2015/06/21 のログ
ご案内:「大時計塔」にイクスさんが現れました。
ご案内:「大時計塔」からイクスさんが去りました。
ご案内:「大時計塔」にイクスさんが現れました。
イクス > 大時計塔の頂上にふわふわと少女の姿が現れる。
少女は微妙にうっすらと透けているように見えるかもしれません。

そんな少女は遠くを眺めるように周りを見渡している。

「うわー、意外とでかいんだ、この島」

イクス > ふわふわしたまま、反時計回りに回って、てっぺんの景色を堪能中。

「なんかよくわからないけど、ボロボロなところもあるのね
 人住んでいるのかな~」

……そう言った先には未開拓地区の遺跡群がある。
この少女、遺跡ということに気づいていない。

イクス > 続いて遺跡群から港、居住区そしてその奥にある浜辺を眺める。

「次は、建物いっぱいな場所と浜辺とか……こっちは人多そう。行ってみたいなぁ~」

少女は他に誰もいないこの場所で声を弾ませる。
彼女の目はすでに生気がないはずなのに目がキラキラと表現できるぐらいにこの景色を楽しんでいる。

イクス > 居住区の街並みをじっくりと眺めた後、少女は何故か360度の景色の半分しか見ていないのに、そこで見るのをやめて、「橘」の大文字の前に降りてくる。
少女はすでに一周して見終わったと勘違い。ものすごく満足そうにしている。

「はー……一望してみたけど、ボロボロなところ、建物いっぱいなところ、暗い所いろんなところあるんだねー
 めっちゃ楽しそう♪」

ふわふわうっすらとした彼女はテンション高くくるりとその場で一回転。

イクス > 「あーもう早速、気になっちゃったところ、いっちゃおうかなー?」

常に浮いてる少女はやけにハイテンションな声で独り言いいつつ、浮いた足をバタバタさせて再びてっぺんに登っていく。

イクス > 「えーっとえーっと……あ、あったあった!」

再び時計塔のてっぺんまで登ると時計回りで行き先を探す。

そして、少女が見つけて、思わず指を指した場所は実習地区。
……景色をじっくり眺めていたときには見ていなかった地区である。

イクス > 「さーてっと、早速いっちゃお!」

少女は張りきってそう言うと、テンションとは真逆にうっすらとその姿が消えていった……

ご案内:「大時計塔」からイクスさんが去りました。
ご案内:「大時計塔」に渡辺慧さんが現れました。
渡辺慧 > 屋上。
景色が、よく見渡せる場所。

そこに猫がいた。

渡辺慧 > 先程の。
猫の集団からの後。

疲れた様にこの塔へ上ってきた。
当初、なりたての頃より幾分かましになった体の感覚。

まだ日も暮れていないその時間。

渡辺慧 > 思考している。


……。

猫になってから。
まともに、誰かと喋っていない。
それが、想像以上に、響くなんてあまり想定していなかった。

――意思は通じたあの少年との会話は、幾分か気分を和らげたが……。

渡辺慧 > 自分が、自由に憧れる気持ちは、どこから来ているか。
それは、何となく把握している。
情けないことだけれど、代替行為なのかもしれないけれども。


――あぁ、だからこそ。猫のように生きたかったのだろう。

風景を見下ろす。

渡辺慧 > 自由とは、孤独とも取れる。
何て誰かが言っていた気がする。
あれは誰だったか。



つまり、所詮、自分のそれを求める気持ちは、付け焼刃でしかないのだろう。
まさか、自由であるための猫になってそれを自覚するとは思わなかったけど。


誰かと、少なからず関われていたからこその、自由だったわけだな、うん。


――何かに納得するように、にゃぁ。と鳴いた。

渡辺慧 > ――あー、腹減った。

空腹感から、余計に。
いや、きっと。空腹だからこそ余計なことを考える。
寝てしまおう。

多分、これはどうしようもない。



――寂しいなぁ。


それは聞こえなかったことにして。



そして。その付近で丸々と。
ゆっくりと目を閉じた。

大きな欠伸を残して。

ご案内:「大時計塔」に立花 響さんが現れました。
立花 響 > 学校が終わり、すぐ寮に帰るのも暇になってしまうので暇つぶしの為に時計塔の階段を登る
そもそも時計塔は侵入禁止と言う割には階段もしっかりあるからそこまで危険じゃないのかもしれない。

