2015/07/01 のログ
■クゥティシス > (頭を撫でられ、少しは落ち着いたのか―)
(名前を名乗り、頭を下げる少女にごくり、と一度つばを飲み込んだ)
(ぐ、と拳を握り一歩前に出て―)
「クゥは…クゥティシス。クゥティシス・トトル・ラクィア。長いからクゥでいい、けど」
「あの、桃花は…ニンゲンなんだよね?何でクゥと…?」
「そんなに珍しいかな…異邦人って」
■白崎玲刃 > ふむ、椛花と呼べばよいか?
【椛花の名前を聞きながら、呼び方について問う。】
そうだな、俺も一応名乗っておくか。
俺は白峰玲刃だ。
【そして、自分も一応はと思い名乗るのであった。】
■葵 桃花 > 「クゥちゃんっていうのか~ うん。 よろしくなの!!
も、桃花は、人だよ・・・秘密があるけど人間なの」(しぃっと指を立てて少女は語る)
「珍しいかなぁって言われると、桃花からすると初めて見たの。 異邦人っていうんだ。
いいなぁ~ 桃花も別の国行ってみたいの!! 楽しそうだし。 クゥちゃんはこっちの世界楽しくないのかなぁ?」
(興奮が冷めない様でぶんぶんとランドセルを握りしめて揺れる。背中に刺さったリコーダーとかもふりふりと揺れている)
■葵 桃花 > 「うん よろしくなの レイハ兄ちゃん。 桃花は桃花って読んでくれればイイの~ あっ レイハ兄ちゃんはレイハ兄ちゃんでイイのかなぁ?」
彼女にとっては大きいなお兄ちゃんを見上げつつ
■クゥティシス > 「秘密…?」
(桃花の言葉に首を傾げるも、その疑問は彼女の次の言葉にかき消されてしまう)
「……桃花だって、いきなり別の世界に放り出されてみればわかるよ」
「今は落ち着いてるけど…辛いわけじゃないけど」
「それでも、「楽しい」なんてこと…あるわけない」
(ぎり、と拳に力が籠る)
(桃花に悪気が無いことぐらいはわかる)
(それでも―)
(それでも、これがニンゲンと異邦人の意識の差なのだという事実が胸に深く突き刺さった)
(決してそんな意図が無いとしても)
(それでも、やはり自分はこの世界にとって異物のようなものなのだ)
(珍しく、面白く―まるで、見世物みたいだ)
「……ごめん、クゥ帰るよ」
「またね、玲刃、桃花」
(それだけ残し、逃げるように走り去っていくのだった)
■葵 桃花 > 「うん。 桃花がマジカルピーチである事は秘密なの」
とあっさり彼女自身の秘密を漏らしつつ
「別の世界に突然やってきたんだ?! 自分出来た訳じゃないの??!
・・・だとしたらすっごく大変そうなの・・ パパとママとあえなくなっちゃったとかなの・・・・・
パパとママに会えなくなるの凄く すごく。。つらいの」
(想像したか貰い泣きをし始める)
ご案内:「学生通り」からクゥティシスさんが去りました。
■白崎玲刃 > ああ、それで良いぞ。
【危険な相手ではないと推測出来た為
子供相手には、怖がらせぬように笑みで対応する。】
マジカルピーチ……?
【何かの異能か魔術かと思いつつ
目の前の少女を見た。】>椛花
………ふむ…
クゥ……
【クゥの言葉を聞きながら。
自分が両親を殺され天涯孤独になった時の事を思い出して俯く
あの瞬間は玲刃にとっては、突然別の世界に放り出されたに等しいものであった。
そして、それよりも辛いであろうクゥの現状を思いながら小さく名前を呟いた。】
そうだな…
じゃあ、またな!
【一つ小さく呟いた後、
走り去ってゆくクゥの背を見送りながら
少し大きめな声で声をかけ手を振る。
少しでも去った事にクゥが懐く申し訳無さを無くせるようにと。】>クゥ
■葵 桃花 > 「クゥちゃんまったねぇ~~ またお話ししようね~」
手を振りふりふりとふりつつ
ご案内:「学生通り」に畝傍・クリスタ・ステンデルさんが現れました。
■葵 桃花 > 「クゥちゃんって凄く辛い目にあっていたのかなぁ?
