2015/07/06 のログ
ご案内:「ロビー」に鈴成静佳さんが現れました。
■鈴成静佳 > ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ!!
■鈴成静佳 > ふっ………ぬぬぬぬぬぬ!!
(休日の昼下がり。ロビーのソファに腰掛ける静佳は苦戦していた)
(ジャージの太腿の間にがっちりとホールドしているのは、手回し式のコーヒーミル。横に回すハンドルが臼に直結しているタイプだ)
(ギアの補助がないため、豆を大量に挽こうとすると、たいへん重い。そのかわり少ない回転数で大量に挽ける)
くぬっ! ぬぬぬ! ふん!!
(顔をしかめて奮闘する静佳。デリカシーはない)
■鈴成静佳 > (ロビーのテーブルの上には、珈琲を抽出するための機器一式。耐熱ガラスの容器に、フィルター。コップはとりあえず自分の分だけ)
(以前、商店街に買いに行ったものだ。そのとき棗ちゃんにも会った)
っはー……。ミルは安いのでいいって言ったけど、ここまで重いとは……。いい運動になるわ。
(と言いながら手をぷらぷらと振って休憩。さすがにきびしい)
(本来コーヒーを淹れるなら食堂でやるべきであろう。だがあえてロビーでやる。匂いテロだ)
ご案内:「ロビー」に楓森焔さんが現れました。
■鈴成静佳 > (とはいえ豆を挽いている程度では、まだ香ばしいコーヒーの匂いは薄いであろう。静佳の付近にわずかに漂うのみ)
(手のしびれがとれたので、再びハンドルに手を添える)
……ふんっ! ぬぬぬぬぬ……!!
(静佳の喘ぎ声もうるさいが、それに輪をかけて、臼に豆が潰される破砕音がやかましくロビーに響く)
(………ピィィィィーーーーーー!!)
(さらにやかましい音が1つ、食堂の方から。お湯が湧いたのだ)
っと、お湯お湯!
(挽きかけのミルをテーブルに置いて、食堂へ向かう)
(すぐに、やかんを持った静佳が戻ってくる)
■楓森焔 > がらん、ごろん、と響く重厚な音。
それは足音だ。女子寮のロビーに入り込む、白い道着姿の少女。
名を、楓森焔。なかなか騒々しく特徴ある見た目。女子寮に住まうなら彼女のことを知っているかもしれない。
「おお?」
なにやらロビーが騒々しい。ひょっこりと顔を出す
「なんかやってんのか?」
首を傾げた。
■鈴成静佳 > (鍋敷きの上にやかんを置くと、湯気がふわりと漂う。沸騰した直後よりは少し冷ましたほうがいいし、まだ豆を挽いている途中だ)
(……と、入り口の方に人影が)
あら、こんにちわ! おかえり、かな? えーと……。
(見たことはある気がするし、寮の名簿はたまにチェックしている)……楓森、さんで合ってるかな?
アタシは1年の鈴成静佳!
これはねー、珈琲を淹れようとしてるの。あなたも飲む?
まだ途中だけどねー(といってソファに座り、ミルを股間に挟みなおす)
■楓森焔 > 「おー、合ってる合ってる! 楓森焔な!」
言い当てられれば満面の笑顔でロビーに入り込んでくる道着の少女。
胸には"俺"の一字が刻まれている。
「ただいま、えーっと、鈴成か。」
名乗られれば笑顔で返して、ミルに興味深げに近寄ってみる。
「あ、ちなみに俺も一年だから、なんかの授業でかち合うことがあるかもな」
けたけた笑うと、こちらも少し離れた横に座ってみる。
「コーヒーか。あんま飲まねえんだよな。でも、ちょっと興味ある」
こうして目の前で豆を挽いている光景なんて初めて見た。
興味津々といった仕草で覗きこむだろう。
■鈴成静佳 > そうだねー、授業でもたまに見かけたかも。(ミルのハンドルに手を置いたまま、笑顔を返す)
(学校でも、休日でもずっと道着なのだろうか? そういう子は見かけたような記憶もある)
そっかー、焔さんは珈琲派じゃないかぁ。じゃあ緑茶かな?
