学生街のメインストリート。
学生・教員居住区から続いており、常世学園校舎までまっすぐ続いている大きな道。
学生達の通学路であり、学園行きの路面電車なども走っている。
道に併設されるようにして様々なカフェや飲食店など、商店が並んでいる。
居住するためのマンションや家もあるが、学園も近いこともあり家賃は高く、高級住宅街である。
参加者(0):ROM(1)
Time:02:22:13 更新
ご案内:「学生通り」からジャスパーさんが去りました。
ご案内:「学生通り」から伊都波 凛霞さんが去りました。
■ジャスパー > 突発パンケーキ会は非常に楽しかった
目を奪われることに目を瞑れば、反応も気持ちいいし言ってしまえば普通に喜んでくれる
これからもスイーツの情報は積極的に収集しようと思ったくらいには、非常に楽しい時間であった
しかし、なんとか男子寮に帰ってからメッセージを受け取ると
確かに嬉しい。嬉しかったのだ
絵文字もたっぷりで、好意が伝わってくるようなものを受け取って嬉しくないはずがない
返信も、『もちろんおーけー。他に好きなスイーツあったら教えて』と送っておいた
傍から見ればあんな綺麗な女子に良く接してもらえるのはとても良いことなのだが…
「………近々、重めの事故とかにあいそうだな、俺」
どうにも、不安が止まらなかった………
■伊都波 凛霞 >
「え、ほんと? この近く?」
ぱっと咲いた様な笑顔。
気持ち良い程の食いつきの良さ。
「それじゃお言葉に甘えて~♪」
早速の言葉に胸の前で手を合わせて喜びの表情だ。
視線は、強くなってはいるが所詮は陰の者達…。
眩い光を放つ少女が一緒にいるうちは現れないだろう……ずっと現れないかもしれないが。
──そうして案内される間も少女は笑顔をずっと絶やさず、絶えず何かを喋っていた。
これによって少年は思いのほか少女の中でインパクトを残す存在となった。
それはその日の夜に『またどこかでお食事しようね!』という絵文字いっぱいの連絡が届くことで確定的なものとして少年の自覚に届く…かもしれなかった。
■ジャスパー > …以前の俺なら、逃げていただろう。しかし!
もう俺は逃げない。来るなら来やがれ
ジャスパー奇声コレクション、発禁版をくれてやる
そう思えるくらいには、開き直った
連絡先に『リンカ=サン』と書いておいた
もし男子連中に見られた時も、昔からの…外国の知り合いだというためカタカナ表記だ
多分誤魔化せるだろう
「パンケーキかぁ。
おっけ、ふわっふわであまーいのを作ってくれる店知ってるよ
早速行ってみる?」
そりゃもういつかの時のために女子向けの店もしっかりリサーチ済であるためすぐに紹介できる
一時、甘味を食べ過ぎてしまったことはあったがそれはそれ
「少し前にできたけど、今は行列とかも落ち着いてるはず…
おすすめの、ベリーとクリームを乗せたのが美味しかったなあ…追加で料金払ったらクリーム倍量もできるって
案内するよ、リンカさん」
確か年上であったはず…なのでカタコトではないが敬称付きで呼びつつ先導を始めよう
…殺気はとてつもないことになっていたが、今はこの甘味を求める"普通の"女子に幸せを堪能してもらう方が先決だ
しっかり案内し、食べて貰って…今日のところは別れるとしよう
その後、陰の者たちとの熾烈な闇の遊戯があった……かもしれない
■伊都波 凛霞 >
「~♪」
手作りらしい妙に可愛い手帳ケースに収まった自分のオモイカネを取り出して、慣れた様子での連絡先交換。
実のところ、凛霞はちょっとお話しただけの相手ともこうして連絡先をすぐに交換する。
そういった敷居が緩いというか、フットワークが軽いのだ。
故にそういった視線を少年に向ける相手は、"言葉をかける、かけられることも烏滸がましい"と考える陰の者達…。
帰宅途中の生徒で賑やかな学生通りにも、そういった陰が、潜んでいる──。
向けられているのがあくまでも少年のため、気付かない凛霞は少年の前でウキウキしながら新しい連絡先を手帳に加えていた……。
「よし!それじゃあ改めてよろしくね、ジャスパーくん♪
あ、そうそう…さっそくこのあたりでパンケーキの美味しい店とかあったら知りたいな~。
リサーチ、よろしくっ!」
ぐっ!とサムズアップ。
■ジャスパー > 「そ、そっか…」
困った表情を見ると、人気者は人気者で大変なのだろうか、と思う
なら、常世島普通代表(仮)としてここは普通に行こう
「よし!じゃあ、気にしない
人数合わせでも、三枚目とか欲しかったら…え?連絡先?」
お誘いを受けるくらいなんだ
まだ壁があったのか、俺には
誘われて、楽しそうなら…参加すればいいじゃん
そういった思いで、言葉を翻して頷き返す
ただそうなると…お店紹介と合わせて、当然の帰結として連絡先を交換となってしまう
なって、しまう…
(ひっ)
こわい!
