2024/11/11 のログ
ご案内:「商店街」に海藤 宗次さんが現れました。
■海藤 宗次 >
今日も今日とて真面目に闇バイト。
この辺は風紀の目も届きやすい商店街。
なので活動時間は勿論真夜中だ。
皆が寝静まって昼間の活気と熱気に満ちてた街模様とは一転、閑散としたシャッター街となっていた。
「さぁてお集りの皆さん、今日も気張っていきまひょ!ターゲットは…せやなぁ、とりあえずなんか儲かってる店狙いましょか。」
闇バイト達を集めて活動前の挨拶。
闇バイトの内容は強盗。
なんかいい店を見つけて襲うといった大雑把な内容だ。
それだけ闇バイト達の手際もよくなってる証拠だ。
「俺はいつでも後ろで待機しとるんで何かあればよろしゅう」
宗次は待機させてあるワゴン車内にいる。
この車さえあれば迅速な撤退が可能
■海藤 宗次 >
「ほな状況開始!」
この一言でそれぞれが持ち場に移動する。
宗次は闇バイトの元締なので安全圏であるワゴン車内へと
闇バイト達は危険な最前線へ
闇バイトは圧倒的に危険で不利な条件だ。しかし逃げようとしてもそうはいかない。
何故なら体内にGPS付のナノマシンをつけられて後方の安全圏にいる宗次がタブレットを使って監視している。
その監視で動きが見える。
宗次が面白おかしく表情を一変させる。
「なんやあいつら銀行襲いに行ったんかいな。おもしろいやっちゃなぁ~」
間もなく後方のワゴン車にも聞こえてくるであろう爆発音。
派手に銀行襲いよってるなぁ
■海藤 宗次 >
爆発音が鳴り響いてから少しして…
通信機から悲鳴のような報告。
『いくつかの金を盗むことに成功しましたが…追われてます助けてください!』
その報告を受けて宗次はケラケラ笑った。
全く緊張感がない
「アホかい。コントやってんとちゃうぞ。そら銀行襲えばそうなるわ。まあここまで逃げられたら後は俺がなんとかしちょる」
そういって激励。
緊張感なく車内で待っていれば闇バイト達が逃げているのが分かる。
後ろにはそれはまあ警備ロボットやらドローンやら、幸い人間はいないものの下手な人間よりも戦闘力のあるロボたち。
数はまあ30は下らないか。
一般的な能力者や怪異を10とするならあのロボット一体一体は30~50程度の戦力か。
まあ妥当だ。
「ま、あとはまかしときぃ」
そういって拳一つで車内から出てきてロボット達と対峙する。
いきなり大きく跳躍。
そして
■海藤 宗次 >
大きな衝撃。
拳一発。
拳を叩きつければ地面は隆起し爆発。
ぐつぐつに煮えたマグマが形成されその火柱も周囲にまき散らす。
これは異能でもなんでもない、自前の身体能力による攻撃だ。
結果、パンチ一発で数十のロボット達は粉々に砕けた。
一撃で追手の第一ウェーブは蹴散らした。
もたついてたら第二ウェーブも来るのでさっさと退散するために車に乗り込む
ご案内:「商店街」から海藤 宗次さんが去りました。
ご案内:「商店街」に霞流 周さんが現れました。
■霞流 周 > ――その車が走り去ってから…きっちり数分後。
隠れていたのか、それとも偶々通り掛かっただけなのか。
真夜中の人気の無い商店街の路地裏から、ゆらり…と、幽霊のように顔を覗かせる白黒頭の少女が一人。
「……何か…また派手な所に…出くわした気がする…。」
幸いなのかどうか、少女の姿は見られてはいないし気付かれてもいない…かどうかは分からない。
先ほどのここでの騒動は、物陰に隠れて気配を殺しながら傍観していた…止める義理は無い。
自分は風紀ではないし、二級学生がしゃしゃり出ても、こっちの懐をむしろ探られる気がして。
(…ロボットに…追いかけられてた人達は…手慣れてるけど…そこまで脅威じゃない…けど…。)
一人、明らかに気配と貫禄が違う男が居た。用心棒か、逃走していった連中のボスなのか。
別に深追いするつもりはないが、ちらり…と、視線を”それ”に向ける。
…地面が何かの爆発物で爆発したような痕跡…マグマのようなものもまだ煮え滾っている。
…とんでもないなぁ…と、マイペースに感想を内心で呟きながら一息。鉢合わせしなかったのは幸いか。
■霞流 周 > 「……あ。」
何かに気付いたのか、再びゆらり、と霧のような曖昧な動きで物陰にスゥ、と身を潜める。
何やら慌ただしく、先ほどと同じ型をしたロボット達が逃走車が走り去った方角へと移動していく。