とりあえず今は豆を粉に挽いてるところだから、見ててね……あ、いや。
焔ちゃん、豆挽きやってみる?
(あからさまに力がありそうな風貌に、そう提案する)
(受け入れるならミルを渡す。同年代の男子程度の腕力があれば、多少重くとも回すことは容易であろう)
■楓森焔 > 「あ、あー! あれか。たまに考古学の授業で見かけた!」
腿を叩いて、思い出したとばかりに声を上げた。
同じ班にもならなかったし、講義を受けた時間もまちまちで印象に残っていなかったが。
その一言で気づいたようで。
「いやー、大抵水か、スポーツドリンクか、これかな?」
懐から水筒を取り出した。これ。
緑茶でもコーヒーでもスポーツドリンクでもないらしい。
軽く振ると、粘質な音が響いた。
「へえ、粉に……お、じゃあやってみようかな」
提案されれば勿論受け取る。
上半身は、むしろ少女相応のようにも見える柔らかな外見であったが。
これでも鍛えている以上、力で男子に負けるわけはない。
ゴリゴリと音を立てながら、むしろ軽やかな感じにミルが回る。
「あ、結構重いなこれ。回すの大変だったんじゃねえ?」
■鈴成静佳 > おおっ! さすが焔さん、軽々とイケるッスね!
(苦戦していたミルのハンドルを軽々と回す姿に、目を丸くして見入る)
じゃあ申し訳ないッスけど、いまミルに貯まってる分は挽いちゃってね! お願いね!
そっかー、焔さんも考古学いたんだねー。アタシずっと前の席で受けてたからあまり周り見てなかったかもー。
テストはどうだった? アタシは結構楽しめたよ!
(ニッ、と歯を見せる。死の危険のない遺跡探索は半ば遊園地気分だった)
焔さんはカフェインは摂らない派なんだねー。って、その水筒なぁに?
■楓森焔 > ひとまず水筒をテーブルに置いてから。
話しながらもゴリゴリと豆を挽いていく。
「流石になー。これくらい回せなかったらちょっと恥ずかしい」
言いつつも、褒められればまんざらでもないように胸を張る。
考古学に関しては、ちょっと苦笑を漏らして。
「一人だったらやばかったかも。
でもちょうど他の奴らと組めてさ、楽しかったぜ!」
こちらも最後の方には笑顔であった。
相手の明るい様にはこちらも気分が弾むようで。
「これは、ほら、山ごもりとかキツい鍛錬した時のために俺が調合した……スペシャルドリンク?
疲労回復・水分補給に即効性アリ。ねとっとしてるからちょっとだけ腹に溜まる。
んで、ちょっとした気付けっていうか、色々?」
要するに山ごもりでトラブルが起きた時の万能薬的飲み物らしい。最後には首を傾げたが、効果が分からないというよりは他にも効果が多いから説明しきれなかったようで。
程なくして挽き終わるだろう。
「こんなもんかな」
■鈴成静佳 > グループで行ったんだねー。アタシは逃げに自信があったからソロで行ったけど、あまり怖い障害はなかったかなー。水責めくらいかな。
ケルベロスちゃんも可愛かったし! んふふー。
(にんまり。とりあえず静佳の遭遇したモンスターはどれもフレンドリーであった)
スペシャルドリンクかぁ……(水筒を眺めながら)……ちょっと怖い響きッスね。気付けとか。
ねとっとしてるのかー……ちょっとだけ興味あるかも……いや見た目だけね。
っと、挽き終わった? はやーい! ありがとね、焔さん!
(ミルを受け取ると、粉の受け皿を取り出す。コーヒーポットの上に紙フィルターを配置して、そこに粉を落とす)
いやー、さすが見た目通りの力持ちッスね!(体格こそ女性のそれであるが、コスチュームからは否応にも体育会系と思わざるを得ない)
焔さんがやってるのは柔道ッスか? それとも空手?
