も元々の目的である荷物を背負い、とりあえず手近にいた二人の腕に抱き付いた。
「よーしじゃあド〇キいこー!」
どうやらドンキまで付いてくるつもりらしい。
送っていけとは???
そうして寒い中コーヒー飲んだり焼きそば食べたり、安っぽいサンタのコスプレ衣装を買ったりして、ちゃっかり四馬鹿に馴染んで見せたとかなんとか。
■出雲寺 洟弦 > 「………………」
ほ、と一息。真っ暗になった外の風景に苦笑いしながら、
叩き起こされるクラスメイト男子共。
四馬鹿に思わぬたなぼたが降り注ぎ、『我が世の春がきた!!』だの、
『ワンチャン!?』だのなんだの。
もう一発殴ってやろうかなとか拳を見せつけようものならば全員そろって無言のエスコート姿勢に早変わったりもしつつ。
「……いいよ、どうせそいつらと帰りに〇ンキ寄るから、ついでになら。
――あと、そいつらが今信用ならねえから」
机の横の鞄を取って背負うと、おらおら解散するぞと足蹴り。
他の男子同士でケツを蹴っ飛ばし合って置き上がったりしてるシーン。
『本気で殴んなよイヅルー!お前がっつり武闘派なんだから!』
『八坂さん!!帰りにド〇キの屋上でコーヒー飲みませんか!!』
『抜け駆けを許すなッ!!俺とデュエルしろォーッッ!!』
『うわさっむ!ペの焼きそば買おうぜ!!焼きそば!!』
……なんて。
■八坂 命 >
「恐ろしく速い四連撃……ボクじゃ見逃しちゃうね」
つまり見えなかったと言うこと。
とりあえず服は元に戻そう。
殆ど羽織ってるだけみたいな着方だけど。
「ボクもお付き合いしたことないし、知らん事ばっかや。
そやからお話するんじゃない?
彼氏いたことないから知らんけど!!」
何故かどや顔。
口も猫の口みたいになっている。
「うわ、もう真っ暗。
女の子一人やと夜危ないから送ってってー、って思ったけど、彼女いるいずるんにさせるんも悪いし。
――ほら起きろ四馬鹿ー。
こんなか弱い女の子を、夜道一人で歩かせるつもりかー」
地面に倒れたりめり込んだりしているバカルテットの顔とか尻とか腕とかをぺちぺちと叩いていく。
■出雲寺 洟弦 > ――――目で追えない速度のとんでもない速さの4連撃。
床にぶっ倒れる、或いはめり込んでいる馬鹿ルテットの後頭部に、煙を上げるたんこぶが出来上がった。
「……こいつらはこいつらで、その……うん。
擁護出来ないくらいどうしようもないスケバカだけどな」
殴った張本人はそれ早く隠して、というジェスチャーをしながら顔だけ逸らしている。
「……俺のほうが、多分なんも知らねえんだよ。
――ほんと、何も知らないんだ、女子との付き合い方だとか、凛霞のこと、だとか」
溜息ひとつ。
カーテンを開けて外を見て、うげ、という顔。
「……ったく、馬鹿に付き合ってたらもうだいぶじゃねぇか。
帰りに食材買いに行くつもりだったのに……」
■出雲寺 洟弦 >
げ 4 ん
H > ☆ < I
こ T つ
■出雲寺 洟弦 > 『『『『ウオオオオオォォォォォォォォッッッ!!!!』』』』
■八坂 命 >
「アホやなぁ……」
男の子ってホント馬鹿。
でもそう言うところ、嫌いじゃないぜ☆
「話さんとわからんもんな、そう言うの」
相手が何を考えているかなんてわからない。
だから人間は話すのだ、となんかどっかで聞いたことがあるような気がしたりしなかったりする。
「それが優しいってことやと思うよ。
この四馬鹿見てみ、今自分らの事しか考えてへんやん」
そうして彼らの方を向いて、殆どはだけているも同然の和服を更にはだけさせてみせる。
ぴっちりインナーを着ているので裸ではないけれど、きっと効果てきめんだろう。
「かーっ!
っかーっ!!
いいなぁーーーーーーーー!!!
青春いいなぁああああああああああああ!!!!」
■出雲寺 洟弦 > 『『『『ウオオオオオオォーーーーーーッッッッ!!!!』』』』
大喝采である。廊下に響き渡るレベルで。
イヅルは素早く目と顔を逸らしていた。
「……、そういう事話される、のは、凛霞は……」
――――居ないじゃないか。此処には。
知ってる人も、此処にいない。
……自分だって、それは知らないじゃないか。
「……」
暗くなっている。外はもうだいぶだ。
夕陽だって沈むのも早いし、そうなれば冷え込みもする。
「……、優しいとか、そう言う程の事じゃない」
――ふい、と視線を合わせたイヅルが、
そんなの、至極当たり前のことだ、という顔で。
「俺は凛霞の嫌なことはしたくないし、して欲しい事をしてあげたいだけだよ」
――――頬をかく。
「……あと、アイツが……好きだから」
■八坂 命 >
「えー?