第一波がこの有様なので第二波…と、いった所か。流石にもう風紀委員会にも通報が行っている頃合かもしれない。
「……ん…。」
ロボットの一団が去った後に、また物陰からゆらり、と姿を見せる。
気配を殺していた、というより…周囲に己の気配を紛れ込ませていた、というのが近い。
ある種の擬態や迷彩に近いが、少女は特に意識はしておらず自然体でやっている。
「……学生区は…比較的…平和だと思ってた…けど…やっぱりこういう犯罪も起きてるんだね…。」
ご案内:「商店街」にオルニスさんが現れました。
■オルニス > 「ここって商店街だよねぇ……わたしが道を間違えたとか、実は全く違う世界にきてましたーとか、そういう勘違いじゃないよねぇ……?」
やや困惑した様子で、この学園では珍しくもない……かもしれない。制服も着ていない、この学園の外で言うなら見かけであれば中等生と見て間違いなさそうなほどの背丈、高い声の少女……であろうか、がそこにゆらりゆらりと後ろ手に手を組むようにして、大きく一歩、くるん。また大きく一歩、くるんと。
周囲の風景を楽しむように、キョロキョロ若干危ない足取りで歩みながらキミの前を通りかかるでしょうか。
くるんと回るたび、黒い外套がふわりと翼がはためくようにゆらめいて。
ともすれば鳥類が木の枝の上をちょこちょこと跳んでいるような。
一瞬キミの方を向いて、くすりとかすかに笑ったかも……しれない。
■霞流 周 > 「……ん…。」
困惑のニュアンスを含んだ声が耳に届く。何気なく…光の無い銀の双眸がそちらに向いた。
視線の先には、制服姿ではなく…私服姿の小柄な…少女だろうか?
まるで鳥の羽のような外套らしきものが特徴的だ…少なくとも、同じようは羽織り物は見掛けた事が無い。
まるで散歩のように――実際に自分みたいに夜の散歩なのかもしれないけれど。
後ろ手のまま、くるん、くるん、と。少女とはまた違った危なっかしい歩調でこちらの前を通り掛かる。
「……どうも…こんばんわ…。」
一瞬、視線が合ったような…むしろ、小さく微笑みかけられたような気がした。
ゆっくりと不思議そうに瞬きをした後に、取り敢えず会釈と挨拶だけは返しておく。
…流石に風紀委員会とかでは無さそうだが…そうだったら色々と困る。大変困る。
(…まるで鳥みたいな…不思議な感じがする人だなぁ。)
自分もある意味で不思議ちゃん側なのだが、それはそれとしてそんな第一印象。
その独特なデザインの外套のせいか、少女の動きがまるで木の枝を跳んで回る小鳥みたい。
■オルニス > 「ふふ、こんばんわ、だね。 おねぇーさんっ」
銀の瞳と目が合えば、にこりと笑って後ろ手を組んだまま、小さなお辞儀をして見せて。
初めてもらった会釈と挨拶に若干嬉しさを滲ませながら、ぴょんとあなたの目の前へ。
またふわりと外套が舞えば、動きやすそうなカジュアルな服がチラリと見えただろうか。
季節的には少しお腹が冷えそうではあるけれど、本人は気にしてなさそうな。
「さっきの変な……えーっと、こっちだとろぼっとー、っていうんだよね?から隠れてたのかな。
大丈夫?怪我はない? って……わたしから聴かれるのも変かなぁ。」
なんて、ぇへへと笑って見せる。
それから少し馴れ馴れしいくらいに顔を近づいて、顔を覗き込むようにして。
「大丈夫、わたしはふーきの人じゃないよ。」
とやっぱり目を細めて笑って見せた。
見た目だけなら無垢な少女のように。
ご案内:「商店街」からオルニスさんが去りました。
■霞流 周 > お姉さん…あまりそう呼ばれた事がないので、僅かに首を傾げる…確かに自分よりも小柄な少女だけど…。
軽やかな、まるで重力を感じさせない身軽な動きでこちらの目の前に来る少女。
ふわりと舞う外套の下が垣間見えれば…流石に季節的にもそろそろ肌寒く感じそうな軽装。
少女もどちらかといえばラフな服装が多いが、自分よりも薄着だ…主にお腹周りが。薄着というかお腹出ているけれど…。
「…”こっち”…?…あぁ…はい…私は…偶々居合わせたというか…それだけなので…。
犯人の仲間とか…誤解されたり…事情聴取されるのも…面倒なので…。」
途切れ途切れの独特な喋り方。表情も先ほどから変化が無く、何処か曖昧な印象を醸し出す。
…けれど、いきなり顔を覗き込まれるくらいの近距離まで寄せられて。
(…この人…もしかして距離感近い人なのかな…?)
