2015/06/24 のログ
アリストロメリア > そう?結構レモネードは好きですわ、夏はさっぱりして美味しいですし……
ええ
、これから暑い時期ですし、美味しそうですもの。飲んでみますわ
(わくわくしながら、お友達のお勧めという事もあって、気になりつつ『折角だから暑い日に飲みたいですわ』等と思う
まだ、彼女はサイダーを知らない……)
ええ、此方にもアップルティーはありましたから……
わかりますわ。紅茶なのに甘い林檎の味がきちんと表現で来ていて始めて頂いた時は驚きましたわ
(小さく頷く。アップルティーと言えば、フォションという紅茶が有名だが、フォションの香りは凄く華やかに林檎を演出している
少々子供っぽいかもしれない――……という彼女は、無邪気で可愛らしく
また、素直に自分の気持ちを表現する所が愛らしいと同時に、アリストロメアには羨ましい所であった)

招待状とか、家の関係とか――……その辺は面倒くさいですわね
イングリッシュブレックファーストは、朝に飲む紅茶のブレンドティーの一種で
濃い茶葉の風味が、ミルクティーに向きますの……それに大抵スコーンや卵、ウィンナーやパン等が一般的な朝ごはんですわね
正確に言えば、地球人では無く、異邦人ですので……イギリス人ではありませんわ
(と、言いつつ。彼女の文化や生活は、イギリスの18世紀初期、ヴィクトリアン王朝時代と殆ど似ていた)

此方には、ああいう華やかなケーキは少ないですもの……うぅん、此方は安いのにこんなに美味しく工夫が凝らされていて
驚きを隠せませんわ…!
(真面目に『高いものじゃないけれど』と言われれば、ケーキを見つめる。此方の方は、色々美味しく
しかも洗練されてるのに安いものが多くて驚いて、感動を齎していたからだ
きっと、まだ自分が知らないだろうが、恐らく他にも美味しいものが多くあるのだろうと思うと、想像を絶するのであった)
恐れ入りますわ、邪神様……
(ふふ、と微笑みながら、会釈をする――……
彼女の邪神としての神名や神格はわからない。けれど、こうして出会えてお話ししてお茶を出来る関係というのは……
この世は何と、摩訶不思議であり、素敵な出会いがあるのか――……そう思いながらも、奥底に、彼女への敬意を払う
誇らしい表情をしながらも、少しばかりおどける、愛嬌のある所は
時として人に悪戯を仕掛け、時として人に畏怖の念を与え、時として人と共に時を過ごす邪神に語られる神話の神が
そのまま女子高生の肉体を得て、地上に降りて来たようだった)

……何というか、此方の方ってシンプルな料理が多いんですのよ
ヴィクトリアンケーキも、ショートケーキと比較すれば生地とジャムでしょう?
(見た目的に美味しそうだと言われると、ホッとする。ショートケーキがあまりに可愛くて、内心びっくりしたからだ)
(どちらのケーキを食べるか、選ぶ表情の変わり具合が可愛らしい)
頂きます
(遅れながら、微笑んで挨拶をすると、ショートケーキを味わった後にヴィクトリアンケーキを口に運ぶ
ショートケーキの後だからか、少しバターの風味豊かなケーキは、クランベリーの甘酸っぱさが美味しくも、やや重い
甘く華やかで軽めのショートケーキと、また違った味わいが双方楽しめる素敵なお茶であった)


*****


(そして、なんだかんだでお茶を楽しんでいると――……結構な時間になってしまった事に今気付いた
彼女と居るのは楽しいが、その分時間の経過が早く、花の散る短さに似るのが寂しかった)
――……いけない。お茶とお喋りに夢中になってしまいましたが……
(そう、本来は料理を教えに貰いに来たのであった)

蒼穹嬢は、この後、まだお時間大丈夫でして……?
(紅茶のカップを置きながら、心配そうに尋ねた)

蒼穹 > ありゃ。…飲んだことないけど見たことはあるよ。こう、爽やかーっ!って感じが良いよね。
あー…そうだね。もうすぐ夏。…冷たくてさっぱりする飲み物にはうってつけだと思うよ。
…あ、そういえば、夏だけど、何か予定はあったり?
(彼女も、何処かに帰ったりするのだろうか。魔術の名門の"家庭"と言うのだから、きっと帰る場所はあるはずで。)
あ、そうなんだ。…分かる分かる。
私も初めて飲んだ時はびっくりしたなー。紅茶と林檎がハーモニーの様な…っていうかー。
(やっぱり、何かを形容するのは苦手。自信なさげな様で、んー、と指をくるくる回しながら。壊す者であったが故か、こう言った美術感覚と言うのは非常に乏しい。)

