2015/06/02 のログ
川添 孝一 > (白衣の女に気付いた男が相手を睨みつける)
なんだオイ、見世物じゃねーぞ。(怒鳴ろうと思ったが、腹から声が出ない)
なんだテメーはよ………

蓋盛 椎月 > 知らないの? 生徒の健康を守る養護教諭のフタモリ先生だよー、覚えといてね。
 嫌なことがあって眠れませーんって顔してるね。あたしが治療してあげよっか?(緊張感のない声。人懐っこい笑み)

川添 孝一 > 養護教諭………(怪我がすぐ治る川添にはイマイチ馴染みの薄い存在だった)
フタモリセンセーっすか、そりゃサーセンした。(相手が教師とわかると言葉遣いを変える)
……治療? いや、睡眠薬とかはちょっと……アレなんで。(頬を掻いて)

蓋盛 椎月 > あはは、そんなにあらたまらなくてもいいよ。(手を顔の前でひらひらと振り、)睡眠薬? んー、違うよ。あたしの異能、《イクイリブリウム》のサンプルになってくれる人を探しててさー。(手をかざすと、そこに淡く輝く弾丸のようなものが生まれる。)これに撃たれれば、どんな肉体の傷も、心の傷も治せるんだよ。そのかわり、傷を作った原因についてのことはすっかり忘れちゃうんだけどね。興味ない?
川添 孝一 > そっすか、でも俺のやり方なんで……
(相手の手の中に生まれた淡く輝く弾丸を見る)
治る……? 心の傷が……(胸元を押さえる)
でも、忘れるのか………(顔をくしゃりと歪めてしばらく考える)

(沈黙、そして波の音)

……もし、忘れたら………二度と思い出すことはない………んすか?

蓋盛 椎月 > (その様子に、幼く人なつっこい笑いは静かな微笑みへと変わる)うん。二度と取り戻せないよ。仮に思い出せることがあったとしても、それは「情報」に成り下がって、他人ごとのようにしか捉えることができなくなる。(どこか実感のこもった口調で。)もしかしたら……“忘れる”ことが“治る”ことなのかもしれないね。

(リボルバーを取り出す。何も装填されていないそれに、生成した弾丸を装填する。)
 ……どうする?

川添 孝一 > …………。(間違いない、忘れるのは大嫌いな父親の記憶)
(しかし、死んだ人を忘れることの意味)
(他人事のようにあの男を思い出すことになるかも知れない意味)

(それは、重い)

……とくっす。(俯いていたが、小さな声で呟いた)
やめとくっす。(顔を上げて目の前の女にはっきり伝えた)

キヒ………(笑え、そうだ、笑え)
キヒヒヒヒヒ。俺が安易な逃げに走るなんてあり得ないっすわ。
俺は川添孝一……レモンシード・メソッドでAAランク……セカンドステージの異能を持つ男だ…
(歪んだ、それでいて強烈な自負)
フタモリセンセー、ありがたい選択肢のお礼に。(背を向けて歩き出す)
仕事をあげましょう、明日辺り派手に喧嘩するんで忙しくなりますよ。
(忘却、それは救いだ)

(そんなもの、いらない)
(俺に救いなんていらない)
んじゃ、また会いましょセンセー。(獰猛に笑うとポケットに手を突っ込んで歩き出した)
(認めろ―――憎悪、それこそが自分のルーツなのだと)

ご案内:「浜辺」から川添 孝一さんが去りました。
蓋盛 椎月 > そっかー、残念。(歪んだ笑いに、さして残念でもなさそうに返す)
 元気でね。気が変わったら、あたしのとこにおいでよ。いつでも治してあげるからさ。(あくまで椎月は屈託なく笑う……)

蓋盛 椎月 > (少年が去って少しすると、消費期限の切れた《イクイリブリウム》が、弾倉の中で霧散した。)
 ……やれやれ。好感触かと思ったけどうまくいかないね。あたしってこういうの苦手かも……。
(肩を落として、自らも浜辺を後にする……)

ご案内:「浜辺」から蓋盛 椎月さんが去りました。
ご案内:「浜辺」にテリメーラさんが現れました。
テリメーラ > 「だ・・誰もいないよね。」
そう呟いて、小さな雲に乗った少女が、浜辺に降り立った。
少女が降りると雲は霧散した。

