2015/08/15 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」にヒビキさんが現れました。
■ヒビキ > 夏場のカフェテラスといえば
座り心地の良い椅子
うつ伏せで寝れるスペースがある机
そして空調!
「…いやいや、カフェで飲み物無いのはいけないいけない」
常世島に帰ってきたヒビキは本土の地元のお土産、『三ツ橋』を女子寮のロビーのテーブルに置き、
お好きにおつまみくださいと書き置きをしてから久しぶりにカフェテラスに訪れていた……一人で。
更にウンウンと唸っている様子は外から見ればただの不審な人物にしか見えない
「別にここはお一人様でも優しい所だから良い所だよね」
テーブル席を丸々一つ占拠しながら一人考え事に耽るには持ってこいの場所である。
しかも頼めば飲み物が出てくるので糖分に困ることもない。
今日もここのアイスコーヒーは良く身体を冷やしてくれる
■ヒビキ > 小気味良くカラン、とアイスコーヒーが入っていた氷の山が動く音が鳴る頃、
ヒビキは椅子にもたれかかり、腕を組みながら再び思考の世界に飛び込む。
この件に関してはヒビキが響だった頃から引っかかっていた物なのだが、
《この島に法は存在するのか》という事。
いや、存在はしているのかもしれない。それを元に風紀委員会や公安委員会が動いてるのだろう
しかし、しかしながら、その法を決めているのは一体誰なんだろうということがどうしてもヒビキの頭に引っかかる。
生徒を罰するのは公安・風紀委員会。しかしながらその委員会に所属しているのも生徒。
生徒にそんな権利があるとは到底思えない
彼らがどういうタイミングで、どういう判断基準で動いているのかという事も自分勝手ながらもヒビキは考えを進めてみる
ヒビキは組んでいた腕を解き、自分に分かりやすくする為に右手を《委員会所属の生徒》左手を《素行の良い生徒》、
机の上に置いてあるアイスコーヒーのグラスを適当に建物と見立て思考を進めていく。
■ヒビキ > 右手は人差し指と中指を使って歩いている。きっとパトロール途中なのだろう。
ヒビキの頭の中ではそれはちゃんとした人が歩いている。
外から見たら一人で遊んでいる少し可哀想な人に見られそうだが、今のヒビキの頭の中にはそんな言葉は存在しない
そこに左手が何か企んでいるのかグラスの影に隠れて右手が通り過ぎる様子をジッと見ている。
傍から見れば怪しい。勿論委員会所属である右手がそれを見かけると声をかける
「そんな所で何をしているんだい」と
左手は声をかけられると回答に迷いながらもこう答える
「人を待っていました」と
この時左手は本当に人を待っていたのだが、彼は待ち人を驚かす為に隠れていたとする。
■ヒビキ > 右手は不思議そうに考え込む。
右手からしてみればそれは《普通》ではない。
普通ではない様子を見ると疑り深ければ待ち人と合流するまでマークするかもしれないし、過激な委員会は連行するのかもしれない。
要するに、委員会所属の生徒は現場を一任されている刑事のようなもので
左手の生徒がどうなるかはその右手の生徒の思考によって左右されるものではないだろうか―――
それが無数に存在するということを考えると、常世島は良く本土で見ていたサスペンス・ドラマの村社会の縮図のような印象を受ける。
「まさか、ね」
ここまで考えてヒビキは鼻で笑って今までの思考を投げ捨てるかのように首を横に振る。
「こんな委員会の生徒が沢山いるなら今頃はとんでもない事になっているはずだろうし、
今さっきの会話一つで判断するような委員会の人はいないだろうしね」
それらが実現してしまうとどれだけこの島が世紀末な島になってしまうか、もしそうなってしまったら自分なんて生きていけないだろうな、
等と思考を巡らせて再び鼻で笑う。
「常世島での適正なんて、存在しないよね」
そう一言呟くとアイスコーヒーの氷が溶けて水になった物を飲み干してから立ち上がり、会計を済ませてまたどこかへ歩いて行った
■ヒビキ > 「……そーいえば、私風紀委員とか公安委員の人と話したことないのに、こんな事考えてもどーしようもないよね」
それでもここまで考え込めるともなると印象というのは怖いものだね、と考えつつそれらを思考にゴミ箱に投げ捨てた
ご案内:「カフェテラス「橘」」からヒビキさんが去りました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に綾瀬音音さんが現れました。
