2015/06/03 のログ
■烏丸 九郎 > こいつらは音楽が通じるからな、悪い奴らじゃねぇよ
~~♪
(じゃらん…とギターをかき鳴らし
それに歌を乗せて。力強い少年の歌が部屋の中に響く。)
■ソラとルナ > 【金髪の少女は元気に手を振り、銀髪の少女は一礼する。どちらも黙して語らない。】
■パミョン > そっか、いい幽霊さんぱみょ。
【パミョンだよ、と少女たちに名乗る】
みょ……?
【九郎がギターを弾き始めると、ちょこんとその場に座って、じっと耳を傾ける】
■烏丸 九郎 > (ギターの演奏に乗せられる歌は、柔らかくそして明るいリズム。
パミョンや二人の少女に時折視線を向けながら
楽しげに歌う。)
■ソラとルナ > 【ふわふわと宙に浮いたまま音楽に耳を傾けている】
■烏丸 九郎 > (3人の耳に心地よく響くよう、音量に気をつけて歌う。
少女たちはもちろん、新たに加わったくらげの…
まぁ、クラゲの子も、きっと音楽をわかってくれるだろう。
ゆるやかなテンポで奏でられる曲は風に流されていって)
■パミョン > 【音楽に合わせて、ゆらゆらと髪のような触手や体をゆらしている。】
■ソラとルナ > 【金髪の少女がワンピースの裾を翻しながら、音楽に合わせて空中でくるくる回っている。銀髪の少年は時計塔に腰を下ろして静かに聴いている】
■烏丸 九郎 > へっへっへ、いいぜ。その調子だ。
(踊る金髪の少女とリズムを取るパミョンに気を良くしたのか
曲調を盛り上げていく。もうすぐ、この曲も終わりだ。)
■ソラとルナ > 【くるくる くるくると回り続ける。銀髪の少女は目を閉じてじっと聞き入っている様子。】
■パミョン > 【金髪の少女を見て、】
パミョンも!
【と言ってふわふわと宙を泳ぐように踊りだした】
【クラゲそのものの動きにしか見えないかもしれないが。少なくとも本人は楽しげだ】
■ソラとルナ > 【動きに気づいて、くらげの少女の周りを回り始める。銀髪の少女はやはり目を閉じて聞いているだけ。】
■烏丸 九郎 > ~~♪はっはぁ♪
(曲は緩やかながらも一つ山を超え、次第に音は少なくなり
少年の歌も止む。そして、一旦ギターを掻き鳴らすと、弦の振動を止め、曲の終わりを告げる。
その後鳴り響くのは、ゆるやかな拍手。)
はは、上手だったぜお前ら。
■ソラとルナ > 【金髪の少女はへらっとした笑顔を見せ、銀髪の少女は無言の拍手を贈る。】
■パミョン > ぱみょみょ、九郎の音楽もすてき!
金髪の幽霊さんも、踊りキレイだった!
【満面の笑みで、ぺちぺちと拍手を贈る】
■ソラとルナ > 【銀髪の少女もふわりと降りてきて金髪の少女と手をつなぐ。相変わらず金髪のほうは笑顔を絶やさない】
■烏丸 九郎 > そっか。へへ、ありがとよ。
(こちらも屈託のない笑顔を三人に見せて。)
おかげでいい演奏ができたぜ、ありがとよ。
(と三人に告げると立ち上がり、ギターを抱えて)
今日はここまでだ。またくるぜ。
(余った片手をひらひらと振りながら、歩き出す。
最後に小さく、またな。とつぶやくと階段を降りてゆく。)
■ソラとルナ > 【例によって、金髪の少女は手を振り返し、銀髪の少女が礼をする。二人の姿はもうそこにない。わずかな光の粒子が漂うのみ。】
ご案内:「大時計塔」からソラとルナさんが去りました。
ご案内:「大時計塔」から烏丸 九郎さんが去りました。
■パミョン > ぱみょー、どういたしまして!またね九郎!
【ゆらゆらと手(のような触手)を振って見送った】
パミョンもそろそろ行くね、幽霊さんたちもありがとう!……あれ、いない……まあいいや!またねー!
