設定自由部屋です。常世島内であるならご自由に設定を考えてロールして戴いてかまいません。
また、ここでは回想的なロールも可能です。ですので常世島の外でも構いません。しかし、あくまでメインは常世島の内部でお願いできればと思います。
その他常世島内の特殊な場所や、シチュエーションなどにご利用ください。
参加者(0):ROM(1)
Time:08:52:23 更新
ご案内:「麺処たな香」から七海 美那菜さんが去りました。
ご案内:「麺処たな香」から田中 浩平さんが去りました。
■田中 浩平 >
「かっこいい……!?」
そして好き!?
その響きに目を見開いたまま。
会計を済ませて帰っていくナナちゃんを見送りながら。
「山田くん!! 俺、モテ期来たかも知れない!!」
山田くんは引き笑いで『大声やめてくださいね』としか言わなかった。
忙しくなる店、そしてピクニックの日がやってくる。
■七海 美那菜 >
「うち、勝負を見守るね……!」
電柱の影から見守りそうな勢いである。
そんな勝負は一生行われることはないが
「うんうん。いいねいいね。そゆとこ、かっこいいよ、たなこっち。
料理人だねー。うちは好きだなー」
なにかに一生懸命なのはいいことだ。
それがなんだろうと。で、それが美味しいラーメンなら言うことはない。
「んっ、ごっちそーさまー!!
……あれ、たなこっちは? え、皿洗い? そっかぁ……
えっと、じゃあお会計! ダーヤマっちヨロー」
日は沈むがまた昇る
そういうときも、ある
人生とは山あり谷あり、波もあり
「まったねー!」
こうして旋風は帰っていくのであった
夕日の中に
■田中 浩平 >
「それでも兄弟で同じ目的のために重ねた研鑽…」
「最高の時間にしような、浩二……!!」
覚悟をキメた男の顔になる。
まぁいないんだけど。弟。
「あ、はい。すいません。俺が間違ってました」
俺はまた間違えてしまったよ……
ありがとう山田くん。
いつも外付け良心装置みたいな扱いしてごめん。
「素材も調理もこだわらなきゃ客も店まで来たいって思わないだろうしなー」
「特にウチみたいな無星のラーメン屋は一生修行くらいの気持ちで挑まないと」
一ツ星から五ツ星で分けられる常世のラーメン屋。
うちは残念ながら無評価の無星だ。
だが、星だけが全てであるとは思っていない。
俺が作りたいのは美味いラーメンじゃない。
ラーメンが美味い店だッ!!
「あっはい、すいません本当……皿洗っておきますね…」
山田くんのおかげで店の平和は保たれたのだった。
夕日が眩しい。
日が落ちるのが遅くなったけど。
常世にも等しく日は沈むのだなぁ。
■七海 美那菜 >
「ラーメンバトル、ガチめだ……! なんかすごいやばめな感じだね
誇りをかけて、頂点バトルってやつ? そのために兄弟でも戦わなきゃなの? マジぴえん」
兄弟の愛は深い(はず)
どちらも実力派伯仲している(かもしれない)
血で血を洗うトンデモバトルになるかもしれない(イマジナリー的に)
「ん? たなこっちが……え、いい?
マジで調子乗るんでやめてください? そなの?」
割とガチ目に止めにはいる山田くんであった
良心の塊である。この店にはなくてはならないであろう
「前も言ってたっけね。鶏もコダワリなんねー……ん」
今度はずるるる、と軽快に音を立てて麺をすする。
下品なんて言葉はない。麺はすすってこそだ。
「んー……やばー! やっぱマジウマだよー!
塩、いーよね。鶏ーって感じの味がマジいっぱいだし、それがすっごいはっきりするし。」
勢いよく食べ進めて
「ん、本気度って……え? 何? 答えなくて良い?
調子乗るどころか犯罪者になるから? そなの?」
山田くんのファインセーブである。
給料を上げてあげてもいいのではないかと思われるくらいの大活躍だ。
「やー、ダーヤマっちだっけ? 真面目だねー。
んー……ウマ!」
ずるるる、かぷ
ラーメンをすすり、唐揚げにかぶりつく。至福のときだ。
それもいずれ終焉は来る
■田中 浩平 >
「だがナナちゃん、ラーメンバトルに血は関係ない……」
「ただお互いの誇りしか問われるものはない……ッ!!」
浩二は確かにすげぇやつだ。(多分)
どんな修行を積んだか想像もつかない。(知らないので)
でも……俺、負けたくねぇんだ…!!(イマジナリー弟に)
「えっマジ、俺がいないと駄目になるって台詞」
「もう一度言ってもらっていい?」
血走った目つき。
さすがにここはバイトの山田くんが止めに入りました。
「常世の島内でも鶏の飼育はかなりの数やってるんだけど」
「さすがにうちにだけ卸してくれる質の良い業者ってなると探すの苦労したよ」
ナナちゃんが笑いながら言ってくれた言葉に。
目を血走らせながら。
「いや俺とジャスパーの会話生々しいけど大丈夫? 本気度教えてもらっていい?」
さすがにここはバイトの山田くんが止めに入りました。(2回目)
■七海 美那菜 >
「え、嘘、マジ!? たなこっちの……生き別れの……弟……
うわー、マジー。悲しいウンメーなのね……」
ほろり
「ラーメンの星……そんな、なんかヤバ目な頂点があるんだ。
まさか、そのうち浩二くんと勝負しないと駄目的な?
