2015/08/02 のログ
ルフス・ドラコ > 例の青年が言うとおりにここに二級学生が囚われていようとそうでなかろうと、
ただ"風紀委員会本部に集団で押し入れる"機会はそう有りはしない。
ルフスだってもしも実現するなら、先日の保健室の小火と両腕を折られた保健課の学生についての捜査資料を破棄したい。

ただ、生憎と状況がそれを許さない。
落第街で起こっている組織間抗争の原因となった男を最後に見てしまった以上、
抗争が収まるか、あるいは川藤が捕まるまでは学園内でさえ気は抜けないのだから。
だからこうして、何らかの組織で高い地位についているであろう"山羊"を探してこの場を訪れている。

先程から客が度々追い返されている以上(勝手に帰っているのですけれど)
この街から合法的に締め出すために、軽犯罪法や迷惑行為令を引っさげて風紀委員の側からこちらにやってくるのは既に秒読みだ。

恐らく山羊は、狼が老婆の声を真似て扉を叩くまでは頭角を現すことはないだろう。

ルフス・ドラコ > カラン、と喫茶店の扉に具えられたベルが鳴った。

訪れたのは複数の赤い制服。
『大時計に逃げ込もう』と提案するのは、この中の――

ご案内:「風紀委員会本部が見える委員会外の喫茶店」からルフス・ドラコさんが去りました。
ご案内:「風紀委員会本部 取調室」にルフス・ドラコさんが現れました。
ルフス・ドラコ > そう、山羊なんて誰もいなかったのです。
あわれ羊達は狼の胃袋の中、と言った次第でした。
「えー…………」

一縷の望みを掛けて風紀委員会までついてくれば、あら不思議、なんということでしょう。
疑いを掛けていた相手は見張りの風紀委員と頷きあってからトイレに向かい、風紀委員だけが帰ってきたではありませんか。

ルフス・ドラコ > どこかの段階でこちらに気づかれていたのか。
そんなことを考えながら。
偽造した学生証に印刷されている通りのことを読み上げて、
癪に障るものの例の青年が言っていたとおりに供述する。
「友達がここに捕まってるって聞いてたし、アタシたちだけが悪いんじゃないっていうかー」

そうすれば、相手は『話の出処』が気になって、
ただの愚連隊もどきのことなんて見下しきって多少供述が食い違ってもバレやしない、と。
そんな風にそいつは言っていた。

ルフス・ドラコ > 複数人が証言する『例の青年』については成果がなかったのか。
おそらくこれ以外にもいろいろと忙しいであろう当番の風紀委員は早々にやる気を失ってしまっていて、
くだらない質問を受け流すだけで、あとは一日反省を促されて釈放だろうなということはだいたい想像がついた。

「え、水着のサイズー?んー……ねー、お兄さん。Eの後ってどうやって数えるんだっけ?」

ルフス・ドラコ > 成果なし、というのもあまりにもあんまりなので。
深夜、トイレに連れてってほしいと言って監視には物理的に夢を見させて差し上げて、
先日撃退した、『無辺』に隷属させられていた保健課の少女について探ってみたものの。

そんな捜査資料はどこにも、なかった。
「……それじゃ、あの時私が掛けた通報は、誰につながっていたんでしょうね。」
"借りた"赤い制服は何も答えない。
少女の行方も。
……もしも彼女が自分に出会わずに今回の引き上げに巡りあえていたら、どうなっていたのかも。
何故だか酷く、胸が苦しかった。

ご案内:「風紀委員会本部 取調室」からルフス・ドラコさんが去りました。
ご案内:「風紀委員会本部近くの路地」に紫色のローブを纏った男さんが現れました。
紫色のローブを纏った男 > 【委員会街に存在する風紀委員会本部、
その近くの路地にて、影に溶け込む様な紫色のローブを着た男が、
地面に手を突きながら何やら呟いていた。
明らかに怪しいその風貌ではあったものの、その路地は人通りが少なく、
影に溶け込む様なそのローブの配色もあってか、今の所誰にも見とがめられてはいなかった。】