■綾瀬音音 > (久しぶりのカフェテラス。
お気に入りの席が空いていたのでそこに陣取りメニューを見る。
久しぶりだしあれもこれも食べたいなぁ、とメニューに目を走らせた。
とは言え身体の許容量は決まっているし、食べたいもの全部、と言う訳にはいかない。
とりあえずは甘いもの――と、ケーキやタルトの欄を眺める。
相変わらずにどれも美味しそうだし、全部食べたいけれど、やっぱりそういう訳には行かない)
ん――。
(ぺらりとページを捲ればパフェの欄。
結構種類が多いなぁ、といつもケーキやタルトばかり見ていた自分は改めてこれらを見て、ちょっと思う。
今日はパフェにしようと、そのページでめくるのをやめた)
■綾瀬音音 > (シンプルなものから豪華かつ華やかなものまで、色々と種類は揃っている。
どれも美味しそうだし、どれも食べたくなってしまうが、そこまで余裕はない)
うーん……
(唸りながらパフェのページと睨めっこ。
上から下まで視線を何度も往復させている。
今しか来れないわけではないし、何時でも来れるのだからそんなに悩まなくても、と思うがやっぱり悩む。
だって、何時でもこれても今食べれるパフェは一個だけなのだ。
悩まずにいられるだろうか)
■綾瀬音音 > (うんうん唸りつつ、ページの中を視線が行ったり来たり。
それから、悩みに悩んで悩みぬいてから、店員さんを呼んだ)
すいません、真っ白パフェ一つとアイスティ一つ。
(そう告げると、メニューを閉じて所定の位置に戻し、椅子に深く座りなおして背もたれに身体を預けた。
――漸く、日常に戻ってきた気がした。
ここ半月近く、本当に怒濤だったのだ。
自分の人生の中では一位二位を争うと言ってもいい。
本当の本当の、根本的な部分では何も解決していないような気もしているのだが、とりあえず、事態は落ち着いた、と言っても良いだろう。
それにはー、と深く息を吐き出した。
目を閉じる。
自分とは何の関係もない喧騒が、耳に心地よい)
ご案内:「カフェテラス「橘」」に嶋野陽子さんが現れました。
■綾瀬音音 > (夏休みが終ったことを嘆く声や、この夏の自慢話、夏休みが終わったとはいえまだ続く夏の予定を考える声。
そんなものが耳に入ってはどこかへと流れていく。
そう思えば夏らしいこと夏の間何もしなかったことに気づいて落ち込みかけたが、それも呼気一つで逃すと緩く首を振って何処かへと追いやった。
喧騒が告げる通り夏はまだ終わらないし、延長戦だって可能だろう)
■嶋野陽子 > 異邦人街でのやなぎさんとの話の後で、
少しお腹も空いた陽子は、食事ではなくスイーツをと
考えて、わざわざ学生街のカフェテラスまで戻ったの
だが、店に入ると、見覚えのある顔がいた。
サヤさんの下着選びを手伝ってもらった綾瀬さんだ。
あの時は途中で店員さんに自分のサイズの下着が入
荷したと呼び止められて消息不明になってしまったの
を、まだ謝っていなかった。
綾瀬さんの席にゆっくりと歩み寄り、
「綾瀬さん、御無沙汰しています。ここ、よろしいで
すか?」と尋ねる陽子。
■綾瀬音音 > (うつらうつらととりとめないことを考えていたが、話しかけられて目を開けるとそちらへと顔を向けて――否、顔を上げて嶋野を見た。
丁寧な挨拶ににっこりと笑って、自分の前の席を手で示してから。
因みに前回の事は特に気にしてはいなかった)
うん、陽子ちゃんお久しぶり。
いいよ、いいよ、座ってー
(と、快諾して彼女が座るのを待って、メニューを差し出そう。)
■嶋野陽子 > ありがとうございますと言って
綾瀬さんの正面に座り、メニューを受けとる陽子。今
日はガッツリと甘いものをという気分なので、ホワイ
トパフェとチーズケーキと洋梨のタルトを一つずつに、
アイスコーヒーを頼む陽子。
「夏休みも終わってしまいましたね」と、注文を終えた
陽子が話しかける。
■綾瀬音音 > (座っても大きいなぁ、とその大柄な体躯を見ながら思いつつ。
彼女の注文を聞けば、吃驚したような羨ましそうな、そんな視線を向けた。
一度にスイーツを三品も……羨ましすぎる。
自分は夕飯分を考えれば一個が限界だというのに)
そうだね。なんか本当にあっという間だったよー。
2週間なんてあっと言う間だよね、楽しむ暇もなかったよ。
陽子ちゃんはどんな夏休みだった?