あっはは。隠さず面倒くさいって言っちゃうんだ。でもわかるなー…家と家でいがみ合ったりすることもあるんでしょ?大変そうだよね。
へぇ…そうなんだ。濃い目の方がミルクとマッチするんだね。何だか、現代の朝食に似てるね。私も朝はパン食だしそんな感じのを食べているような…スコーンはないけど。
あ、異邦人さんだったんだ。凄く地球人っぽく見えてたけど…似通った異世界もあるんだねー。
(目をパチパチとさせながら、今更ながらまた新しく知った彼女の事。)

そうだね。コンビニスイーツっていうの。本場のケーキよりは安いけど、結構おいしいよね。
飽きない美味しさだからこそ、売れ続けるっていうか。
それにしても…本当気に入ってくれたみたいで、良かった。
(同じケーキを持ってきたといえど、高貴な彼女の口にあうものをと考えて選んできたようだけれど、成功した様で。或いは、その点も誇らしく、嬉しく。成功の意味でのしたり顔と、上げ調子の機嫌よさげな表情。今度、また別の物を選ぶとすれば、何が良いだろうか、等と考えつつ。)
あっはは…意外と御茶目さんなのかな。良いね良いねっ。
(こちらの調子に合わせながら、おどけてくれたような様を会釈しつつ小さく笑って見せてくれる彼女。気品ありながらも、そう言った砕けた様子を浮かべてくれるのは嬉しいと言う他なく。種族は違えども、間違いなく、仲の良い友達としてある、そんな景色。)

ほうほう…確かに、飾りっ気が無いと言ってしまったら無いよね。
といっても、このショートケーキも、クリームと生地と苺と…うーん。
例えば、このヴィクトリアンケーキの上にクリームと苺を…いや、それはナシかな。
…シンプルイズベストって言う言葉もあるし、どちらが良いとも言えないんじゃないかな。
(色々と独創案を考えるけれど、どうにもこれは違うと破却しつつ。やっぱり、こう言う案を考えるのも子供っぽいだろうか。)
―――。
(そうして、ティータイムが始まり、初めてのヴィクトリアンケーキとやらを同じくいただく。甘さというか、酸っぱさというか。ただただ甘いだけでないのは、ショートケーキの苺に似通っているといえるだろうか。それから、香り高き紅茶―――といっても今はミルクティーだが―――を頂いたり、とても有意義で、楽しい時間が過ぎ。そうして御茶会は互いに或いはまたおどけたり、小さな笑い声を幽かに響かせながら、幕を閉じるのだろうか。)

(それから。)

(楽しい時間はすぐに過ぎる。楽しい時間であれば、あるほどに。また、時間の流れは物事を忘れさせる。こんなにも良い時間を過ごしたのは、いつ以来だったろうか。こんなにも流れる時間が早いと思ったのはいつ以来だったろうか。そして、こうして何者かと時を過ごしたのは―――。)
おっと、そうだね。
…あっはは。…どうしよっか。
(ちら、と時計―――それさえも、美術品の如き様相の―――に目配せをして、思い出す。時計の短針はどれくらい動いただろう?いずれにしても、相当の時間が流れている事だけは確か。)
う、うーん…いける、かなぁ?
どうしよっかどうしよっか。
(困った様相。無論、このまま居たいのだが―――。)

アリストロメリア > ええ、夏に飲むレモネードは爽やかでとても美味しく、お勧めですわ
夏はどうしても、口当たりが良く爽快な炭酸水は美味しいですものね……ふふ、楽しみですわ
夏の予定は、特にはありませんわ――……ただ、噂では期末試験の後に、水着に関連する催しがあるみたいですので
水着を買いに行こうと思っておりますの
(実家には、少しは帰ろうとは思っているものの――……どのくらい帰宅するかは考えていないし
もしかしたら、帰宅する予定もなくなるかもしれない。その辺りは曖昧で、まだ確かな事は言えなかった)
わかりますわ、フレーバーティーの凄い所は、きちんと紅茶にその果物の味や香りを再現している所ですわよね
その上、元の紅茶の味を壊さず、上手に合しますし……