■楓森焔 > 「俺も実技はイケるんだけど、どうにも頭使うほうが……応用むずかしくってさ」
見た目通り、あまり頭が良くないのだ。
努力家ではあったため、基礎部分はしっかりと頭に叩き込んだのだが。
「かわいいけるべろす……」
想像するが、まったく思いつかない。どうやら彼女は遭遇しなかったみたいで。うーん、と腕を組んだ。
「? 納豆とか好きなタイプか。あ、いや! 危ない効能はないぞ。ほんと! なんとも言えない味はするけど! 色々役に立つんだ!」
と、慌てて、手を振りながら弁解してみる。
別に疑われているわけでもないだろうが。
「そう、それ。それ。俺、空手でも柔道でもなくてさ。その名も、流派・俺流! 開祖にして師範! ただいま門下生募集中! ってね! さっきの飲み物も、そう。それで色々考えて作ったヤツで」
笑顔でブイサインしながらも、後半はしどろもどろだった。
■鈴成静佳 > アハハー、納豆は好きッスけど。食べるのは好きだけど飲むのはちょっとご遠慮かなー?
(中身を察して、イヤイヤのジェスチャー)
(喋りながら、ミトンをはめてポットを持つ。沸騰はおさまり、珈琲の抽出によい温度になったか)
(それを、静かにフィルターへと注ぎ入れていく。まずは蒸らすように、円を描くように少しだけ注ぐ)
(お湯が豆の粉に染みわたると、フィルターの中でムクムクとドーナツ状に膨らみ、豊潤な香りがロビーに漂う)
んー、いい香り!
フフッ、ケルベロスには会わなかったんだね。頭が3つあるでっかい犬。習わなかった?
(とはいえ見るからに脳筋タイプである。クスリと微笑むも、そのことは口には出さない)
流派・俺流かぁ、カッコイイねぇ! 一度見てみたいかも! アタシには力ないから拳法とかは無理だけど。フフッ。
(一人称が俺とか、すごく男っぽいなぁ……と考えると、つい視線が焔さんの胸に行ってしまう)
(出ているところは出ている。うらやましい……。そんな思考が目に表れているかもしれない)
■楓森焔 > 「納豆は入ってないんだけど……なんと表現したものか……不思議な味というか、キテレツな味というか……」
まあ、勿論飲ませよう! と思っているわけではない。水筒をごそごそと仕舞いこんで。
眺めていると、見る見るうちにコーヒーっぽくなっていく。
その様がまるで手品のように見えて、
おー、とか、ほあー、とか口を開けながら眺めていた。
「確かにこりゃ、いい香りかも?」
良し悪しは分からないが、少なくともファミレスで嗅ぐ香りとは全然別だ。
「さ、流石にそれぐらいはしってるけど! かわいいって感じじゃなさそうじゃん? ほら、ぐるるー! って感じの悪魔みたいな」
耳を立てるように手を頭に添えて言いながら。唸ってみる。
格闘術をやってるからといっても、特段威圧感があるわけではない。
「お? 見てみる? 力が無くっても、そりゃ鍛えればいいだけだしさ。静佳がやりたいってんなら歓迎だぜ。あ、まずは見てからだな」
いざ実践しようかと思ったが、もうコーヒーができるだろうし。落ち着かない様子でそわそわと肩を揺らす。
胸に視線が注がれると、ドヤ顔で"俺"の字をつきだすように胸を張る。
性差というのに頓着がないらしく、俺流に興味が出たものだと思ったのだろう。
■鈴成静佳 > (蒸らし終えたら、またチョロチョロと少しずつお湯を注ぎ入れていく。フィルタから溢れない程度に、豆全体に行き渡るように)
(褐色の液体がコーヒーポットに溜まりつつある)
……フフッ、いい香りでしょ。やっぱりコーヒーは挽きたてに限るッスよ!
