2015/07/12 のログ
マジカルピーチ > 「やった~ ソーダ味、ピーチ好きなんだよ」
(包みを取って口に投げ込む~ アリエンティアさんと同じように目を粒って頬に手を当ててしゅわしゅわだ~^っと小さな声で呟く

アリエンティア > 「……うん、そうさせてもらいますね?」

どう呼ぼうかと、ちょっと考えつつ
顎に指をあてて、うーんと唸る。

その時にあわてた声が聞こえたので

「……? え、ぁ、はい……まじかるピーチはマジカルピーチ、ですね?」

うんっとうなずいて大丈夫っと手で落ち着いてのジェスチャーしつつ。

「あはは、ドイツ生まれですからね。好きに読んでくれて大丈夫ですよ?」

うんっとうなずいて、がりっと飴を噛んだ。
あわで口がいっぱいになったので目を見開いた後
おいしそうに飲みほして

白河 誠士郎 > 「そそ、ピーチはピーチで、俺は俺。アリアはアリアでしょ?」

アリア、そう略したようだ。
妙にドヤ顔なので、この呼び方を気に入っているようだ。

「ドイツかー………名前しか知らないから、何ともかな」

自身を引き取った人によると、
フランスに居たこと自体はあったとは言われたがその事以外は全くわからない。

マジカルピーチ > 「う、 うんっ この姿の時は、マジカルピーチって読んでくれればイイのっ ピーチとティアちゃんは友達なの~」
Vサインを見せて微笑む

「ドイツ?・・・ドイツってあいつそいつどいつ?ってやつだから、みしらぬところでうまれたの!?」
外国の国名など分かる訳もなく、人の名前みたいなものの一種だと思ってしまったようだ。

アリエンティア > ――この姿のときはってところは突っ込まないほうがいい、んだよ、ね?

一瞬言葉に詰まって困惑顔。
でもすぐこほんっと咳払いをして

「ん、ドイツっていう国、ですよ
日本とかと一緒です
ここからすごく遠いんですよ
魔術の本場とかも言われてますね……」

なんて少しずつ説明して。

「ま、まぁ。あんま知らなくても、別に生活に問題はないですよ」

うんっとうなずいて。だからだいじょーぶっと、サムズアップした

マジカルピーチ > 「ま、まじゅつのほんば!!! ぴーちもいってみたい!! ようするに、えっと魔法の国みたいな国なんでしょ!!」
アニメで出てくるような凄く立派な城が並んでいる様なモノを想像している。

「すごくとおいんだ~ ティアちゃんは、すごいの~ お友達をと中々会えなくなっちゃうの」
(桃花だったら、やっちゃん達とあえなくてあそべないというのはすごくつらいの)
と、ティアちゃんの近くによってしゅわしゅわソーダを口の中に含みつつも(ティアちゃんの頭に手を伸ばそうとする)

白河 誠士郎 > 「ドイツって魔術の本場なの?へぇ………」

ここ最近、魔術と言う言葉には興味を持っていた次第だ、
今度いろいろと調べてみるのも良いかもしれない。
そう思考を廻しながら、口内の飴をがりっと砕き、中身を下の上に躍らせる。

アリエンティア > 「魔法……そうですね。一昔前は
そんな時代もあったですけど今は普通ですよ普通」

確かにお城は、うん。いくつかあるが……
なんて故郷を思い出しつつ

「あぁ、そこは気にしなくても
家から出ることは許されなかったですし
ガラクタと言われていたので友達と言えるものはひとりも
いなかったですからね」

全然苦とも思っていないように告げて。
飴、ごちそうさまでしたと
少年に向けて言った。

マジカルピーチ > 「シンデレラとか、 プリキ○アとかで出てる城にすんでいたのか~ いいなぁ」

「がらくた!? もう、ティアちゃんと桃花は友達なの友達なの~」
 桃花と本名をぽろぽろと漏らしつつも友達がいなかったtって言っているのを聞くと凄く切なそうにしたあと、抱きしめようとうごく。

