2015/06/14 のログ
ご案内:「ロビー」からメアさんが去りました。
ご案内:「大浴場」にメアさんが現れました。
ご案内:「大浴場」に稲葉聡美さんが現れました。
メア > んー…(大浴場まで来てみたが、先輩なんて
呼ばれるのはもちろん初めてで違和感が多く…)

普通に、メアで…いいよ……?(そう稲葉に問いかける)

稲葉聡美 > 「ん……そっすか。おっけーっす。じゃ……メアちゃんっす!おっけ?」

(脱衣場に着くと、恥じらいのかけらもなくその平坦な体を露わにしていく。その中で返答した)

メア > うん、それで……(ちゃん付けは普段から呼ばれているので
違和感はない、満足げに頷き自分も衣服を脱いでいく。膨らみかけ
の子供の体、だが肌には傷やシミが一切ない。まるで人形のよう
にも見える)

稲葉聡美 > (きれいな身体……年相応?あるいは、子供にしては不自然?)
(一抹の違和感があったかもしれない。自分の体をちらりと見た。そそっかしいので膝に少し傷がある)

「さあてと。先客は……?」

(脱衣所の籠はちゃんと見ていない。扉を開けると、広い浴場には濃密な湯気。)
(さとみが放った言葉は、浴場の心地良い熱気により彼女の意識からサッと掻き消された)

ご案内:「大浴場」に薬師寺 瀬織さんが現れました。
メア > 誰も、居ないね……(まぁ珍しい事でもない、
ここはどの時間でも空いているのでこういう事もある。とシャワーの方へ向かい
髪と体を流していく。暖かなシャワーが汗を流して心地いい…)

薬師寺 瀬織 > 二人の後から大浴場に入ってきた少女が一人、紺色の髪をなびかせ歩く。
バスタオルで隠された胸は、しかしその状態でも非常に豊満なのが見て取れた。
軽くシャワーを浴び、体を洗い始める。

稲葉聡美 > 「んー!いつも入ってるけど、二人だとすごく広く見え……おっ!」

(後から入ってきた豊満で物々しい右腕の女子生徒には見覚えがある。)

「……せおり先輩!ちっす!」

(気づくかわからないが、合言葉めいて屈託のない笑顔を向けた。)

メア > ん…?(頭を洗っているタイミングで新しく入ってきた少女を見る。
その視線は胸にいく前に右腕の義手に向かう…みた所機械の様だが
大丈夫なのかな、等と考えるが一先ず頭と体を洗う)

薬師寺 瀬織 > しばし体を洗っていたが、聡美に気づくとそちらを向き、応える。
「……あら、稲葉さん。こんばんは」
表情は変わらない。瀬織は笑顔を作るのが苦手だ。しかし、その声色はどこか優しかった。
その後、もう一人の視線にも気付き。
「……そっちの子は?」

稲葉聡美 > (監視カメラめいて笑顔をしっかり向けたまま薬師寺の後ろを回りこんで隣の洗い場に向かう。)

「こんばんはっす。そっちはめあ先……メアちゃん。さっき知り合ったっすよぅ」

(二人のほうをくるくる見ながらボディソープを出す。手元をちゃんと見ていないせいでひと押しが外れて床のタイルに命中した)

メア > 初め、まして…私は…メア……(シャワーを止め、そちらに振り返り
自己紹介をする。)

薬師寺 瀬織 > 「メアさんね。初めまして。私は薬師寺瀬織よ」
やはり表情は変わらないまま、自己紹介を返す。
その後、全身の泡を流し、頭を洗ったらもう一度全身をシャワーで流した。

メア > 瀬織…よろしく…(表情が変わらないのを不安がる様子は無い。
誰でも表情豊かな訳では無いと実体験で知っている。
稲葉がせおり先輩と呼んでいたので自分も瀬織と呼ぶことにしたようだ
…挨拶を済ませれば体を洗い湯船に浸かり始めるだろう)

稲葉聡美 > (改めて……すごい……っす……)

(かつて浴場で「出る所が出ている」女子を見たことはある。しかし薬師寺はそれを遥かに凌駕しており――この性に無頓着な少女すらも意識させるものである)

「いてて」

(身体を洗いながらガン見しすぎていて石鹸が目に入った。)