(ファミレスなども多くは挽き立ての豆を使うだろうが、機械の中で完結してしまうのでここまでよい匂いは漂わないであろう)
…………。
(胸を突き出す仕草には、ポットを持つ手が震えそうになる。とはいえ、悪気はなさそうなので、こちらも嫌悪感を露骨に浮かべたりはしない)
……フフッ、意外と焔さんってナイスなボディしてるんじゃない? 筋肉とかもそうだけど、別の意味でも。
休日くらいは、道着を着ずにもうちょっとオシャレして出歩いてみたらいいんじゃない?(ジャージ姿で言うのは説得力がないが)
うん、外から帰ったばかりだろうし、まずは一杯やってから見せてもらおうかしら? っと、コップ持ってくるねー。
(お湯をすべて注ぎ終えると、豆に含まれる水分がすべて滴り落ちるのを待つ間にコップを取ってくる)
(そして、フィルターを外し、自分のコップと共用のコップとに注いでいく。絹のような湯気が表面から立ち上る)
さ、どうぞ?
■楓森焔 > 「ほうほう……やっぱ違うんだなー。面白い」
感心した様子でじっとその様を観察して、
この経験……何かに生かせないか。
そんな風にちょっと技の考案。いや、流石に思いつかなかったが。
「あ、それ。最近よく言われるんだよな。せくしー、とか、かわいい、とか。
あんま見た目に気ぃ払ったことなくてさ。誰も喜ばないだろ?」
そういって頭を掻く少女。
化粧っ気も全くなければ、髪も雑にまとめているだけで手入れしている様子はない。
素材は悪くなさそうだが、それはまったく生かされていなかった。
「道着以外……入学の時に貰った制服ぐらいしかねえな……」
なお、裸足で走り回ることを至高とする俺流。
鍛えるための鉄下駄と、制服に合わせたローファー以外。
靴すらなかった。
「おお……ウマそうだな。いただきます!」
すすす、と受け取った。飲んでみる。
苦味が突き抜けるようだが、思ったよりエグみはない。
「お、おお? すきっとする感じだな?」
■鈴成静佳 > これはね、ブラジル・サントスって豆で、苦味が主体で酸味がほとんどない品種なの。飲みやすいでしょ!
(焙煎済みの豆が入った袋を取り出す。《自家焙煎珈琲豆専門店『三枝珈琲店』》の印字。商店街にあるコーヒー専門店だ。1kgなので大量である)
まぁでも、スポーツ中ならスポーツドリンクのほうがいいかな? コーヒーはカフェイン以外はほとんどお湯だしね。フフッ。
(自分も珈琲に口をつける)
やっぱり言われるよねぇ、可愛いとか。素材は絶対いいもん。
(髪はさすがになんとも言えないが、化粧がなくともキレイな肌はそのままにしておくのは勿体無い。若いうちの特権ともいえようが)
制服があるなら制服でもいいんじゃない? 休日でも制服って子も結構いると思うよ。
アタシは過ごしやすさ重視でジャージだけどね~。素材もよくないし!
(腕まくりをして、二の腕を自分で揉んでみる。筋肉のきの字もない、ふくよかな腕だ)
せっかくなら洋服とか買いに行ってみなよ。あとはほら、水着とかも。もうすぐ夏休みッスよ?
■楓森焔 > 「コダワリだなあ」
それを聞くだけで美味しく感じる――ような上等な頭ではなかった。
純粋に豆と、静佳の淹れ方がいいのだろう。
感心した様子でもう一度頷く。
「今のところの鍛錬は終わったから大丈夫。
さっき"アレ"も飲んだしさ」
確かに、鍛錬の帰りか少し汗の匂いが漂うかもしれない。
うん、うまいわ、これ。とか繰り返しながら、
両手でカップを保持してちびちび飲んでいる。
普段は豪快に行くところだが、なんだかもったいない気がしたのだろう。
「そ、そうか? 今までそういうの言われたことなくってさ」
こちらに来てから、いや、ここ何週間のうちかにずいぶん言われた気がする。
普段はあまり気にせず笑い飛ばすのだが、最近は何度も言われている上、静佳の言葉も結構熱心だ。
どうにも恥ずかしくなってすこし首を縮めた。
「制服は動きにくくってさ。技も出しにくいし……」
案の定、その日のうちにクローゼットにしまってしまった。
最初に比べてみれば、借りてきた猫のようである。
「あ、でも水着か。うーん、流石にさらしとこれで人の多い浜辺はまずいよなあ」
インナーを引っ張って見せる。ストレッチタイプであり、肩は露出している。引っ張ると、確かにその下にさらしが見えるだろう。
「波のあるところで水練したいしなあ。うーん」
結構揺らいでいた。
■鈴成静佳 > まー、確かに制服はキツキツだから動きにくいッスよねー。道着よりは……。
(道着といえば汗臭いものだ。なので多少の汗臭さは静佳は気にしていない。珈琲の匂いがそのくらいなら消し去ってくれる)
とはいえ、探せば動きやすくてオシャレなファッションも見つかると思うッスよ?