【同じように触手を振りつつ、窓から出て行った】
ご案内:「大時計塔」からパミョンさんが去りました。
ご案内:「大時計塔」に渡辺慧さんが現れました。
■渡辺慧 > 「んー……」ひょこり、と時計塔の屋上に頭を出したのは、眠そうな少年だった。
■渡辺慧 > ここに来た理由を問われれば、ただ暇だっただけ、とそう少年は答えるであろうが。今この場には少年の他には誰もいないようなので、その答えは胸の中だけに終るのだろう。白いパーカーを羽織った少年は屋上に全身を表すと、景色を眺めるように胡坐をかいて座る。
■渡辺慧 > 「…………ふー……あっつー……」どちらにしても――暇なのは変わりないようだった。「……んっ」唐突に立ち上がると、急に仰げば尊しを歌い始める。どう見ても変人だ。
■渡辺慧 > 控えめに見ても……あれだ。下手だ。だがどちらかというとワザと下手に歌っているようなそんな。歌い始めた時と同様にまた唐突にその歌をやめ。「…………あーーーー! 暇だーッ! こう! 血肉湧き踊る大スペクタクルく……れなくていいや。痛そう」 飽きた様にすとんとその場に腰を下ろし、また胡坐をかき始めた
ご案内:「大時計塔」に狼谷 涼介さんが現れました。
■狼谷 涼介 > 一歩一歩、ゆっくりと階段を昇り、屋上に顔を出す影が一つ。
周囲を見渡した後、不思議そうに首を傾げている
■渡辺慧 > 「あー、暇だー。暇だー。眠くなーい、どちらかというとねむーい」その場でゴロゴロと転がり始めた。欠伸も出ている。
■狼谷 涼介 > ちらり、と転がっている人影の方に目をやる。
その様を見て訝しげな表情を浮かべるが、意を決したのか声を掛ける
「……あの、すいません」
■渡辺慧 > 「んん? やや、こんなところで会うなんて奇遇! 運命的! 冗談です。どーちらさまー? 何か御用?」ごろごろと転がっている最中に、その声に気付き、横になった状態でピタりと停止。返事を返した
■狼谷 涼介 > 「あー……この辺りで自販機って見かけませんでしたか。散歩していたらなんかやたらと長い階段を見つけたので昇ってみたんですが、ちょっと喉が乾いちゃって。
あ、できれば甘い飲み物の売ってるやつがいいです。おしることか」
それだけ言うと再び辺りを見回し、「こんな所があったのか……」などと独りごちている
■渡辺慧 > 「自販機? それは……あー……えっと……もしかして……あれか……100円とか……千円とか入れると……水とか出る……人型汎用戦闘兵器……」
明らかに屋上にあるわけがないことは差し置いて。こちらも適当にかえす。微妙に眠そう
ご案内:「大時計塔」に薄野ツヅラさんが現れました。
■狼谷 涼介 > 「あ、多分それです。できれば水じゃなくて甘い飲み物が出るやつがいいな。」
[若干距離を取りつつも眠そうな貴方に近づき、屈んで様子を伺う]
「ところで、こんな時間に何してるんですか? 見たところ眠そうですけど、眠いならこんな所で眠るよりも家なり寮なりに帰ったほうがいいですよ。服も汚れちゃうし。えーっと……?」
[声をかけてみたはいいが、初対面の相手だった事を思い出し、なんと呼ぶべきか視線を泳がせている]
ご案内:「大時計塔」に矛海 遼さんが現れました。
■薄野ツヅラ > 深夜の時計塔。誰もいないであろうと登るは赤ジャージとヘッドフォンの特徴的な佇まいの少女。
胸には白いウサギのぬいぐるみを抱いている。
「ふんふんふーん…」
上階でのやり取りを知る術もなく、鼻歌交じりに階段を上っていく。
■渡辺慧 > 「ツッコメよ! もっと過激に! スプラッシュ! 気合が足りてねーぞ! 君は蛍かッ!」
ワザとらしいほどのツッコミのテンプレートともいえる右手でなんでやねんのポーズをとってから、眠そうにめをとろんとさせた。
「あーはん? いや、暇じゃん? 暇だと、こう、高いところのぼりたくなるじゃん? 君もそうでしょ? 知ってる知ってる。イエスだね
■矛海 遼 > 「高い所に登りたがるのは煙………いや違うか」
何処かからか、屋上内の物陰に背を付けて寄りかかるようにスーツを着た男性が立っている
■狼谷 涼介 > 「いや、ツッコミとか言われても……。僕は階段を見つけたからただ昇ってみただけで、高いところが好きなわけじゃないです。」
[困ったようにぽりぽりと頬をかいている]
■渡辺慧 > 「……んんっ!? ワーオ、俺が後ろを取られただとッ!? なになに、お兄さんNINJA? すいとんの術? あー、すいとんくいてーなー。お兄さんすいとん持ってない? 熱々の奴」
いつの間にか現れた人物に、またもやわざとらしく驚く。
「……でで、どちら様?」
■渡辺慧 > 「まじかよ……。クールじゃん……俺は上りたくなっちゃう派だけど……でも銭湯の煙突はちょっと勘弁かな……あれはちょっと高いよね……やばい……」
怖がるようにブルリと体を震わせてから。
「えー……で、なんだっけ……自販機は、ここにゃねーんじゃねーかなー。高いところに自販機は上らないよあんまり。あいつら足ついてないし」
■薄野ツヅラ > 「あれぇ。こんな時間に屋上に人がいる?