薬師寺 瀬織 > 「大丈夫?」
石鹸が目に入ったらしい稲葉を心配し、声をかける。
「私、先に入ってるわね」
上げた髪にバスタオルを巻き、湯船の方向へ歩く。
一歩前に進むたびに、豊満な胸はゆっさ、ゆっさ、と見る者にその重みをはっきりと感じさせるように揺れた。

メア > ……(最初は義手に目がいっていたが改めて見るとこの女性は何だか
色々な意味で凄い。とじっと見てしまう、そして)

水、大丈夫……なの…?(防水機能でもついているのかもしれないが
やはりそこが気になった。)

ご案内:「大浴場」に霜月 芙蓉さんが現れました。
霜月 芙蓉 > 「おっふっろ~♪」

がらら、とドアを開け、ハイテンションに入ってくる少女一人。

流石に今は弓は持っておらず、スレンダーな体は、そこまで出るところは出ていないものの、全体的に整っている。

薬師寺 瀬織 > 「大丈夫よ。水には強いから」
メアのほうを振り向き、簡潔に答えつつ湯船へ歩を進める。
瀬織の装甲義手は、水に関連の深い彼女の異能に合わせて防水性が高められており、
内部に薬液を収納して運搬する関係上、その内部構造は温度変化にも強いのだ。義肢工の粋な計らいである。
右脚からゆっくりと湯船に入っていき、肩まで浸かる。
「……ほっ」
と、息が漏れた。

稲葉聡美 > 「えへへ、ドジッたっす。だいじょーぶっすよ」

(顔を念入りに流し――そのままの流れで両腕を上げ、ショートヘアを手際良く洗う。鏡の中に薬師寺の豊穣な肉体が一瞬現れ――そして肋骨と皮で構成された貧相な胸部が残された)

霜月 芙蓉 > 「あ、セオリちゃーん!やっほー!」

見知った顔を見つけると、明るく声をかける。

「あ、おっじゃまっしまーす!」

そして、他の二人にも声をかけ、まずはシャワーで体を軽く流す。

メア > そう……(思っていた通りだった。
安心して肩までお湯に浸かりのんびりとしている。
睡眠の次にリラックスできる入浴は結構好きな時間だ…そこで新しく
入ってきた少女の方を見る)

こん、ばんは……(テンションの高い女性にそう答え、
またゆったりとしている)

薬師寺 瀬織 > 瀬織に声を掛けてきた彼女のことは、無論覚えている。
以前女子寮のロビーで出会った、霜月芙蓉だ。
「あら、霜月さん。こんばんは」
普段よりも若干温かな声で返事をする。表情は変わらない。

霜月 芙蓉 > 「はーい、こんばんはー!」

明るく返し、シャワーを浴びている…その体をよく見れば、いろんなところに傷が残っているのが分かるだろう。

ロングヘアを丁寧に洗い、体の隅々まで洗っているが…綺麗な肌に浮いている傷は、そうすればするほど目立っていく錯覚すら覚える。

「セオリちゃん、あの時はごめんねー!」

恥ずかしいところ見せちゃってー、と、彼女は自身の傷など気に留めずに笑っているが。

稲葉聡美 > (薬師寺に向けられた元気のいい挨拶を耳にして、振り向く。しかし頭を洗っていて目を開けられない。)

「むっ!こんばんはっす!誰?誰っす?」

(目を閉じて頭を泡だらけにした少女から率直な質問が飛び出す。)

霜月 芙蓉 > 「あ、こーんばーんはー!」

と、誰々?と聞かれ、名前を聞かれているのかと思い

「霜月芙蓉(しもつきふよう)でーっす、よろしく!」

元気に名乗った。シャワーで洗いながらではあるが。

稲葉聡美 > (――聞き覚えのない声、そして名前。外見こそ分からないが初対面であろう)

「……ふよう先輩、っすね!一年のいなばさとみっす!…ぶゎ」

(愚かにも自慢の笑顔を見せようとしつつ頭を流そうとしたため、顔面にシャンプーの交じる水流をまともに食らった)