駄目だよ、たなこっち! 兄弟で戦うなんて!」
妄想に乗るのであった。
誰か止めないとどこまでも続くかもしれない。
バイト君の目が冷たいかもしれない
「うわー、マジー。たなこっちがいないと、うち駄目になるかもー。
っと、わー、チョーおいしそー!」
ドン、ドンと置かれた黄金色と黄金色の唐揚げとラーメン。
芳香が立つ。肉の、脂の、スープの……なんかとにかく美味しそうな匂いがいっぱいだ
「まずは唐揚げー! あっつ!……マジウマ!!!」
熱々の唐揚げにかぶりつく。
想像通り、じゅわりと肉汁がこぼれ出て口にあふれる。
熱い 美味しい ウマ……
「いひひー、たなこっちー。
うちだってそんな、コショー……じゃなかった、コーショーな話なんてできないし?
中身のホショーなんてできないしー?」
現に、今もだいぶ中身のない会話をしている
「いーのいーの、ノリだしさー。
あ、もしやー……なに? オトコノコな会話する感じ?
それはそれでいーよー?」
けたけたと笑う
■田中 浩平 >
こんな変な話をしたのにみんなで島を大事にする話を即座にしてくる。
YNMT(やっぱりナナちゃんマジ天使)!!
「みんな最強で常世の食産業、でいいのかもな」
志雄浩二。俺の名前が浩平だから……まさか…
「浩二……生き別れの弟、浩二なのか…!?」
「同じラーメンの星を宿したばかりに別々の家に預けられ修行に明け暮れたが」
「兄ちゃんお前のことを忘れたことなんてなかったからな……!!」
妄想大爆発。
ラーメンの星ってなんだよ。
「ククク……うちの唐揚げなしではいられないようにしてくれるー」
「と言っている間にできました、どうぞ塩ラーメンと唐揚げ」
ナナちゃんの前に料理が並ぶ。
肉の甘みが塩麹で際立つ。
きたほまれの麺が塩スープで輝く。
それぞれが主役。
常世の学生も、そういう話でいいのかも知れない。
「ああ!」
こっちも不器用に片目を瞑って敬礼をして。
「とはいっても会話の中身は保証ゼロだぜー」
「どんな話が飛んでくることやら」
ヘラヘラ笑ってテレビをつけた。
天気予報。明日の天気は晴れ! よし!!
■七海 美那菜 >
「あー、ね? 仕方ないねー。たなこっちのお店だけってわけにもいかないし?
それじゃ入り切らないし? 味変も大事だし? 無敵じゃなくてもよくなくなくない?」
一人で島のすべてを支えるのはちょっとポッケには大きそうな気はする。
色々あってみんないい、でよくない?みたいな?
「へー、しおこーじ。たまに聞くよね、しおこーじ。
なんかなんでもかんでもしおこーじって感じするけど、たぶんめちゃウマなんだよね。
流石だね、しおこーじ。あ、なんかしおこーじって、人の名前みたい。
志雄 浩二みたいな? なんか硬派な真面目おじっぽい」
けらけらと勝手な想像を膨らませて笑い始める。
大脱線である
「うんうん、ラーメン唐揚げセット! もー、食べた過ぎて唐揚げ食べないとマジ死んじゃう。
たなこっちのせーだー、責任取れー。唐揚げセット食べるぞー。なんちて」
完全な言いがかりであるが、けたけたと笑いながら言っているので明らかに本気ではない。どこまでもあっけらかんとしている。
「あはは、そーね。そう。食べて飲んで笑って大騒ぎ、なんてマジ楽しいし。
バカバカ騒いじゃおー。青春だね、アオハルだね、なんちて。
あとで、ばかやったーって笑うのもサイコーじゃんね」
今の瞬間でしかできないことはある。
そういうのを、できるならできるときに思いっきりやっておかないと損損!