物好きなのか、それとも莫迦かのどっちらか?…まあいいか」
コンコン、とスニーカーで階段を一気に駆け上がる。
面白そうなことには目がない少女は、外見相応の子供らしい笑みを浮かべた。
戸を開く。ギイ、と独特の金属の軋む音。
眼前に広がるのは────
「ワァオ、こんな時間に3人も…莫迦がどれだけ多いやら────
っとと、ウサギのオジサンも。」
白いパーカーを着た青年と、眼鏡を掛けた真面目そうな青年。そして先刻ゲームセンターで出会った男性だった。
■矛海 遼 > 「いや、来たのはは良いんだが……やることが無かったので寝ていた。どうにも人が来たので目が覚めたら……と言った所か」
わざとらしく驚く少年に返し、スーツの懐から一本のペットボトルを取り出す
「ポカリしかないが、いいか?」
■狼谷 涼介 > 「やっぱりここにはないですか。うーん……こんな長い階段を昇った先にある場所なのに、自販機の一つも置いていないなんてどうかしてるよ。」
[はあ、と溜息をついた後、突然現れたスーツを着た男性の方に視線を移し、驚いた表情を見せる]
■矛海 遼 > 「ふむ……ぬいぐるみの子か……しかしウサギのおじさんか……なるほど、こういうのもアリか」
屋上に入ってきた少女に視線をうつし、自身の顎に手を添えつつ考えるような動作をする。無表情で
■狼谷 涼介 > 「え、あれ、いつの間に……」
[差し出されたペットボトルに視線を移し]
「あ、これポカリ……いいんですか?」
[再びスーツの男性に視線を戻し、そう問いかける]
■渡辺慧 > 現れた人物に、ふと目をやり。
「シシシ」
続々と人が集まってきた状況に、ニィ、とした笑顔を浮かべる。いい夜だ、と口の中で呟くと、また口からつらつらと適当な言葉を吐き始めた。
■矛海 遼 > 「あぁ、動いた後には水分補給は大切だ。健康に気を使うのは当たり前ではあるし、それを大人が促進させるのは間違いではないはずだ」
眼鏡をかけた少年の前まで歩き寄り、一本のペットボトルを差し出す
「驚かせたようですまないな。ある意味でお互い様だが」
■渡辺慧 > 「やー。いいねぇ、急に莫迦と言われるなんて。刺激的? やややッ! 勘違いしないでおくれよ、俺はSかMかで言えばPだ。分かってくれるね? うんうん、君はそういう奴だと思ってたんだ、うんうん」
現れた少女に対しても声をかける。
「で――君も莫迦の一人なのかな?
■狼谷 涼介 > [声の聞こえた方へと顔を向ける。莫迦と一括りにされた事に対して顔をしかめ、一言]
「初対面なのに失礼な人だなぁ……。こんな時間にこの場所に来る君も、その莫迦の一人じゃないですか?」
[不満気な表情で貴女を見つめる]
■渡辺慧 > 「水筒じゃねーよ! す・い・と・ん! 練り物! 俺はどちらかというと揚げ物派だ! 蕎麦最高! ……って」
差し出されたポカリが別の青年にわたるのを見て。
「俺じゃねーのかよ!
■薄野ツヅラ > 「やぁ、夜ぶりだ。
こいつ忘れてましたよっと、これで貸し借りなしで」
奥に見える男性に小さく手を振り、自分のポシェットから男性の財布を取り出し、徐に投げた。
財布は綺麗に孤を描く。男性の手元に落ちてくるだろうか。
声を掛けた二人の少年をちら、と見遣ると楽しげにくすくすと笑う。
「こんな時間にこんなところにいるボクが莫迦じゃない訳がないだろう?」
■狼谷 涼介 > [差し出されたペットボトルを受け取り]
「あ、ありがとうございます。ちょうど自販機が見つからなくて困っていて……」
[パキリとキャップを開け、一息にペットボトルの1/3ほどを飲み下して笑顔を浮かべる]
「えっと、貴方は? 見た所生徒……ではないですよね。もしかして、教師の方ですか……?」
■矛海 遼 > 「悪いが――――――」
騒がしい少年を見やりつつ、再び懐に手を入れて―――――一本のちくわを取り出す
「ちくわしか持ってない」
■渡辺慧 > 「揚げ物だっつってんだろうがああアアアアアアアアア!」
「もらうけど」
でも受け取る
■渡辺慧 > 「シシシ」
どうやらそれが青年の笑い方のようだ。そんな莫迦……な少年少女中年へ目を向けて。
「そらそうだ、っと。で、そんな莫迦が一堂に会してしまったわけだが……どうする? お茶会でも開く? 俺メイドでもする?」
■矛海 遼 > 向かってくる財布を片手で受け止め
「あぁ、さっき振りだ。4人目の莫迦。そのままネコババしてしまっても良かったんだぞ?」
少女に向けて言葉を返しつつ、喉を潤した少年へ答える
「あぁ、今日こちらへ来たばかりの新任だが、な」
「茶会を開くのだとしても、ちくわとポカリしかないぞ?少年」
■狼谷 涼介 > 「ですよね。ところで、君はこんな所へ何をしにきたんですか?