霜月 芙蓉 > 「あ、ごめーん!」

先輩、と言われ即座に謝る。自分だって、一年だ。

「私も一年なんだ、よろしく、サトミちゃん!」

って、大丈夫!?と声をかけつつ、にかっと笑う。

薬師寺 瀬織 > 二人の様子を横目に見ながら、ぼんやりと湯船に浸かっている瀬織。
運動が苦手なこともあり、マッサージなどは特に行っていない。
「(稲葉さん……そそっかしいわね。ちょっと心配だわ)」
などと思いつつ。

メア > ………(ボーっと二人のやり取りを眺め、面白いと小さく笑った))
稲葉聡美 > 「うう、ぺっぺっ。……げほ。」

(口に流入した石鹸水を床に向けて吐き出し、口をゆすぐ。ひと通り水気を払うと霜月の方に向き直って改めて笑顔を作る。)

「えへへ、よろしくっす。ふよう……先輩。……あうあう、口癖っす、これ」

(髪から水滴を垂らしながら首を傾げて舌を出し、はにかんだ)

霜月 芙蓉 > 「あはは、後輩癖ついちゃってるんだねー!」

けらけらと笑う。

弾けるような笑顔を向け、そのままVサイン。

「と言うわけで、一年だけど先輩、芙蓉ちゃんをよろしくお願いします!」

彼女はキメ顔でそう言った。

稲葉聡美 > 「よろしくっすー!」

(指の隙間から目を出すようにVサインの返礼。そのままタオルを手に持って恥じらいもなく裸身を運び、湯船に入る)

「失礼しま―っすぅ」

霜月 芙蓉 > 「あ、ずっるーい!わったしもー!」

同じくそのままタオルを持って、裸身のまま湯船にざばぁ。

「しっつれいしっまーす!」

薬師寺 瀬織 > 「元気がいいわね」
優しい声色で。瀬織自身は尚もぼんやりと湯船に浸かっている。
といっても、ただぼんやりしているわけではなかった。今日は考え事もあるのだ。
しかも、その内容は彼女らに話すわけにもいかないことである。
瀬織はふと天井を見上げ。
「……はあ」
と、思わず溜め息を漏らした。

稲葉聡美 > 「……ぷう。」

(タオルを頭に載せたステレオタイプな入浴スタイル。指に絡む湯を弄びながら問う)

「先輩がた、今日はどんな感じだったっす?さとみは週末、島の中を探検してるっすけど……学園地区と歓楽街を出るとあんまり面白くないっすね」

霜月 芙蓉 > 「んー、セオリちゃん、どーにかした?」

溜息を漏らしたのを見て、首を傾げつつ。

今日はどんな感じだったか、と聞かれれば、にかっと笑顔になる。

「今日は、お兄ちゃんのお友達と会えました!」

メア > 悩み…事…?(ため息を漏らした瀬織に尋ねる。
お風呂でため息なんて珍しいと思ったようだ)

薬師寺 瀬織 > 「……何でもないのよ。気にしないで。……私は歓楽街で少し遊んできた後、商店街で買い物をしてここに戻ってきたわ。途中、風紀委員の先輩にも会ったけれど」
彼女たちを自分の事情に巻き込むわけにはいかないと、
考え事については話さないでおこうとしたが、ふと思い出す。
「……そうだ。確か、霜月さんも風紀委員だったわよね」

霜月 芙蓉 > 「ん、そーだよ!」

なったばっかりのヒラだけどねー。と笑って答える。

「風紀関係なら、私も関係者だし言ってくれれば相談にのるよ!」

稲葉聡美 > 「ほうほう……ふよう先輩の……お兄ちゃんの……友達……ほう」

(関係の処理に少し時間がかかる。その間、薬師寺に話題が移ったことを察すると、彼女の方を向く)

薬師寺 瀬織 > 「そう。……なら近いうちに連絡があると思うから、詳しいことはそのうちね」
含みのある言い方で何とかぼかそうとしていたが、どうしても黙り続けていることはできず。
「……ねえ、皆。過去に自分の身を救ってくれた恩人といえる人が、今は間違った道に進んでいるとしたら……どうする?」

メア > 間違った、道……(少し考える、もし自分なら……)

話を、聞いて…それから、考える……(まずは話を聞き何で
そんな事をするのか考える。そう答える)