パパとママに会えないなんて……」
「え!? 何でその名前を知っているの!? レイハ兄ちゃんっ!?」
不思議そうな眼でまん丸と見開いた
■畝傍・クリスタ・ステンデル > 弾を抜かれ折り畳まれた上下二連式ショットガンを抱え、橙色に身を包んだ少女が学生通りを訪れる。
「たしか、このあたりだったとおもうんだけど……みつからない……」
彼女――畝傍の探している物は、『サヤ』の一部。彼女が用いていた刀の鞘である。
しばらく歩いていると、彼女の視線の先には以前異邦人街で出会い取引をした、緑がかった黒髪の少年の姿があった。
「あっ、レイハ。おーいっ」
走って近づきつつ、声をかけてみる。
■白崎玲刃 > まあ、クゥはいろいろあったんだ…
それに今もな…
なんだ、ちょっとした理由があって、クゥは人間が苦手なんだ。だから気を悪くしないでやってな
【クゥの境遇を鑑みつつ、少し俯いた後
笑顔を浮かべて、椛花に頼んだ。】
ふむ……?さっき、自分で言ってたぞ?
【椛花の言葉に首を傾げながら返した】
?…ああ、畝傍か。どうした?
【近づいてくる存在から声を掛けられ首をかしげつつそちらを見やり、
知り合いだと気付き声を返した。】
■葵 桃花 > 「そっか~ よ~~し、桃花が友達になって一杯一杯イイ人もいるって思い知らしてやるの!!」(ところどころ文法が違うがぎゅっと、拳を握ってわぁ~ぁぁ~~っと両手を挙げた)
「つらいときはえっとえっと、友達が入れば、辛いの半分で、楽しい時は楽しさが凄く増えるの。」
「ふにゃ!? そ、そ、そんな事言ってないよ!? 言ってないよ!?」
「お兄ちゃんの知り合い? 」駆けてくる女性を見てわぁ~ あれってマジカルガンなのかなぁ~ すご~い カッコいい~~(新しくやってくる女性のショットガンをうれしそうにみる」
■畝傍・クリスタ・ステンデル > 二人のもとまで近づいた畝傍は、桃色の少女のほうを見る。以前常世公園で風間蒼介と一緒にいたところを見ていたので、姿だけは見覚えがあった。
畝傍は幼い少女の視点に合わせてかがみ、話しはじめる。豊満なバストが強調された。
「ボクはウネビ。畝傍・クリスタ・ステンデル。そうだね、レイハとはしりあいだよ」
畝傍は自己紹介の後、二人に問う。
「ね、このへんで刀の鞘、みなかった?このあたりにあるはずで……さがしてるんだけど」
風紀委員に参考品として持ち去られたり、あるいは事件と関係のない第三者が拾っていったりしていなければ、鞘はこの近くにあるはずだ。
■葵 桃花 > 「わぁ~ ウネビおねえちゃんおっぱい。おおきいの~ 桃花もおおきくなるかなぁ?」(自分の胸をぺちぺちと叩きつつ
「刀の鞘!? 桃花知っている!! 桃花のマジカルソードについているの(がさごそと、ランドセルの中からオモチャの剣を取りだし。鞘をウネビさんに見せつけた」
剣の鞘なの堂々あっているでしょと凄く自信満々だ
■白崎玲刃 > ………難しいとは思うな。それに
【ばつが悪そうな笑みを浮かべながら難しいかもなと告げる
そして、クゥは一度騙されているからこそ、警戒心を残す事も必要だろうと言おうとしたが、
流石に目の前の少女にはショックが大きいだろうと考え、止めた。】
【そして、椛花の言葉を笑みを浮かべながら無言で聞く
純粋だなと思いながら、この純粋さを妨げていはいけないと思い椛花の言葉を否定はしない
しかし、玲刃は過去を思い出しながら思った、本当に辛い境遇の中に居る時は友達すらも作れないものだと。】
ああ、知り合いだ。
【そして、こちらへと近づいてきた畝傍を見ながら椛花に頷いた。】
刀の鞘……?
