2015/07/29 のログ
エルピス > 「あまり不安そうにしてても困らせちゃう、よね。」

 首を横に振って何かを振り払おうとする仕草。
 ゴミ箱に缶を捨てる。

「……静歌お姉ちゃんに会いたいな。」

 お姉ちゃんは、この島で唯一、ボク<沈目言正>がボク<エルピス>になる前の事を知っている。

 ……縋る様にスマートフォンを取り出し、メールを打ち始めた。

【件名:ホームシックかも ∈(・ω・)∋】
【ちょっと、静歌お姉ちゃんに会いたくなっちゃった。今度、遊ばない?】

 ちょっと件名が重いかなと思えば、
 適当な顔文字を付けて雰囲気を軽くしようと試みたりしつつ、送信。

エルピス >  
 言い換えれば、四十万 静歌お姉ちゃんに逢う事で自分が自分であると保とうとしているだけだ。
 分かってはいつつも、甘えてしまった。その事実にはたと気付けば、バツが悪そうに眼を伏せた。

(ごめんなさい。)

 ……あがけばあがく程深みに落ちていく自分に気付く。
 まるで沼にでも嵌った様だ。そう思えば立ち上がる。

「……ううん、ちょっと歩いてから帰ろ。」

 コンビニで巨大杏仁豆腐でも買って帰ろうか。
 そう思いながら、公園を後にした。

ご案内:「常世公園」からエルピスさんが去りました。
ご案内:「常世公園」に桐竹 琴乃さんが現れました。
桐竹 琴乃 > 夜の公園。
通例のようにふらりと、立ち寄る。
今日もバイト帰り。
何だかんだととにかく稼がねば話にならない。
親からの仕送りはほぼ無く、学費は出してもらっているものの、それ以外は全て自給自足というのがルールであった。
「……放任主義が過ぎるよねー」
などと愚痴った所で何も変わらないのでひとまずバイトだ。

何となく、部活などは所属していない。
何となくなので理由も余りない、などと思っていたが。
大方本土でのあれでそれでそう言うのに所属するのが少し怖かったんだろうなーと今は少しだけ考える。

ぷらぷらと慣れ親しんできた公園の道をゆっくりと歩く。
夜風が今日は何時もより少し涼しい気がする。

桐竹 琴乃 > 自販機でジュースを買い、これまた何時も座るベンチへ。

尞に居る時間が短い彼女は大体こういう所で時間を潰す。
これまた特に理由は無い。
ただの気分だ。

そのまま夜歩きに行く事もあるので更に尞に居る時間は減る。
「……何かそれも勿体ない気もするなあ」
呟き、ジュースのフタを開ける。
思えば尞で何かしらした覚えが余りない。
気が向いたらさっさと尞に帰って見るのもアリかな、など考えつつ。

一時の休憩を楽しむ。

桐竹 琴乃 > ペットボトルをベンチに置き、携帯端末を弄る。
幾つかメールやらが来ているのでそれをチェック。

「うえー……」
またシフト変わってくれメールである。

琴乃は基本のシフトを余り持たない。
大体週初めにぐらいにメインのスタッフのシフトが決まり、その穴を埋める形だ。
部活やら委員会に所属もしていないのでそれでも問題は無い。
そして所謂助っ人的な感じであるので大体シフト変更してほしいと言うのは彼女にお鉢が回ってくる。

「ま。いいか、報酬お願いしまーすっと」
ぺちぺちと返事を書き、送信。
代わるのだからそれに対する報酬位求めてもバチは当たるまい。
多分オゴリ一回とかであろうが。

一端端末を閉じて返事を待ちつつだらっと辺りを見回す。
「涼しくていいやねー」
一口、ジュースをまた口に含んで。

桐竹 琴乃 > 「しかし」
そろそろ海に行かねばなるまい。
というかそろそろ泳ぎたい。
そして
海に行くと言う事は。
約束を果たすと言う事である。

「……」
ちら、と自分のカバンを見る。
正確にはその中にあるもの、を見たのであるが。
今日のバイト上がりに買った訳で。
水着である。
新しいのである。

ひとまず、これで海に行ける。
後は適当にメールをしておけばいい。
直接あって言ってもいいが。

ベンチに深く腰掛ける。
直接は何かアレだ。
アレなのでメールにしよう。
そう考え再度端末を取り出す。

返信も来ていた。
「オゴリ一回あざーっす」
そう返す。
「とりあえず準備出来たから何時がいいっと」
メールを打ち、送信。
まあすぐは帰ってこないだろう。

桐竹 琴乃 > 「ふー」
少しの緊張の後、携帯の液晶をしばらく見た後、閉じて再度片付ける。
そしてまただらーっとしはじめる。

何もない日もあるのだ。
というか何もない日の方が多いのだ。
それを寂しいと捉えるか、そう言う日もいいものだと捉えるかである。
当然どちらもいいものであるのでどちらも否定しない。
なのでだらりとする。