(自身なさげに指をくるくると動かす様子から、形容して語る事の苦手な様子が伺える
……けれど、破壊する者のストレートに歯に衣着せぬ物言いは、さっぱりとして気持ちが良い
くす、と小さく微笑めば)
……ええ、その通り。どうしても貴族同士。権力が絡めば家の階級や互いの関係が面倒くさいのですわ
形式上顔合わせしたり、招待しなければならない方もいらっしゃいますけれど……会いたくない方や苦手な方もいらっしゃいますしね
(『やたら古臭い、堅苦しい形式も面倒な事この上ないのですけれどね……』と苦笑して)
ええ、濃い目の方がミルクに負けず、しっかりと力強い茶葉の風味も楽しめますし……
此方の朝食も、パンや卵、ウィンナーの組み合わせがあると知り、似た朝食は馴染みやすくて助かったものですわ
そうなんですの。此方の地球と、対して変わらないのですけれど――……
此方ほど、機械や技術、科学は発達しておりませんし、代わりに魔術が此方よりも普及しておりますわ

コンビニスイーツ……成程、あのお店24時間開いていて便利以外にも品質が良くて侮れませんわ……!
(驚きを隠せない――……と、言うのも実によく出来たケーキだと感心していたからだ
これで安いというのだから、此方の方の高級ケーキなどとなれば、どういう進化を遂げているのか…!?等と思ってしまう)
寧ろ、蒼穹嬢にこんなに美味しいコンビニスィーツを教えて頂き
これから甘いものに手が出しやすくて大感謝している所ですわ。今まで、お店でセットにして頂いていたので
このような贅沢品は、時々にしか口に出来なくなってしまいましたので
今度コンビニに行って、他にどんな種類があるか試してみたいですわ
(お茶を口に運びながら、頷く。実に紅茶に合う、美味しいケーキだった
……何より、此方の文化にはあまりない、軽く口当たりの良いスポンジのケーキは、本当に食べやすくて美味しい
また、色々と此方の文化を教わりたいと同時に、次にもてなすときはどうしようか……?等と考えつつ)
ふふ、先に切りだしたのは蒼穹嬢でしてよ?
(等とくすくす笑いながら、いつもよりもその微笑みに冗談めいた軽い調子が含まれる
――……こうして、気さくに彼女とお話をしているのは楽しく、面白い
此方に来て、良いお友達が出来て嬉しいなと心の奥でそっと思いながら――……
二人の笑う光景は、きっと傍から見たら仲の良い女生徒二人の、幸せな一時)

……そうなんですの
(はぁ、と小さく溜息。何より、ここ暫くの間に気付いたが……此方と比較すれば自分の故郷の料理は地味で味気ない)
ヴィクトリアンケーキも、ここ最近ではバタークリームを挟むというのもあるのですけれど――……
ショートケーキの生クリームと比較すれば、かなり重いですし
蒼穹嬢の仰る通り、生クリームと苺のアレンジは今風で美味しいかもしれませんわ
試してみるのも良いかもしれませんわね
(頷きながら肯定する――……子供っぽいと言う、彼女の様な思考が斬新で新しいものを生み出す大切な目線であるのだ
そういう意味でも、破壊神は『既存のものを壊し、新しいものへと促す』のが得意な様で)

――――……

(初めての二人のティータイムに食べる、初めてのショートケーキは
今までのパウンドケーキやバターケーキ等の類が一般的だったこちらのケーキ観を大きく覆すものだった
『シンプルながらも美味しい』という点は、双方に共通しているものかもしれない
もし、彼女がイギリス人であったのであれば……『国を代表するケーキ』という共通点もあったであろう
丁度いい苦みと渋みのキレの良いディンブラーは、花の様な芳醇な香りと共に、実に良くシンプルなケーキを美味しく引き立たせてくれる
お喋りを楽しみながらの、気兼ねない楽しいお茶会の時間は、二人の華やかな笑う声と共に
ゆっくりと過ぎて行くと共に、目には見えない小さな序章の幕が下りて)

――――――――…………

(楽しい時間は、花弁が散るかの如く……或いは小さな砂時計がすぐに落ちきってしまうかのように
流れる時間は早く、切ない
誰かと時を共有すると言う事は、二人で居る分時間が濃密に反面、その代償として経過が早くなる魔術の様にも感じる)