戦闘訓練とかやっていないはずなのに確かに"殺気"を感じた!
なに?『最近お前調子乗ってるだろ』『俺のリンカの連絡先を』『リンカさんにお前みたいなドブカスが』
みたいな視線!?
だがここで辞退しては…この気の良い相手はきっと自分が何か悪かったのか、とか思ってしまう…かもしれない
男を見せろジャスパー。遊びに行きたい気持ちは誰に言われて変わるもんでもないだろ!!
「お、おう!いいよ!」
無暗に気合の入った声で返事して、オモイカネを取り出し…連絡先を交換の構え
プロフィール画像は変わらず、にこやかないい笑顔のジャスパーの顔面である
■伊都波 凛霞 >
「気にしなくっても、私そんなに清廉潔白ってわけでもないしさ」
ちょっと困ったように眉を下げて苦笑。
至って普通の女子生徒でいるつもりなのだ。
至って普通の男子生徒である彼が人望を下げる心配なんてあるわけもない。
針の筵かは置いといて、盛り上げてくれるならすごく歓迎なんだけど…。
おちゃらけて見せている様子を見ると、何かしら気後れがあるようにも感じる!
「あ、そういうの大歓迎…!
結構そういうの疎いから、助かるなぁ~♡
じゃあさじゃあさ、連絡先いーい?」
にこにこ笑顔。
──しかし最後の言葉が彼に向いた瞬間。
まるでスナイパーライフルのレティクルが向いたかのような、学生通りの一部から視殺す様な視線が少年へと向けられた。──かも。
■ジャスパー > (しまった、あっさり言うつもりが思いのほか…!
普通というか、普通より目立ってるからなあ…)
重い…というより妙な雰囲気になってしまった
相手に迷惑をかけないようにと…誤魔化さず伝えたのが裏目に出た
美人が照れるとやっぱり可愛さが足されて更に魅力的になるんだなあ、なんてナンパな考えが浮かんだが…そんな場合ではない!
忘れてはいけない、今は往来であり、話している相手は大人気女子なのだ。そして風紀委員なのだ
このままではエロ本追いまわし事件の焼き直しである
少しだけ、虚勢を使おう
「ご、ごめん。あけすけすぎた…
だ、だだだだからさ、そんな男呼んできた~~~ってなったら、リンカサンのせっかくの人望が大変なことになるから!
俺の方はまあ、今更だから…針のむしろでも、例えばカラオケだとしたらガチガチのラブソングで盛り上げてやるけどな!」
謝ってから…あくまで、自分はいいのだけど…というスタンスで若干おちゃらける
こういう時は便利である
「な、なんの話だっけ…。ええと、そうだ
暇なのは確かにそうだから、俺調べの今週のお得なお店情報!とかそういうのなら全然共有するぜ」
うんうんと頷いた
■伊都波 凛霞 >
「ふふ、名前負け?
それはそれで、向上心に繋がっていいのかも」
照れくささか謙虚さか、
そんなことを言う男子にくすくす、思わず小さく笑みを零してしまう。
さて、遊びに誘ってみようかという問いかけには思いのほか慌てているようだった。
友人と遊ぶのが趣味…とはいっても、そういう感じではなかったらしい?