白河 誠士郎 > ガラクタ、と言う言葉を聞いて脳裏に何かが疾る。
【からっぽ】という言霊が、自身に向けて。

「でも、今は友達が二人出来た。でしょ?」

にししと言うような声と表情でサムズアップを返す。

「俺と、ピーチちゃんがね?」

あえて、本名は聞かなかったことにする。
彼なりの優しさである。

アリエンティア > 「あはは、はい。ありがとうございます」

頭をなでられた後、さすがに抱きつかれるのは抵抗があったのか
ちょっと後ずさり。
いやだったわけではない、恥ずかしかったのだ。単純に

「まぁ、事実は事実ですのでしっかり受け止めて前に進みます」

――こうして友達、できるわけですし。

と微笑んでから時計を見て。

「……あ、こんな時間! べ、勉きょ……あの、あたしこれで失礼しますね!」

たたたっとあわてたようにその場を後にしようと

マジカルピーチ > 「うん。 ピーチと誠兄ちゃんがお友達だよ~。
友達が困っていたらピーチは何時でも駆けつけてたすけちゃうの~」

「えへっへへ~~ お、お勉強!? ヤバいのお、お勉強やらないと、 アサガオの観察日記しないとダメなの」

(さぁっと青ざめる少女、抱きつかれて避けられよりも勉強という言葉の方が彼女には効果的だったようだ

白河 誠士郎 > 「ん、そうだね。もう少ししたら暗くなるし………気を付けてね?」

ランニングの続きがあり、何よりこの子の行き先を知らない。
まだ他にも予定はあるのだ。本来ならば送って行きたいところだが……。

「それじゃ、俺もそろそろ散歩の続きかな……ピーチちゃんも、暗くならない内に、ね?」

ご案内:「常世公園」からアリエンティアさんが去りました。
マジカルピーチ > 「うん。 ピーチも早く変身を解いて帰るの!!・・・ニャンコちゃん達とお別れするの…… 」

結構長い時間ランドセルは木の陰に置きっぱなしではあるのを思い出し。

「それではまたなの~ ティアちゃんと誠兄ちゃん」

ご案内:「常世公園」からマジカルピーチさんが去りました。
白河 誠士郎 > 「それじゃあね」

笑顔を返し、しばらく周囲を見渡すと、外へ向けて視線を向けて走り出す。
またどこかで会えることだろう。

ご案内:「常世公園」から白河 誠士郎さんが去りました。
ご案内:「常世公園」に相楽 満さんが現れました。
ご案内:「常世公園」に霜月 芙蓉さんが現れました。
相楽 満 > 病院でいくつかの検査を終え、不思議なほどに良好な数字が出たため、数日の検査の結果、やはり退院となった。
実際、満自身少々力を持て余すほどに調子がいい感覚を覚え、今までとの比較に戸惑いすら感じている。
だが、そんなことは些細な話だ。

「……芙蓉」

恋人の名前を呼ぶ。
ようやく、告げられる。

霜月 芙蓉 > 「うん……」

座ってそれを聞いている。多分大丈夫だったのだろうけど……ちょっと緊張する

相楽 満 > 「……治った。完璧」

ぐっと親指を立てて告げた。
自信満々の表情。

霜月 芙蓉 > こくん、と頷く。その言葉が、聞きたかった。

「おめでとう、満君……」

微笑む。立ち上がって抱き付くとかはしない……と言うか、出来ない。
ちょっと腰が抜けてしまった。

相楽 満 > 「うん、ありがとう……医者もなんか驚いてたわ。
 遺伝子異常が治ったのはともかく、壊死を起こしてきた筋肉が正常……どころか、もっと強くなってんだって。
 ……今まで鍛えてたおかげかな」

