設定自由部屋です。常世島内であるならご自由に設定を考えてロールして戴いてかまいません。
また、ここでは回想的なロールも可能です。ですので常世島の外でも構いません。しかし、あくまでメインは常世島の内部でお願いできればと思います。
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Time:04:30:11 更新
ご案内:「えるいりぴすが学園を探索するだけ 」からDr.イーリスさんが去りました。
ご案内:「えるいりぴすが学園を探索するだけ 」からエルピス・シズメさんが去りました。
■Dr.イーリス > 「なるほどです。ちゃんと借りた部室を手入れしているなら、申請を通してくれるかもしれません。えるぴすさん、ナイスアイデアですね!」
にこっと笑みを浮かべながら、こくんと頷いてみせる。
あまり良い部室が借りれないと思うけど、それでも部室があるだけでもとてもうれしい。
「そうですね、えるぴすさんと私の、とても大切な想い出の記録です。これからふたりで訪れるところに、たのしい記録をいっぱい綴っていきたいですね。私達の、部活としての記録と、そして私達の想い出の軌跡……。それが、部室に積み重なっていきます」
部室は、これからのエルピスさんとイーリスの活動の記録を置いておく場所にもなるだろう。
そんな想い出の場所にもなる。
(楽しそうな部活、いっぱいでした。私達のおさんぽ同好会、えるぴすさんといっしょに、素敵な部活にできたらいいな)
イーリスはそう願った。
そうして下校時刻ぎりぎりまでふたりで部室棟を回り、ふたりで『数ある事務所』への帰路へとつくのだった。
■エルピス・シズメ >
「ん、そうだね。
ちゃんと掃除や手入れするってしっかり伝えたら、貸してくれそうかも。
メリットがあるなら、ちゃんと考えてくれると思う。」
費用は要求せず、ちゃんと部室の掃除を行う代わりに2人での同好会として部室を借りる。
それなら商業活動を行わない正式な部活としては難しくても、2人だけの同好会として許諾を得ることは出来そうだ。
「それに……活動記録やレビューを付けてみるのは、とても楽しそう。
想い出や記録にもなるし、色んな所に行く理由にもなるからね。
内容もちゃんとあるなら、健全な同好会として認めてくれるかも。」
活動記録を付けてみるのは悪くないと思う。
広い行動履歴が情報になりそうというのもあるけど、純粋に想い出として足跡を残しながら二人で歩いて回りたい。
……それはきっと、エルピス・シズメが生きていた証になると思う。
そのことが、とても嬉しく……大事な様に思えた。
■Dr.イーリス > 「おさんぽに活動記録をつけてみたり、お店やスポットなどをレビューしたりといった感じで部活として申請してみるのはどうでしょうか?」
そんな提案をしつつ、小首をかしげてみる。
部活として認められそうな活動内容で申請してみれば、通る可能性があがるかもしれない。
「でも、二人ですとちょっと厳しいでしょうか……」
エルピスさんの言葉でふと思い出す。
部として認められるのは、5人以上の人員が必要……。しかし、それ未満でも協議の上で認可されることもある。
おさんぽ“部”は難しくても、同好会での申請ならどうにかなるだろうか……。
「部室を探すというのは、早すぎたかもしれませんね。そうですね、同好会で申請してみましょう。認可次第では、空いている教室かどこか貸してくださるかもしれません」
■エルピス・シズメ >
「部活に、かぁ……思い付きで言ってみたけど、悪くないかも。
でも、二人きりでもできるかな……?」
思案してみる。
思い付きで言ってみたので、部活や部室として申請できるかは後で調べてみよう。
純粋に楽しむための部活を申請できるとは思っていなかったので、その辺りはあんまり詳しくない。
「でも、本当に楽しそうな部活でいっぱいだったね。
同好会でも良いから認められたら嬉しいな。」
たぶんきっと楽しい。
思い思いに部活動を楽しむみんながとても眩しかった。
■Dr.イーリス > 「では私達、この冬がトコケットデビューですね」
そう口にして、目を細めてみせる。
えるぴすさんと行くトコケット、きっとたのしいものになる。
「はい! こたつは、天国です。年末年始で、たのしいこといっぱいですね。今年は素敵な聖夜や年越しを過ごせます」
つづくエルピスさんの言葉に、イーリスは一気に沈んだ表情になって頭を抱える。
「せっかくたのしい気分になっていたのに、試験のお話をされると現実に引き戻されます! えるぴすさん、いじわるです……!」
試験は、はやく終わってほしい……。
「部室棟には楽しそうな部活がいっぱいあるのですね。私達のおさんぽ部の部室もせっかくなので、この機会に探してみませんか?」
