2015/07/13 のログ
■枢木 柩 > 「いやいや…きにするほどじゃないよ。っと、ええと、私は枢木 柩(くるるぎ ひつぎ)だ、二年だよ、よろしくな。」
居住まいを正して座ったままお辞儀。Tシャツの胸元には『素敵な素数』とプリントされている。
丁寧だし、きっといいやつに違いない。
「あ、椅子には座らないのか?床に正座はつらいだろ。」
もう一口飲料を飲んで、そう問いかける。
■嶋野陽子 > ちらりとソファーに目をやる。たぶん、私の体重は無理そうだ。
「たぶん、ソファーが私の体重に耐えられません。
ですが、膝を崩して良ければ、そうさせて頂きます。」
と言うと、膝を崩して横座りになる。これで目の高さが
ほぼ同じとなる。
Tシャツのプリントを見るに、理系なのかな?
■枢木 柩 > 「なるほど…なんというか、頼りがいがあるな…。」
耳と尻尾を揺らし見つめる。なんと言えばいいのか。
言葉が見つからない。強そう。
■嶋野陽子 > ここで、持ってきたフルーツ牛乳を一口飲むと、
「枢木さんは・・・異界の方ですか?」
と、気になることを聞いてみる。
■嶋野陽子 > やはり、私の巨体が印象に残るようだ。
「こんなナリですが、私の専門は治療です。別名、
『歩く薬局』と呼ばれています」
この人なら、ここまで話しても大丈夫な気がする。
■枢木 柩 > 「いや、地球だよ。ようかい、妖怪。妖狐さ。異界…ううん、まぁ人間にとってはそうかもしれないけど。出身世界って意味だと違うな…。へぇ、そんな異名が…やっぱり、頼りになりそうだな。」
すごいじゃないか、と微笑み、尻尾を揺らして興味を示す。
■嶋野陽子 > (妖怪・・・果たして私の薬が効くのだろうか?)
思わず専門的な思考に入る陽子。
「妖狐さんですと、人間の薬も、動物の薬も、効かないかも
知れませんね。これは全く新しい薬を覚えないといけなく
なりますね」
■枢木 柩 > 「ふむぅ…。」
やはり人間にはなれないのか。と少し寂しそうな顔をする。
「おぼえればなんとかなるものなのか?」
今は大丈夫だが、病気や怪我をした時に困るかもしれない。聞いておこう。
■嶋野陽子 > 妖怪や魔術の類いについての、陽子の知識は、ほぼ
ゼロに等しい。この妖狐さんには、色々と教わる事が
多くありそうだ。
「私、魔術や妖怪、そして異能についての知識が、ほとんど
無いので、差し支えなければ、色々教えて頂けると
助かります。
たぶん、枢木さんの遺伝子を頂ければ、枢木さんに効くお薬は
合成出来るようになると思います。
もしご興味があるならば、また日を改めて私の部屋にお越し
下さい。少々時間がかかりますので。」
■嶋野陽子 > 少し喉が渇いたので、残っていたフルーツ牛乳を一気に飲み干す。
その動作だけでも陽子の腕の筋肉がもりもりと動き、
並々ならぬ力を秘めている事が見える。
■枢木 柩 > 「あぁ、私は体術中心だから完璧とは行かないけれど、出来る範囲で質問には答えよう。え、ってことは化学畑ってことか、それで医療。…超科学…?」
おぉう、と筋肉を見つめつつ
「うん、どうせ結構な頻度で暇だから、気を見て伺うことにするよ。」
■嶋野陽子 > 枢木が来てくれると聞き、陽子の表情が明るくなる。
「ありがとうございます。超科学のお話も、少し
だけならできると思います。またよろしくお願い
します。」
と言うと頭を下げる陽子。
(体術という事は、武闘派なのかな?)