テリメーラ > 少女は何をするでもなく、小さな雲のクッションを抱いてぼぅっと海を眺めている。
ご案内:「浜辺」に烏丸 九郎さんが現れました。
テリメーラ > 「今日はくじらさんが見られるといいな。」
クッションにしていた雲をクジラの形に変えて遊んでいる。

烏丸 九郎 > うおー…ほんとに海だ。
島だから海があっても不思議じゃねぇか。
くーーっ…、潮風が気持ち良いぜ…。
(浜辺に辿り着いた少年は、大きく伸びをすると砂浜をザクザク歩いて海へと近づく。
まだ海水浴シーズンでないためか、人もまばら…と言うか、少女の影しか見えない。)

テリメーラ > 「ひ・・誰か来た・・怖そうな見た目・・。」
座ったままチラチラとそちらを伺っている。
雲でできたくじらのぬいぐるみをギュッと抱きしめて少しおびえているようだ。
【見た目は10歳程度、頭に角、尻尾があります】

烏丸 九郎 > やっぱ海ってなぁ…命の起源ってだけのことはあるぜ
波が奏でるサウンド、ビンビン伝わるぜ…。
(季節外れ…いや、これからが海のシーズンなんだが…こんな時期の海に人がいるのは珍しく思い
少女に視線を向ける。
クジラ型のクッションだろうか?白いそれと戯れて海を眺めてる。
無邪気なものだと少年は何ら不思議に思うことなく微笑ましく思った。)

烏丸 九郎 > (そちらを見やれば視線があっただろうか。
少年は怯える少女に向かってニカッと笑ってみせた。
そして、同じように海の方を向いて、遠い水平線を眺めるように目を細める)

テリメーラ > 目が合うと顔を赤らめ、素早くそっぽを向いた。
(わ・・悪い人じゃないかも・・でも恥ずかしいなぁ・・)
そして向きを変え、少年が視界に入らない方の海を眺め始めた。

烏丸 九郎 > (見た目は人間と違う…異種族…【門】が開いてからは珍しくもない。
奇異なものを見るような視線ではなく、純粋に幼子を見守る視線を向けて。
少女が視線を外せば、自身も再び海に目をやり
そのまま声をかけてみる。)

なぁ、あんた。海、好きなのか?

テリメーラ > 「ひぃっ!!」
ついに話しかけられたか!!とびっくりして声をあげる。
そして小さく深呼吸すると、小さな声で
「す・・好きです。」
と呟いた。

烏丸 九郎 > くっ……あはははは。
わりぃわりぃ、驚かせちまったな。

(少女が悲鳴を上げるのを見ると、その姿が滑稽にうつったのか
笑い声を上げる。
そして、海が好きだという言葉を聞けば満足気に頷いて)

そうかい、俺も好きだぜ。海は。
命のサウンドがここにはある。自然の息吹がここにはある。
何より、大声出してもあまり怒られねぇ。

テリメーラ > 「あ、えと、ボクの方こそごめんなさい・・」
笑われるたのが恥ずかしいのか、先ほどより強くクッションを抱きしめる。
「…。」
そう告げると次にいう言葉が思いつかない様で、俯いている。

烏丸 九郎 > 謝ることなんかねぇさ。
急に声かけられたらビビっちまうもんな。
嬢ちゃんは何だ…くじら、見に来てんのか?

(くじらの形をした、雲のクッションを指さして首を傾げる。
ここでくじらが見れるとは初耳だが、見れるものなら自分も見てみたい。)

テリメーラ > 「そ、そうです。海で見られるって聞いたから…。」
抱きしめていたぬいぐるみを離し、見せられる様に両手で持つ。
白い綿のような雲でできたデフォルメくじらぬいぐるみ。
なかなかの出来である。

烏丸 九郎 > そうか、見れるといいな。俺も見てぇぜ、くじら。
しってるか?くじらも歌うんだぜ?
聴いてみてぇよな、くじらの歌。
俺も一緒に歌ったりしてよ。

(出来のいいくじらのぬいぐるみに関心したような表情を見せると
また、屈託のない笑顔でしゃべり始める。
初対面の相手にするには、少々馴れ馴れしい表情と語り口だが
それがこの少年の性質なんだろう。)