小首を傾げた。
おさんぽ部の設立を近々申請することになるけど、部活だから部室があってもいいかもしれない、ということでそんな提案をしてみた。
■エルピス・シズメ >
「僕は……ないと思う。
せっかくだし、行ってみよっか。」
ちゃんとしたトコケットには顔を出した記憶がない。
これを機に二人でトコケットに遊びに行って、色々なものを見て回るのはきっと楽しい。
そう思えば、自然と頷いていた。
「きっと冬も楽しいこと、いっぱいだね。
のんびりコタツでアイス食べたり、クリスマスに、トコケットに、年越しに……。
あ、でも、そのためにもちゃんと試験も頑張らなきゃね。イーリス。」
ことの起点は試験のための自習からの気分転換。
補修や補講にならないように勉強を頑張れる、良い刺激になった気がする。
■Dr.イーリス > 「すごくよかったですよね!」とエルピスさんに笑顔で、こくこく頷いている。
「トコケットで頒布なされるのですね! えるぴすさん、冬のトコケットに行ってみませんか? 私はその……トコケットに行った事がないので、今冬が初めてのトコケットになりますけど、買いにいきますね!」
イーリスは数ヵ月前まで、スラム育ちのストリートチルドレンだった。
トコケットは気になりつつも、お金がなかったりで参加なんてとても出来るよう身分ではなかった……。
けれど今年は正規学生になっている。ちゃんと、トコケットに参加して楽しめるだけの資金もある。
イーリスは、快活そうな少女からチラシを受け取った。
「さらに楽しそうなものに仕上げてくださるのですね! それはとてもたのしみです! がんばってくださいね! こちらこそ、すてきなデジタルライブを見せてくださりありがとうございました!」
部員の皆さんに手を振り、機嫌よく微笑みながらエルピスさんと共に部室を後にしよう。
「トコケット、とてもたのしみです。えるぴすさんは、トコケットに行ったことがあるのでしょうか?」
きょとんと小首をかしげてみせる。
■快活そうな少女 >
「にひー、ありがとね!」
両手で包み込む手をそのまま受け取り、ニカっと笑う。
「この作品、冬のトコケットでVRデータにして頒布しようと思ってるの!
良かったら買いに来てほしいな!」
そう言ってチラシを渡す。
差し出されたチラシはトコケットでの販売位置らしい。
「その時にはもっと楽しいものにしようと思うからよろしく!
あたしも創作威力湧いてきたから、もっかい編集作業に戻るね!」
インスピレーションが浮かんだのか、奥の機材へと駆け寄る。
編集や演出制御用のコンピュータらしい。
「ふたりとも、今日はきてくれてアリガト!」
■エルピス・シズメ >
エルピスもまた、静かに集中してライブを楽しんでいた。
電子的な視点も芸術への審美眼も人並のものだが、だからこそ純粋に楽しんでいた。
気が付けば、エルピスも演奏後に小さく拍手を贈ったりもした。
「うん……とてもすごくて、楽しいライブだった。
楽しいものを作るって気持ちが凄く伝わって……」
にこやかに微笑みながら賛辞を贈る。
エルピスも自身もとても楽しんでいたらしい。
■Dr.イーリス > 「だいじょうぶならよかったです。分かりました、ライブが終わったら感想を伝えますね」
そう口にして、微笑んでみせた。
エルピスさんと共に、部室にお邪魔させていただき。
暗くなる部室。
科学と魔術を織り交ぜた技術。イーリスもそういった技術を扱っているので、そういった意味でもとても興味津々。
「わぁ! 部室という空間なのに、とてもリアルです! 視覚や聴覚に直接干渉させているAR技術、すごいですね!」
瞳をきらきらとさせていた。
イーリスの扱うAR技術とはまた違う、素敵な技術だった。
聴覚に直接干渉する、ということでその曲もとてもリアルに聞こえてくる。
飛び散るエフェクト、光、歌い手さんの歌、それらが素晴らしくマッチする。
荒い部分は若干あれど、楽しんでいる、というのが凄く伝わってくる。
とても楽しく、とても刺激的。
何かを創り上げるというのは、とてもたのしい。
とても魅せられた。
曲を終えると、イーリスはぱちぱちと手を叩く。
「とても素敵でした! 視覚や聴覚に直接伝わらせて、みんなを楽しませるというアイデア、すごくよかったとおもいます! みんなで楽しくつくりあげたというのが、凄く伝わってきます! 私、このデジタルライブにすごく魅せられました! すばらしかったです!」
イーリスは、快活そうな少女の両手を包み込むように握りしめて、瞳を輝かせつつ少女を見上げた。
■快活そうな少女 >
「電子五感認識持ち……噂には聞いていたけど……
……えーと……ちょっと見え方は違うかもしれないけど、多分大丈夫!
