魔術師喰い Edit

魔力を求めて彷徨う魔物で、魔力を持つ魔術師を好んで襲う事が多い事からこの名が付いた。 発生の経緯は不明だが、転移によって現れた説が濃厚。
その出没は転移荒野に留まらず、様々な地区に出没する可能性がある。

これらの情報は学園に注意喚起として出されている為、調べれば知る事が出来る。

『特徴』 Edit

  • その姿は決まっておらず、人型から獣まで。全身は漆黒に染まっている。生物が悪性の魔力を取り込み異形化したという説があるが、定かではない。
  • 姿を自在に変える。腕を巨大な爪に形を変えて襲ってきたり、体を伸ばしてくる事も。しかし軟体生物と呼ぶには相応しくない硬度を持つ事から、一時的に硬化させているか?
  • 特定の力を吸い続けるとその力の特徴を発現させる可能性がある。(推測であり、要確認事項)
  • 群れを作って行動している姿が目撃されている。(要確認事項)
  • 現在判明している中で次のような生態が確認されている。
【捕食タイプ】
文字通り、対象を攻撃し血肉を喰らう。
非常に凶暴で大変危険。命に関わる為、錬度の未熟な者の接触は極力避けたい。
逆に実力に長けている者はこれを積極的に殲滅する事。勿論、自身の保身を優先すべし。
【吸収タイプ】
対象を拘束し、捕食行動は起こさずに魔力を奪う。餌である魔力を最大限に得る為に捕食タイプから進化した変異種と考えられる。
多くの場合、触れるだけでも魔力を抜かれてしまう。
自身の魔力出力をカットするか、ある程度吸収が進めば開放される可能性がある。
但し強制的な魔力奪取は体に大きな負担を伴う為、暫くは身体にだるさ等が残る悪影響が出る恐れがある。
考えようによっては捕食タイプより危険度は低い。

『対処法』 Edit

  • 以下は上記に書かれている個体に対するものであり、ここに掲載されていない所謂新種に関してはこの限りではない。
【回避】
・魔力を全く持たない者にはこちらから近付かず、手を出さない限り襲われる危険は少ない。
・光を受けて尚真っ黒な姿が立っていたら魔術師喰いの可能性が高い。速やかに離れる事。
・自身の魔力を外部に漏らさなければ感知され難く、やり過ごせる。触れる程近くなると魔力を感知して襲ってくる。
・獣型の場合は足も素早く、こちらに気がついた場合逃げるのは困難。その際には足を攻撃する、魔術であれば足を凍らせる等で一時的に動きを鈍らせる事。
【応戦】
・止むを得ず戦闘に入る場合は、なるべく一定の距離を置いて戦う事。
・攻撃対象は基本的に魔力保持者へ向けられる。一度暴れてしまった場合、魔力が無くても自衛の為に反撃をしてくる為注意が必要。
・基本的に生命力は高いが、物理的な攻撃は勿論、魔力を使用した魔術も通用する。(吸収速度が速い訳ではなく、力を伴った魔力は吸収が追いつかない為)
・弱点と言える物は確認されていないが、耐性も持っていない。持てる力を出して対処に望む事。
・精神攻撃の類は効き辛い恐れがある。逆に、魔力を使った囮は効果が見られる可能性がある。
・生命活動が停止する場合には身体が黒い塵となって霧散する。討伐する際にはそれまで警戒を怠らない事。

『その他:魔術師喰いに対する扱いについて』 Edit

戦闘ロールのお供に。襲撃されてもいいし、撃退してもいい。既知も可。
可能なら研究用として捕獲するも良し。飼い慣らすのは特殊な異能でもない限り難しいかもしれません。


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Last-modified: 2015-06-17 (水) 23:48:14 (3438d)