あ、ちなみに自販機ならありませんよ。一通り見回してみたけどそれらしき物の影すら見当たらなかったです」
[見当違いな返答をしながら、再び最初に出会った青年の方へと目を向ける]
「お茶会を開こうにも飲みかけのポカリとちくわ一本しかないじゃないですか。後、男のメイド姿とか酷い絵面になるんでやめてください。っていうか、やめて」
[青年の突拍子もない提案に呆れたような、げんなりしたような表情を浮かべる]
■薄野ツヅラ > 「あは、詫びも寂びも───ンや、錆びはありそうか。」
にやと小さく口角を上げる。
莫迦3人、否、自分含めた莫迦4人の深夜のお茶会。お茶も何もあるのは一本のポカリとちくわ。
「ねぇ、お茶会しましょうよ。ボク賛成。
お茶菓子代わりに、みんな面白い能力があるんでしょう?」
なんせこんな学生街のこんな時計塔のこんな屋上にいるんだから!、と。
■狼谷 涼介 > 「新任の……どうりで見かけた事がないと思ったら。なるほど、そういう事だったんですね。
もし何かの科目で担当していただく事になったら、その時はよろしくお願いします」
[再びスーツ姿の男性へと向き直り、丁寧に礼をする]
■渡辺慧 > 「ノリ悪いな君ら。違うでしょ。そこは声を合わせて、『レッツパーリーナーーーーイッ!』ていうとこだろ。分かってないな……。あ、そこの莫迦はよくわかってる」
やれやれ、と首を振って。ちくわを齧る。
「ま……じゃ、折角の莫迦の集いだし……名前ぐらい言っとくかな。…………あ、ちくわうめえ」
「俺は、あー……えっと……あれだ。田中ヴォルテックス太郎」
明らかに今考えた。
■矛海 遼 > 眼鏡の少年に対するように、礼を返しつつ
「こちらこそ、その時にはよろしく頼もう」
■矛海 遼 > ちくわを渡した【彼】に向かい、メモを取りながら声を返す
「山田ストロング次郎だな、憶えたぞ」
■狼谷 涼介 > [少女の提案にあからさまに嫌そうな表情を浮かべ、再びペットボトルの中身を一口呷る]
「……別に、そういうのが無いワケじゃないけど、疲れるからあんまり使いたくない。
それに、こういうのって言い出しっぺから最初に見せてくれるものじゃないの?」
[話し続けている内に自然と敬語は解け、青年本来の口調へと戻っていた]
■渡辺慧 > 「だからツッコめよォォォォ! パッション足りなさすぎだろ! 食生活見直せよ! ちくわしかねえのか! ちくわがいけねえのか! 加藤トランディショナル麻呂だっていってんだろ!」
■狼谷 涼介 > 「田中ヴォルテックス太郎……変な名前だなぁ。うん、よろしくね。」
[特に疑問を抱くこともなく、青年をその名前で記憶したようだ]
■矛海 遼 > 「能力を言っても良いが、まずは名ではないか?白ウサギ」
ぬいぐるみを持ち、この中でただ一人の少女に答える
「まずは言いだしっぺからだ」
■薄野ツヅラ > 青年に話題を振られれば、"ほえ?"と間延びした声を上げる。
「ああ、ボクのは大して面白くもないからなあ。鈴木コミッシャル盛岡君とかなかなか面白そうじゃあないかい?
彼自身とっても面白いし。」
ヘッドフォンを外すことなく、さらりと呟く。
「名前…名前ねぇ。君たちは名前にどんな重要性があって名前から何を感じるんだい────なんてどうでもいいか。
薄野だよ、薄野ツヅラ。」
■渡辺慧 > 「……………疲れた……飽きた…………渡辺慧だよ……」
疲れている。この莫迦たち……強い……!