霜月 芙蓉 > 「んー、気になるなあ。どんな感じなのかなー」

むむむ、と腕組みしつつ、問いを投げられれば

「え?そんなの決まってるよ」

ぽかん、とした表情で。

「私の弓で、目を覚まさせてあげるの。助けてくれた人が間違えちゃってるんでしょ?だったら、今度は私が助ける番じゃない?」

稲葉聡美 > 「恩人が間違った道に?……そんなの、止めなくちゃ……!……きっと……いけないっす」

(自信の倫理に従って即答しようとする――が、一瞬浮かんだ"暴力的な異能を操る者"の記憶に、言葉が淀んだ)

薬師寺 瀬織 > 「……そうね。……そうよね」
皆の言葉で、瀬織の中の決意は固まったらしい。
「ありがとう。もし、本当にそうなった時は……私にできることをしようと思うわ」
瀬織は温かい声で皆に答えた。

メア > …危ない、なら…誰かと、一緒に……
(質問の内容、そして風紀委員という単語からある程度察する。
それだけ言い残して自分は浴場から出ていく様だ)

霜月 芙蓉 > 「うん、参考になったなら何よりだよ!」

パチン、とウィンクして。

「風紀の力が必要になったら、ぜひ言ってね!精一杯助けてあげるから!」

明るい、不安を打ち払うような声で告げた。

ご案内:「大浴場」からメアさんが去りました。
霜月 芙蓉 > 「出るんだ。じゃ~ね~」

手を振って見送った。

「…あ、名前聞きそびれちゃった?」

また今度聞かないとー。と、またしても腕組みしているが。

薬師寺 瀬織 > 「……さて、と」
メアに続いてゆっくりと立ち上がり、湯船から体を出していく。
豊満な胸が再び、ぶるん、と大きく揺れる。
「私も、もう上がるわ。それじゃあね」
洗い場に向かい、再びシャワーで全身を洗い流すと、
残された聡美と芙蓉のほうを向いて。
「また会いましょう」
そう言って、瀬織は浴場から去って行った。

稲葉聡美 > 「あっ、メアちゃん!またーっす!」

(少し湯船から乗り出して手を振る。)

ご案内:「大浴場」から薬師寺 瀬織さんが去りました。
霜月 芙蓉 > 「うん、まったねー!」

手を振って見送り。

「んー、じゃあ私も出ちゃおっかな。じゃあね、サトミちゃん!」

またお話しようねー!と言って、そのまま足早に出ていった。

ご案内:「大浴場」から霜月 芙蓉さんが去りました。
稲葉聡美 > (薬師寺が上がった瞬間、ごっそり湯高が減った気がした……波立つ湯船の中で、続けて薬師寺に挨拶。)

「せおり先輩、またっす!」

稲葉聡美 > 「ふよう先輩も、また!」

(急激に静かになった浴場で、しばし余韻を楽しむ――湯船の端につかまり、軽くバタ足してみたり)

稲葉聡美 > 「むぅ。せおり先輩、何を悩んでいたっすかね……」

(自分の胸に問いかけ、心当たりを探る。)

(――自分の胸。)

(――薬師寺の胸。)

「……」

「さとみもあんな風に……なりたい?なりたくない?」

(よく分からない。けど……『ない』より『ある』方が嬉しい気がする)

稲葉聡美 > (自分の肋骨の上に乗ったわずかばかりの脂肪塊をふにふにと弄る)

「……へへ……。」

(引き笑い。少しばかりの無力感に苛まれながら、少女は浴場を後にした)

ご案内:「大浴場」から稲葉聡美さんが去りました。
ご案内:「大浴場」にテリメーラさんが現れました。
テリメーラ > この時間ならすいているだろうか、とこっそり寮に侵入。
ロビーには人影があったが、さすがに朝風呂に来た人はそんなにいないようだ。
脱衣場で服を消すと借り物のお風呂セットを持って浴場にはいる。

テリメーラ > すみっこの蛇口の前、イスも使わずちょこんと座る。
まだまだ起きたてで少し眠いのか、ふぁ、と小さくあくびをしながら、洗面器にお湯をため、ぱしゃーんと頭からかぶる。

ぷるぷると体を振って水を飛ばしつつ、温かいお湯で身体を洗うのは気持ちいいぞ、とご満悦。

テリメーラ > ボディーソープを手に取り頭も体もいっしょくたにわしゃわしゃ洗っていく。
大雑把極まりない。

本人としてぱぱーっと洗い終えて、ゆっくりお風呂につかりたいのだ。
それがあだとなったのか、流そうと目を明けて蛇口を探すとソープが目に入ってしまった。ものすごく痛い。

