2015/07/19 のログ
ご案内:「ロビー」に枢木 柩さんが現れました。
四十万 静歌 > 「おお、なるほど……
 という事は……
 その体重が全部なくなっちゃったんですね。
 そうすると薬もつくれなくて、
 医療にも影響でるでしょうし、
 なんていうか背や胸には残ってほしかったって気持ちは、
 分からなくないかもしれません……」

私も背や胸が縮むとへこむ。間違いなく。

「あ、いえいえ、お持ちしますか、
 ではなくて、ですね。」

するするとウィッチハットから伸びた万国旗をひっぱっていくと、
ぽんっとアップルサイダーの缶が出てくる。

「いかがですか?
 と思いまして。」

はい、と差し出す。
手に取るならまだひんやりと冷たいことが分かるだろう

枢木 柩 > 「はぁ、いい風呂だった…ん。」

風呂あがりにロビーを通りかかれば見慣れた姿と
見覚えのある巨体が目に入る。

「よ、お前ら。」

近づいて声をかける

四十万 静歌 > 「あ、こんばんは。柩さん。
 ……湯上りですか?」

声をかけられれば、
なんて首をかしげて手を振るだろう。

嶋野陽子 > 帽子からアップルサイダーが
出てきたのを見て、流石に驚く陽子。再び拍手すると
「いやはや、お見事です」と四十万先輩を称賛する。
「ありがとうございます」とアップルサイダーの缶を
受けとると、ひんやりと冷たいのでまた驚く陽子。

『よ、お前ら』という声が大浴場の方からしたので
目を転じると、見覚えのある妖狐の姿を見付けた陽子。

「枢木先輩、こんばんわ」と頭を下げる陽子。

四十万 静歌 > 「ありがとうございます。
 手品だけは得意ですからね。」

と口元に人さし指をもってきて微笑む。

「帽子にもちょっとした細工がしてあるもので。」

そして種明かしをするように軽くウィンク。

枢木 柩 > 「うん、ちょうど上がったとこ、つい長風呂しちゃってな。
よ、嶋野、なかなか部屋に行けなくてごめんなー」

2人にひらひらと手を振って、何の話してたんだ?と手近なソファに腰掛けながら

四十万 静歌 > 「湯上りには……
 牛乳ものですよね。
 えっと。」

ぶんぶんと片手でハットの被る面を下にして振りながら、
もう片方の手で準備。
ハットを投げてもう片方の手でもっている缶をハットの影になるようにしつつ、
ハットをキャッチしてハットの中に放り込んで、カフェオレを取り出してみせる。
柩からは死角だが、陽子の位置からは見れるかもしれない。

枢木 柩 > 「おお…何でも入ってるなその帽子!」

尻尾をぶんぶん振りながらそれを見て
勝手にテンションが上がる柩。

カフェオレを差し出されれば両手で受け取って
ありがとう、と微笑むだろう

嶋野陽子 > 枢木先輩の方に向かうと
「お薬の件なのですが、実はあの翌日に海辺で大きな戦闘に
巻き込まれてしまい、しばらくは薬物合成もままならなかっ
たし、寮には寝に帰る感じでした。少し痩せたと思いません
か?」と枢木先輩に聞く陽子。

四十万先輩が枢木先輩にマジックを実演するのを見て、
図らずも彼女のマジックの秘密を垣間見る陽子。

(うーん、見事に相手の注意を対象から逸らしてるわ。
あれは何と言いましたっけ・・・?)

四十万 静歌 > 「ふふふ。
 魔法の帽子なのですよ。
 そして私の分は――」

なんて笑って、
すたすたと自販機まで歩いてお金を入れて購入。
カルピスソーダを。

「ありませんでした。」

なんて、肩をすくめて両手を広げた。

「どうかしました?」

何か考え込んでいる様子に首をかしげて陽子に尋ねるだろう

枢木 柩 > 「うーん、言われてみれば少し縮んでるような…。目線が合わないもんなぁ。」

腕を組んでふむむと唸る。四十万に、後で払うよ、と告げつつ。

四十万 静歌 > 「大丈夫ですよ、
 これくらい。
 私のおごりです。」

ね?と小首をかしげて柩へと微笑むだろう。

嶋野陽子 > 『どうかしました?』
と四十万先輩に聞かれて、
「いや、四十万先輩のその、人の注意を自在に逸らす能力
を、英語でミス何とかと言っていたのを思い出そうとし
てるんですよ」と正直に答える陽子。

「38キロ、半分以上が胸から無くなってます」と数字を
枢木先輩に告げる陽子。
「実は枢木先輩が来る直前に、ちょうどその話をしてました」
と説明する陽子。

「そう言えば、大浴場で、何か不自然な感覚を感じませんで
したか?」と枢木先輩にたずねる陽子。

四十万 静歌 > 「ミスディレクション、ですね。
 まぁ、
 異能でも魔術でもない古来からある古い技術ですけどね。」

割とシンプルな手段なのである。
効果はかりのものだが。

「?大浴場に何か……?」

そして、柩への言葉に
首を傾げるだろう。

枢木 柩 > 「いやいや、すでに何回かおごってもらってるし、さすがにお返ししたいよ。」
少し申し訳無さそうに苦笑して

「38!私の体重の半分以上じゃないか…胸…」
驚くとともに胸がなくなると聞いて若干遠い目をする。
遠い目をしつつ、
「うーん…不自然…不自然なぁ。例えばどんな感覚だ?」