誰か来てもいいし、このまま一人しばらくゆっくりするのもいい。
ただひたすらゆっくりする。

目を閉じて、辺りの音を聞く。
木々がざわめく音などは中々聞いてていいものだ。

桐竹 琴乃 > 風の音。
木々の音。

視覚を閉じれば音に敏感になる。
頬に当たる空気にも敏感になる。
ちょっとした集中状態。

その状態でひたすら、視覚以外の情報を楽しむ。
「……」
真っ暗で、何も見えなくても。
それでも音やら何やら。
非常に饒舌で。
木々の声が聞こえる、とかそう言うのもわからないでもないかなあ、などと。

「ま、私には何言ってるかなんてさっぱりだけど」
呟く。
当然そんな異能を持ち合わせてはいない。
ただそういう気になってもいいかな、というだけだ。
きっと本当に聞こえる奴は聞こえるんだろうなー。
などと。

桐竹 琴乃 > ぱちり、と目を開け伸びをする。
「んんー」
そして改めて視界情報が飛び込んできて。
さっきまで聞こえていた、感じて居たモノが嘘のように希薄になる。

何時の間にかジュースも飲み干していた。
立ち上がり、カバンを拾う。
ゴミ箱へペットボトルを投入し。

「さーて今日は帰ろうかな」
もう一度だけ大きく伸びをして。
尞へむかってゆっくりと歩きはじめた。

ご案内:「常世公園」から桐竹 琴乃さんが去りました。
ご案内:「常世公園」に惨月白露さんが現れました。
惨月白露 > 公園のベンチに腰掛け、ぼんやりと空を見上げる。
ケータイを片手に、カチカチ、と爪の先で画面を叩いた。

『俺は結局どうしたいんだろうな。』

二級学生として生きて来て、
一刻も早く一般学生になろうとしてたのに、
いざそのチケットを貰っても、使うのが怖い。

「―――はっ、結局何も変わってないな、俺は。」

目を伏せ、手にしたペットボトルを一気に呷ると、
苛立たしげにそれをゴミ箱に放り投げた。

「……あっちぃな。」

ベンチには日差しが煌々と降り注いでいる。
そんな場所に座っていれば、暑いのは当然のことだ。
あたりをきょろきょろと見渡すと、大きな木が影を落としているのを見つけた。

ゆっくりと立ち上がると、
そちらのほうにふらふらと歩み寄って行く。

惨月白露 > 木陰に入ると日差しが無くなった分、
随分と気温が下がったように感じる。

葉の隙間から差し込む細い光を見上げて目を細めると、
軽く手で払って木の根に腰掛ける。

鞄からお菓子を取り出すと広げ、
片手でそれをつまみながら、もう片手で本を開いて読み始めた。

惨月白露 > ふと視線を流すと、
遠く教室塔の屋上に竜が降り立つのが見えた。

「―――ほんと、なんでもありだよな、この学園は。」

『はぁ』とため息をつくと、
手にしたビーフジャーキーを口に運ぶ。

本のページに視線を落とすと、
警察機関に所属する男が、暗殺者の男を壁ドンしている。
『………俺を殺すのか?』『いいえ、殺しませんよ。貴方は私と来るんです。』

というやり取りを目で追いながら、
視線を再び屋上に向け、ふぅ、と息をつく。

「アイツ、安全なのかな。
 いや、安全じゃなきゃ、もう少し騒ぎになってるか。」

空を見上げると、小さな影が青い空を飛んでいる。
学園の外の世界はもう少し混沌としていて、
ドラゴンも沢山いる、という噂を聞いている。

それが入って来ないのは、学園の努力の成果なのか、
はたまた、噂が真実ではないのか。

惨月白露 > 本に視線を戻す、涼しげな風が髪を弄ぶ。
穏やかに、静かにぱらりと、ページを捲る。
今度は、警察機関の男が暗殺者の男の腕を掴み、顔を寄せていた。

『捕まったのは、私のほうなのかもしれないですね。
 貴方という檻に、私の心は愛という手錠で繋がれてしまった。』

『な、何を言ってやがる、俺とお前は暗殺者とヤードだ。
 二人の道は、絶対に重なっちゃいねぇよ。』

そんなやり取りを視線で追いながら、
再び本から視線を外し、今度は海のある方向に視線を流した。

「―――外の世界、か。
 学園じゃない世界に出れば、俺も自由になれたりすんのかな。」

まだ見ぬ外の世界に、思いを馳せる。
そこがどうなっているのかは知らないが、
今は、なんとなく逃げ出したい気分だった。

「いや、ダメか、どこに行っても。
 ……俺は、俺から逃げられない。」

再びビーフジャーキーを手に取ると、口に運ぶ。
それを噛みちぎると、ごくりと飲み下した。

惨月白露 > 本に視線を戻すと、文字を追いかけて行く。
物語は、そろそろ終わるようだった。

『クソが、俺だって、お前を殺したくなんかねぇよ。
 でもな―――ッ!!』

『わかっていますよ、貴方の為に死ねるなら、私も本望です。
 ―――短い間でしたが楽しかったですよ、貴方に会えて良かった。』

そこまで読んだ所で、
『ダンッ』と、小さく銃声がどこからか響いた気がして、
顔を上げて、あたりを見渡した。

「……んなわけねぇか」

『ここは学生街だしな』と本を閉じると、ゆっくりと立ち上がる。

「―――そろそろ時間だな、行くか。」

荷物を纏めると、公園から立ち去った。

ご案内:「常世公園」から惨月白露さんが去りました。
ご案内:「常世公園」に無悪 正義さんが現れました。
無悪 正義 > 夏の日差しが差し掛かった常世公園、その一角に無悪正義(さがなしまさよし)は姿を現した。