「ーーーッ!!!」
声にならない悲鳴を上げ、ながら大急ぎでお湯をくむ。

テリメーラ > ほとんどの泡は流れたものの、まだ目がジンジンして涙が出る。
「次から気をつけなくちゃ…」
と小さくつぶやきためいきをつくと、残りの泡をしっかり流して、浴槽へと向かう。

テリメーラ > 熱くないかな、と恐る恐る足の先からゆっくり入っていく。

ちくちくとするような熱さが襲ってくるが、なれてしまえばこっちのもの。


「ふぃー…」
おじいさんの様な声を上げ、まったりと風呂に浸かっている。

テリメーラ > その後、20分ほどじっくり使った後、こそこそと大浴場を後にした。
ご案内:「大浴場」からテリメーラさんが去りました。
ご案内:「ロビー」に四十万 静歌さんが現れました。
四十万 静歌 > 「じゃ、いってらっしゃーい。」

手をふって元気に遊びにいった友人を見送る。

「んー」

休日の朝だというのに、
なんというか――やる事がない。
まぁ、誰かしらいるだろうと思ってロビーに来たわけだが……

四十万 静歌 > 見事なまでに、出会った瞬間友人は、
遊びに行くところだったらしく、
ほぼすれ違いの形に訳である。

「間が悪かった……」

いや、間が悪いのは今に始まった話でもないのだけど。

四十万 静歌 > 「うん。」

なんというか、私も外にいくかなーとか思いつつも、
外暑そうだし、
部屋に戻るかなーと思っても出てきた所。
ならばどうするか。

とりあえず手慰みにジャグリングをはじめるのである。
はじめはボール一個から。
ぽんぽんと投げながら数を増やしたり減らしたりしていく。
ちなみに使うボールの数は七個である

四十万 静歌 > 「こういう無駄技術だけは上達するんだけどなー……」

なんで学校の勉強とか、
運動関係は上達しないのか。
いや、最初のうちは上達したり上がったりするんだけど、
ぴたり平均くらいで止まってしまうのだ。
不思議である。
思わず乾いた笑いがでてくる

ご案内:「ロビー」に遠峯生有子さんが現れました。
遠峯生有子 > 玄関のドアが開く音がして、程なく一人の女生徒がロビーに姿を見せる。
適度に動きやすそうな格好をして、くまのような生き物を模したポシェットをかけ。
入ってきたときには適当な鼻歌を歌っていたようだったが、

ロビーに別の寮生がいるのを見かけると、
ごく普通の調子で「おはようございまーす」と挨拶の声をかける。

四十万 静歌 > 「おはようございまーす。」

と普通の調子で返すが、
黒マントを着て、
ジャグリングする姿はちょっと異様かもしれない。
更に言えば、
ボールの数が増えたり減ったりしている。

「今、お帰りですか?」

そして何事もないかのようにそう返した。

遠峯生有子 > 「はいっ、ちょっとお散歩でしたー。」
 マントについては何か事情があるのかなとでも慮ったか、
 気にせず、のんびりと、返事をして通り過ぎようとしたが、
 ボールの数が増えたような気がして2度見。

「あれ?」
 目を瞬かせる。

四十万 静歌 > 「お散歩楽しかったようで何よりですねー」

等とのんきに返す。
実は割りとジャグリングに集中している。
目をまたかせると錯覚ではなく、
4→7→6→3→5→7→6→4→6……
と3~7の間で増えたり減ったりしている。
めまぐるしく動くボールだから見間違いかと思うかもしれないが、
間違いなく増減している事が分かるだろう。
実際は
袖口にボールを時折かくしては出し、
隠しては出しを繰り返しているだけだが。
隠蔽術との併用で更にあたかも自然である風を装いながら。