治ったのは嬉しいのだが、不思議なこともあるものだ。

「……ってわけで、心配かけたな。
 デートの約束も守れそうだぜ」

にへら、と笑顔を浮かべた。

霜月 芙蓉 > 「よかった、よかった……」

同じく笑って、でも立ち上がれずに……ぽろぽろ、と涙が出てしまう。

「あ、あれ?ごめんね、なんだか涙が……」

嬉しい。安心した。そんな感情が溢れて、涙になってしまう。

相楽 満 > 「あ、あぁぁ……ま、また?」

おろおろ。
だが今回は抜かりがない、ちゃんとハンカチがある。
ポケットから取り出し、近寄って涙をぬぐう。

「……うん、ホントによかった。
 ありがとう、芙蓉……ホントにありがとう」

ハンカチを添えるように目じりに当てながら笑顔を浮かべた。

霜月 芙蓉 > 「何度もごめんね……」

あはは、と笑う。用意までされてしまってたんだからもう……。
……でも、せっかく近寄ってくれたんだし。ふふっ。

「ね、満君」

言って、ちょいちょいと手招き。

相楽 満 > 「……んー、まぁ、俺も正直……最初異能無しで体が動かせたときは泣いちまったし」

この子に見られなくてよかった、と本気で思う。
なんとか男らしく振る舞える。

「ん、何……?」

もう少し腰をかがめて近くへ。

霜月 芙蓉 > 「……えいっ!」

近づいてきた顔……の、唇に自分の唇を重ねる。
……実は、一回もしたことがなかった。

「こっちは本当に、初めてだよ」

あの化け物……虞淵も、唇は奪わなかったのだ。

相楽 満 > 「ん……んんっ!?」

目を丸くする。
柔らかい唇に触れた感触が、脳髄まで駆け抜ける。

顔を真っ赤にして、口をぱくぱく。
言葉も出ないらしい、一歩だけ後ずさって放心している。

霜月 芙蓉 > 「えへへ。恋人同士になったんだから、やっとかないとね」

えへへ、と笑ってあげる。実はちょっと恥ずかしいけど、頑張ってくれたサービスって事で。

相楽 満 > 「あ、ぅ……」

唇を抑えてしばし目を回していたが。
意を決したように、芙蓉の頬に手を当てて。

今度は、満から唇を重ねに行った。
歯を当てないように、触れ合わせる程度の口付けを。

霜月 芙蓉 > 「!!!!」

ぴくっとしてしまう。ま、ままままさか、満君の方からしてくるとは思わなかった。
でも、せっかくのご褒美だし……ね。
そのままそれを受け入れる。それになんだかちょっと、気持ちいい。

相楽 満 > ものの二秒ほどしか触れ合わせず、唇を離す。
その短い時間が驚くほど長く感じられたが。

「……お、女の子にキ……キス、されて、されっぱなしで……なんて、そうはいかないよな」

真っ赤な顔で、ほんの少しだけ目を逸らして囁く。
心臓がばくんばくんと音を鳴らしているのがよくわかる。
これは病が治ってなければ、今頃倒れていたかもしれない、などと考えて。

霜月 芙蓉 > 「あはは……そこら辺気にしちゃうタイプなんだ」

ちょっと悪かったかな?とも思う。けど、なんだかそう言うのを変に気にするの、お兄ちゃんみたいでちょっと面白い。

「でも、頑張ったから私からのご褒美。ね?」

にこっと笑ってあげる。こういう時は勝気な方が、恥ずかしがらずに済むのだ。

相楽 満 > 「う、んー……あー、まぁ……
 そういうもんだと、思ってる……」

割と恥ずかしがってなさそうな恋人を見て、自分もまた笑顔を浮かべた。

「……うん。ありがとう。
 でも同じだけ芙蓉も頑張ってくれたし……ご褒美って言ってもなぁ……」

最後に本からあの記述を見つけてくれたのはこの子なのだから。

霜月 芙蓉 > 「あはは、私は答えの書いてある本からそれを見つけただけだから。
頑張ったのはやっぱり、満君だよ」

微笑む。これははっきりしておかないと……私はあくまで、誰でも出来る事をしただけなのだから。

「だからさ。待ってるって言った私を迎えに来てくれたご褒美。
駄目、だった?」

相楽 満 > 「……そっか。
 ううん、すっげー嬉しい」

笑顔になった。
心の底から嬉しいと告げた。

「あとはいろんな人にお礼言わないとなー。
 ホムラギはもちろん、たくさん迷惑かけた人居るし……」

多くの人たちの顔が浮かんでくる。
自分が生きられたのは、自分だけの頑張りではないのだ。

霜月 芙蓉 > 「ホムラギさんにも、お礼言わないとね」

前に話した時は、ほとんどお話できなかった。ちょっと残念でもある。
が……そこで、兄に聞いた話を思い出した。問い詰めに問い詰めて聞き出した話。

「そう言えば!抜け出して訓練施設でお兄ちゃんと試合したって聞いたんだけど!?」

ぴしっと指差す。なんてことをしていたのだろう、この人は。

相楽 満 > 「ある意味あの子が一番助けてくれたしなぁ……」

苦笑しながら少女の姿を思い出し。
びしっと指さされると同時に首をぐりんと真横に向けた。

「……………………
 そういやククル先生に雪城のこと話すの忘れてたなー。
 聞ける状態にならなかったのもあるけど」

真横を向いたまま全力で話を逸らし始めた。

霜月 芙蓉 > 「あー、ちょっと逃げないでよ!もう!なんでそんな危ないことしちゃったの!?
お兄ちゃんもお兄ちゃんだよ、無理してでも止めてくれないと駄目じゃない!」