(ちらり、と彼女の方を見てどうしようか伺う)

(自分は自室であるから、彼女が帰ればすぐに明日の準備が出来るが
彼女は帰る時間もあるし――……何より邪神とはいえ、女の子の夜道は危険極まりない
……この学園には、想像以上に危険な生徒も数多くおり、治安が良いようには決して見えないからであった
困る様子の彼女を見ながら、そっと尋ねる)

……もし、大丈夫であれば……このまま料理を作って軽い夕食にしません?
(と、聞いてみる。後は彼女の答え次第――……)

蒼穹 > へー、そうなんだ。何だか酸っぱそうだけど…爽やかーとも言うのかな。
あっはは。…そうだね、炭酸飲料は夏のみかた。ああいうさっぱりとした感触は本当良いものだよね。
あー…そうなんだ。…あ、プールか海かなんかあったかな。…水着派かぁ。
私はどちらかといえば海は泳ぐより浜辺で和服着て花火かなぁ…とか。
(少しばかり、意外な答え。だけれど、帰らないと知れば、もしかしたら夏も会うかも…なんて思ったりしつつ。己が夏にやりたい事をちゃっかりと述べてみた。といっても、水着関連なら水着しかないのだろうけれど。それとは別に…。)

そうそう…互いに殺し合わない関係っていうか…。
良いよねー。美味しくできてるって言うかさ。人間の技術も嘗められたもんじゃないよね。
(邪神なりの見解を述べつつ。歯に衣着せぬ、という表現はまさしくその通りで、特に己が分からない物となれば直感的で、刹那的な言葉を連ねる。月並みで、飾りっ気のない言葉。だけれど、それは恐らく、誤魔化すことない言葉と言う事でもあって。)
あっはは。…そっかそっか。なんだろ…分かる気がする、会いたくない人、苦手な人ってね。
あー…分かる分かる。堅苦しいの嫌いなんだよね。
(教師であれ、怪異であれ、何であれ、それらに怖じることもなければ決して上に見ることもしない己にとって、堅苦しさ等という物は、非常に嫌なものだと思って、同意して。)
…やっぱり、ミルクって味濃いもんね。こう…コク深くていいんだけどさ。
あ、そうなんだ、栄養バランスとれてそうだもんね。強いて言えば緑…野菜が欲しい所だけど。
へー、じゃあ魔術文明の異世界なんだね。

あっはは。唯一の欠点はスーパーよりちょっと値段が張るところかな。
深夜にも使えて便利なんだけど、やっぱり普通の買い物をするならスーパーが良いよね。
今回は遅いからそっち寄ってきたんだけど。…あっはは。
(先程から、ずっと驚き続けている様で。そんなに大きな衝撃だったのだろうか、と少し可笑しい。こう言った知識は、少ないのだと改めて認識する。御嬢様故、か。)

あ、そうなんだ。…そういえば、アリスは食費あんまりなかったんだったっけ。
通りで…。そうだね…気軽に寄れるし、実際色々便利だと思うよ。
ちょっとだけ高めだからその点はご注意を、ね。シュークリームとか餡蜜とか、いろいろあるよー。
(コンビニスイーツの一例をあげながら。)
あっはは。そうだったね。ごめんごめん。
(頭を軽く書きながら謝る素振り。だけれど悪びれている様はなく、同じく冗談交じりのような言葉をさらに連ねて。種族のイメージとは違い、友好的である種馴れ馴れしい己は、傍から見ずとも、仲が良いと認識していて。)

…ふーん、バタークリーム。名前からしてカロリーが高そうかなあ。
あっはは。気に入ってくれた?だったら今度、やってみよっか。…塗るだけならできる。
(破壊の神は万物を破壊すると共に、新たなる創造を願う性格をしているという。或いは、強ち間違いではないのだろう。少しばかり、子供っぽいかな、と自分でも思ったのだけれど、案外好評かもしれないと見れば、内心嬉し気。料理は玉子焼きがギリギリ作れるか作れないかレベルの己にとっても、それくらいなら出来ると意気込む。破壊神とは、新たなる創造は願うけれど、その創造自体は行えない筈だったのだが、そうではないのかもしれない。)