「おっけーおっけー、シクヨロー!」
ビシッと何故か意味不明に敬礼をするのであった
■田中 浩平 >
「ところが俺は最強であっても無敵じゃあないらしい」
「常世島にはラーメン四天王がいて、開店前から店に行列ができてるとか」
笑顔に笑顔、それが俺の目指す店。
だから俺も笑いながら冗談っぽく話をする。
(四天王は実在するけど)
「最近やってるのは塩麹の唐揚げなんだ」
「人から教わったメニューのアレンジだけどね」
「肉の旨味を閉じ込める揚げ方には苦労したよぉ」
味見してたらちょっと太ったので死ぬ気で痩せた。
それくらい苦労した。
「へいへい、ラーメンと唐揚げのセットでよろし?」
腕を組んで考え込む。
「俺はみんなに好き勝手やって欲しいかな」
「もちろん、迷惑行為は駄目だけど……」
「カバーできる範囲のバカやるなら、青春っしょ」
青春。それは今しかない輝かしい季節。
に、俺はエロゲーだのなんだのやってます。(GOMEN)
「やったぜ、じゃあ明日はよろしくナナちゃん」
調理の音、揚げ物のオーケストラ。
■七海 美那菜 >
「そっかそっか、良いね毎日フルパワー。ってことは、たなこっちサイキョーじゃんね?
いーじゃんいーじゃん、すごいじゃん! がんばー」
にひひ、と笑う。
美味しいお店が元気よくやってくれるなら言うことはなし。
ハッピーハッピーなのだ。
「唐揚げ? あー……間違いないじゃんね、それ。
いやー、唐揚げでテンション上がんないとかナイナイでしょ。
いーねいーね!」
黄金の油で上がっていく唐揚げ……
一口かじればジュワリと味と脂が口の中に広がる。
醤油味も良い。塩味も良い。にんにくは……口のケアはちょっと気になるけれど、それはそれでいい。
「……あー! 唐揚げ食べたくなった!!
もー、ずるいじゃーん。唐揚げセット1つー!!」
もう口は唐揚げ口になっていた。
思わず叫んでしまう。
「へー、幹事! マジ? 大変っしょ? だいたいみんな好き勝手するしさー。
あー、ね。桜。きれいだったけどねー。
ままま、みんな集まれば花はなくても楽しくやるでしょ。」
人間なんてそんなものである。
なんなら、花見なんて実際に桜が咲いていても見ているのはどのくらいいるんだろうか
たぶん、騒ぐ方に集中してると思う。ななみん調べ
「ふふーん、そんなオモロ話聞いたら、いくしかないっしょ!
色んな人連れてきてワイワイやろーよ」
満面の笑顔であった。
■田中 浩平 >
「そう言ってくれるお客さんのおかげで毎日フルパワーだよ」
そう、美味しいと言って食べてくれる。
それが飲食店の機関部に燃料をぶち込んでいるのだ。
「ごゆっくり」
ハハハと笑って新聞を畳んだ。
今日も良い一日になりそうだ。
「そう? じゃあ唐揚げ持ってくよ」
「今日の夜頃に肉の業者に寄る予定もあるし、個人で使う分買おう」
となると必要なのは爪楊枝か。
忘れてはならない。
「ああ、聖桜花見会っていう企画の幹事やるんだ」
「といっても農業区近くの聖桜の丘……もう桜散っちゃったけどねー」
「明日の放課後だよ、ナナちゃんもどう?」
■七海 美那菜 >
「へへへー。やー、たなこっちのラーメン、めっちゃ激ウマじゃん?
やっぱたまに食べとかないとさー。なんてーの?
たなこっちラーメン分? が足りない? 的な?」
お冷に軽く口をつける
こくり、と冷たい感触が唇から舌、喉へと伝わり落ちていく
んー、水美味しい
「はいはーい、んじゃー……んー……やっぱ半チャ……んんー……
いやいや、今日は餃子……いや、うーん……」
思わずメニューとにらめっこ
こだわっているようなこだわっていないような、絶妙な路線のこの店
メニューもなかなか攻めがいがあるのである
「……ん、んん?
ピクニック? んー……みんなで、わーってするなら塩っぱ系でよくない?
飲んで食べて、イェーイ!みたいなんは甘いのばっかでもさー。
女子だってスイーツだけがいいってわけじゃないし?
っても、モチ、あれば食べるけどね、スイーツ。甘いの別腹だし?」
そこまで言ってから、少し考える
「ん、たなこっち。ピクニックやるん?」
■田中 浩平 >
「ナーナちゃーん、もちろんやってるやってる」
「元気にやってるよー、店も俺も絶好調」
満面の笑みでお冷を出す。
満月が変転したかのようなサラッサラの金色の髪!
天地にギャル在れと神が祈ったからそうであるような褐色の肌!
ピンクの衣服が健康的に見えるくらい明るい笑顔!!
七海美那菜。俺のダチにして、俺のラーメンを美味しいと言ってくれる女子。
すなわちゴッドだ。
「メニューどうぞ」
「あとついでのように聞くけど」
「みんなでピクニックするって聞いたら甘いものと塩辛いものどっちが喜ばれると思う?」