テリメーラ > 「ほ、ほんと?ボクも聞いてみたいな…。」
ぬいぐるみの頭を撫でたりしつつ、聞いたことのないくじらの歌を想像しているようだ。ニコニコとしている。

少し緊張がほぐれてきたようで、今度はこちらから話しかける。
「お兄さんも、くじらが好きなの?」

烏丸 九郎 > おう、好きだぜ。
奴らはビッグで海の王者だからな!
それに歌まで歌うハートの持ち主だ。
音界の覇者となる俺に似たところがあるぜ。

(楽しげに笑いながら、少女の質問に答える
少女にはわかりづらいであろう表現も含まれるが
誰の前でもきっとこう言っただろう。)

テリメーラ > 「そ・・そうなんだ・・」
とりあえずわかったフリで頷きつつ、
(オンカイのハシャってなんだろう・・)と考えている。

勇気を出してみたのは良いものの、また話題が思いつかなくなってしまったようで、黙ってしまった。

烏丸 九郎 > もちろん、シャチもイルカも好きだぜ。
水族館とか結構行ったりするしな。
魚は……食うのは好き、かな。

(冗談めかしながら言葉を続ける。
話すのが好きなのかもしれない。他人に配慮することはないが
自分を飾ることもないのだろう。
楽しそうな表情に嘘はない。)

烏丸 九郎 > あっと、そういや俺の名前、知らないだろ?
まぁ、じきに世界のトップに君臨する男だからな。
後になればいやでも名前を覚えるだろうが…
俺の名前は烏丸九郎だ。よろしくな。
お嬢ちゃんは何ちゃんだ?

(自慢気に笑いながら自己紹介。
よくわからないだろうが、何やらそういう自信があるらしい。)

テリメーラ > 「あ、えっと、水族館に行ったことは無くて、でも、シャチとかイルカは好きで・・えっと、名前はテリメーラっていう名前で、お魚も好きです」

少し話題が増えて混乱しているようだが、最初の様な極度の緊張は見られなくなってきた。

テリメーラ > 「鳥丸さん・・、な、なんだかスゴイ人なんですね・・。」
いまいちピンと来ていないようだが、名前は憶えられた様子。

烏丸 九郎 > そうかい、テリメーラ。いい名前じゃねぇか。
俺のハートに刻んでおくぜ。よろしくな。
水族館、いいところだぜ?
心が落ち着くってーか、インスピレーションを与えてくれるっていうかよ。
へへへ、気が向いたら一度行ってみるといいぜ。
イルカとか魚とかいっぱいいるからよ。

(そこまで話すと、はたと何かを思い出したような表情を見せて)

そうだ、テリメーラ。あんた、歌は好きか?

テリメーラ > (えへへ、水族館かぁ・・)と泳ぐ鯨やイルカを想像しつつ、

尋ねられると
「あ、えと、お母さんが寝る前に歌ってくれた歌とか、好きですよ。」
どうして急に?と言うようなきょとんした顔で返す。

烏丸 九郎 > そっか。俺は歌が大好きなんだ。
だからよ、歌が好きな奴に会えると嬉しいんだ。

(背負ってたエレキベースのバッグを揺さぶってみせる。)

お母さんが歌ってくれた歌ってーと…ララバイの類か。
そうだな、俺はロックがメインだがよ
そういうしっとりとした歌も好きだぜ。
人が人を想って歌う歌ってのは最高だからな。

(少女のきょとんとした表情とは裏腹に
こくこくと頷いて、少女の言葉を噛みしめる。)

テリメーラ > 「歌の種類とかは詳しくないけど、褒められるとなんだか嬉しいです。」
また嬉しそうに笑う。

そういえば、という顔で
「もしかして、それって、楽器なんですか?」
とバッグを指さす。

烏丸 九郎 > ああ、そうだぜ。俺の魂であり命だ。
クロスレイヴンっていうベースなんだけどな。
ここじゃ見せられねぇのが残念だぜ。

(潮風と砂にエレキベースを晒す訳にはいかない
少し残念そうに笑ってるあたり、本当は自慢したかったのだろうということが伺える。)

と、俺のことばかりじゃいけねぇな。
テリメーラは、なんか好きなコトとかあるのか?