ふむ、見て無いが……
【刀の鞘と聞き、畝傍と刀で思い浮かぶのは、サヤの事である為
それに関連したものかと思いつつ首を傾げながら見て無いと告げる。
そして、先日の石蒜との邂逅を思い出しつつ、
あの時は、一歩間違えば諦めて石蒜を介錯してしまうところだったと
サヤを助けようとしている畝傍に申し訳無い事をしてしまうところだったなと思いながら目を伏せた。】
■葵 桃花 > 「そっか 難しいのか・・・よぉ~し、 桃花的じゃないよって分かるようにもっともっと、クゥちゃんと話しに行くんだよ」 と完全に自信満々でそう答える。
■畝傍・クリスタ・ステンデル > 「んー……たぶん、おおきくなるとおもう」
バストについての言及は軽く流す。大きさがコンプレックスになっているわけではないものの、
とりわけ自慢したりアピールするものでもないというのが畝傍のバストに対する自己認識である。
「ごめん桃花ちゃん、ボクがさがしてるのはソレじゃないんだ。このあたりに鞘だけで落ちてるって聞いてて、さがしてたんだけど……そっか、レイハも……」
桃花には『サヤ』のことに触れない範囲で事情を説明しつつ、玲刃の答えに若干がっかりする。
「もしかして、風紀委員のヒトがもっていっちゃったのかな」
畝傍は自身で考えうるひとつの可能性を、なんとなく述べてみる。
■葵 桃花 > 「いいなぁ~ なに食べたらなるんだろう? 桃花もばいっと大きくなりたいのに変身した時だけでもでも!! ぶぅぶぅ~」
「そっか~ ウネビお姉ちゃんが探しているの違うんだね~ 鞘だけで落ちている!? なくしちゃった子がこまっちゃうし、桃花も手伝うよ!!落としたもの拾ったら警察に届けるの!!」
■白崎玲刃 > ああ、そうだな。がんばれ。
【玲刃は、何か眩しいものでも見る様な視線で
笑みを浮かべながら椛花を応援した。】
それにしても、鞘か…それも何か意味がある物なのか?
どうだろうな。もし、指名手配されてるなら何かの証拠物品として持ち去られてる可能性もあるが…
そうだな、今度知り合いの風紀委員にでも聞いてみるか。
【鞘と聞き、そう言えばサヤと読みが一緒だなと考えつつ
畝傍の配慮を汲み取ってサヤの名前を出さずに話す
風紀委員が持ち去ったという可能性を聞き、風紀委員ならば、さゆりが知っている可能性もあるなと
そういえば、今は敵では無いのだったと思い出しながら、今度メールで聞いてみるかと考えるのであった。】
■葵 桃花 > 「うん。 レイハお兄ちゃんはクウちゃんの友達なんだよね~ いいなぁ~ 桃花も友達に早くなるんだ!!!」
(にぱっとヒマワリの様な笑みを浮かべ微笑む)
「ふーきいん!? 貴子お姉ちゃんのことなの おまわりさんって聞いたし 今度会ったら聞いてみるの どんなおおきさなのかなぁ?」
桃花のさやと違う形状みたいだしなぁ~
■畝傍・クリスタ・ステンデル > 「……ありがと」
畝傍は桃花に微笑む。
「そう。なくしちゃったヒトがいてね、そのヒト、すごく困ってるんだ。このあたりに落としちゃったっていうのも、そのヒトからきいたんだけど。桃花ちゃんがてつだってくれるなら、ボクもうれしいな。おおきさは……えっと、打刀ぐらい、かな」
畝傍はもう少し詳しく事情を話した上で、桃花に感謝の気持ちを示しつつ、刀の特徴についても説明する。
『サヤ』のことについてはまだぼかしておくつもりではいたが、
「……そう。サヤのなんだよ。サヤが使ってた刀の、鞘」
玲刃に問われた以上、答えない訳にはいかなかった。
畝傍の声のトーンが若干低くなり、表情は真剣なものに。
「……レイハも……ありがと。なにかわかったら、またおしえてほしいな。その時は、ちゃんと報酬も用意するから」
風紀委員に聞いてみる、との言葉に対して、感謝を伝える。
■白崎玲刃 > なるほどな。
いや、報酬はそのままで構わない。
あいつを助けるのは容易な事じゃなさそうだしな。
【サヤの使ってた刀の鞘だと聞き、それにも何か意味がもしかしたら刀を抑える様な意味があるのかもしれないと理解し頷いた。
そして、玲刃も真剣な表情で告げる。報酬に関しいては前と同じで良いと。
報酬については変えるつもりは無かった
とはいえ、それが相当の難度の事であると石蒜と相対し理解したから故である】
■葵 桃花 > 「よぉ~~し 桃花頑張るぞ!! お姉ちゃん見つけたらおしえにいくの!!っ って お姉ちゃん普段何処にいるの?!?」
鞘探しに駆けて行こうとしたが・・・見つけた後というをどうしたらいいか分からず止まる
■畝傍・クリスタ・ステンデル > 「うん……わかった。ホントにありがとね、レイハ」
畝傍は玲刃に再び感謝の言葉を述べ。
「ボクのすんでるところは女子寮だけど……ふだんは未開拓地区のほうで『狩り』をしてる。でもそっちはあぶないから、桃花ちゃんが鞘をみつけたら女子寮のほうに連絡してほしいんだ」
桃花に自分の住所と連絡先について伝える。桃花は外見からして幼い。
携帯端末を持っていない可能性も考慮し、一応女子寮に連絡を入れるように伝えた。
■葵 桃花 > 女子寮に行けばいいんだ~ え!? 未開拓地域って危ないの!? 正義の味方の桃花は助けに行かないとイケナイの!!
