2015/06/19 のログ
ご案内:「大浴場」にソラとルナさんが現れました。
■ソラとルナ > 疲れた足取りの少女が二人。
雑に衣服を脱ぎ捨てるとそのまま湯船につかる。
下着のようなものも身に着けていないので脱ぐのははやい。
ルナがぼんやりしているのはいつものことだが、
今日はソラもお疲れムードだ。
二人揃って湯船の端に頭を乗せてため息をついた。
■ソラとルナ > 最近ソラの気まぐれがひどすぎたので、
軽いおしおきをしたのが昨夜のこと。
ソラはソラでずいぶん反省したようだが、
ルナはルナでかなり疲れた。
一応これでも二人とも病み上がりである。
正式な学生になれば気兼ねなくここが使えることも
理解はしているし、それは便利だと思う。
それでもなかなか決心がつかなかった。
■ソラとルナ > 「…………はぁ。」
ひとつため息。
声を出す必要がない場面で声を出したのは久しぶりだと思う。
人と関わる中で自分は多少なりとも変わってきたのだろうか、
と、どうでもいい思考に身を任せてみる。
そんなルナを尻目に、ソラは相変わらず何も考えていない。
いつの間に持ち込んだのか、飴玉を取り出すと
そのまま口の中で転がしている。
■ソラとルナ > いつもならルナがソラを叱る場面だが、
今日ばかりは双方そんな気力はなかった。
多少文句ありげな視線を向けただけでお咎めなし。
ソラはルナと比べて回復が早い。
湯船に使って多少元気を取り戻し始めたようだが、
それでもいつものように奇行に走れるほどではなさそうだ。
■ソラとルナ > どこから取り出したのか、今度はソラが紙パック入りの
牛乳にストローを突き刺して飲んでいる。
無言でルナが手を出すと、もう一本出てくる。
ルナも同様にストローを刺して口をつけた。
しばし浴場に牛乳を啜る音だけが響く。
■ソラとルナ > 「…………La La La」
不思議なイントネーションの歌声がルナの口から零れる。
それを聞いて、ソラは一瞬意外そうな顔をした。
ただでさえ口数が少ないルナが歌うことは滅多にない。
歌うこと自体は嫌いではないらしいが。
この時間に人が来ることはまずないだろうと、
これもまたルナにしては珍しい楽観視。
ソラも珍しい片割れの姿が見えたので良しとしたようだ。
■ソラとルナ > 目を閉じて歌うルナ。
ソラは無言でそれを見ていた。
しばらくするとソラは立ち上がり、
シャワーで髪を洗い始める。
ルナはその場から動かずに歌い続ける。
■ソラとルナ > ルナの歌が終わってから、二人で大浴場を後にした。
疲れが完全に取れたとは言い難い。
もうしばらくどこかで休もうと。
二人は夜の闇へと消えた。
ご案内:「大浴場」からソラとルナさんが去りました。
ご案内:「ロビー」に四十万 静歌さんが現れました。
■四十万 静歌 > ロビーに入る前に深呼吸。
いや、別にいつも通りなんだから、
緊張する必要もないのだけど、
なんとなく癖になってるのか、
ついつい深呼吸してしまう。
何がある訳でもないのに。
大丈夫、私は大丈夫、と言い聞かせながら、
「ただいまー。」
今日もいつもどおりロビーへと。
いや、特に返事は期待してないのに、
なんでただいまっていってしまうんだろうとか益体もない事を考えながら。
ご案内:「ロビー」に谷蜂 檻葉さんが現れました。
■谷蜂 檻葉 > ちょうど、飲み物を買いにロビーへ降りたタイミング。
『ただいまー。』
つい最近聞いた声が入り口から飛んできた。
誰か居るのか、とちらと見回しても他には誰にもいないので……
「おかえり、静歌ちゃん。」
や。 と、手を上げて挨拶した。
■四十万 静歌 > ――あれ。何か、お帰りという言葉が聞こえたような。
きょろきょろとみてみると、檻葉さんの姿。
一瞬びくーんとなったがほっと胸を撫で下ろし、
「あ、こんばんは、檻葉さん。
まさかおかえりっていわれるとは思いませんでした。」
などと一つ頭をさげた後、笑って挨拶を返す。
■谷蜂 檻葉 > 「私もおかえり、って言うの久しぶりかな。……あれ、何時ぶりだろ。……むー?」
クスクスと同意を返す――返そうとして、自分でも中々珍しい事をしたんじゃあないかと首を傾げる。
なんとも苦い思い返しになりそうで、早々に考えを取りやめたが。
「授業終わり……にしてはちょっと遅いかな。また公園に行ってたの?」
■四十万 静歌 > 「中々おかえりなんていう相手もこちらだといないですしね。
仕方ないかと。
ええと、いえ、その
いえ、ちょっと御飯食べてから帰ってきました。
今日の晩御飯はですね――」
等といってあっと口を抑えて余所見した。
「……あ、餡蜜ですね。」
どうやら、甘味だけで夕食をすませたようだ
■谷蜂 檻葉 > 「あぁ、食べてきて………。」
なるほどね、と得心して元の目的である外出に向かおうとして――
「……餡蜜? え、ちょっと他にちゃんとしたもの食べてないの?私今買い物に行くけど、なんか買う?サンドイッチとかついでに買ってくるよ?」
ぎょっと、まではいかないがどこか不安そうな表情を見せて
自分の朝飯の分もあるし、としっかりと食べさせようと提案する。
氷架の一件もそうだが、相当にお節介焼きな性分らしい。
■四十万 静歌 > 「あ、いえ、大丈夫ですよ。
ほら、いざとなったら食堂もありますし。
心配なさらないでください。
檻葉さんは晩御飯の買出しですか?」
あ、大丈夫大丈夫と、
心配しないようににっこり笑ってこたえる。
しかし、餡蜜以外だと大福とかきなこ餅とか?