あっ、という声を出すと共に響は丸くなっている猫を見つける。
この前夜の公園見つけた猫ではなさそうだ。そもそもあれは黒猫でマントをつけていたはず。
起こすのも心苦しいが、ただ近くで様子を見てみたいが為に出来るだけ足音を消して猫の近くへ忍び寄る

渡辺慧 > 少女の足音に気付くこともない。
それは緩やかな眠りに落ちている。


丸まった姿はまるで毛玉のようだ。

立花 響 > 寝ている。
毛玉は寝ている。

ふと寮の禁則事項を思い出す。
確か、動物を飼ってはいけないという決まりは無い。無いはず。
それなら大丈夫だよね…?と毛玉を起こさないように心の中で呟きながら楽器ケースを手持ちから背負う様に持ち帰る。

そして空いた両手は毛玉を抱きかかえようと差し伸べる…

渡辺慧 > それは、気づかない。
疲れから気づかない。


まさか、己が。
女子寮に連れ帰られそうになってるとは。
まるで気づかない。

抱えられると――先ほどの思考からか。――幾分か、それが纏う空気が柔らかくなる。
心地よさげに、さらに眠りに落ちる。

立花 響 > 「…よし」
不意に出た勝利宣言にも似た掛け声。

響はこの前見かけた猫のこともあり、猫用の煮干しは常備してある為、餌に関するアイテムは揃えてある。
ただしそれ以外は何も無い為帰ってからそれらを調べる事になる。

一先ずその柔らかい毛玉を抱えたならば
その軽さと抱えられていても寝ているという事実ににこり、と笑みを浮かべる
今から女子寮に持って帰ろうとしている毛玉は元はここの男子生徒であることなぞ誰が知っているだろうか。
響はそんなことを知らずに、時計塔の階段をゆっくり降りていく。
寝ている為に慧もその一歩が着々と死地に赴いている等と想像していないだろう…

ご案内:「大時計塔」から立花 響さんが去りました。
渡辺慧 > あぁ。

それは、死刑台への道に、どことなくよく似ていた。

ご案内:「大時計塔」から渡辺慧さんが去りました。
ご案内:「大時計塔」に四十万 静歌さんが現れました。
四十万 静歌 > 「――♪」

時計塔の屋上で、
少女は静かに歌を歌う。

栄え、廃れゆく様を月が見下ろしている。
――そんな歌。

少女は歌う。
まるでここにいるのが当然のように。

ここで歌うのが当然のように。

いつも着ているマントは其処にはない。

四十万 静歌 > 「――♪
    ――♪
  ――♪」

さして長い曲ではないが、
何度も何度も繰り返して。

いつも歌うわけでもないが、
なんとなく一人で歌いたい時にたまにここに来る。
まず誰もこない独唱会。

地まで届かぬその声は、
一人寂しく夜陰に満ちる。

四十万 静歌 > 「誰届く事もなく――
 誰に届ける事もなく――
 ただ、空虚な自分を満たす為に――」

何回か繰り返し歌った所で、
そんな言葉を呟いて。

誰も居ない夜空に向かって大きく優雅に一礼。

「今宵の独唱、お楽しみいただけましたか?
 なんて。」

――何もかえってくるはずがない、
そんな自重めいた笑みと共に

ご案内:「大時計塔」にエリンさんが現れました。
エリン > その問いには、ガラン、と一つの音が答える。
続いて拍手の音。

屋上への階段を登ってくるのは、長い金髪の少女。
姿を見せれば、その顔は笑顔で、四十万を見た。

四十万 静歌 > 不意な拍手で高鳴る鼓動。
いつもなら、びっくりして声が出るところだが、
不思議と、今は心が穏やかだった。

静かにエリンの方をみて、微笑みかける。

「こんばんは。
 今宵の歌に客がいるとは思いませんでした。」

エリン > 「すみません、とても綺麗な声が聞こえてきましたのでつい……。
黙って聞いてしまって申し訳ありませんでした」

ぺこり、と頭を下げる。
姿を見せるべきかどうか迷ったのだが、終わってから見せてもいいだろうと判断した。
と、いうのは言い訳で、正直にいうとその歌声を聴いていたかっただけだ。

四十万 静歌 > 「別に誰かに許可を取って
 ここに来て歌っている訳ではありませんし、
 気にする事はないですよ。
 ――ただ、客がこないこの場所で、
 客にまみえたのが珍しかっただけです。」