ふむ……慌しい、な…昨日は何やら騒動があったとみるべきかこれは…
しかし、これは思わぬ好機かもしれぬな
【その地面に手をつくその男は、何らかの魔術を用い風紀委員会本部の様子を探知するしていた
そうしながら、風紀委員会本部様子が慌しい事に気づき、疑問を浮かべるように首を傾げながら呟く。
昨日の騒動とは無関係らしい、その男は、しかし、これを好機として、風紀委員会本部への探知の魔術をより深くへと潜り込ませてゆこうとしていた。】

紫色のローブを纏った男 > ……とはいえ、風紀委員会の本部だ。
ここまで浅い方であれば普通に探知出来たが……それ以上となると…
いや……悩んでいても仕方が無いか、やるしか無いな
【男は何やら呟き、その後、深く深呼吸をした後、
更に精神を集中させ、探知の魔術の発動をされに集中し風紀委員会本部の構造を探ってゆこうとしていた】

さて……俺の剣はどこに保管されてるかね…
【そう呟きながら風紀委員会本部の内部を探知の魔術にて探索する男
彼の目的は、風紀委員会本部に保管されている彼の武器を取り戻す事であった
もう、ここまで来れば彼の正体はわかるであろう
彼は白崎玲刃である

玲刃は、今後行う予定の、ミウとの風紀委員会本部への潜入の作戦の為に
こうして、先んじて風紀委員会内部の構造を把握しようとしていたのであった。】

紫色のローブを纏った男 > ……がっ…!…っっ……結界か…
流石にここまで置くとなると魔術的防護も施されてるってわけか
だけど……ここは強引に…!
【探知の魔術を用い、風紀委員会内部の構造を探ろうとしていた玲刃は、
しかし、探知の魔術が結界に阻まれた事によって苦痛に呻く
結界によって目から血を流しながらも、強引に探知の魔術の強度を強め更に上の階層までもを探ってゆこうとする】

とはいえ、何か騒動が起きてたみたいで助かったよ
風紀委員もそっちの仕業だと思ってくれてるみたいだしな
だが、多少猶予があるとはいえ、ここからは見つかるのも時間の問題か……早く探らなくてはな…
【結界に当たったという事はつまり、この探知の魔術で探っている事もばれている可能性があると玲刃は推測する
しかし、探知の魔術によって感じる風紀委員会内部の様子ではこちらへと向かう様子が無く
玲刃は訝しみながら、しかし、起きていた騒動が原因か、と呟く
騒動の詳細は知らないまでも、その騒動のお陰で見つからずにいられている事には感謝するのであった。】

紫色のローブを纏った男 > ……!?…これは…
ふむ……あいつのオフィスはこの辺りか…ならばそこについても調べる必要はあるか。
【そうして、数刻、更に結界に当たり目や鼻から血を流しながらも、片方の手を地面に、片方の手を額に当てながら
探知の魔術を発動していた玲刃は、7階の高さ辺りの所を探知している中、
ある人物の雰囲気を感じ取った、

その人物は先日の取り調べにおいて玲刃を取調していた取調官、
その者の態度について何か心眼で違和感を感じていた玲刃は、
その者と思しき雰囲気を探知の魔術で感じ取り、探知の魔術で探知した、その部屋の構造と人の雰囲気の数から
オフィスだと推測し、そこも潜入時に調べるべき場所であると判断したのだった】

紫色のローブを纏った男 > ………っっ……ぐぅぅ…ごほっ…!
これ以上は…きついか…?
【そうして、数秒後、更に数枚の結界に当たった玲刃は
目や鼻から多くの血を流しつつ、更に咳と共に口からも血を吐く
流石にこれ以上の探知は難しく、これ以上は命に関わると
探知を止めようとした……

その時!】

紫色のローブを纏った男 > ……!?
みつけ、た………!
たぶん、いや、間違い無い……ミウに創ってもらった剣の一つだ
【そうして、無理かと諦めようとしていたその時、玲刃は見つける
風紀委員本部内に保管されている、自身の剣を
ミウに創って貰った剣のうちの神話級のものの一つである、その剣を
ついに、保管場所を探知し見つける事が出来たのであった。】