たとえば……そうだ、この辺の本に!
(コップを置き、ロビーに置いてある雑誌を漁る。女性向けファッション誌を1冊とり、パラパラとめくる)
(『激安コーデ』と銘打たれたページには、オレンジのキャミソールにショートパンツを履いた色黒の女性の姿)
ホラ、少なくとも夏のファッションは動きやすいのばかりッスよ? あ、でも露出多いと怪我しちゃうかな……?
冬はさすがに長袖長ズボンとかが多くなるし、身軽に着飾るならやっぱり夏ッスよ!
(内に巻いたサラシを見ると、クスッと笑みが漏れ)
アハハー、確かに海水浴場でサラシはあまり見ないッスねー。それにそんなに胸が大きいと、サラシ取れちゃいそうで怖いッスよ。
やっぱちゃんとした水着を探すべきだと思う。うん。
■楓森焔 > 「お、おお……」
やる気だ。俄然やる気だ。むしろ乗り気でない自分がちょっと情けなくなる類の。
広げられるファッション誌を真剣に見つめてみる。
根は真面目な努力家であり、相手の熱意に共感してきたようで。
「怪我はあんま気にしてないんだけど、服のことは全然分からなくてさ。できるだけ頑丈なのがいいんだよな」
頑丈。激しい動きを繰り返す彼女にとっては大問題だ。
だからこそ、インナーも最小限で扱い易いものしか使っておらず。
「んー、じゃあせめて水着だけでも買いに行くかな」
とうとう決心した。相手の笑顔に、だいぶ心がほぐれているのも事実である。
■鈴成静佳 > うんうん、いいと思うよ! とびっきり派手なの選んでみんなをビックリさせちゃおうよ! フフッ。
(いつでも道着姿の子がいきなり水着で現れたらどんなことになるだろう。男子もきっと黙ってはおるまい。笑みが溢れる)
頑丈さかー。それはちょっとむずかしいところかもね。(一緒にファッション誌を眺めながら)
下はジーンズ生地にすればお尻とかはしっかり守れるけどねぇ、夏場はシースルー系……透明感のある生地がやっぱり人気だからさ。
(パラパラとめくると、透明感のある鮮やかな色が並ぶ。いくつかは下着が透けて見えるようなものも)
そうなると薄くなっちゃうわけで。身体を守るどころか、ちょっとこすっただけで破れちゃうこともあるよ。
そこはもう、ちょっと気を使って着こなすしかないんじゃないかな。それもまた修行だって思えない?
(珈琲をすすりながら、ニッと眼を細めて顔を覗き込む)
■楓森焔 > 「確かに、まあいつもの服装から変わったらびっくりしそうだ」
とはいえ、かわいいから、という理由に対しては懐疑的で。
今はただ相手の好意に乗っかって熱を持ってきたという感じだった。
ジーンズ生地、とかアドバイスはしっかりと胸に留めておく。
忘れたら申し訳ないではすまないし。そして、その後に続く言葉には――。
「修、行――!」
効果てきめんであった。背筋に電流が走る勢いである。
愛着のある道着はこの先も着続けるだろうが、修行のための"薄い服"という概念はなかった。
「な、なるほど! 確かにその修業も面白そうかもしれない!」
顔に覇気が戻った。明らかにスイッチが入ったようだった。
■鈴成静佳 > (ニッと口の端が釣り上がるが、コーヒーカップで隠す。ノリで言ったが、なるほど、この子には修行という言葉は効果てきめんのようだ)
そうそう。自分の体が守れてるなら、今度は身につけているモノも守る。おもしろそうじゃない? フフッ。
まぁあとは、自分の拳法……ちょっとどんなのか分かんないけど、自分の動きで破いちゃったら仕方がないから、まずはキャミソールのような袖のないやつから。
服を守る自信が付いたらTシャツやブラウスとかも試してみるのがいいと思うよ!