彼女からは負の感情が全く感じられないから、少女も自動的に反応する事は無いけれど。
まるで、こちらの内心を読んだような言葉と目を細める笑みに…小さく一息。
「…それは…助かります。…あまり…風紀に目を付けられたくは…ないので…。」
外見だけなら無垢で無邪気な貴女に、曖昧な少女は小さくそう答える。
それから、緩やかに首を傾げて。相変わらず二人の距離は近いが、少女はもう慣れたらしい。
「…そちらは…こんな時間に…夜の散策…ですか…?」
自分はそうだったのだけど、彼女もそうなのだろうか?と。
世間話は慣れていないので、取り敢えずそんな問いかけを。
■オルニス > 「あははっ、もしそんな勘違いをする人がいるならとんなおとぼけさんだねっ。
だっておねーさんからは敵意とか、害意とか、もしくはそう……狂ったぱーのひと、みたいな匂いも気配もしなかったもの。
できればかかわりたくない、って見え透いてるのに……ねぇ。
あ、でも事情聴取……は、あるのかなぁ? 見たものを教えてくれるだけでいい、とか?」
ちょっと近かったかな、半歩後ろに下がってみる。
そういえばこっちでは、カタナを持って歩いてるのは普通のことなのかな……?
あとで聞いてみてもいいかも知れない、なんてすこし首をかしげながらうーん、うーんと唸って見せる。
「うん、『こっち。』
わたしは門の向こう側からやってきたから、って言えば……ここの人にはわかるんだよね?」
異世界人、あるいは異邦人。
この学園にもある異邦人街に住むような、異世界の存在。
自分がそうであることを、それはおくびも隠そうとはしなかった。
「うん、夜のお散歩。 わたし夜に起きるのが習慣だったから、むしろ朝は眠くて仕方なくなっちゃうんだよ。
だから夜はこうして人の居ない場所をふらふら~ってお散歩するの。
お昼は高い所とか、公園で日向ぼっこしたりしてっ!
ぇへへ、ちょっと自由過ぎるかな?」
きっと、こっちの人なら不真面目な人とか、思うのだろうか。
それとも年相応の少女に見えるのだろうか。
ううん、こんな夜半に出歩いている時点で普通の少女ではないよね、なんて自分に少し苦笑い。
「おねえさんも夜のお散歩、かな。
……あ、いけない。 自己紹介しないと誰だかわからないよね。
してもわからないかもだけど、一年生になったばかりのオルニスだよ。
つまりこっちに来てほやほやっ! よろしくねっ!」
■霞流 周 > 「…流石に…狂人ではない…と、思いますね…。」
少女自身は、誰かに敵意や殺意を持つ事はほぼ無いに等しい。
むしろ、逆に自分にソレが向けられた時の方が”問題”なのだ。
ともあれ…半歩だけ後ろに下がってくれたのはあちらの気遣いだろうか。
そして、鞘にきちんと納めてはいるが少女は包みもせずに刀を右手に提げている。
「…異邦人…ですね。門を通じて…色々な人や物が…こちらに流れて来る…みたいですし…。」
異世界の存在が珍しい、とも言えないのがこの島の特異な所だ。なので少女もそこは特に驚かない。
普通に意思の疎通が出来るのなら、特に問題は無いだろうというアバウトな判断もある。
「…夜型の生活習慣なんですね…あぁ…私も…あちこち…気儘に散策する事が多いので…。
なので…貴女の事をどうこうは言えませんし…むしろ親近感を…少し感じますね…。」
全くそう思っていなさそうな程に表情は能面の如く動かない少女。
だが、嘘偽りは無く少しだけ近しいものを感じた。ある種の自由人というかマイペースというか…。
少なくとも、彼女の事を不真面目だとかそういう事は全く思っていなかった。
「…オルニスさん…ですね。…私は…同じく1年の…霞流…周…と、言います…。」
アマネで構いません、と補足を添えて。苗字の読みが少々独特で言い辛いかもしれないので。
「私も…学園に入学してから…まだそんなに日にちは経過していないので…同じ新入生みたいな感じかも…しれませんね…。」
■オルニス > 「カスバタ・アマネ。 たしかに…珍しい名前かも。
って、わたしからすればみーんな珍しい名前だってば!」
けらけらとどこかおかしそうに、少しだけおなかを抱えて笑って見せる。
でも『アマネ』でいいならその方が呼びやすいし、純粋にお言葉に甘えるとしよう。
「そ、夜型夜型。
人によっては猫みたい、とか言うかもしれないけど。
残念ながら猫ではにゃーいんだよねぇ。」
にゃ~、と招き猫のポーズを真似したりなんかして。
「じゃぁ同級生だねっ! よろしくアマネ!
……よろしくついでに、なんだけど。 その持ってるぶき、ってカタナ、だよね。
この学園って武器の携帯って自由なんだっけ?」
と、気になる興味を抑えられずに訪ねてみたのだった。
「ま、あんなのがうろうろしてたら自衛も必要だとは思うけどさ。
どこの世界も警察機構ってのは事件が起こらないと動かないものだね。」
なんてロボットが去っていた方向を少し眺めるのでした。