こーゆーの?
こーゆーのがええのん??」
ちょいとミニスカ和服の裾を摘んで少しだけ上に引っ張ってみせる。
見えそうで見えないぎりぎりのライン。
にんまぁとからかうように口角を上げながら。
「命でええよぉ」
手をパッと離し、彼の方に向き直って。
「まぁ相手の性格と関係性にはよるかなぁ。
ボクは割とそう言うの嫌いじゃないけど、そう言うの嫌いな子ぉも居るし」
結局は相手によるとは思う。
好きな子もいれば嫌いな子もいる。
だからこそ、
「それは話してみなわからんのちゃう?
そう言うので悩むってことは、いずるんは相手の事考えられる優しい人なんやろうし、それは相手の子もわかっとると思うし」
そう言う目で見てもいいのか、ちゃんと話し合うのは大事だと思う。
聞いて、話して、考えて。
■出雲寺 洟弦 > 「え」
『俺はスケベな目で八坂さんのパ』
『そいつをデュエルで拘束しろ!!』
『マウンティングデュエルッッッ!!』
『ニニニニニン』
また後ろでバカ共が取っ組み合い始めた。
イヅルは意識から任意で四人を外した。
「……嬉しいこと、か、なぁ……」
――腕組みをしながら、いざ本気に考えてみると。
……そういう、なんというか、意識をしてくれるように、
しようとしていた?凛霞が?……自分に?
「……」
――付き合っているからには?そう……そうなのか?
ほんとうに?
「……八坂はさ」
――疑問符、の、顔。
「例えばの話、自分が好きな相手っつぅか……なんだろう」
八坂、という呼び方でしれ、と呼び捨て。
ただ真剣な顔で。
「そういう、視られてうれしいもんなの、か?
――なんか、そういうの嫌じゃないか?
だって……それだとまるで、相手がそう、だから、好いてる、みたいなさ」
■八坂 命 >
彼の誰に言うともしれない呟きをしんみりと聞いて、
「このアホ」
ちょっと怒った顔でいきなりそんな言葉。
「あんな、確かに誰彼構わずスケベな目で見られんのは嫌い……うん、まぁ、そう、嫌いな子が多いけども」
自分は割と好きである。
「けどいずるんはその子と付き合ってんやろ?
ほんならその子もいずるんの事好きなんやろうし、自分が好きな人からえっちな目で見られるのは、むしろ女の子は嬉しいこと――うん、たぶん、そう、やと思う。
たぶん」
たぶん。
「せやからいずるんはこれからその子のことちゃんとえっちな目ぇで見ること!
それが付き合ってる女の子に対する礼儀なんやから」
びしっと指差して。
ほんとか?
■出雲寺 洟弦 > 『スンマセンデシタ!!!!』
『謝罪RTA?』
『私は良いと思う(挙手)』
『てかイヅルその顔怖ぇって!!』
…………深呼吸の、後。
「……、いや、別に……」
首を押さえながら、そっぽを見た顔。
複雑な男子の複雑な胸中で、複雑な――不機嫌は。
「……凛霞が綺麗なのも、その、可愛いのも……知ってるし、
よく見てたんだ」
――ぶつぶつ。ぶーたれた男子の言い方は。
「……"そういう"目で見たくないって、俺が思ってるから、
……眼を逸らしてたけど、そうだよな。
こういう……その」
ばさ、と、雑誌の表紙を机に伏せながら、溜息。
「……、俺、凛霞から目を逸らしてる部分、あったんだな。
――"見てる"なんて言っといて、かっこわりぃ」
…………しん。
『………………イヅル、お前、ほんっと伊都波さんのこと好きなんだな』
『そう言われるとなんか、すげぇ俺たち悪い奴みたいじゃねえ……?』
『な、なんか、悪い……』
『お前の恋をずっと見守っているぞ……』
■八坂 命 >
「えー、まぁボクはほら、腕これやし……。
肌出すんはちょっと、いや、かなぁ」
肩から先が義手。
それはやっぱりちょっとコンプレックス。
そこが見えない服ならばむしろちょっとえっちな格好とかは割と興味があったりと言うか、実はそう言う自撮りしたりしている。
どこにも出してないけれど。
そして複雑な表情をしている彼。
「うん、まぁ、ごめんないずるん。
ちょっとうん、言い過ぎたわ。
ほらみんなも!
はやくあやまっテ!」
そりゃまぁ自分の彼女でそんな話されてたら嫌だろう。
あまりにあまりなでっかなボインに脳をやられ過ぎた。