「……で、なに。能力だっけ?」
あれ疲れるんだよなー。と、能天気に呟き。
「……でもたのしそうじゃん? なになに、誰から見せてくれんの?」
■渡辺慧 > 「名前は記号ダロー。なかったらこれから俺はみんなのこと人間かそれ以外化でしか呼べなくなっちゃうよ。それはそれで楽しそうだけど。『よぉ人間! 昨日の人間特集みたか? アレに出てた人間すごかったよなー。え、なに、お前人間のファンなの?』的な。あれ、楽しそう」
は、置いといて、と一幕置き、人好きのする笑みを浮かべ。
「オーケーオケーツヅラな。ヨロシュウヨロシュウ」
馴れ馴れしい
■狼谷 涼介 > 「あれ、田中ヴォルテックス太郎じゃなかったんだ。変な名前だけど、結構似合ってると思ったんだけどな。」
[とても意外そうに、さらりと言ってのける]
「名前、名前ね。僕は狼谷涼介だよ。
能力は……他の人が先に見せてくれたら、教えるよ」
[そう告げて3人にそれぞれ視線を送る]
■矛海 遼 > ヘッドフォンの少女―――白ウサギと例えた少女へ答える
「重要性があるとすれば、呼び方が雑になるだけだ。薄野」
今度は懐から新たに緑茶の入ったペットボトルを取り出している
「渡デストロイ辺だな……うむ」
■渡辺慧 > 「え――まじで……? やだ……ちょっと照れる……」
田中ヴォルテックス太郎は、その頬に手をやり嬉しそうにしていたかと思えば。
「そういえば俺は田中ヴォルテックス太郎ではなかった。やりなおし。デストロイでもない。ごめんちょっと俺もうちょっと真面目にやるから話に入れて? なんか俺だけ別空間にいる気がするの? ちくわうめえ。ごちそうさま」
■矛海 遼 > 「狼谷涼介か………良い名だな」
ペットボトルを手元でくるくると回しつつ、周囲に答えるように口を開き声を立てる
「矛海(むかい) 遼(りょう)。それが私の名だ。渡辺、一本飲むか?安心しろ、炭酸ではない」
手元で回していたペットボトルをそちらへ向けて投げる
■薄野ツヅラ > 「あはは、全員やる気ないし莫迦ばっか。
でもまァ────その莫迦さ、嫌いじゃあないぜ」
からからと楽しげに笑う。
偶然出会った莫迦に自分の話をする、其れはなんのメリットも感じられず、強いてあるとしたらデメリット。
にもかかわらず、ツヅラは莫迦を満喫しようと笑う。
「ボクは生まれつきちょっと耳がいいんだよね。
聞きたくない話も聞きたくない話も、君の心の奥も気になるあの子のハートの胸の内も」
全部纏めて聞こえちゃうんだ、と。
「ね、面白くないだろ?」
■渡辺慧 > 「んっ」
といった後、立ち上がり伸びをする。眠気はすっかり覚めたようだ。
「ふー…………暇つぶしに来てみたら…………いい感じだねぇ」
楽しいことはそうでなくっちゃ、と。莫迦はは一人内心でごちる。
「……っと。サーンキュ。……やー、別に炭酸でもよかったんだけど
■矛海 遼 > 「耳が良い……確かに綺麗な形をしているな?」
無表情かつ眼鏡、重々しい空気を放つ青年の口から放たれるは面白いと思っているのか否かわからない冗句
「所で諸君、暑いのと寒いの、どちらが好みだ?」
■狼谷 涼介 > 「へえ、耳が……ね。便利そうではあるけれど、聞きたくない話まで聞こえてきちゃうのは不便だなぁ。」
[もしかしてそれでヘッドセットなんかつけてるのかな、などと呟いた後、矛海へと視線をやる]
「暑いのと寒いのですか? こんな季節だし、これ以上暑いのは勘弁願いたいんですけれど……」
■渡辺慧 > 「へぇ……」
それはもう。楽しくて仕方ない、といった具合に笑う。自分の世界だけでは、到底見る事が出来ない、そんな――。
「…………ノイズキャンセリング付?」
また莫迦な答えを笑い乍らしつつ。
「寒いの。暑いのは疲れるんだよな。
■矛海 遼 > 「寒いのが二票、か。薄野、君はどうだ?」
そちらに視線を移す
「私は君の心は聞こえないのでな、耳が悪いからはっきりと頼むぞ?」
■薄野ツヅラ > 「其れだけじゃあないけれど、ね」
悪戯を仕組む子供のように、にやりと笑う。
呟いた言葉は宙に溶ける。
「あっは、ノイズキャンセリングなんて高機能じゃないですよ。
気持ち楽になる程度で"思い込み"を誘発する為。
────暑いのは嫌いなんだ、寒すぎるのも。3月ごろの陽気が一番好きかな」