遠峯生有子 > 「えっと、けっこう天気よかったですー。」
 そう返しはしたものの。

 動体視力はさほどでもない。
 しかしさすがに倍以上の量に増えたりするのは
 単なる目の錯覚ではないと気づく。

 最初はその場で少し覗き込むようにしてみていたが、
 少し考えて通路からは避け、
 しかし、あまり近づきすぎずに静かに見ている。
 胸の前で両手を合わせて。

四十万 静歌 > 「それは何よりですね。
 雨だと憂鬱になってしまいますし。
 ……
 よっと。ふぅ。上手くいったかな。」

さほどしないうちにジャグリングを終えて、
ごそごそとマントにボールをしまいこむ。
よしっとガッツポーズをした所で、
両手を合わせて見ている姿に気づくだろう。
更に、ジャグリング中の会話。
急に汗がだらだら出てくる。

「はわっ!
 あ、え、えーっと……そのっ……
 つつつつまらないものを見ていただき、
 ありがとうございます?」

完全に一杯一杯になったようだ。

遠峯生有子 > 「え?ええと、つまらなくないよー。
 すごかったです。たぶん。」
 一杯一杯になる様子に、思い出したかのように――というか、思い出した
 小さな拍手。

「今、途中でボール増えた?
 どうしてたんですか、あれ?」
 距離が開いたまま会話のボールを投げるのもなんなので、
 すこし相手に近づく。
 拍手していた手は、少し位置が上がり、口の前辺りで合わされるようになっている。

四十万 静歌 > 「わ、わわ……!
 ありがとうございますっ……!」

拍手までされると真っ赤になって頭を下げる。
そして、近づいてくると、
あ、
会話しやすい位置の方がいいかなとこちらも邪魔にならない位置へと動くだろう。

「えーっと。
 いわば一種の手品なんですよ。
 ボールをこうやって投げながら――」

ぽんぽんと
一つのボールだけでジャグリングしつつ、

「素早くマントの隠しポケットから、
 僅かな隙をぬって出したり隠したりしてるんです。」

こうやって、
と緩やかな動きで二つ目を取り出して増やす。

「手品だけは私の数少ない特技ですからね。
 こう、手持ち無沙汰な時とか練習してます。」

遠峯生有子 >  うんうんっと、頷きながら説明を聞いていたが、
 二つに増えたところで身を乗り出す。
「え、えええっ
 えっと、よかったらもう一回!」
 すごく真剣な表情で静歌の手の動きに集中しているが、
 もしかしたら、そこは注視すべき場所ではないかもしれない。

「えっと、手品部とかそういうのですか?」
 この質問は半分上の空である。

四十万 静歌 > 「分かりました。
 では、最初から。
 あ、丁度手首と、
 腕にかかってるマントの間あたりみると分かりやすいですよ。
 冬だったら長袖の袖口でやるんですけどね。」

などといって、
同じように一つのボールをジャグリングして、
二つに増やす。
しっかり言われたところを見ていれば、
腕をすべるようにころりと現れるボールが見て取れるだろう。

「手品部……なんてあるんですかね?
 いや、作ればあるかもしれませんけど、
 残念ながら帰宅部です。」

そして上の空の解答にも真面目に答える。
割と趣味が絡むと冷静になるタイプなのかもしれない。

遠峯生有子 > 「は、はいっ。」
 先生に言われた生徒のように返事をして、
 いわれたとおりの場所を注視。

 ほどなく、
「わっ!見えました!たぶん!」

 すべての動きがが見切れたわけではないが、
 丁度手の中に二つ目のボールが現れたのはわかったため、
 再度ぱちぱちと拍手した。

「手品部、ないんですねー。
 でも上手いと思う。ありがとうございます!」

四十万 静歌 > 「どういたしまして。」

素直な賞賛にもう真っ赤になる。
拍手されると嬉しいけどやっぱり凄く照れる。

「なんというか褒められると嬉しいけど、
 やっぱり照れますね。
 手品部……
 探せばあるのかもしれないですけど、
 残念ながら私は知らないんですよね。
 二年にもなるのに。」

あははと笑いながら指で頬をかく。
物凄く照れくさそうな感じが伝わるかもしれない

遠峯生有子 > 「えー、だって、すごいんだもの。」
 もう一度、賞賛の追い討ちをしてから、

 ふと何かに気づいたようににこっと笑い、
「あ、やっぱり先輩だった。

 なんかこの学園って広いし人がたくさんいるし、
 知らないこといっぱいあるなーって思ってたんです。
 二年ぐらいになってもそうなんですね。
 すごいなー。」
 えへへと笑う。