もしよかったら、両方の視界から感想を聞かせてね。」
多分大丈夫、と、肯定する。
エルピスも大丈夫と頷いてイーリスに続いただろうか。
「それじゃあ中に入って、酔いには気を付けてね!」
全員が部室に入った後、機器を起動する。
部室そのものが暗闇に包まれた後、デジタルの光が花を描き、魔術らしき幾何学的な方陣が地面に浮かぶ。
デジタルなテクスチャが張り付けられ、外からの光や干渉を魔術が遮断する。
ホログラムとしての仮想体が投影され、煌びやかな演出と共に演奏が始まる。
『──愛してる──信じてる♪』
音は録音済みのメロディだが、声は生当て。下手では無くて上手だけどプロ程ではない程度、
曲そのものは、ありふれた恋や愛をテーマにしたもの。
ハートや星のエフェクトが飛び散ったり、視界と聴覚の振動で浮遊感や落下感を演出する。
干渉はほんのちょっと目の前に映像を投影したり、至近で振動を与える程度のもの。
デジタル世界とポップなアニメ世界を行き来する様に全方位から音と光の洪水がライブ感を掻き立てる。
とにかく荒削りで勢い重視。技術ではなく、やりたいことと楽しいことを魅せ付けるようなライブ感。
音と光が、幾何学的なカタチを展開しながら耳や瞳に届く。
電子的には幾つかの演出が0と1に変換されて見えるかもしれないし、テクスチャの裏側の電子信号が透けて見えるかもしれない。
それらの技術もイーリスから見れば動きはすれど拙いものだが、不思議と荒削り感から『楽しんで組んでいる』ことが分かる。
『すき──だいすき──恋してる──♪』
曲が終わると同時に、余韻に浸れるような暗闇と静寂が訪れる。
程なくすればそれも解け、部室に戻る。
「──どう? たのしかった?
ウチらそんなに上手じゃないけど、たのいしい気持ちを伝えるのだけはプロにも負けない気持ちでやってるよ。」
■Dr.イーリス > ミディアムショートの女性にお声をかけられる。
すぐ傍にある部室の表札を眺めると『幻実現想演奏同好会』とあった。
「デジタルパーティクルライブ、わぁ、観てみたいです! えるぴすさん、観に行ってみましょう! おじゃましますね」
イーリスは興味が湧いて、瞳を輝かせていた。
そうして楽し気に、部室にお邪魔させていただきましょう!
部員は男女二名ずつの四名らしい。
部室には、色んな機材がある。とても触りたい……。
「私達の視覚や聴覚に直接干渉する魔術的な演出を行うということでしょうか? すごい技術ですね! 私は改造人間で、視覚と聴覚はデジタルと生物的な機能の両方が備わっていますけど、だいじょうぶでしょうか?」
きょとんと小首を傾げた。
■快活そうな少女 >
(過去、女帝の逆位置。現在、力の正位置。未来、節制の正位置……)
考えながら部室棟を進む二人。
しばらく部室棟を進んで行くと、一人の少女が声を掛けてくる。
制服を着崩した、快活そうなミディアムショートの女性。
部室のドアには『幻実現想演奏同好会』の表札
「ね、ね、そこのお二人さん。
暇だったらデジタルパーティクルライブ観て行かない? 編集に一区切りついた所で、誰かに観て欲しくてね!
部室丸ごとに投影する全天型だから、機材のセットアップとかはこっちに任せて!」
そう言って部室への扉を開く。
中には四人。案内人含め女性二人、男性二人の部活らしい。
機材を見るに、魔術と電子技術を合体させた映像作品を作る同好会らしい。
「……あ、演出の一部に視覚や聴覚に干渉する演出オンにしていい?
もし怖かったりレジストするような能力を持っていたら、一部分はアナログ演出に切り替えるよ。」