(ファッションを極める順番としては逆であろう。騙してるような気もして少し心苦しいが、ギャップというのもファッションのよいエッセンスである)
なんだかんだでオシャレは大事だからね~。服は女の子のお友達! 大切に扱わないと! ね!
(焔さんの髪をくしゃくしゃと撫でる)
……っと、コーヒー飲んだらトイレに行きたくなっちゃった。(お腹をおさえつつ)
またね、焔ちゃん。もしアレなら、テスト期間が終わったあたりで一緒に水着や服を見に行こっか? アタシは水着買っちゃったけどね~。
(席を立つ)
■楓森焔 > 「お、おお! アドバイスありがとうな、静佳!
やってみる、やってみるぞ……!」
燃えていた。明らかに乗せられているが、まさにこの少女にとってその言葉は効果抜群だ。
まずはキャミソール。その言葉を信じて拳を天につきだした。
「次に会う俺は、きっとキメキメでやってみせるよ。
あ、でも確かに服はモンガイカンだから、できればお願いしたいかな。ぜひ頼む!」
男らしく頭を下げてから、彼女を見送っていく。
「あ、ミルは処理分からないけど、コーヒーカップとかは俺が洗っておくよ! またな!」
手を振って。自分もぼちぼち部屋に戻ろう。
ご案内:「ロビー」から楓森焔さんが去りました。
ご案内:「ロビー」から鈴成静佳さんが去りました。
ご案内:「ロビー」に四十万 静歌さんが現れました。
■四十万 静歌 > 「……何もしてないのに妙に疲れた……」
ふらふらとソファーのほうに向かって歩いて、
ぽふんと座ってソファーの心地よさに身をゆだねる
■四十万 静歌 > 「心地良い……寝てしまいそう……」
うつらうつらとしながら、
ソファーの柔らかさに身を委ねる
もふぁー
■四十万 静歌 > この魔性具合、流石に疲れた体には
心地が良すぎた。
「ふぁ……」
欠伸が思わず出た。
ねむねむな顔をしている
■四十万 静歌 > 「すぅ……」
目を閉じて、
寝息を 立て始めた
ご案内:「ロビー」に枢木 柩さんが現れました。
■枢木 柩 > ただいま、と通学カバンを背負って枢木が帰ってくる。
「ん?」
ソファに人の気配を感じ、歩いて行き覗きこむ。
■四十万 静歌 > 「……」
すぅ。と穏やかな寝息を立てて眠っている。
表情に浮かんでいるのは安らぎか。
しかし、まだ眠りは 浅い。
■枢木 柩 > 四十万が寝ている。それはもう安らかに。ふむ。
「…いや、ロビーで寝るなよ…。」
と言いつつ起こそうとはせず。
■四十万 静歌 > 「んん……」
身じろぎして少し頬をあからめ、
艶っぽい息を。
……何の夢をみているのやら。
「………んぅ……」
目覚めそうな気配はある、が……
■枢木 柩 > 「…ううむ。」
なんだか起こすのがモッタイナイ気がしてきたので、一旦部屋に戻ることにした、なにか考えがあるらしい。
ご案内:「ロビー」から枢木 柩さんが去りました。
■四十万 静歌 > 「……」
暫くの間スヤスヤと寝ているだろう
まぁ、何か音がしたらおきるかもしれないが。
ご案内:「ロビー」に枢木 柩さんが現れました。
■枢木 柩 > ててて、とソファに歩み寄るのは狐モード。そのまま前足を乗せて覗き込む。
■四十万 静歌 > 「んぅ……」
もそっと身じろぎをし、
「………」
まだ、目は覚めない。
■枢木 柩 > ぽすっとソファに飛び乗って様子をうかがう。
■四十万 静歌 > ぴくん、とソファーに乗った音でぼんやりと目をさまし……
「うゆ……?」
ゆっくりとした動きで柩さんに手を伸ばすだろう。
なんていうか、
柔らかそうなピンクのぬいぐるみらしきものがみえたのです。