いつも決まった時間に歌うわけではなく、
こうしてマントを身に着けず、
素顔を隠さず歌うのは――本当に極稀だ。

「――お気に召してはいただけたようで、
 本当に何よりですね。」

艶やかに笑う。

エリン > 「そういっていただけるとありがたいです。
貴女は、ここでよく歌っているんですか?
私はあまりここに来ないので分からないのですが……」

笑いかけてくれる女性に尋ねる。
また機会があれば聞いてみたいと思ったのだろう。
おなかの鈴を、なんとなく持ちながらじっと彼女を見る。

四十万 静歌 > 「残念ながら、歌を生業にしている訳でもなく、
 こういう場所には基本踏み入れないようにしているので……
 極稀、ですね。
 今宵はたまたま幸運だったといった所でしょうか。」

正直に答える。
本当に幸運だ。
――普通の学生ならばこの塔の上で、
こんな時間に歌おうなどしないだろう。

「――鈴、可愛らしいですね?」

そして、もっている鈴へと視線を落とし、
そんな事を

エリン > 「そうでしたか……。
それは……正直に言ってしまうと、すごく残念です。
もっと聞いてみたかったですから」

自分の発言に小さく笑う。
彼女のいう事が本当なら、幸運だったのだろう。
その幸運を内心で神に感謝しつつ。

「ありがとうございます。
これ、お気に入りの鈴なんです。
リン、て綺麗な音が鳴るんですよ」

そういって、鈴を振れば、市販品の鈴とはどこか違う音が鳴るだろう。

四十万 静歌 > 「縁があれば――
 また聞かせてあげれる機会があるかもしれませんけれど、ね。
 ――ふふ。また会う事が出来たら――
 貴女の為に歌いましょうか?」

なんて、と微笑む。
――もっとも、会える可能性は低い。
恐らく偶然のほうが高いのではないかと思えるほどに。
でも、可能性はゼロではない。
だから――もし会えるなら、
それくらいはしてしかるべきだろう。

「それにしても、確かに澄んだ綺麗な音――
 お気に入りというだけあって素敵な鈴。
 ――ひょっとして名のある品だったりしますか?」

エリン > 「!!
あの、もし会うことができれば、その時は是非……!」

手を握っていたらぶんぶんと相手の腕を振り回していただろう。
それぐらいに、嬉しそうな声色をしていた。
それだけでなく、目も大きく開いているが。

「いえ、ご期待を裏切るようで申し訳ありませんが名品というわけではありません。
特注品ではあるのですけど、お金さえ積めば誰でも手に入る程度のものです」

子供がいたずらに成功したように、楽しそうな笑顔を見せる。

四十万 静歌 > 「ええ、では約束しましょう。
 指きりでもいたしますか?」

などと悪戯めいた微笑みを浮かべるだろう。
嬉しそうな声色に嬉しくなりつつも、
次の発言に、してやられましたね、と、
口元を手で隠して笑い――

「特注品、でしたか。
 それならどこで作ってもらったか聞いた方がよろしいでしょうか。
 買う予定はありませんが……
 それだけ素晴らしい品を作れる場所であれば、
 知っておいて損はありませんしね。」

軽く首をかしげた

エリン > 「ゆびきり……えっと、たしか小指を絡ませる行為でしたっけ」

海外生まれ海外育ちのエリンは知識として指きりをしっているが、行うのは初めてで。
こうでしょうか、と素直に小さな小指をだしつつ。

「これはですね、私の地元で作られたものなんです。
どこにでもあるような村なんですけど、凄く上手な鈴を作る方がいまして。
そのお方に作っていただいた特注品なんです」

四十万 静歌 > 「それです。
 他の約束の方法があればそちらでも構いませんよ?」

指を出すなら、同じく小指を絡めて
ゆーびきりげんまんうそついたら……
と澄んだ声で歌い――
約束を。

「地元……という事は残念ながらいくのは難しそうですね。
 ふふ。
 きっとその人は凄い職人だと思いますよ。
 名の知れたものより貴重なもの。
 なくさないよう気をつけてくださいね?」