(さくさくと砂浜を踏みしめながら、少女の隣に移動してみる。もちろん、彼女が逃げなければ、だが。
太陽光が海に反射して、少し眩しそうに目を細める。)

テリメーラ > 「好きなのは・・海を見るのと、お昼寝かな・・。」
近寄ってきても特に逃げたり避けたりする様子はない。
多少緊張はしているものの。
「あと、いろいろ作ったりするのも好きです。
例えば」
もこもこと両手から雲をつくりだし、こねこねと形を変えていく。
「こうして、お兄さんの楽器とか。」
ケースを2ℓペットボトル位の大きさまで小さくしたような雲を作って見せる。なかなかの出来らしく、少し自慢げな顔をしている。中身が見られなくて残念だけど・・と付けたしつつ。

烏丸 九郎 > ははっ、昼寝か、そりゃぁいい。
俺は昼まで寝てることがおおいけどよ。
授業サボって昼寝するのは気持ちいいしな。

(カカカと笑いながら、自らの不真面目さを語ってみせる。
どうやら奔放な性格のようだ。)

っと…おー、なんだそれ、すげぇな。
雲か?
魔術か異能かわかんねぇけど、いいな、そういう力。
クリエイティブでよ。

(少女が作品を見せつければ、上手い上手いと拍手をして。)

テリメーラ > 「えへへ、ボク達は生まれつき雲を作れるんですよ。」
なんて言いながら、今度はイルカの形の雲を作って見せる。
自分の得意分野が褒められてかなり嬉しい様だ。

「でも、いっつもこんなことして、ずっと学校行ってないから・・。お兄さんと一緒です。もっと悪いかも・・。」
作ったイルカや楽器の雲を眺めながら、ちょっとさみしそうな顔をする。

烏丸 九郎 > へー、面白いな。
生まれつきの力ってやつか。
テリメーラは人間じゃねぇようだが、なんて種族なんだ?

(種族の違いで差別するようなことはしないが
気になったので聞いてみる。
少女を安心させるようにしゃがみこんで、目線をあわせて。)

って、ずっと行ってねぇのか。
というか、生徒だったんだな。
なんか理由でもあんのか?
学校で嫌なことでもあったのか?

(少女の表情が沈むと、こちらも心配そうに見守り)

テリメーラ > 「ホワイトドラゴンです。…白いから。」
尻尾を少し動かして見せる。
確かに白い鱗におおわれている。

「でも、お母さん以外と話したこと無くて・・恥ずかしくって逃げてきちゃって・・ずっとそのままで・・」
段々と喋る声が小さくなっていく。
顔も明らかに暗くなってきている。

烏丸 九郎 > ドラゴン!へぇ、立派じゃねぇか。
かっこいいぜ、ドラゴンなんて。
俺も人間とかじゃなくって、そういうかっこいい種族が良かったぜ。

(尻尾にちらりと視線を送り、再び少女を正面から見え据えて、笑う。)

そんな顔すんじゃねぇよ。
大丈夫だぜ、今は怖くてもよ。
こうやって、人といっぱい話してれば、いずれ慣れるだろうしよ。
逃げるのに飽きたり、恥ずかしくなったら、いきゃいいんだ。
俺とはしっかり話せてるじゃねぇか、だから大丈夫だぜ。

(少女の頭を撫でようとするが、人馴れしていない少女を怖がらせるかもと思いたち
触れる前に手を引っ込める。)

テリメーラ > (撫でられそうになったのは気づかなかった様だ)
羊の様な自分の角を触りながら
「でも・・お話もヒトになるのも下手だし・・」
と言いかけたところで、少しの間沈黙した後
「けど、お兄さんみたいな人なら話せるかも。」
こくこくと一人で頷いている。

今日のおしゃべりで少しは自信がついたようだ。

烏丸 九郎 > へっへっへ、そうかい。
俺みたいなイケメンはそんなにはいねぇだろうが
学校もコワイやつばかりじゃねえからよ。
その気になったら、行くといいぜ。

(そう言われると少し照れた様子で
しかし、満更でもなさそうに笑う。)

さて、と…俺はそろそろ行くけど…テリメーラはどこに住んでんだ?
遠くに住んでるならおくってくぜ?最近物騒みたいだしよ。

(腰を上げると大きく伸びをして、テリメーラを見下ろし)