よぉ~し 今度鞘を見つけた後は正義をしに未開拓地域にいってみるの」
と少女は連絡先を聞いた後駆けて言った
(みかいたくちいきってどこなんだろう・・・ また後で誰かに聞けばイイの。 まずは、鞘を探すんだよ!!!
■葵 桃花 > 全力で探しに駆けて行くが・・途中で眠くなってお家に帰るのは言うまでもない事だった
ご案内:「学生通り」から葵 桃花さんが去りました。
■白崎玲刃 > ああ、あとは俺の方でも石蒜のご主人様とやらへの対策は練っておく
多分、あれは相当に危険な存在だからな、
それに、ロストサインのマスターの一人でもある、上手くいけば風紀委員や公安委員の協力も取り付けられるかもしれない
【少し、サヤを歪ませた存在への怒りを滲ませながらも、冷静な調子で告げる。
そして、腐条理がロストサインのマスターの一人である事を思い出しながらもしかすればと苦々しい表情で言う
以前のいろいろとかで、公安や風紀への苦手意識は少し持っているようだ。】
未開拓地は…魔物とかも居るから気を付けた方が良いぞ
【椛花の言葉に苦笑いで反応する。】
■畝傍・クリスタ・ステンデル > 「そうそう、未開拓地区のほうは…………いっちゃった」
去っていく桃花を見送りつつ。
「ありがと。でも、しんぱいいらないよ。ボクがなんとかする」
畝傍は玲刃にそう伝える。こう言えるのも、先日の風間の言葉に勇気づけられたおかげだ。
今の畝傍には『力』があり、仲間がいる。その事実を強く噛みしめ。
「……じゃ、ボクはまた鞘をさがしにいくよ。何かあったらおしえて……あっそうだ、連絡先」
そういえば、まだ連絡先を交換していなかった。
そのことに気付くと、畝傍は携帯端末を取り出し、玲刃に示す。
■白崎玲刃 > ふむ…そうか。でも、何かあったら言えよ。
俺も一応はロストサインには因縁があるからな…
ああ、そうだな連絡先交換してなかったな。
俺、携帯は持って無いから、パソコンの方でも良いか?