ぷんすか。本当にうっかり死んじゃったらどうする気だったんだろうか。

相楽 満 > 「あー……いや、なんてーか……」

観念したように顔を向け、ふぅ、とため息。

「……あの時さ、ホントに死にたくないって気持ちがわかんなかったんだ。
 こないだも言ったけど、もうすぐ死ぬって状態に甘えてたのもあったんだろうな。
 だから芙蓉の兄ちゃんが居なかったら、多分死ぬ寸前まで体動かしてた」

白状する。
この子に嘘はつきたくない。

霜月 芙蓉 > 「……」

それはちょっと寂しい。待っている、と言う言葉だけでは理由にならなかったのだから。ちょっとだけ、お兄ちゃんに嫉妬する。
自分でも、珍しいなあ。

「……お兄ちゃんに感謝、だね。
でも聞いたよ?お兄ちゃん独妙剣出したって。あんなのなんで出しちゃうかなあ……満君が躱したって聞いた時はもっと驚いたけど」

アレは、正直お父さんが使ってるのを見ても「使われたら無理じゃないかな」って思うような技だった。
それを躱した、と言う事は凄い事だと純粋に思う。

相楽 満 > 「……いや、まぁ……今は無茶したなって思うよ。
 ごめん、芙蓉」

謝った。
なんだろうか、この子の寂しそうな顔は心臓を掴まれたように響く。

「んー、確かに感謝だよな。
 ……なんだっけ、あの最後に出した俺の動きに合わせての攻撃かな。
 ……あの瞬間に、死ぬわけにいかないって思って、勝手に体が動いたんだよな……」

そんなすごい技だったとは、後で聞いたが。
体が反射的に動いたのが不思議なくらいだが、あれが生きるための火事場の馬鹿力だったのだろうか。

霜月 芙蓉 > 「私は剣術専門外だから詳しい事はわかんないけど、反射であれを躱せるのは本当に限界超えてると思うよ?
そう言う意味じゃ、ちょっと誇らしいかも」

にへ、と笑う。
ある流派の奥義とされる技を躱した人が彼氏だなんて、かっこいいじゃないか。

相楽 満 > 「……反射、なんだろうなー。
 体が勝手に動いたし」

本当にすごいのだろうか、とは思うが。
こうして恋人が笑顔になっているならば、それはそれでいいのだろう。

「……これから、もうちょっと強くならないとな。
 今度はもう、芙蓉に怪我させないように。
 ……多分、今また芙蓉があんな目にあったら……」

想像する。
考えるだけで胸の奥が熱くなる。
目が細く、鋭く細められる。
あぁ、この子はこんなにも自分にとって大事なのかと、不思議なほどに実感する。

霜月 芙蓉 > 「ん。じゃあ満君が守ってね?
……私も、守ってあげるから」

そう。霜月芙蓉にとっても、相楽満は既にとても大きい存在だ。
ならば、霜月流五行弓術の全てを以て守り抜く。
その決意は、とうに済ませてある。

「虞淵には負けちゃったけど、私これでも結構強いんだから。
守って貰ってばっかりじゃないんだよ」

相楽 満 > 「ん、それでおっけー。
 頼りにしてるよ、芙蓉」

ほんの少しだけ、まだ暗い顔。
その口元が釣りあがったような笑みは、少しだけ恐ろしくもあるかもしれない。

「そうだとしても、だ。
 誰にも芙蓉は渡さないから。
 ……それは守るとか、芙蓉が強いとかじゃなくて。
 俺自身の決意だよ」

霜月 芙蓉 > 少しぞく、とする。
兄はこうも言っていた……『アイツは狂戦士(バーサーカー)の資質がある』と。きっと、この目を見てそれを感じ取ったのだろう。
でも……ならば、そばにいる私がその狂気をコントロールしてあげなきゃ、と思う。

「それも、私も同じ。
私だって満君は誰にも渡さないよ。独り占めしちゃう。
だから……お互い、独占しちゃおうね」

にへ、っとちょっと悪戯っぽく笑う。
お互いに独占。なんだかいい響きじゃない?