い、いえない。
と多少苦めの笑いになってそうだ
■谷蜂 檻葉 > 「ああ、それもそうよね……ならいいかな?」
納得したような、しないような。
「うん、そんな感じかな。飲み物と、ついでに晩御飯と明日の朝食纏めて買ってこようかなーって。……静歌ちゃんも、ちゃんとしっかりと朝晩は栄養に気をつけて取るのよ?」
そう言って、くるくると部屋の鍵のホルダーを指で回しながら入口の方へ進んでいく。
■四十万 静歌 > 「はい、気をつけますよ。
……あ、そうだ、
荷物もちお手伝いいたしましょうか?」
ちょっと栄養とかいう言葉に余所見をしつつ、
入り口に進んでいくそんな背にそんな言葉を。
■谷蜂 檻葉 > 「あはは、大丈夫大丈夫。ちょうど帰って来た子にお願いすることじゃないしね。―――それじゃ、今日は風呂場で会うかわからないし、『おやすみなさい』♪」
後ろ手に軽く手を振って、夜の街へ出て行った……。
ご案内:「ロビー」から谷蜂 檻葉さんが去りました。
■四十万 静歌 > 「はい、おやすみなさい。
お気をつけて」
手をふってひらりと見送り、
ソファーにぽすんっと座る。
「あー……心が安らぐ」
ソファーはなんでこんなに気持ちいいんだろう
■四十万 静歌 > ……
「……はっ!」
暫くして立ち上がる。
「駄目、駄目です、危うく寝る所だった……!」
疲れが溜まっているわけではないが、
やっぱりやわらかい所に身を預けると眠くなるのは道理である。
■四十万 静歌 > また座ったら寝てしまいそうだし、
一つ頷くと
「自分の部屋にもどろ……」
ゆったりとそのまま自分の部屋へと戻るのであった。
ご案内:「ロビー」から四十万 静歌さんが去りました。
ご案内:「ロビー」に四十万 静歌さんが現れました。
■四十万 静歌 > ぱたぱたと頭にタオルのっけて、
左手にミルクコーヒー、
濡れた髪、上気した肌でロビーへとやってくる。
「いい湯でした。」
お風呂上りにのんびりコーヒーを飲みながら、
ゆったりする為にソファーのほうへと
■四十万 静歌 > ぽふんっとソファーに座ってミルクコーヒーを煽る。
「――ッ!」
温もった体にきーんと冷たく甘い感触、
生きていて良かった……!
「はふぅ」
思わず気の抜けた表情でぼんやりしてしまってもしょうがないと思う。
実際している。
ご案内:「ロビー」に立花 響さんが現れました。
■立花 響 > 「ただいまぁ~……」
女子寮に帰ってきた響は誰かに言っている訳でもない、
一人暮らしの女性のようなただいまを言いながらロビーに入ってくると、
ロビーのソファーで寛いでいる静歌を見かけてやや気まずそうに礼をして口を開く
「…こんばんは?」
先ほどのただいま、の声を聞かれていた可能性もありしっかりと顔を見ない挨拶。
■四十万 静歌 > 「ひわっ!」
ふやけた顔をみられたと思って真っ赤になって、
「ああああ、お、おかえりなさい、
こんばんは、
すみません、お恥ずかしい所を……!」
あわあわと取り乱しながらも、
立ち上がって頭を下げて挨拶する。
■立花 響 > 「あ、あと、ただいま、です?
えと、どこも恥ずかしいところを見ていないような…?」
静歌の慌てている様子を見て思わず首を傾げて静歌の様子や身体をジっと見る。
「濡れた髪の毛…どこか赤くなっている肌…コーヒー牛乳…
貴女、お風呂上がりですね?」
大体の人がその3つを見れば大体は分かるであろう事をどこかの探偵らしく推理した後に答える。
それはどこか自慢気に、簡単にいえばドヤ顔とも言えるだろう
■四十万 静歌 > 「み、見てないなら良いんです、
気になさらないでください、ええ!
あははは……」
笑って誤魔化す、
見られてないと思ってちょっと胸ヲ撫で下ろし――
「な、何故分かったんですか……!」
探偵のような指摘に、
馬鹿なッ!という顔をして驚く。
「一体どうして、その三つから……ッ!
ん……?
あれ……?」
驚きながら少し怪訝な表情に
■立花 響 > 気にしないで、と言われるとはぁ、と気の抜けたような声を出している。
どうやら一時は納得したようだ。
何故分かったかと言われるとふっふっふ、と悪役がいいそうな笑い声を出しながら
大体の人は見たならイラつくドヤ顔を継続しつつ口を開く
「今挙げられた3つはお風呂あがりの三大要素みたいな奴で繋がっているのです!
…って、どうしました?私何かおかしいこと言いました?」
静歌の怪訝な表情を見て、ドヤ顔から一変して心配そうな顔に変わる
■四十万 静歌 > 「ええ、その、ちょっと、
風呂上りのミルクコーヒーが心地よくて
気が完全に抜けてたなんてことありませんから!」
そしてこの完全な自爆である。
「くっ、それにしてもなんという鋭い……
見事正解です。
あ、いえ、
その、おかしい事はいってないのですが、
なんというか、
見たことあるなぁなんて思いまして。」
目をごしごしこする。
気のせいかな?と首を傾げつつ