【心配無いと伝える畝傍の言葉に信じる様に強く頷きつつ。
苦々しい表情で、何かあったら言えと言った。
玲刃は、一度ロストサインに雇われていた手前、ロストサインのマスターには自分も立ち向かうべきかもしれないと思っているようだ。
そして、玲刃は少し申し訳なさそうな苦笑いをしつつ携帯を持って無いと告げ、
PCの方のメールアドレスを書いた紙を渡し、
その後畝傍のメールアドレスをメモした。】
■畝傍・クリスタ・ステンデル > 「うん。だいじょうぶ」
玲刃のメールアドレスが書かれた紙を受け取り、
以前と同じようにヘッドギアを操作、頭上に開かれた円形の収納ポータルの中にしっかりと収納した。
「それじゃ、またね」
畝傍は手を振って玲刃に別れを告げると、再び鞘の捜索へ向かった――
ご案内:「学生通り」から畝傍・クリスタ・ステンデルさんが去りました。
■白崎玲刃 > ああ、じゃあな。畝傍。
サヤを頼むな…
【去ってゆく畝傍の背に、別れの挨拶と共に手を振り、
そして目を伏せて一言呟いた。
きっと、畝傍ならば、サヤの事を強く想っている彼女ならば救えるだろうと願いながら呟いた。】
■白崎玲刃 > さて、そろそろ、俺も行くかね。
【そう言うと玲刃は、
気まぐれに適当に歩きだした。
途中で焼鳥の屋台を見つけて焼鳥を買いながら
何処かへと歩いて行った
ところで、今日から試験期間だというのにこの調子である、
本当に、その事を彼は覚えているのだろうか………???】
ご案内:「学生通り」から白崎玲刃さんが去りました。
ご案内:「学生通り」に晶納 日音さんが現れました。
■晶納 日音 > 学生通りのオープンカフェ。
自分へのご褒美とばかりに奮発した、呪文じみた名前の要するにココアを一口飲んで、一息ついたところで日音はだべらーん、と机に突っ伏した。
「やーん、もう。テストきらーい」
■晶納 日音 > _
彼女はもにもにと突っ伏したまま、ああとかううとか独り言を言った。
「ちきゅうの地理、あれだけ勉強したのになぁ。地球儀くるくる、たのしかった。でも、ペーパーになるとちっともできないの。」
そう始まって、あれやこれや、勉強したけれどできなかったこと、勉強しなかったからできなかったこと。
■晶納 日音 > _
ひとしきりぐだぐだ言い終わると日音は頭を上げた。
勢い良かったものだから、黒髪がばさっと舞った。
彼女はスクールバッグの中からスケジュールノートを取り出すと楽しくなさそうな動作でそれを開いた。
「明日のテストは、日本語会話、英語、有機魔術触媒、呪紋概論……語学が、ふたつもあるぅぅ」
誰か詳しい人に聞けないかなーなんて、先生に聞きに行けばいいことを思いながら彼女は足をパタパタさせる。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
■晶納 日音 > _
髪をなおす/ココアを飲む/ノートをしまう
それから彼女はスクールバッグを机の上に載せて中身を吟味した。
ココアの代金分、この開放的な場所で勉強しておこうと思ったのだ。
教科書を4つ取り出してさてどれにするかとにらみ合い。
「なーにをやろうかなー……提出物はだいたい終わってるんだよなー」
■天導 操 > 【カランカランと扉が開き、一人の女性が来店する…メニューを見て少し苦い顔をしつつもなんとか注文をして、日音のテーブルの席に座る】
ここでもスタ○みたいに注文で手間とらせ無くても良いでしょ…まぁ、それは良いとして、今はどの辺だったっけ…確か、学生通りのこの辺…有った有った
【頼んだコーヒーを啜りつつ、机にパンフレットを拡げて何か書き込みをしているようだが…】
■晶納 日音 > _
「……!」
相席になった相手を見て彼女は目を白黒させた。
それから相手が面積を必要としそうなのを見てスクールバッグを抱きかかえて。椅子を引かない程度に後ずさり。
「えっと、あっと、あれ。知り合いの人でしたっけ。単に席に座った人ですっけ」
割と混乱しながらそういった。
パンフレットに失礼にならない程度に目をやって、それから相手の顔を、見覚えがあるかとまじまじと。
■天導 操 > ん………って、
【正面を見て、そして自分の失敗に気付く】
ご、ごめん!空いてるテーブルを確認した後、パンフレットばっか見てたから、一席分間違えてしまって…
【本気で勘違いしていたのか、慌てて席を立って隣の空きテーブルに移動しようと…
顔を見ても当然見覚えは無いだろう】
■晶納 日音 > _
「あっ、あー!ですよねー!」
何に同意したのかわからない定型句。
言葉の内容より、相手の慌てた顔に彼女は慌てた。
具体的に言うとわたわたと手を振り、スクールバッグを足元の荷物籠に押し込んで、最後に思い出したように机の上を手で払う。
「どうぞどうぞ!これから混んでくる時間ですし私一人ですし勉強風景とか見られて困るものでもないし!」
■天導 操 > あ、あっ、そう?それじゃ、失礼しちゃうよ?(到着二日目にこんな事しでかすなんて…常識はずれの教師としては有名に成りたくないけど…優しい子で助かったぁ)
【そんなことを思いつつ、結局、一度座った勢いのまま再びさっきの席に座って】
………確かに、人もどんどん入ってきたみたいだし…ん?勉強するんだったらあんまり邪魔しちゃ悪いよね 集中出来なかったら何時でも言ってね?席変えるから
■晶納 日音 > _
「いらっしゃいませー」
にへらっと彼女は笑うとココアを両手で持って一口すすった。
ストローなので、ずずー。
「忙しい時間に、一人で勉強してるほうが追い出されちゃいますです」
悪びれることなく彼女は笑って、有機魔術触媒のノートと事典を取り出した。
ノートに赤いセロハンを当てて見直しながら彼女は言う。
うるささが勉強の妨げになんかならないって様子だ。
「あなたも勉強中です?」
■天導 操 > まぁ、昨日今日でこの島に来たわけやから、この辺の地理を現在勉強中です!って感じかな?