相楽 満 > 「……うん、それで行こう。
 お互いに独占、だな」

にへら、と笑った。今度はいつもの笑顔。

「うし、じゃあ帰ろっか、芙蓉。
 寮まで一緒に」

座る芙蓉の前に手を差し伸べる。
手のひらを上に向けて、まるでお姫様を迎えるかのように。

霜月 芙蓉 > 「うん。じゃあエスコートお願いね?」

微笑んでその手を取る。
自分を守ってくれる、大事な大事な騎士の手を。

相楽 満 > 「任せとけって。
 しっかり送り届けるからな」

ゆっくりと引き寄せ、その手を握って。
少しだけゆっくりとした足取りで、この時間を楽しむように寮へと向かっていった。

霜月 芙蓉 > 微笑みながら、隣に立って歩いていく。
この時間がとても幸せに感じる事を、また幸せに感じながら。

「(……ふふっ)」

笑みが零れる。この時間を満喫しながら、ゆっくりと寮に向かっていった。

ご案内:「常世公園」から相楽 満さんが去りました。
ご案内:「常世公園」から霜月 芙蓉さんが去りました。
ご案内:「常世公園」にエルピスさんが現れました。
エルピス > 「……ふぅ。」

 散歩兼見回りのついでに公園に立ち寄り、ぼうっと息を吐く。
 特に何か用事が有る訳でもなく、ただただぼうっとしているだけの模様だ。

エルピス >  特に何も考える、ぼんやりと当たりクジ付きの自販機でジュースを買う。

 どろり濃厚ミルクセーキのボタンを選んで、押す。

「……ん、はずれ。」

 当たらなかったので1個出てくる、
 そのまま取り出し口から取り出して、ベンチに座ってプルタブを開けて飲む。

ご案内:「常世公園」に一樺 千夏さんが現れました。
一樺 千夏 > 小脇に何やら看板抱えて、公園の開いているベンチの近くへ。
そのまま看板を設置する。
看板にはこう書かれていた。
『喧嘩売ります』

エルピス > 「……」

 なんか変な人が居る。
 かと言って揉め事を起こしている訳でもない。

 >そっとしておこう。

一樺 千夏 > うん、と満足そうに頷いて どかりとベンチに腰掛けた。
タバコを取り出してとりあえず一服。

なお、看板には小さくこうも書かれている。
『値段:時価』

エルピス >  みなかった、ボクはなにも見なかった。
 ……流石に立場もあるし、喧嘩を売る理由もない。
 と言うか時価、て、あのお姉さん築地なの、それとも回らない寿司職人なの。

 ……視線を外して、出来る限り居れないようにする。

一樺 千夏 > 「……喧嘩代行、とか 殴られます とかのがよかったかしら」
タバコを吸いながらなんとはなしに、視線を外してくれた少女(荷見える)を見続ける。

動かない気や日も暮れた夜空を見るよりは建設的だろう、多分。

エルピス >  ……何か見られてる、とても見られてる。
 何か悪い事したかなボク。もしかして喧嘩売られているのだろうか。
 とは言え、声を掛けるのもためらわれる。

 ……頑張って視線を外し続けることにした。

一樺 千夏 > (かわいい子よねー……ああいう子って需要あるのかしらん?
 あの子で釣って寄ってきたのから巻き上げたら楽そうよねー)
思考は完全に美人局である。

「……いっそ、浚うか?」
なんか、口に出た。

エルピス > 「ひっ」

 なんかさらう、とか聞こえた気がした。
 いや、気のせいだろう。そう思って聞き流す。

一樺 千夏 > 浚ったところで、協力は得られないだろう。
没だなぁ。
煙を吐く。小さく腹の虫がなる。
タバコは心の平穏に役立ってくれるけれど、お腹は満たしてはくれない。
何か買い食いするべきだけど……

「いや、お金あるとは限らないしなぁ」
再び口に出た。

エルピス > 「うぅ、ううん」

 ……何か目の前のお姉さんは不審だけど、
 特にこっちに声を掛けてくるわけでもない。
 変な因縁を付けられる前に、
 
 もし何か問題を起こしたら、その時に改めて公安委員として対処しつつ、風紀委員に協力を仰げば良い。

 そう思えば席を立って。

 なんか全身の飛行ユニットを起動して、飛び去った。
 スカートの中は、スパッツ。

ご案内:「常世公園」からエルピスさんが去りました。
一樺 千夏 > 文字通り飛んでいった。
「……わぉ」
まさか、自分と同じで機械の体だとは露とも思っていなかった。

「いやーこの島、狭いけど深いわー」

一樺 千夏 > タバコを右手で握りつぶしてそこらに捨てる。
新しいタバコを取り出そうとして……。

「あー、切れたか。
 仕方ないわね、買いに行きますか」

ご案内:「常世公園」から一樺 千夏さんが去りました。