嶋野陽子 > 「私はこの巨体なんで、毎日大浴場のお世話になっているの
ですが、一昨日の夜、明かりとりの窓の辺りから、変な視線
を感じたような気がしたんですよ。」

と説明する陽子。

「もしや覗きかと思って、昨日は一時間以上長風呂して
気配を探したけど、ありませんでした。なので、私の
気のせいだったのかなと・・・」と、自分の思い過ごしの
可能性を強調する陽子。

四十万 静歌 > 「その分、
 私がお世話になってますから。」

と柩さんに返したところで、
陽子さんのお話を聞いて、

「それは……なんというか、
 まさか……幽霊?」

ごくりと唾を飲み込む。
なんていうか思わぬホラーの不意打ちに、
ちょっと顔が蒼ざめつつ。

嶋野陽子 > 『ミスディレクション、ですね』
という四十万先輩の答えを聞くと、「そうそう、それです!
四十万先輩は、ミスディレクションの達人ですね」と
ほめる陽子。

枢木 柩 > 「んー、そんな気配はしなかったな、でも一応、警戒する必要はあるかもなぁ…。」

不届き者かもしれん、と難しい顔をする。

四十万 静歌 > 「――ありがとうございます、
 もっとこれからも精進して、
 陽子さんにそういわれたのに恥じないようにしますね。」

なんて微笑むだろう<達人

四十万 静歌 > 「柩さんもムリしないように、ですよ?
 危険かもしれないわけですし?」

と、じーっと柩を見るだろう

枢木 柩 > 「んぇ、まぁ…なんとかなるだろ。」
とか言いつつ頬をかく

四十万 静歌 > 「なんとかなるだろ、で、
 済めばいいんですけどね。
 どんな相手か分かりませんから、
 やっぱり心配ですよ。」

と、じっと上目遣いに柩の目を覗き込もうとするだろう。

枢木 柩 > 「ぅ、た、確かにそうだな…。心配させないようには、する。」
じぃと見つめられ気圧されるように頷く。
そのままだとなんだか悔しいので
「で、でも、それをいうなら四十万のほうが危ないんじゃないか?」
と少し抵抗。オッドアイで見つめ返す。

四十万 静歌 > 「そうですね。
 確かに危ないかもしれませんけど……」

少し首をかしげて。

「みなさんが居ますから大丈夫ですよ。」

陽子さんに、柩さん。
ね?と笑う。

「隠れたり逃げたりするのは得意ですし?」

枢木 柩 > 「…そうだな、ふふ」

釣られて微笑み返す。
少なくとも私は助けに行くだろうなぁ、と続けて

「まぁ、私は目立つから、うまいこと助けられるといいなぁ。」
私は能力があるからまず死なないし。

四十万 静歌 > 「まぁ、大丈夫ですよ。
 もしもの時は一緒に逃げればいいわけですしね。
 ――足手まといにだけは、
 ならないようにしますよ。
 なんて、ね。」

だから、まぁ、と一つ頷いて。

「無茶だけはしないでくださいね。」

めっ、とでもいいたげなジェスチャーを

枢木 柩 > 「ん、お互い様だよ。」
ゆるく微笑んだまま頭をぽふっと撫でようと手を伸ばしつつ、
検討しておこう、とはぐらかす

四十万 静歌 > 「はわっ」

ちょっと声を出して大人しく撫でられるだろう。

「もう、撫で心地そんなによくないですよ?
 私。」

とか頬を赤らめていいながら。

枢木 柩 > 「そんなことない、さらさらしてる。」

ひと通り撫でくりまわして満足すると

「そろそろいい時間だし、寝ようかな。」

軽く手櫛で四十万の髪を整えて、二人に向かってそう告げる

四十万 静歌 > 「もぅ……」

さらさらしてるとかいわれると、
真っ赤になってちょっと頬を膨らませる。

「そうですね。
 そろそろ良い時間ですし、
 私も部屋に戻ります。」

むー。とした顔をしてるが怒ってないのは、
少し口元の綻びで分かるだろう。

枢木 柩 > 「いちいち可愛いやつだな、うん、それじゃ、おやすみなさい」

頭の上から手をはなし、二人に挨拶をして部屋へ戻るだろう

ご案内:「ロビー」から枢木 柩さんが去りました。
四十万 静歌 > 「カワイクナイデスヨ。
 はい、おやすみなさい。
 柩さんも、陽子さんも。」

同じく、陽子さんにも挨拶をして自室へ戻る――

ご案内:「ロビー」から四十万 静歌さんが去りました。
ご案内:「ロビー」に嶋野陽子さんが現れました。
嶋野陽子 > (・・・はっ!ここはどこ?)
意識がはっきりする。
ここは女子寮のロビーのソファー。
朽木先輩が作ったソファーが、女子寮にも設置され
たのだ。
夕べは海の家の大盛り激辛カレーを、もう少しの所
で完食し損ねて、寮に戻ったらロビーで手品をしてい
る四十万先輩と枢木先輩に、大浴場で感じた視線の
話をしたところまでは覚えているが、そこから先の
記憶がない。
どうやら、カレーの効果が後から効いて、寝落ちし
たらしい。
(意外にもカプサイシンには、睡眠導入効果がある
のよね。先輩達に大変なご無礼を)
朝イチで真っ青になる陽子だった。

ご案内:「ロビー」から嶋野陽子さんが去りました。