「すけ…」
「まぁ…それは、その。
…ジャスパーくんくらいの年の男の子なら普通なんじゃないでしょーか…たぶん」
たぶん…。
実際がどうかとかは、自分が男の子ではないので実感はない。
思わぬ返答だったのか、やや恥ずかしげにもじもじしながら返答。
急にすけべなんて言葉使うから………。
■ジャスパー > 今まではポエム調になっていたが、言いたいことを言うのは変わらない
逆に、暗い方の噂のように…言いたくないことも言わない
(そして居丈高でもない、と…。…うーん、この人……ぜってー滅茶苦茶いい人だ…
…っていうか、最近のあれこれで慣れてなかったらヤバかったかも…)
照れる姿を見てそう思う
良い人、と括るのもおこがましいくらいだ
それこそ、聖人とかのイメージ
ただ、その恵体の威力と親しみやすさは勘違いも生みやすいとも
自分も、距離感近め女子に慣れていなければ危なかった
きっと最近のトレンドなのだ。距離感近め女子
「はは…名前負けしてるってー、目の色とかで決められたんだぜ、きっと」
敢えて、できるだけ手を意識しないようにしつつ握手
つい、服に触れないようにしてしまうのはご愛敬
「え、ええっ?い、いやいや、人数ってそれ…
止めておいた方が良い…と思うなあ…、あー、その一部では俺、すけべ野郎とか言われてましてですね…
リンカサンに悪いと言いますか」
見た目以外、女子受けは良くない認識である…
そりゃもちろん女子ときゃっきゃと遊ぶなんて今となってはやってみたいことの一つではあるが…
■伊都波 凛霞 >
「め、面と向かってそゆこと言われるとちょっと照れるなぁ…」
言われ慣れていないわけではないけど、こう真っ向からはっきり伝えられると、
なんだかむずむずする。誤魔化すように髪を指でくるくるしつつ、ちょっとだけ赤面。
──よくないほうの噂は本人はあまり自覚がない。口に出さなかったのは懸命だった。
「ジャスパーくんね。素敵、宝石の名前なんてお洒落だね♪」
キレイだと褒められたけど、眼の前の少年も髪や眼がとても綺麗に見える。
同じ年頃でも日本方面からやってきた子とはやっぱり違う感じがする。
すっと差し出された手には自分も手を重ねて、きゅっと握手。
背丈は、少女のほうが少しばかり高い、でも手はやっぱり少年のほうが少し大きい。
「いい趣味。私も友達と遊ぶの大好き。
暇人~? いつでも暇ってこと?
──それじゃ人数足りない時に呼んじゃおうかな?」
握手の後、じ…っと彼の顔を見つめて。
悪い子じゃなさそうだし、こう…自分の周りにいっぱいいる所謂"面食い"の女子にウケがいい気がする。
さらさらの金髪に透き通る碧眼。間違いなくイケメンの部類。女子ウケが悪いわけがない。
■ジャスパー > 挨拶一つとっても、人の好さが見て取れる
眩しいくらいだ
「あ、あーなんでもない。
ほら、成績も良いし、スポーツも出来るし…あとはえーっと実際会って思ったけどすっげー綺麗だし
名前聞いたら、ばっちりイメージと合って納得したってだけ」
知っているのは噂だけであった
どうせ関わり合いのない人物だと思っていたから
…まあ、よくない方の噂はすけべ関係なのでわざわざ口に出すことも無いだろう
「俺?
あ、っと。そうだ。一方的だもんな…、ジャスパー・エヴァンズ。よろしく」
一応右手を差し出して握手の構えだ
「趣味は店巡りと、ダチと遊ぶことかな。暇人って覚えておいてくれればいーよ」
卑下というわけではなく実際暇なのでそう自己紹介しておいた
■伊都波 凛霞 >
「はーい、さよならーまたねぇ」
ひらひら、下校する生徒に挨拶を返しつつ、
ふと名前を呼ばれて少年のほうへと視線を戻せば。
「うん? そうだけど……どうかした?」
ふんわり笑みは崩さないまま、
なんだかカタくなってる?ような話し方の相手に小さく首を傾げ、長いピニテがゆらっと揺れる。
「あ…、一方的に名前を知ってるの、不公平かも。
せっかくだし、君の名前も聞いちゃおう!」
■ジャスパー > 「バレ…っ!?」
二重の意味でバレていた
変な事を呟いていたことと、飲みかけという期待を抱いたこと
察しまでいいとは、あまり使いたくはないが完璧、という言葉が浮かぶ
「あれは気の迷いというか、暇だと出てきちゃう妄言だからさ…って、風紀委員!?」
またも、俺が提唱する『風紀委員にはかわいい子か美人しかいない説』が補強されてしまった
ガチムチマッチョ風紀委員とか全然会わない。どうなっているんだ
自然に出てくるウィンクもあざと可愛い
「…ほんと俺、風紀と縁があるなぁ……って、ん?リンカ…?」
呟きつつ、人気者っぽい相手が…他の生徒から挨拶されているのをついつい聞いていると
相手の名前らしき声が聞こえてきてはっ、となる
「え、もしかして…イトワ リンカさんだったり、シマスカ……?」
ついカタコトになってしまった
その名前は、色々思うところがある名前である
いや、いい意味でも悪い意味でも
実際に会ったことは無かったが…そうだとしたら、なるほど、と思うところはある
…人呼んで完璧超人、その評判は誇張でもなんでもなかったなあ、と