その手には白いビニール袋。中身は小皿と缶詰、パン屑、そして割箸。
無悪の姿を見た獣たちが集まり始める。
犬、猫、鳩、大小様々な野生動物だ。

「よぅ、お前ら。待たせたな。」

擦り寄ってきた野良犬の頭を軽く撫でて、無悪は手馴れた手つきで小皿を並べ缶詰の中身を割箸で入れていく。
缶詰の中身を配り終えると今度は予め小さく分けておいたパン屑をさっとばら撒く。群がる鳥の大群。

「少しはゆっくり食えよ・・・」

無悪 正義 > 「さて、涼むか。」

一段落着いたあと、無悪は日陰になっている近くのベンチへと腰掛、懐から何かの本を取り出した。
本の題名は「動物大百科in常世島」、常世島の動物達について誰かが書き記した本だ。
図書館から一目を忍んで借りてきた、いかにも小さな子供が好きそうなあれである。

無悪 正義 > 受付のお姉さんの生暖かい優しい目が今も忘れない。

餌を食べ終わった小さな子猫がこちらに歩み寄ってきてにゃーと鳴いた。

「悪いが、今は勉強中だ。それから、俺を頭って呼ぶな。」

どの動物から呼ばれ始めたのは謎だが、無悪正義は気が付けば、動物達からは頭と呼ばれ慕われていた。
人間からは若頭、動物達からも頭。なんだ、やはり顔か。顔が怖いから頭なのか?

などという雑念に駆られながらも、無悪は動物大百科の読書に励んだ。

(いつ、どこで、どんな動物と出会うかは分からない。
獣医を目指す以上は、能力に頼らずに知れる限りのことを知っておかないとな・・・」

傍から見れば怖い不良が動物達に囲まれながら分厚い本を読んでいるようにしか見えないその光景であったが、
無悪正義は己の夢に向かって、真剣に努力に励んでいた。

無悪 正義 > (ドラゴン、ヒドラ、グリフォン、ワイバーン・・・
なんかゲームで見たことある奴ばっかりだな・・・)

見慣れぬ生物が登場し始め、無悪は早くも半信半疑になり始めていた。
その時、本の前を一匹の猫が遮る。
「にゃーん(ねぇねぇ、構ってよ~)」

ちくしょう、なんて可愛さだっ!!!
心の中の動揺を悟られぬように無悪はやれやれと言わんばかりの顔で「ちっ、しょうがねぇな・・・」とクールを貫いた。
その横で涼んでいた人懐っこい犬達は「いいなぁー」としょんぼり顔をしている。

それからしばらく、無悪は猫じゃらしでずっと猫と戯れていた。

無悪 正義 > (ハッ、しまった・・・またやっちまった・・・)
気が付けば30分ほど、動物達と戯れていたらしい。
犬達に棒を投げては拾ってこさせる遊びをしていた無悪はふと我に返った。

「やっぱり公園じゃ捗らないか・・・」

そう悟った無悪は空の缶詰や小皿をビニール袋に戻して、
動物達の頭を一回ずつ撫でてやってから、帰路へと着いた。

ご案内:「常世公園」から無悪 正義さんが去りました。
ご案内:「常世公園」にテリメーラさんが現れました。
テリメーラ > 日も沈んでちょっぴり暑いよーな、少しは涼しくなったよーな、20時頃。
御飯も食べ終わって、夜のお散歩も終えて、ぽつんとベンチに座る女の子。

雲の様な真っ白なクッションを抱いて、足をぷらぷら、尻尾をふりふり。

テリメーラ > “テリメーラ”
和訳して“たくさん星子”の名に恥じず
ぽけーっと空の星を眺めてみたり。

と言っても、ちゃんと勉強してないせいで名前はわからないけど、
テリメーラはあの赤い星が好きだ。

テリメーラ > っていっても多分次に見たらわかんなくなっちゃうけど。
今日はあの星の気分なテリメーラ。

じぃっと眺めてみたら、何かの扉が開きそうな気分。
心なしか尻尾の勢いが増したのかな。
クッションで隠れた口元も少し笑っている様に見える。

ご案内:「常世公園」に清水 宗司さんが現れました。
清水 宗司 > 一人の青年がふらりと公園に足を運ぶ。
清掃が趣味の彼だが今日はなんとなく訪れただけのようだ。

「おや……」

軽く公園を眺めてみれば
見覚えのある少女の姿を見つけた。

テリメーラ > きっとあの星には、
えびふらいの様な生き物が居て、
お金の代わりに尻尾を使っているんだ。

とちょっと頭の弱そうな妄想を繰り広げている。

そんなことで、頭が一杯で、そう遠くは無いが、まだ気づいてないみたいだ。