四十万 静歌 > 「はぅぅぅぅ!」

真っ赤になって俯いた。
が、ちゃんと受け答えは出来るだけのゆとりはあるようで。

「ええ、
 二年の四十万 静歌(しじま しずか)っていいます。
 本当に広くて把握仕切れないくらい色々ありますよね。
 卒業するころになっても分からない事も多そうです。
 凄いと同時にちょっと怖くもありますよね」

などと受け答えはする。
けど真っ赤だ。

遠峯生有子 > 「あ、一年の遠峯生有子(とおみね ふゆこ)です。」
 よろしくおねがいします、とぺこりと頭も下げて、

 顔を上げて相手がまだ真っ赤なのを見て、
 少し焦ったようになり、
「ええっと」と一度視線を左右にさまよわせたが、

 すぐに思い直したように再度笑顔。
「…私まだ、この寮の同級生とかでも
 知らない人とか多いです。
 ほんとに卒業するまで知らないままだったりして。
 …さっきの手品も知らないままだったら、
 もったいないとこだったなー。」

四十万 静歌 > 「生有子さん……ですね。
 覚えました。
 よろしくお願いしますっ……」

頭をさげれば自分も下げ返し、
笑顔に少し眩しそうに目を細め――

「もったいないなんて言われるなんて、
 その、恐縮です。
 あ、あの、私でよかったら、
 これからもよろしく、
 仲良くしてくれると嬉しいなって――
 とりわけ目だった特徴もない私ですけど、
 いつもこんな服装なので分かりやすいと思いますッ……!」

ああ、何言ってるんだろう私と目がぐるぐるしてくる。

「そ、その、はい。
 ありがとうございましたぁぁぁぁぁ!」

そして、限界、限界だった。
気恥ずかしそうに走ってさっていくだろう。

ご案内:「ロビー」から四十万 静歌さんが去りました。
遠峯生有子 > 「あ…」
 止める暇もなく去ってしまった。
 ふにゃっと眉を八の字にして
「んー、もしかして、練習中に話しかけちゃって迷惑だったかな?」
 反省しよう、とほとんど声にならないほどの声で呟いて、

 すぐに切り替え。
「部屋、戻ろう。」
 エレベーターホールへと向かっていった。

ご案内:「ロビー」から遠峯生有子さんが去りました。
ご案内:「その他」に音糸さんが現れました。
音糸 > (常世学園女子寮・共同給湯室)
(階ごとに一つ設置されており、自炊派の女子たちが使う場所でもある)

たまにはチキンラーメンでも食べますかー

(と、部屋から持参してきた鍋と袋麺を片手に入ってくる)

音糸 > (水道の蛇口をひねる)
(この時の水の量が味を大きく左右する、慎重に目検をする)

ん、こんなもんでしょ

(蛇口を締め、コンロを点火し鍋をかける)

ここに来た頃はコンロの使い方もしらなかったなぁ……

音糸 > この袋麺も、食べ方分からずにそのままかじってえらい塩っ辛かったけ
この世界の人はこんな味付けのもの食べるんだとか思ったなぁ

(鍋に入れた水が沸騰してくる、頃合いだ)
(と言わんばかりに袋を開け、麺を投入)

あちっ!

(少し勢いが良すぎたのか湯が手に飛ぶ)

音糸 > (じっくり三分待つ、この時間が妙に長い)
(給湯室に置いてある時計と睨めっこしながら時折、麺を箸でほぐす)

うん、いい香りだ
袋麺の醍醐味はこの食欲をそそる香りだよねー

(そろそろ三分、コンロの火を止め、どんぶりを用意すると麺を移す)

音糸 > (冷蔵庫から予め置いといた卵を手に取る)
(空にはマジックでイルミと書いてある)
(こうしないと次の日に消える、それはもう魔術みたいに)

(カンカンと音を鳴らし卵を割ると麺の上に落とす)
(カラはゴミ箱へ、どんぶりにはラップをかける)

いっちょ上がりっと

音糸 > (蛇口をひねれば、鍋をスポンジと洗剤で洗い、チャッチャと水切りをする)
(片手には丼を持ちつつガスの元栓を確認)

火元よしっと

(生活委員会が火事など起こしたら大目玉である)
(きちんと確認すると鼻歌交じりに給湯室を後にした)

ご案内:「その他」から音糸さんが去りました。