【時々方言が混じった口調で、そんな風に人懐っこく笑いながら返事をして日音のノートをチラッとみる】
あー、懐かしい テスト前はそんな風に色々やってたなぁ…ん?
【と、周囲を見渡す…日音と同じように制服姿で席に座って勉強をする学生が多いように見受けられる そして一つの結論に思い当たる】
………もしかして、今ってホントにテスト期間だったり?
■晶納 日音 > _
「じゃあ、ほんとにいらっしゃいませ、ですね!」
返事するときだけ顔を上げて楽しげに言う。
彼女のノートはなんというか、文字より絵が多くてひらがなばっかりだ。
赤い文字には難しい漢字もあるが、それにはふりがながついている。
子供が学生のノートをまねて書いたらこんな風になるかもしれない。
あるいは、まぁ、まだ日本語の読み書きが不自由な異邦人なら。
さても相手の問う言葉に、彼女の表情はうすーく曇った。
がうー、と、架空の概念にかみつきそうな声音。
「そうですよー。きょう、から、一週間!ずうっとテスト!
テスト期間も含めてもう三週間、部活もないんですよ!」
■天導 操 > あららー、そりゃお疲れ様…部活が無いって言うのは、学生に取ってかなりのダメージだし、更にこの学校はカリキュラムもかなり重そうだから、テストも難しいんやろね
【日本語が拙いながらも努力を感じるノートを見て、色々と勉強してるんやなぁ、と思いながらも苦笑して返事をする】
■晶納 日音 > _
「部活がない間も、練習はしてるけど体がなまっちゃうですよ。
おーどーりたいー。おどりたいー。
カリキュラムは……あー」
彼女は遠い目をすると、「自分で組んだから、しょうがないぃぃ」とぼそぼそ言った。
ひとしきり物理的にへこんだ後、彼女はぱっと起き上がる。
何か考え込む素振り+言いよどむ声。名前も知らないのを思い出したのだ。
「あー、えーっと、あなた。はテスト、ないんですね。いいなぁ。
来学期からですか?なにをする人、ですか?」
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
■天導 操 > 踊りって事は、ダンス辺り…かな?ちょっとブランクが空くとガクンとパフォーマンス下がっちゃうよねぇ
【コーヒーを飲みながら、表情がコロコロと変わっていく様を何処か面白そうに見ていると、質問が飛んできて、】
ん、アタシ?まぁ、テストはされる側って言うよりはする側だからね…新規採用の教員なんよ 物理学の、ね?
【魔法学が発展してる手前、あんまり目立つ教科でも無いけどさぁ、と苦笑しながら付け足して】
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
■晶納 日音 > _
「はい。量子点舞踏会です。皆で踊って魔法を使うんですよ。」
楽しいですよー。と顔に書いてありそうな表情。
ひらりと手をあげて、なにか踊りだしそうだったのが、次の言葉に、おおおう。と驚愕する。
上げた手を下げ、ぺたんと机に手をついて深々とおじぎ。
「えっ。先生だったですか。け、敬語使っておいてよかったです!
物理学、えっと、算数ができないと取らないほうがいいって書いてありました。
でも、どんなことするんですか?」
聞き覚えがないからこそ知りたい、って顔をしている。
■天導 操 > まぁ、そんなにアタシはプライベートでは言葉遣いは気にせんけどねぇ 自分自身、つい数年前まで学生だった訳だしさ
【くるん、と手に持ったペンを回して】
へぇ、ダンスで魔法を…中々に面白い発想をする人が居るんやね 魔法を使いながらダンスをする新たな競技なんて
【納得はしているものも、小さな勘違いをしている事には気付かずに、そのまま】
…ん、物理学に興味がお有りかね?
