設定自由部屋です。常世島内であるならご自由に設定を考えてロールして戴いてかまいません。 
また、ここでは回想的なロールも可能です。ですので常世島の外でも構いません。しかし、あくまでメインは常世島の内部でお願いできればと思います。 
その他常世島内の特殊な場所や、シチュエーションなどにご利用ください。
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Time:01:08:34 更新
ご案内:「風紀委員会本庁 アウルム小隊執務室」からリリアナさんが去りました。
ご案内:「風紀委員会本庁 アウルム小隊執務室」から霜月 湊さんが去りました。
■霜月 湊 > 「はは、こりゃあ楽させては貰えなさそうだ」
そう言って笑う。
手抜きなんぞすれば、この隊長にはすぐ見抜かれるだろう。
ならば……まあ、出来ることはやりつくすしかないだろう。
「ま、ちょっと意識して食ってみますわ。
じゃあついでに、戦略面についてとか色々、見解とか方針聞きたいすね」
等と言いつつ、実りある時間を過ごしていっただろう。
■リリアナ >
「使う?
馬鹿なことを言っちゃいけない。
貴様が自分で動くのだよ。
道具になるな、道具を使う側の人間であれ。
私の副官である以上はな」
手の内の扇子をくるりと回して見せて。
考えない人間は部下には要らない、と。
「貴様も食い慣れればわかるようになるよ。
最もそれが一番難しいのだがね」
ローストビーフを数枚一気に摘まんで口に放り込む。
頬を膨らませてもしゃもしゃしつつ、他愛もない雑談とか任務のこととかについていろいろ話しただろう――
■霜月 湊 > 「なるほどね……まあ、精々上手く使ってくだせぇ。俺と言う刀、どう使うか見せてもらいますよ」
そう言って笑う目には、わずかなギラつき。剣士としての本能と言ったところか。
「うえ、レベルがちげぇや。本家のお嬢さんなら気付くんかねそう言うの……」
言いつつもさもさ。流石にそこまでの違いは分からない。ちょっと格の差を感じた。むむう。
■リリアナ >
「貴様こそウチの特徴を忘れたとは言わせんぞ?
なに、もう一人はメイドのスペシャリストだ。
問題など何もないよ」
アウルム小隊は「あらゆる状況に対応可能な戦力」として設立された隊だ。
たとえ個人の技能が暴徒鎮圧に向いていなかろうが、そもそもそういうやつを集めた部隊である。
にい、と悪い笑顔を見せてやる。
「それに少なくともこの店のは値段の割にうまくやっている方だよ。
下ごしらえもさぼっていないし、低コストでしっかり味を引き出している。
舌が肥えると言うのはそういうことに気付くようになると言うことだ。
貴様も精進したまえ」
■霜月 湊 > 「まあ、そこは一応、ガキん頃から竹刀握ってきた剣士の面目躍如ってとこっすかね。
とは言え……俺の流派の特徴は知ってるでしょう?思いっきり待ち型、ぶっちゃけ暴徒鎮圧には向かなくねぇっすか?」
掛かりがないわけではもちろんないが。
それでも、打たせて打つ後の先の流派が霜月詠心流で、自然奥義の多くもそこに特化している。
自分で大丈夫なのか?と言うのは少し感じているよう。
「確かに……俺もまあ、家の飯ほど繊細じゃねーなとは思うけど、この雑さが気楽で美味いってのもわかりますしね。
しかしまあ、上がお高くとまってねぇってのはいいもんすわ」
やりやすい、とカラカラ笑う。
■リリアナ >
「それを言うなら、私は貴様の基礎スペックの高さが羨ましいよ。
多数を相手に出来るとは言え、スペック差はいかんともしがたいからな。
貴様と同等の相手が数人いたら流石にどうにもならんさ」
対多数相手が得意とは言っても、あくまで数の差をある程度埋められるというだけの話。
基礎スペック差が開いていればどうにもならない。