天邪鬼は、答えになっていない答えを返した。
■渡辺慧 > 「春頃なー。嫌いじゃないんだけどなー」
ぼんやりとつぶやき。
「あ、桜餅食べたい。遼、桜餅持ってない? もしくはツクシ」
■矛海 遼 > 「ならばジャッジは……」
周囲の温度が柔らかく、穏やかになり、春の陽気を思わせるような空間が広がる
「これでいいわけだな?」
何処かからか取り出した、花の咲いた桜の木の枝を片手に取りつつ、ちくわを齧っている
■渡辺慧 > 「先生じゃなくて精霊だったか。春一番とか持ってこないでくれよ? あれでパーカーに風が集まって空を飛びそうになったことあるんだから」
冗談、かもしれないことを言いつつ、心地よさげに。
「……ていうか今これ持ってこられても眠くなるわ! 人造クーラーめ! 省エネかッ!」
■狼谷 涼介 > [和らいだ暑さ、広がる穏やかな陽気に不思議そうな表情を浮かべるが、それが彼の"異能"だと気付き、納得したように笑う]
「……成る程、便利な力ですね。こんな力を持っているのならこれからの暑い季節でも過ごしやすそうで、ちょっと羨ましいです。」
[やはり、どこか抜けているような言葉を紡ぎ、矛海の手にある桜の枝を見つめる]
■薄野ツヅラ > 「へェ、実に面白い。好きだよこういうの」
気持ちのいい、文字通り快適な風が頬を撫でる。
ツヅラは、気持ちよさそうに目を細めた。
■矛海 遼 > 「悪いが桜餅もつくしも無い。そして精霊でもない、先公だ。ちくわ食べる?」
うららかな空気を放ちながら、ちくわを飲み込み
「後は植物の栽培にも使えるな。飲み物食べ物の冷凍保存も容易だ。おまけに夏場にスーツでも快適だ。」
風は穏やかに通り過ぎていく
「そうだな。私はそう言った表情(かお)が好きだな。ちくわも悪くは無いが」
■渡辺慧 > 「食べる。まー、そうだな。楽しそうに笑ってるほうが、楽しいんだよ、きっと」
"思い込み"ともいう、と呟き。ちくわを食べる。
「先公か。ちくわ食べるから内申あげてくれよ
■薄野ツヅラ > 「じゃあ頂こうかな、こんな時間に目の前で食べてるのを見たらおなかがすいて仕方ない。
知ってる?飯テロ、って云うんだよ」
上機嫌で矛海へと歩み寄る。
先生ちくわください、なんて軽口を叩きつつちらとパーカーの少年───渡辺を見遣る。
「次は田中ヴォルテックス太郎くんの話を聞きたいな」
■狼谷 涼介 > 「……本当に便利ですね、それ。素直に羨ましいです。
別に、僕の能力に不満があるわけじゃないんですけれども。」
[吹き抜ける風を受け、心地よさそうに目を細め]
「あ、頂きます……」
[ちくわを受け取り、遠慮がちに一口齧る]
■矛海 遼 > 「いいだろう、内申を上げたければ凍結ちくわを時速300キロで300個飛ばすから総て取って食え」
やはり無表情で淡々と答える。狼谷少年と薄野少女へちくわを渡しながら
「後は君たちの力、だな」
■渡辺慧 > 「飯テロリストって響きなんか素敵だな……。…………あれ? それであげてくれんの? ちょっと今度挑戦させてよ」
お腹が埋まってきたのか。再び当初のようにゴロゴロと地面を転がり出した。
「あん? 聞いちゃう? わちきの話聞いちゃう? ヴォルテックスしちゃう? しょうがないなぁ」
ごろごろと転がりながら。後名前俺が悪かったから。と呟いて。
「あれはさる昔……神々が地上でちくわを焼いていたころの話だ……」
■矛海 遼 > 「ああ、上げるとも。食いしん坊の項目と体育の項目に5をやろう」
転がっていると酔うぞ、と付けたし、再び壁に背を付ける
■狼谷 涼介 > 「へえ、神様がちくわなんて焼いてた時代があったんだ。ちょっと意外、漫画の世界みたいだ。
あ、ごめん、続けて? 後、そんなにごろごろしていると本格的に服が汚れるよ」
[興味深そうに、渡辺の話に耳を貸す。それなりに真面目そうな表情だ]
■薄野ツヅラ > 「あっは、神々ってちくわ食べるんだ。
神話も宗教も随分安っぽくなるものですねえ…」
ちくわを食べつつ茶々を入れる。
ごろごろと転がる渡辺を見るや、猫みたい、と笑った。
■矛海 遼 > 「ウサギに猫か、なら私は何かねぇ?あぁ話を続けて」
ちくわを新たに取り出しつつ、適当な所に桜の木の枝を置いている