■枢木 柩 > 手を伸ばせば触れる位置に座って、モフっと触れられれば尻尾を揺らしておとなしくしているだろう。
「…。」
■四十万 静歌 > 「……んぅ」
抱き上げて抱きしめようとするだろう
「心地良い……」
■枢木 柩 > 「…!?(肉球で顔を押してやろうと思ったのだが…。寝ぼけてるn…!?!?)」
予想外に抱きしめられびくっと動揺しつつ
「…(こんな状況なかなかなさそうだな…。)」
レア度が高いという理由から特に抵抗もなく。
■四十万 静歌 > 「やわらかいー……もふもふー……」
抱きしめてすりすりと頬ずりしようとしている。
どうやらまだ目覚め度が足りない。
■枢木 柩 > 「…ぁぅ。ぅぅ。」
可愛いなこいつ、という思考と意外と抱かれるの悪くないというペットじみた感想が葛藤しつつ、ニクキュウパンチを食らわせたいという欲求とせめぎ合う。頬ずりされ耳と尻尾をピコピコさせながら、ううむ、と唸る。
本人は唸っているつもりだが口から出たのはくぅ。という小さい鳴き声だけだった。
■四十万 静歌 > 「うゆ……?」
首をかしげて……
「いき、てるー……?」
まだ完全に目覚めてない。
にくきうパンチするなら今しかない。
■枢木 柩 > 「…!うりゃっ」
今だ!とばかりにおでこにてしっと肉球をのせる。そのままジト目で睨む。
――尻尾は揺れまくっているが。
■四十万 静歌 > ぷにゅん!
ぺしっとあたったにくきうに、
「あ、あれ。
柩さん……?」
目が覚めたらしい。
「ふわ!?」
抱きしめてるのに2.3秒おくれて気づく
「えと、その、すみません……!?」
■枢木 柩 > 「ま、まったくだ!…驚かせようと思ったのに…。」
ふんす、と鼻を鳴らしぶつぶつと文句を言う。
おでこにてしてしと肉球を当てながら。不機嫌そうに。
どこうとしないことと、尻尾が揺れていることを除けば。
「…風邪引くぞ、お腹壊したらどろり濃厚が飲めないだろう?」
ひとしきりあーだこーだ、寝ぼけていたことについても言った後に(まぁ、面白可愛かったぞ、と締めくくったが)そう続ける。
お腹の上に乗せて抱いていたなら枢木の体温で冷えることはなかっただろう。
■四十万 静歌 > 「い、いえ、十分驚きまし……!」
離すのを忘れている
「ご、ごめんなさい。
ええ、まぁなんていうか疲れていたもので、
ついうとうとと。」
あわわわわわわとなっている。
「す、すみません、
この償いは何かの形で!!!」
■枢木 柩 > 「い、いやいい、落ち着け。」
てしてし。
「まぁなんだその…いや、私も悪かったよ、うん、だから別にそういうのはいいぞ、うんうん。」
ふい、とそっぽを向きつつ、それに悪い気分じゃなかった、とつぶやく。人間好きである。
■四十万 静歌 > 「そ、そうですか、ええ、とあのそのあのその……」
すーはーすーはーと深呼吸して……
「あ、は、離しますね。」
とりあえず開放するだろう。
「うー。
その、私も凄く気持ちよかったです……」
そして何をいってるのか。
■枢木 柩 > ん、と応じ、たたっと地面におりて
「…ふ、ふふん、手入れしてるからな!」
ちょっとテンパる。
「そ、そういえば夢をみているっぽかったが、どんな夢を見てたんだ?」
話題をとりあえずそらそうと、尻尾を焦ったようにぶんぶんと振りながら
■四十万 静歌 > 「お手入れ大切ですね。」
すごくもふもふでしたとの言葉はつぐんで
「あ、夢ですか?
あまり覚えていないのですが……
この島に来る前の夢だったとおもいます。」
うん、と、ちょっと遠くを見るような目になりつつ