(先に注文を終えていた自分には、頼んだものが届いた。
ソフトクリームとホワイトチョコのアイス、それに生ホワイトチョコレートのパフェだ。唯一ミントが鮮やかなグリーンで爽やかな印象を与えている。
お先に、と言うと早速スプーンを差し入れて、幸せそうに口に運ぶ)
■嶋野陽子 > 自分が頼んだものと同じパフェが
綾瀬さんの前に並ぶのを見ながら、それにケーキと
タルトを追加した自分の注文を、やり過ぎたかなと
少し反省する陽子。
昨日四時間の筋トレと二時間の剣術実習があったの
で、半端無いカロリーを消費していたのだ。
『陽子ちゃんはどんな夏休みだった?』と聞かれて、
ミウさんの天界に行った前半と、保健病院で治療と
警護に明け暮れた後半を思い出し、
「前半は個人的なお節介で、後半はバイト先のトラブ
ルで全然夏休みらしい事が出来ませんでした」と総括
する陽子。
「綾瀬さんの夏休みは如何でしたか?」
■綾瀬音音 > (尤も、それだけ大きな体なのだから、たくさん食べたって不思議じゃないことも解る。
流石に彼女がどれほどのカロリー消費をしていたかは知らないが、それを聞けば目をまん丸くしただろうけれど、今は知ることもなく)
あははははは、じゃあ私と同じだね。
そんな感じだと宿題とか大変だったんじゃない?
でももうちょっと夏は続くし、折角だから夏っぽいことはしたいよねー
(と、パフェを実に幸せそうに口運びつつ――冷たいアイスクリーム類や甘い生チョコが凄く美味しい――そんなことを言った。
当然彼氏の共犯者の所に出向いていたとか、病院のあれこれやだとは気づくこともなく)
■嶋野陽子 > 宿題の事を聞かれると、
「幸いにも宿題は前半のうちに2回に分けて片付けて
おいたわ。後半にバイトを入れたのは計画的だった
から」と答える陽子。
「准看護師の資格を生かして、保健病院の看護のバ
イトを入れたらば、初日の朝に寮の先輩が撃たれて
担ぎ込まれて、それから4晩、治療と不寝番だった
のよ」と説明する陽子。
無論、目の前の綾瀬さんが、夏休み前半のトラブル
の大本である白崎先輩の彼女であるとは露知らず。
■綾瀬音音 > さっすがだね。
やっぱり宿題は最初の内に終わらせておくに限るよね。
後から慌てるのは好きじゃないし。
……え、陽子ちゃん准看護師……看護師さんの資格持ってたの?