■渡辺慧 > 「その頃に俺は生きていないので当然この話のオチはないのでここらでしめます。おつかれさまでした」
「猫、猫かー、うーん、そういえばたまに言われんな。にゃーんごろごろ」
転がるの楽しいのに、といってから。
一呼吸、置いて。
誰もが気付かぬうちに――いや、気づいた人物はいるかもしれない。それほどの速度で。――階段の入り口に移動していた。
――尚、転がった体制のままである。
「シシシ、俺は……速く動けるだけ、ってね? んじゃ、アデュー!」
そう、彼は満足していたのだ。……というよりも少し眠気と飽きの方が強くなっていた。そのまま階段から落ちるように……。
「……あ、やべ、おち………」
……落ちるようにその姿を消した
ご案内:「大時計塔」から渡辺慧さんが去りました。
■矛海 遼 > 凄まじい速さで動いた【猫】を横目に見つつ
「うむ、素晴らしい速さだな。体育には点を上げておこう………怪我をしないように帰れよ?」
呟きが風に乗って行く
■薄野ツヅラ > 「うっお、見えなかったし観得なかった。
……やっぱり面白い人ばっかりだねェ」
去りゆく少年をぼけっと眺めつつ、感嘆の溜息を一つ。
独り言を漏らしつつ、残った二人をじっと見遣る。
「──そう云えば、狼谷くんの話がまだだったと思うけれど」
■狼谷 涼介 > [呆気に取られたような表情で、その様子を見つめる。
慌てて手を伸ばそうとするが、既に彼の姿は階段の下へと消えていて]
「……まあ、あの人なら大丈夫か」
[何の根拠も無い事をぼやき、ため息を吐きながら視線を2人の方へと移す]
「それで、僕もやらなきゃダメですかね。結構疲れるんですけど、僕の"異能"は」
■矛海 遼 > 「あぁ……強要するようで悪いな?」
そう思っているのかはわからない、が、真っ直ぐにそちらを見つめて口を開く
■薄野ツヅラ > 「そりゃあボクも云った訳だから。
ボクはすべての学生とすべての教師、この街全てに興味があるんだ。
知識欲を満たす手伝いをしておくれよ、狼谷くん。」
ふふん、と鼻を鳴らす。何処か自信満々な笑みを浮かべる。
どうぞ、と云わんばかりに両手を広げた。
■狼谷 涼介 > 「……最初に言いましたからね、『他の人が見せてくれたら』って」
[それじゃ、と一呼吸置き、手に持っていた半分ほど中身の減ったペットボトルを正面目掛けて軽く放り投げる。
投げられたペットボトルは綺麗な放物線を描き───
───空中でピタリと静止する]
■矛海 遼 > 「停まった……な、中身も動いた状態で止まっているところを見ると【止めた】のは時間か……?」
宙に浮くペットボトルを興味深く見つめている
■薄野ツヅラ > 「ワァオ」
面白いものを見た、と少女は小さく声を上げる。
ぱちぱち、と乾いた空気に手を叩く音が響く。
「──念動力、ってやつなのかい?」
生憎超能力の類は精通してないものでねェ、と笑う。
興味津々、といった様子でペットボトルに歩み寄る。
■狼谷 涼介 > [ペットボトルは静止し続ける。しばらくそうしていた後、まるでビデオの巻き戻しを見ているかのような、そのような動きを見せ、ペットボトルは再び青年の手元へと戻ってくる。
青年はその様子をぼんやりと、ただただ見つめ続けていた]
「念動力……とは少し違うよ」
[少女の方を向き、笑いかけてみせる。そうして視線を戻し]
「これが僕の"異能"です。僕と、僕の周囲にあるものの時間を自在に操作できる……無機物限定ですけどね。」
[再び深い溜息を吐き、ペットボトルの中身を呷り、一息に飲み干す]
■矛海 遼 > 「なるほど……対価の大きそうな力だ。………体調は大丈夫か?」
ペットボトルを興味深そうに見る傍ら、やや心配そうにそちらを見据える
■薄野ツヅラ > 「時間の巻き戻し、かァ。気に入っていた茶碗を割っても大丈夫そうだ。
────少し、羨ましいかもしれない」
どこか儚げな笑みを浮かべて、暫し瞑目する。
「先刻のちくわの神様より、よっぽど神様みたいだな」
■矛海 遼 > 「羨ましいか――――――戻りたい過去でもあるのか?」
厄介な事に、ここに居る中年は人の仕草を見ることについては良い目を持っているようだ。
■狼谷 涼介 > 「ええ、まあ。これくらいの質量の物体ならそこまでは」
[大したことはないですよ、と柔らかく微笑んで見せる。その表情には若干の疲労が見て取れるか]