テリメーラ > 「うん・・。」
再びゆっくりと頷く。
少しは学校に行ってみようという気になった様だ。

「えっと、一人で帰れるから大丈夫、です。雲に乗れるから・・。」
座ったまま烏丸を見上げる。
「今日は楽しかったです。烏丸さんも気を付けて」
と笑顔で告げる。

烏丸 九郎 > おう、そうか。俺も楽しかったぜ。
それじゃ、またな。

(潮騒を背中に受けひらひらと手を振りつつ浜辺を後にする。)

ご案内:「浜辺」から烏丸 九郎さんが去りました。
テリメーラ > 行ってしまった烏丸に小さく手を振り見送る。
(見た目は怖かったけど良い人だったな・・)
と思いながら、雲をこねる。

テリメーラ > 「やっぱり今日は他の所も行ってみよう。」
乗れるくらいの大きさの雲を作ると、それに乗って夜の空へと消えていった。

ご案内:「浜辺」からテリメーラさんが去りました。
ご案内:「浜辺」に理子さんが現れました。
理子 > はあ…(小さな溜め息を吐きながら夜の浜辺で一人体育座りをする少女。服は自分で持ち寄ったであろう黒のブレザー、灰のスカートに赤リボンと清潔そうな格好にも関わらず、砂がかかるのも気にしていない様子)。
理子 > (すっと目を閉じてみる。波の音をじっくり聞いているようだ。眠りこけてしまいそうに体が傾く度、はっとしては起き上がるの繰返しだ)………まだかなあ。
理子 > じっとしてても寝てしまうな。起きてから風邪を引いては面倒なことになる。…まあ、“私”ならすぐ治せるけど
(そう言って立ち上がるとてくてくと浜辺を歩き始める)
靴とか、脱いでみるかな。流石にまだ寒いか?
(言いながら脱ぎ始めている)

ご案内:「浜辺」に鈴成静佳さんが現れました。
ご案内:「浜辺」にベリオクレースさんが現れました。
ベリオクレース > (わけのわからない歌が聞こえるかもしれない。耳を澄ませば、それは「小さい秋」のメロディーのようにも聞こえる、が……)
ベリオクレース > だーるまさんがーだーるまさんがーだーるまさんがーこーろんだ!うーごいたーひとうーごいたーひとうーごいたーひとみーつけた!
(裸足に短パンのどう見ても成人している赤長髪の男性が思い切り海に踏み込んでいく)

鈴成静佳 > ほっ! ほっ! ほっ、と!(浜辺を走ってくる静佳。否……そのフォームこそ走っているように見えるが、一歩ごとに10mほど前方へ瞬間移動を繰り返している)……ハァ、ハァ……よし。ここまで失敗なし! いいぞアタシ! ……っと、そこに居るのは……美子ちゃん! 美子ちゃんじゃないッスか! こんな夜中になにやってるんスか?(理子さんに入れ替わっていることにはまだ気付かないで、近づいてくる)
理子 > …?
(耳がキャッチーな音楽を捉えた。聞いたことのあるようだが、生憎興味がなかったのでタイトルが思い出せない)
えーと…なんだったっけ?

鈴成静佳 > 向こうからはへんてこな歌も聞こえてくるし……今日の海は賑やかッスね! 転移魔術をマスターした今のアタシならだるまさんがころんだは楽勝ッスよ!(初夏の海に入ろうとする少年を遠巻きに眺めながら)
ご案内:「浜辺」にメアさんが現れました。
メア > ………(海を見つめながらゆっくりと砂浜を歩いている)
理子 > (更にもう一人の“自分”を呼ぶ声を捉える。振り向いてみれば、快活な少女が走ってくるではないか)
…ああ、もしかすると、“鈴成さん”、かな?
(「初対面」の彼女に声をかける。表情は美子に比べてあまりに薄いが、落ち着いた穏やかな表情である)〉鈴成さん

…そんな歌詞は知らん。知ってる曲だと思ったが勘違いのようだな(海に入っていく男はなるべく見ないよう心がけた)