わ、わあああああ……それってトラブルっていうか、凄いというか……。
本当に、お疲れ様でした。
でも、そんな事件起こってたんだね。
全然知らなかったよ
(トラブルの内容を聞けば眉を寄せて労るように嶋野を見た。
それはかなり大変だっただろうし、心配もしただろうし、辛いことだっただろう。
軽く頭を下げた。
然しながら自分の――自分たちのことでいっぱいいっぱいだった少女は事件については何も知らなかったし、気づいてもいなかった)
■嶋野陽子 > 『でも、そんな事件起こってたんだね。』
という綾瀬さんの反応に、綾瀬さんのトラブルも相当
大変だったのだろうという感想を抱く陽子。
恐らく彼女はまだシイン先生による生徒の殺人未遂事
件自体を知らないだろうと考えた陽子は、
「何しろ現職教師による生徒の殺人未遂事件だったか
ら、風紀委員は先週の本部襲撃事件に続いて、また
もや大騒ぎで、風紀委員さんの多くは夏休みゼロだ
ったんじゃないかしら?」と補足情報を入れつつ、
風紀委員に同情する陽子。
■綾瀬音音 > ……え、先生が生徒を殺人未遂……?
それってかなり大変なことっていうか……、本当に大丈夫だったの?
陽子ちゃんの先輩。
大怪我しなかった? 命や身体に別状はない?
(と、詳細を聞いた内容に戦慄し、眉を寄せた後そんな質問を飛ばす。
撃たれたと言ってももっと軽い内容を想像していたのだが、殺人未遂、と言われれば深刻な内容を思い浮かべる。
それは、自分が想像する以上に大変だったに違いない)
―――――ッ、……そうだね。
風紀委員の皆さんには本当に頭がさがる思いだよ……
(本部襲撃の話を言われれば頭を抑えた。
勿論頭が下がると言うのは申し訳無さからである。
本当にうちの白崎がご迷惑をお掛けしました。
それは嶋野に言っても仕方がないことなので、言わないけれど)
襲撃事件はね……本当にね……申し訳ないというかなんというか……
(パフェの長いスプーンを口に運びながら、委員会街の方へと視線を向ける。
ボヤくように嘆くようにそんなことを呟いた)
■嶋野陽子 > 四十万先輩の容態を聞かれたら、
肩甲骨が銃弾で粉砕されたのを、異能を使って4晩で
完治させたと説明する陽子。今では退院して復学して
いると補足する。
襲撃事件に話題が転じると、
「実は私、あの犯人二人に命を救われた事があるので
す。海水浴場にクラーケンの襲撃があった時に、私も
その撃退に参加したのですけど、クラーケン最後の津
波攻撃を止めてくれた白崎玲刃先輩とミウさんが、
襲撃犯だったのです。あ、ミウさんは私の推測です
が」と、声を潜めて話す陽子。
■綾瀬音音 > (嶋野の説明を聞けばよかった、と安堵したように笑って。
そして嶋野をまた労っただろう。
本当に、お疲れ様でした、と。
異能を使って、銃創を4晩で回復させるのは凄いことだと思う。
異能や魔術でなければ、出来ないことだ。
怪我をする機会の多い彼氏を持つ身としては、少々羨ましげであった)
――そっか。
玲刃君と知り合いだったんだね。
ミウさんは名前だけ知ってるけど、うん、襲撃事件の共犯者だって聞いてるよ。
私、玲刃君の彼女
(此方も小さい声で、そこまで知っているな、隠すこともないだろうと、ミウに関しても告げてしまう。
然し、やっぱり彼はそういうことに首を突っ込んでいるのだなぁ、と改めて思って苦笑して、それから恥じるわけでもなく、ごくごく自然に白崎とは恋愛関係にあると告げて)
■嶋野陽子 > 『本当に、お疲れ様でした』
という労いには、
「今からバイト代の振込が楽しみです」とおどけて見せ
る陽子。
ミウさんが共犯との確証が取れ、
(海水浴場で見せた連携の良さが、何故か風紀委員会
本部でも感じられたのは、やはり偶然では無かった訳
ですね)という感想を抱く陽子。
『私、玲刃君の彼女』