■嶋野陽子 > (体術を教えてもらえるように、薬の調合は頑張らなきゃ)
と思いつつ時計を見ると、もう午前1時近い。
「あら、もうこんな時間に。遅くまで引き留めてごめんなさい。
そろそろお休みにしませんか?」
と謝る陽子。
■枢木 柩 > 「ん、こちらこそよろしくな。」
合わせて頭を下げ、にへ、と笑う。
「うん、そうだな、お休み、嶋野。」
といって飲み物を抱え立ち上がる。
■嶋野陽子 > 「お休みなさい。ありがとうございました」と言うと、
陽子も立ち上がり、自分の部屋に向かう廊下の扉を
頭を下げてくぐり抜ける。
その手には空になったフルーツ牛乳の瓶が握られている。
ご案内:「ロビー」から嶋野陽子さんが去りました。
■枢木 柩 > 「ううむ、ものすごくキャラが濃い後輩だ…。」
そうつぶやいて自分も部屋へ向かった。
ご案内:「ロビー」から枢木 柩さんが去りました。
ご案内:「ロビー」にラジェルさんが現れました。
■ラジェル > 【ロビーの一角にて――。
最近、まだまだ物騒なことが起こっている。
騒動というのは日常茶飯事だ。交通事故が0件の日がほぼ無いように、毎日どこかで異変は発生している。
最近というか今日起こった話題といえば、なぜか海開きしたばかりで安全の確認が取れている"はず"の海で超巨大生物、クラーケンが出没した事案だ。
式典委員会として海に関係する計画を考案した我々"議会"にとって見れば大きな痛手である。】
「……ククク」
【我は机の上に足をどっかりと乗せながら、ズレる帽子を正しつつ書類を読む。海開きしたばかりで、テスト期間も終わり、となればやってくるのは夏季休暇。】
「これこそ僥倖、今こそ我々機関の力を示すときだ。我々の機関は仮令規模が最も少なかろうと。ぶっちゃけワーストランキングタイの鉄道共と肩を並べていようと、少数精鋭なのだからな!」
■ラジェル > 【腕に付けた『式典委員会』の腕章を正す。我は憂いながら最高にキマったポーズで考える。
ミルクでマイルドにしたコーヒー牛乳を入れたグラスを揺らしながら思案する。一体どうしたものか。
『ちょっとそこ、汚くなるから足乗せないでね』と上級生に注意されたので大人しく従っておくことにする。】
「……暢気なものだ。我が考えあぐねている間、平和を享受するだけの民というのは。我々"抑止力"がいなければ今頃大変なことになっているというのに」
■ラジェル > 「あぁ、一服したい……が、切らしているな」
【シガレット(チョコレート)の入った箱を揺らす。残念ながら切れていた。新しいものを買ってこないと。
我は思案するのに超高速の回路を回す必要がある。糖分というのはそれ相応に大切なもので、この灰色の頭脳を動かすには適時甘いものを取らねばならない。
気分はマッドサイエンティストだがその実、この学園をいずれ導く闇の魔導師である。それを知られることはあってはならない、ならないのである!
……それはそれとして、我の混沌たるハラは飢えを訴えていた。そういえばこのロビーに差し入れがきていたはずだ。】
「……おい、そこにおいてある差し入れの棒をもってこい。我のは黄金に輝く神の供物(コーンポタージュ)を所望する……うむ、ご苦労」
【「アッハイ」と気の抜けた返事をする同級生から手際よく投げられるおいしい棒の、特においしいフレーバー。】
■ラジェル > 「もう一本確保したいが……なんだと、菜と麦の華麗なる妙味(サラダ)しかないだと? ならば供犠となりし飢渇を訴う肉(サラミ)はないのか。もう食べられたか」
【クソ、と我は舌打ちをしながらコーンポタージュのおいしい棒を食べる。サクサク。あ、やっぱ美味しいわねこれ。
我は食べかすを零さぬよう注意しながら、じっくりと味わって食べ進める。】
「……中々我一人では案が浮かぬものだ」
■ラジェル > 「良いか貴様ら、女子らしい女子っぽい会話をしているそこの愚民共! 貴様らが学園に求めるイベントはなんだ!夏休みにやりたいこととかあるだろう!」
【「や、友達とカラオケ行ったりとかー」「あと彼氏と花火大会行くくらい?」「それより赤点取ったからやばいんですけど」】
「フッ……なるほど、なんとも陳腐でありふれた願いだ。だが花火大会か……終業式にドカンと一発大きなものを打ち上げるのもいいやもしれんな」
【問題は予算があったかどうかだが。今回のスイカ割り大会で結構出費がかさんでて商品がロクに出せない状態だったはずだ。
……まぁ、どうにかなるだろう。式典委員会からの直々の提起とすれば、生徒会共や予算を管理するところからもOKが出てくれるはずだ。】
■ラジェル > 「待っていろよ他の委員会共。我々の維持を思い知らせてくれるわ!」
【悪役のような三段笑いをキメようとしたらまた上級生に怒られたので、黙って菜と麦の華麗なる妙味を食べておくことにした。
今宵も夜は騒がしく更けていく。】
ご案内:「ロビー」からラジェルさんが去りました。