「それがダンボールとかになってくると話は別なんですけれどね。
勿論、割れた茶碗も……僕の異能の範囲内であれば、元通りになるよ」
[そんな少女の様子を見て、微笑みは困ったような微笑へと代わり]
「神様だなんて、そんな大仰なものじゃないよ。
確かに便利だけど限界だってすぐ来るし、何より消耗がすごいんだ。乱用なんて出来たものじゃない」
■矛海 遼 > 「……無茶をし過ぎないようにな」
狼谷少年に近づき、軽く頭を撫でてから空になったペットボトルを取る
「ゴミ捨てはやっておくよ」
■薄野ツヅラ > 「いいや、ないね。あったとしても会って数刻の人間に話すような過去でもないさ」
相も変わらない不敵な表情を浮かべた。
其れと同時に、どこか諦めたような笑み。
「其れでも誇れる異能だと、ボクは思うよ。何より誰かのために何かできるのだから、其れは素晴らしい異能だ」
くああ、と小さく欠伸を一つ。眠そうに目を擦った。
「じゃあボクもこの辺で失礼しようかな。
面白い話も聞けたし、何より友人が一気に3人も。お得だね」
ひらり、スカートを翻して屋上を後にした。
ご案内:「大時計塔」から薄野ツヅラさんが去りました。
■矛海 遼 > 「ごもっともな答えだ」
やれやれと肩を竦めつつ
「友人と呼ばれるのは何時以来だったか……どうでもいい話か」
埃を払って小さく呟く
■狼谷 涼介 > 「あ、ありがとうございます……」
[撫でられた事に嬉しそうな表情を浮かべる。
そして去っていく少女の姿を見送り、自分も欠伸を一つ]
「ふあ……気がつけば、もうこんな時間ですね。
僕もそろそろ失礼します。寝坊するわけにはいきませんからね。
ちくわとポカリ、ありがとうございました」
[そう言って微笑み、それでは、と会釈をして、屋上から去っていった]
ご案内:「大時計塔」から狼谷 涼介さんが去りました。
■矛海 遼 > 「あぁ。遅刻、しないようにな?」
静かに言葉を返し、風に黒い髪を靡かせる
「始めるか、私の戦いを」
誰に言うでもなく呟き、空のペットボトルを片手に階段をゆっくりと降りていく
夏の近づく中、不自然な花の咲いた桜の木の枝だけを残して
ご案内:「大時計塔」から矛海 遼さんが去りました。
ご案内:「大時計塔」に霜月 零さんが現れました。
■霜月 零 > おーおー、こりゃあいいや。誰もいねーし見通しもいい、のんびりするには最高じゃねーか」
雑な着こなしの学生服にそぐわない太刀を持った青年が、気だるげに現れた
■霜月 零 > 「しかしまあ、言われて来てみたはいいが、すっげぇとこだなここ。適当に見て回っただけでもなんでもあり感あふれすぎだろ、と…」
【適当な事を言いながら、風景を見て、ぱぱっと何かを手持ちのメモ帳にメモしている】
■霜月 零 > (何もなければそのまましばらくメモを続けているだろう)
■霜月 零 > 「えっとー、あそこら辺は水気が豊富、あっちは…神社ね。後で覗いとくか。んで、農業地区は…いいね、やっぱり自然が豊富なのはグッドだな」
【ぶつぶつと言いながら、一通りのメモを終わらせたようだ】
■霜月 零 > 「ん、じゃあ一通りメモ終わったし散歩でもすっか。ったく、取り敢えず地理把握ってのもめんどくせーもんだよなぁ」
【くぁ、とあくびをしつつその場を去って行った】
ご案内:「大時計塔」から霜月 零さんが去りました。
ご案内:「大時計塔」にカエラムさんが現れました。
カエラム > 『鎌のない死神はただのゾンビだ。』
誰もそんなことは言っていない。
だがここにいるちょっとどんくさい巨体は、そんな大したものには見えない。
カエラムは、星を見るために時計塔を登ったのだ。
カエラム > 「………g」
何時どこから見ても、消えてしまった星を見つける事はできない。
そのあたりのことはもう、仕方ないと割り切った。
今残っている星だけでもまだ十分綺麗なので、一々比較したりせず素直に夜空を堪能する。
カエラム > ………眺めていて気が付いた。
ここよりもスラムタワーの方が星が綺麗に見える。
けれどそれは気のせいかもしれないし、もう一度スラムタワーまで行って見比べてみよう。
巨躯は、時計塔を下りていく。
ご案内:「大時計塔」からカエラムさんが去りました。