綾瀬さんの口から出た衝撃の事実に、流石の陽子も
一瞬、言葉を失う。
「白崎先輩の命知らずぶりは3度拝見しましたが、
毎回あんな感じでは、毎日心配で生きた心地がし
ないのでは無いですか?」と聞く陽子。
■綾瀬音音 > (たっぷり貰わないとねぇ。
と、話題を軽い物にするのであれば、此方も軽い調子で答えて。
「ああ、でもこれ、人には言いふらさないでね」
とミウに関しては簡単な口止めをしておこう。
風紀委員なら知っているかもしれないが、余りおおやけにしてもいいような話でもないだろう)
(言葉を失う様子に、ちょっとだけ悪戯めいた笑みが浮かぶ。
そりゃあ、全く出会った場所の違う突然知人友人が恋人同士だ、と告げられればびっくりもするだろうと。
一旦パフェのスプーンをソフトクリームに刺すと、アイスティを軽く飲んで)
毎日って程ではないけどね。
でもやっぱり不安だし心配だしバカって怒りたくもなるし。
今回の襲撃事件に関して言えば、生きた心地は本当にしなかったよ。
――だけど、大好きだから。
信じて待つしかないよね
(と、諦めにも似た様な言葉を告げつつ。
それでも声に含まれる甘やかさから、白崎をこの少女がどれだけ思っているか知れるだろうか。
まあ、実際は本当に止めて欲しいのが本音の本音だけど、それは出来ないと言われてしまったし)
■嶋野陽子 > ミウさんについて口止めされると、
「それは先週天界にミウさんを訪ねた時に、口外し
ないと約束したので大丈夫です」と答える陽子。
綾瀬さんの一途な恋心を垣間見た陽子は、
「白崎先輩が50人に襲われて重傷を負ったとき、
私は保健課から緊急通知を受け取ったので、多分
一番最初にお見舞いに駆け付けたのですが、今度
からはそういう通知が来たら、綾瀬さんに転送し
た方が良いですか?」と聞く。
■綾瀬音音 > (そっか、良かった。
と、ミウに関してはそう告げて。
然しながら、以前の襲撃が、50人規模だと聞いて大きく目を見開いた後、考えこむように下を向いて、唇を噛んでから、真剣な表情で顔を上げる。
それから)
そうだね、お願いします。
何度も言ってるんだけど、連絡してくれるかどうかはちょっと怪しい気もするし、意識不明になったら連絡もしてもらえないからね。
玲刃君携帯持ってないからこっちからは連絡できないし
(そう言って、頭を下げた。
彼女の申し出は願ってもないことだ。
是非ともお願いしたい事柄だった)
■嶋野陽子 > 『そうだね、お願いします』と、
綾瀬さんに頼まれれば、
「一応、保健課限りの業務上の機密情報だから、
綾瀬さん限りでお願いしますね」と付け加えた
上で、白崎先輩に関する通知のみに転送先を設
定することにする。
「ところでミウさんには最近会いましたか?」
と聞く陽子。
■綾瀬音音 > ああ、うん、解ったよ。
玲刃君のだけで十分だよ、ありがとう。
誰かにいう必要もないしね、ああ、そうだアドレス……。
(と言ってバッグからスマホを取り出して連絡先を交換しようとしながら。
赤外線で大丈夫? と首を傾げて。
彼女は善意で言ってくれているのだし、迷惑を掛けたくもないので、情報をもらっている事自体、他に漏らすことはないようにしようと思う。
白崎にも、だ)
……ミウさんとは会ったことない――や、本当は会ったことがあるらしいんだけど、覚えてないんだ。
それに天界にいるんでしょ、だったらそう簡単にはあえないよ、う、な……?
ん、天界??
(するっと流していた天界に彼女が行ったという話。
それに今更ながらに首を傾げる。
天界って何処だ。
門の向うか、それとももっとこう――あの世的なものなのだろうか。
そして彼女は行ったといった。
どうにも意味がわからずに盛大に疑問符を浮かべて。
ミウが神なのは知っているが、この世界にいるのに天界? と首をかしげた)