メア > …暗くて、冷たい……(ゆっくりとしゃがみ込み海の水に触れている)
ベリオクレース > づめ゙だい゙゙!!!!(跳ねる水しぶき!気づかない視線!!明らかに不審者!)
鈴成静佳 > ん? 何言ってるんスか。一緒にスフレ食べたでしょ、美子ちゃん!(……と、その時の情景と会話を思い出し)……あー、もしかして、あなたが「理子ちゃんのほう」かー。これはこれは失礼しましたっ! アタシが鈴成静佳です、改めてヨロシク!(手を掲げて挨拶)……さすがに人格が変わっても胸は変わんねぇか(小声でひとりごちて舌打ち)……と、ところで理子さんはここで何やってるんスか?>理子さん
理子 > …意外とこんな時間になっても人が来るものなんだな(遠くに一人浜辺を歩く少女の姿を捉える。その幼い外見に少し危なっかしさを感じているが、孤独の雰囲気にここで声をかけていいものか決めあぐねている)〉メアさん
理子 > どうも、美子が世話になったな(あっさりとだが、親しみと感謝を込めて頭を下げる)
ふっ、美子が日記に書いた通り、底抜けに明るくて素直な雰囲気だな(胸のくだりは聞こえなかったことにしよう)
美子は人見知りが激しいから、君のような知り合いができてとても喜んでいたようだよ。
今はちょっとはずみで入れ替わってしまった後でね。他人に二重人格で迷惑かける前に戻れないかと人気のいないところに来ていたんだ。〉鈴成さん

ご案内:「浜辺」にルナさんが現れました。
理子 > 〉メア・ベリオクレース
…おい、そこの二人!(遠くの人影それぞれに少しの距離から声をかける)
まだ水と戯れるには時期が早いと思うぞ。風邪を引いても自己責任だからな!(と、裸足になりかけている少女が叫ぶ)

ルナ > 【いつの間にか一人の少年が浜辺に座っている。裸足が波に濡れているが気にしている様子はない】
メア > ……(裸足の女性の声を聞き、ゆっくりと海辺から離れる。離れる時に小さく海へ手を振りながら)
ベリオクレース > …………!!?!?ひ、ひひ人がいたのか!!!(キョロキョロと見回し、返事をするように叫ぶ)でもなー!おれなー!みんなに「お前は風邪引かない」って言われるんだ-!!だから大丈夫-!!!(そのまままた遊び出す)
鈴成静佳 > あははー、さすがにまだ6月は海には早いッスよ。でも夏になったらここで泳ぐのはすっごい楽しそう!>海にいる連中
えへへー、アタシもお世話になりました! そっかー、人格が入れ替わるきっかけが分かんないって言ってたもんね。大変だねぇ……でも、美子ちゃんと理子ちゃんが入れ替わってもそんなにみんな困んないとおもうなぁアタシは。言えば分かってくれるんじゃない?(気楽な思考だ)>理子さん

ルナ > 【ちらり と一瞬だけ周囲の人にすばやく視線を走らせ、海に視線を戻す】
理子 > 〉ルナ
…いつの間にいたんだ?(突如として現れた、波と戯れている新たな先客に一つ、溜め息)
そこの君も!まだ肌寒いぞー!波はいつも一定の距離を保ってはくれないからなー!(おせっかいとは思いつつ、つい声をかけてしまうのが彼女のくせだ)

メア > 〉ルナ
……(騒がしい赤毛の男を見た後、視線を浜辺に座っている少年に移す)

ご案内:「浜辺」に理子さんが現れました。
ルナ > 【無言。無表情。声をかけられても微動だにしない。】
ベリオクレース > あーさーりーおーいし、みーそーしーるー
ご案内:「浜辺」に理子さんが現れました。
ベリオクレース > こーぶーもーうーまし、みーそーしーるー
ご案内:「浜辺」に理子さんが現れました。
ご案内:「浜辺」に理子さんが現れました。
メア > ……?(聞いた事の無い妙な歌に首をかしげている)
ご案内:「浜辺」に理子さんが現れました。
ご案内:「浜辺」にダィスクさんが現れました。
ダィスク > [集団よりも陸に近いところから眺めている] おや、今日は随分と人がいるなあ…
メア > ひと……たくさん……
理子 > 〉鈴成さん
料理部に入ったそうじゃないか。また一緒にお菓子でも作ってやってくれ。もう一人の私としてお願いするよ。

〉ベリオクレース・メア
おまえー、風邪を引く引かないは勝手だが、変な歌をその子に吹き込むなよー!(言いつつ、不思議そうな顔をする黒髪の少女を見やる。)