「まぁ確かに、平均よりは良いものを食べてはいるがね。
だからと言ってジャンクフードの味が変わるわけでもあるまい。
金を取って提供しているものである以上、これはこれで旨いよ」
■霜月 湊 > 「まあ、そう言ったところ込みでその土地の文化文明ってやつっすな」
お野菜もさもさ。とはいえやっぱりお肉に箸が伸びるのは男の子故か。
「広範囲を纏めて相手できる魔術ってのは羨ましいっすわ。まあ俺も多人数相手の立ち回りとかはありますけど、基本タイマンのが得意っすからね」
お茶をコップに注いでコクコク。美味しい。ちょっと濃い目が好き。
「いやーしかし、こう言っちゃアレっすけど、この手のジャンクな味イケるんすね。
マジモンの金持ちって、こう言う雑な料理を美味しいって言うのはファンタジーで、ちゃんとマズく感じるらしいって聞いたんすけど」
■リリアナ >
「それはそうだ。
フォークだって慣れないと扱いずらいだろうしね」
野菜も食べたまえよ、と言いつつ自分も春雨をもきゅもきゅ。
しなしなだけどこれはこれで。
「我が家は商家だが、父親の家計がそうと言うだけでね。
母方は魔術師の家計だった。
操糸魔術もそちらからの引継ぎだよ」
流石に「アラクネ」は父親からの贈り物だが。
コーラのペットボトルをプシュと開け、でっかいグラスにどぼどぼぶちこむ。
それを喉を鳴らして半分ほどを一気飲み。
■霜月 湊 > 「まあぶっちゃけ同意っす。
つってもそういう文化なんでしゃーないっすけどね」
言いつつもさもさ。やっぱ男の子、から揚げとかをよく食う。
「まあ、ガチで退魔でやってたんは主に本家で、分家筋は武家の側面強い感じっすけどね。
俺の霜月詠心流も、大本は本家の霜月流ですし。退魔ってよりは道場で糊口をしのいでたクチらしいっすわ」
湊の分家筋は、霜月流系における退魔技術の一つ『符術』及び『巫術』をあまり用いない。
湊も通り一遍遣えるが最低限程度、本領は対人の剣士だ。
逆に、それ故に異能を持て余したところはあるが……。
■リリアナ >
「食事と言う生活の基礎に習熟が必要な道具を必要とするのは東アジアの国々ぐらいのものだ。
そこは理解に苦しむな」
今度はテリーヌ的な何かをつまんでひょいぱく。
ウーン雑な味。
それがおいしい。
「多少なら問題あるまい。
タイマ、――ああ退魔か。
なんだ、割といい家柄じゃないか」
公的な扱い、と言うことは割と家の格としては結構上位だろう。
■霜月 湊 > 「ああ、まあこれって中々扱い難しい食器っすよね。
日本人でも普通に扱い苦手な人いるし」
若干の特殊技能感すらある。フォークやスプーンに比べてあまりに扱いづらいな、とも。
「尻尾食べない方がいいって聞いたっすよ。消化できないとかなんとか。
まあ、武家っちゃ武家だけどちょいと特殊っすね。うーん、どっかに仕えてたってよりは、退魔のお仕事をやってたってのが大きいっす。なんで時代によっちゃ、公的な扱いも受けたらしいっすけど」
今じゃ退魔と武術やってる古い名家、ってくらいなもんである。
■リリアナ >
「ふむ。
まぁまだ箸と言うものに慣れんからな、今日は許せ」
言葉は完璧だが、箸の扱いはちょっと自信がない。
とは言え少し持ち方が汚いな、と言う程度ではあるが。
ピピピ、と鳴いたレンジから揚げ物を取り出してテーブルへ。
「サムライと言うやつか?
いや、武家ではないのか」
エビフライの尻尾をつまみ、頭からサクサクサクとスナック感覚でかじっていく。
■霜月 湊 > 「いやー、どうなんでしょ?俺は実際には見たことないな……」
ももも。
とか言いつつ丁寧にもさもさ食べている。
「あー、まあそっちとは別方面っすけどね。
所謂武門ってやつっすわ」
これでも本家分家双方それなりのデカさだ。自分は分家だが、それでも結構デカい武家屋敷に住んでいたし、実家もちゃんと太かった。