紫色のローブを纏った男 > ……しかし、だ…やっと保管場所を見つけられたとはいえ
地上8階の高さか…やはり、これは普通に地上から進入するのでは駄目だな…
となると、もう一頑張り必要か。
【自身の失くした剣の一つが保管された場所を発見する事に成功した玲刃
しかし、その場所は地上8階の高さにあったのであった。
故に、普通に地上から侵入するのではきついと考えた玲刃は

思いついていたある手段を使うために、
外に面していて、更に人の訪れない部屋という条件の場所を探す為、
体の内部が満身創痍に近い状態でありながら、探知の魔術を続けるのであった。】

紫色のローブを纏った男 > ふむ…ここら辺が丁度人の雰囲気も無いし良いか
これは、構造的に物置か何かか…?
それに、下の階も上の階にも人の雰囲気は無いし、例えずれたとしても被害を出さずに済みそうだな…
【そうして更に少し後、
玲刃は進入口として使えそうな部屋に関しても見繕う、
そこは丁度7階の高さにあり、2つの目的のどちらを達成するにも便利といえた

そして、目的を果たした玲刃は探知の魔術の発動を止め、
ふらふらと立ちあがろうとしたいたその時、すぐ近くに何者かの雰囲気を感じ取り飛び退く】

紫色のローブを纏った男 > ……!?
見つかったか…
しかし、ここまで接近されるまで気づけないとは探知する事に集中しすぎたな…
【そうして、飛退きつつ接近してきた者の様子を玲刃は見やる
予想通り、接近してきていた者は風紀委員会の腕章をつけており、風紀委員だと推測できた】

【飛びのいた玲刃の怪しい風貌に警戒しつつ、
ローブを着て仮面を被った見た目に玲刃とは気付かず
誰だ、と問いながら、お前も昨日の二級学生達の仲間かと問いかけてくる】
ああ、いや、俺は無関け……いや、そうだ、俺はあいつ等を助けるためにな
だが、失敗しちまったが、また来させてもらうとするさ
【昨日の騒動とは無関係であった玲刃は、何の事か分からず首を傾げながら正直に言おうとし、
しかし、風紀委員が言った言葉を思い出し、
肯定しておけば、二級学生の方に意識が向きそちらの方に警備が割かれ、
更に後日風紀委員会に潜入したとしても疑いがそちらに向くと玲刃は推測し
剣を奪還する作戦の成功率を上げるべく
まるで昨日の二級学生達の仲間の様に振舞いながら
この路地に来た時に逃亡用に先んじて仕掛けておいたフックロープを掴み
縮小の機能を発動させながらロープを仕掛けたビルへと逃げ去って行くのであった。】

ご案内:「風紀委員会本部近くの路地」から紫色のローブを纏った男さんが去りました。
ご案内:「委員会街:ラウンジ」に嶋野陽子さんが現れました。
嶋野陽子 > 海の家でのバイトを終えても、
寮の改装工事の完了通知が来なかったので、委員会街
のラウンジで時間を潰すことにする陽子。
夏休み中という事で、3部屋のうち1部屋だけの営業
だが、そこそこに賑わっている。風紀委員の利用者が
多いのは、何か事件があったからなのだろうか?

嶋野陽子 > 夕食は、海の家の賄いで済ませたので、
食後のスイーツとコーヒーを頼んで、部屋の隅の方の
ソファー深く腰かける陽子。体重を操作しているので、
ソファーを壊す心配はもう無い。

嶋野陽子 > やがて注文したスイーツとアイス
カフェラテが届き、ほぼ同時に寮の改装があと一時間
で完了するとのメールも届く。移動時間を考えると、
あと30分ほど時間を潰せば良いようだ。
窓の外の夕暮れの風景を見ながら、スイーツをゆっく
りと味わう陽子。

嶋野陽子 > (もうすぐ内風呂ができる。
帰ったらばゆっくりとお風呂に・・・あ、いけない!)
入浴道具は一式持っているが、バスタオルも足拭きマ
ットも用意が無いことに気づく陽子。
(こんな所で暇してる場合じゃないわ。早く商店街で
お風呂用品一式買わなきゃ!)
慌ててスイーツとコーヒーを片付けると、足早にラウ
ンジを出ていく陽子。

ご案内:「委員会街:ラウンジ」から嶋野陽子さんが去りました。