(流れる時間、光陰矢の如しとは言ったもので、楽しさの重なるこの空間においては、矢は愚かまるで航空機の如く速度で去る。彼女との談笑もまた然り、美味しいケーキや飲み物も然り。普段通りの緩く軽い振る舞いだけれど、この煌びやかな真紅の空間で、これもまた高貴な飲食をしつつ過ごす己は、僅かばかり、優雅な者である気分になった。経過が早くなるのも魔術の様だけれど、この楽しい時間もまた、或いは魔術の様だ。)

そう、だね。夕飯…って言っても、玉子焼き、だよね?
おっけ、やろっか。
(時計の短針と長針とのにらめっこを終えて、彼女に向き直って。それから、二人して夕飯のおかずづくりへと、向かう事だろう。)

ご案内:「部屋」からアリストロメリアさんが去りました。
ご案内:「部屋」から蒼穹さんが去りました。
ご案内:「大浴場」に夜香さんが現れました。
夜香 > さぁぁー 、とシャワーから流れる水音。
この時間にしては珍しく、貸切状態。

そんな寮の大浴場で無言で湯を浴びる姿。
日本人とは違う、白い肌を静かに流している…。

静けさと、流れていくぬるめの湯の温度がとても心地良い。
…静けさは、破られそうな時間ではあるが…。

夜香 > 「は、ぁ…。」
心地よさに思わずため息が漏れる。
入浴の時間というのは至福の時間であると再認識をする事多々。

色々と気になる季節になってきた。
かかる髪を払いながら、じっくりと身体を流す。

白い肌に水が流れ、ぽたぽたと浴場のタイルに落ちていく。

夜香 > しばらくそうしていたが、やがてそれも終わる。
椅子に腰掛け、スポンジにボディソープを垂らし…身体を洗い始めた。

鼻歌こそ歌わないものの、それなりに上機嫌な様子。
…そろそろボディソープも補充をしないと、か。
ふとボトルを振ってそう思った。

洗い終えると、シャワーでまた流し始める。

夜香 > 吐息を吐きながら、全身を流す。
すっかり泡が流れた事を確認し、湯船へ。

足から静かに入っていく。少し熱めの湯もまた良い。
ざぶっと小さく音を立てて胸元までゆったりと浸かった。

「ふー……。」
目を閉じて、気持ちよさそうなため息。

夜香 > しばらくそうやって浸かっていたが。
のぼせる前に湯船から出て、脱衣所へと向かう。

その表情は満足気だった。

ご案内:「大浴場」から夜香さんが去りました。
ご案内:「ロビー」に四十万 静歌さんが現れました。
四十万 静歌 > ロビーに入る前に極当たり前のように姿を現して――

「ただいま――」

今日も一日無事帰れました、と胸を撫で下ろしつつ、
帰ってきたと挨拶。
相変わらず返事は返ってこないだろうと思っての挨拶だが。

四十万 静歌 > 「ぁぁー……」

ぽふんっとソファーにすわる。
ふかふかが心地よい。

「帰ってこれたとおもうと落ち着きますね。」

ゆったりとソファーを堪能しながら、
ごろごろとソファーで悶えるというかなんというか、
ごろごろしはじめる。

四十万 静歌 > 「ふぅ。」

ごろごろするのをやめて周囲をみる。
なんというか
――やらかしてから周囲を確認するのは癖なのかもしれない。
やらかす前に確認すればいいのに、
やらかしてから周囲が気になってきょろきょろし始めた

四十万 静歌 > ほっ、と胸を撫で下ろし、
手品の練習。
部屋に戻ってからしろよというのはあるが、
折角心地のいいソファーと机があるのだ。
やっても差し支えはないだろうと、
トランプを取り出す。
シャッフルしてすうっと縁を描くように並べ、
指でぴんとはじくと綺麗にトランプが立った。

四十万 静歌 > 「さて、ここから――」

すっと素早く手を動かし、トランプを回収、
再びシャッフルをし、
良くきったトランプをテーブルの上に。
両手をトランプに触れず包み込むようにしておいて、

「ふっ」

念じるようにカタカタと両手を動かすと、
一枚のトランプがズズ……と触れてもいないのに動き、
トランプの束から出てくる

四十万 静歌 > そして、やがてその一枚のトランプは完全に束から離れ、
宙を浮く。
両手をそっと上にやると、それにあわせて
トランプは高く高く浮かび上がる。

「……」

浮かばせている最中、
顔は真剣そのものだ。集中している
さらに両手を大きくひろげ浮かせていくトランプから距離をとるが、トランプが落ちる様子は、ない。