【そう、ニヤリと笑って尋ねる】
■晶納 日音 > _
そうですか?と彼女は首をかしげたが、さりとて今すぐ言葉を砕けさせる様子も見せなかった。
「逆なんです。合唱で魔法を引き出すみたいに、みんなの踊りで魔法を引き出すんです。
えーと、じかんせんいをともなうさんじげんりょうしてんの……あー。
わたしは、踊ってるだけなので、詳しい理屈は説明できないんですけど」
うきうきとしゃべりだす言葉は、おぼつかない言葉にふわふわと小さくなっていき。
それより、と彼女は気を取り直して
「わからないです、けどー。知らないこと、知りたいです。
ちっとも知らないから、興味をもてるかもわからないんです。」
■天導 操 > 踊りで魔法を?ふむ…つまりは、踊りそのものが魔術のための媒体で有ると…?
【暫くぶつぶつと呟いていたが、納得したように頷く そして、その返答を聞いて、少し考えて】
成る程、知らないから知ってみたいと…本当に概要だけをかいつまんで言葉にするなら、『現実に起こる事象を解析して普遍的なルールを見付け数値化する事によって、未来を予測する』って所なのかな?うーん、改めて説明すると難しい物やねぇ
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
■晶納 日音 > _
「おおー、先生だー!そんなかんじです!たぶん!
えっと、詳しい話はー……」
彼女はスクールバッグの中をごそごそとあさると一枚の紙を取り出した。
はがきサイズのカラフルなチラシ。それを相手に渡そうとする。
「勧誘用だけど、どうぞです。裏側に、いっぱい、難しいことかいてあるます」
彼女が言う通り、ダンスサークルの勧誘チラシの裏側には細かい文字でびっしりと、活動意義であるとか、その方法論が書かれている。その中には時間遷移を伴う三次元量子点の座標の観測、といった文字も見えるだろう。
「うーん?いっぱい実験して、ルールを見つけて、未来はルールにのっとってるって思いながら予想する?
魔法はよく、未来を書き換えちゃうから、確かに違いますね。
私はこの島以外のことをよく知らないけれど、外だと学んでいる人が多いのかな、ですか?」
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「学生通り」に天導 操さんが現れました。
■天導 操 > んー、どれどれ…
【と、チラシの裏にさっと目を通して…再び楽しそうに笑う】
理には叶うけれど、これを実際に組み立てるとはね…しかもダンスというエンターテイメント性も兼ね備えてる 魔術に素養がなくても発動できるって言うのも好印象やね
【と、ぶつぶつと呟いて、次は日音の問い掛けに答えるように】
そう、だから淘汰されてきとんよねぇ…まぁ、外の世界も魔術は広まって来とるし、鳴りを潜めてきてるよ、物理はさ
■晶納 日音 > _
「振り付けの先生、すごいんですよー」
分かっていない顔で彼女は称賛し、ココアの最後の一口を飲み終わる。
「ルールが書き換わるとしても、世界はルールの上に乗っかってるのに?
……ごちそうさまでした。私、帰ります。」
あっけらかんと彼女は言うと、荷物をまとめて立ち上がる。
「んー、んー。わたし、晶納っていいます。二年生で、来期の授業はまだ決めてないです。
先生がもしよかったらなんですけど、帰りながら簡単な案内ができます」
■天導 操 > 今度、その先生に逢ってみたくなるねぇ…
【そう、ぽつりと呟いて】
勿論、物理とは読んで字の如く『物事の道理』やけんね 例え見えなくなっても、そこにあるのは間違いないんよ…やけんアタシはこの道を進んでるんよ
【最後にまた笑って告げて、】
んー、そういえば自己紹介してなかったね アタシは天導 操(てんどう みさお)、案内してくれるんやったら是非ともお願いしたいよ
【残ったコーヒーを一気に飲んで、そして自分も立ち上がる】
■晶納 日音 > _
「なんだかやること決まってて、カッコいいです」
かのじょはぐっと片手でガッツポーズをした。
それからカップなんかをかたずけて店から出るだろう
「天導先生。いきましょうー」
ご案内:「学生通り」から晶納 日音さんが去りました。
■天導 操 > カッコいいって言われる程でも無いよ
【口ではそう言うものも、満更でもない様子で気恥ずかしそうに笑って】
…さて、行こうか晶納さん
【彼女に導かれるまま、いろんな場所を巡ったでしょうか…】
ご案内:「学生通り」から天導 操さんが去りました。