どこまでも穏やかに優しく語りかけるだろう。

エリン > 「いえ、私は約束の方法なんて口約束と書類ぐらいしかしらないので、是非此方で」

楽しそうに指を絡め、言われるがままに指を動かす。
笑顔で指切りを行い。
――ゆびきった。
最後だけ声をあわせるようにする。

「はい、勿論です。
私の中で、一番とも二番ともいえない大切なものですから。
何が起こっても、これらだけは離しません」

きゅっと、鈴とカウベル。二つをもって笑顔で答えた。

四十万 静歌 > 「ふふ。
 ちゃんと約束しましたから、
 見つけて捕まえてくださいね?」

なんて笑って。

「それにしても、うらやましい。
 そんなに大切に出来るものがあって。
 私には大切なものが……まだ無いから――」

ひとしきり笑った後、そう寂しそうに笑うだろう

エリン > 「はいっ!
必ず見つけて、また聞かせてくださいね」

リン、と鈴を、そして同時にカウベルを鳴らしつつ笑顔で答えた。

「貴女は、ないのですか?
誰かから貰ったものなどは……」

少し寂しそうな、そう見えただけかもしれないが、彼女の顔をみてすこしだけ首を傾げる。

四十万 静歌 > 「そうですね。
 親からは育ててもらいましたし、
 先生もいれば、
 友人もいる。
 恵まれては居ます大切にしたいですけど――

 これだけは大切にしたいものは、無い、ですね。

 この身に変えても大切なものの為に何かしたい狂える想い。
 そんなものをもってみたいですが――
 果たして出来る事やら――」

――貰ったものはあるだろう、
――大切にすべきものもいるだろう。
でも、それは未だ自分の中で大切なものとなりきっていない。
少なくとも、
大切だと言い切れるほどの強い思いはない。
それは……
ひょっとしたら自分がそういいきれないほどに臆病なだけなのかもしれない。
でも、そうである確証はどこにもないのだと、
寂しく微笑み返し、憂いを帯びた瞳で目を真っ直ぐに見るだろう

エリン > 「……――。
大切なものは、今はないかも知れませんが、必ずできると思います」

その目を、逸らすことなくしっかりと見つめながら、言葉を漏らす。
先ほどまでの無邪気な笑みはなくなる。

「私の時もそうでした。
ある日突然、大切なものが出来るんです。
今まではそんなものなくて。
宝物はありましたけど、無くなっても『また同じのもらえばいいや』程度のものでした。

でも突然、今までそんな兆候もなかったのに、出来るんです。
だから……心配しなくても、きっと大丈夫だとおもいます」

最後に、ふっと笑って、緊張をとくように笑う。

四十万 静歌 > 「――存外、そんなものなのかもしれませんね。
 ……では、
 その時が来るまでゆるりと待ちましょうか。
 こない方が幸せなのかも知れないのは分かっていますが――」

真剣な眼差しを受け、
受け止めた言葉をしっかりと記憶しながら、

「それでも、きっと、その時がくれば、
 空虚な自分から抜け出せる。
 その時、きっと私は本当の私になれる気がするから。」

どこか確信したように静かに笑って――

「――ありがとう。
 私は――」

口を開く。名を告げる為に。
でも、その名前は“四十万 静歌では無い”。

「――私は、ジェーン・ドゥ。
 今はそう名乗らせて下さい。」

“名前のない誰かに過ぎない”と、
真っ直ぐに目を見つめて告げる。
不思議とその名乗りは、
“違和感なくしっくりと”来るような気がするかもしれない。

エリン > 「私は、その日が来るよう祈っています。
この世界は残酷ですが、必ず幸せは与えてくださいますから。
貴方にも、必ず、その日が来ることを祈っています」

修道女のように手を合わせ、祈る形を見せる。
同時に、エリンの動きに無視したかのように、カウベルがガランと音を鳴らす。

「――ジェーン・ドゥさん。
私はエリンです。
また会うことがあれば、気軽にエリンとおよびくださいジェーンさん」

少しだけ首をかしげ、笑顔で自己紹介。
その名前を、疑問を覚える事も無く、認識して。

四十万 静歌 > クスリ、と笑って――

「ありがとう。

 ――♪
   ――♪
  ――♪」

歌を歌う、歓喜の歌を歌う。
一頻り歌った後一礼し、

「エリンさん――
 いえ、エリン。
 また会いましょう。
 ――本当に、ありがとう。」

くるりと背を向けて、
それだけを告げて静かに去ってゆくだろう――

ご案内:「大時計塔」から四十万 静歌さんが去りました。
エリン > 去る四十万――ジェーンの背中に向けてカウベルを……否。
おなかの鈴を持って、数回だけ鳴らす。
別れを惜しむようにではなく、また会えることを核心しつつ。


「…………」
そして残されたエリン。
しばらく、その場で鈴の音を聞いているだろう。

ご案内:「大時計塔」からエリンさんが去りました。