ご案内:「浜辺」からルナさんが去りました。
ご案内:「浜辺」にルナさんが現れました。
ルナ > 【相変わらず周囲の様子を気にした風もなく海を眺める……そこにいるのはいつの間にか少年ではなくよく似た外見の少女になっている】
メア > ……(海から離れて浜辺に座る。じっと海と赤髪の人を見つめて)
ベリオクレース > 変な歌ってなんだよー(口を尖らせて歌をやめ、短パンが水につくのもかまわずしゃがみ込んで砂をいじっている)

(そのうち視線に気づき、首だけで振り返る)…………??なんか用??>メア

理子 > 〉ルナ
(唯一リアクションのない彼に様々な不安がよぎる。根本的におせっかい)
おーい、一人でいると危ないぞ。せめて、もう少し私達の近くに来たらどうだ。女の子がそんなところで…ってあれ?女の子…?さっきまで確かに…?(ごしごしと眼鏡を外して目を擦る)

鈴成静佳 > うん、でも理子さんの時にも料理部来ていいんだからね? 大歓迎だよ! あ、でも綺麗な服装でお願いね? そしたら、アタシはランニングの途中だからこれで失礼するね~>理子さん
(いつの間にか理子さんを中心に人が集まり始め、しかし1人以外は遠巻きに見てるのみ、1人は気が狂いそうな歌を歌い続けている……その光景に若干怖さを覚え、若干逃げるように瞬間移動ランニングを再開し去っていった)

ルナ > 【微動だにせず海を眺める。先ほどまで少年だった彼は、今は確かに少女になっている】
メア > 〉ベリオクレース
べつ、に……(ベリオクレースの足元を見て)へんな歌だな、って……

ご案内:「浜辺」から鈴成静佳さんが去りました。
理子 > 〉ダィスク
おや、またお客さん、か。やれやれ、どうしてこんなに人が来るんだ…。一人でぼうっとするはずが…(しかしこの状況の変化にはまんざらでもない様子)

ベリオクレース > >メア
(手元はひっきりなしに砂を掻き回している)そーかなー、歌なんて歌ってて気持ちよければそれで良いと思うんだけどな……

ダィスク > >ルナ [くしくしと目を擦る]あれ、あの子さっきまでは…いや、気のせいだろうな。見間違ったんだ。
メア > 〉ベリオクレース
音程も…歌詞も…へん……それに、皆…離れてった……(足元から目線を上げベリオクレースの顔を見る)

ルナ > 【ちらり、とスーツ姿の人を見る。目の青と髪の銀色には見覚えがあるかもしれない】
理子 > 〉鈴成さん
…ああ、分かった。事情を知っている人間は貴重だからな(初めてあった筈の彼女に優しさと親しみを感じ、心から穏やかに微笑み返した)
またどこかで、“私”の時にも会えたら、な。(小さく手を振って元気で素早い背中を見送った)

ダィスク > >理子 [少し集団に近寄りながら] やあ、こんばんは。ここらではかなり綺麗な砂浜だから、みんなお気に入りなのかもしれないね。
理子 > 〉ルナ
わぁ…ほんとに変わってしまっている…(不思議な現象に違和感を覚えながらも、感心したように頷いている)
…私のように外見が同じで中身が替わる人間がいるのなら、その逆があってもおかしくはないな、確かに、うん(推察が正しいのか分からないが、取り敢えずの考察で一人で納得している)

ベリオクレース > >メア
えーっ!?おれオンチだったかなー!離れてったのおれのせいなの!?!?ごっ、ごめん……(テンションが目に見えて下がる)
えー、じゃあ……うーん、「ムーサよ、あの男のことを我に語り給え」……(ブツブツと語るような口調で)

理子 > 〉ベリオクレース・メア
その子の言う通りだ。そんな珍妙な歌、さっきの鈴成さんも不気味がっていたぞ。自分で考えたのか知らんが、行動も相まって少し近寄りがたいぞ。

メア > 〉ベリオクレース
あのまま、だと…引っ張られてた……ね…(ポツリと呟く)

ベリオクレース > >理子
(語りをふと止め)
チンミョーとは失敬な!チンミョーってどういう意味??
おーれがどこでなにしてたっておれの勝手じゃーん?楽しいことしようよー!
>メア
ひ、引っ張られる?なにに?

メア > >ベリオクレース
みんな、に……(ゆっくりと海の方を指さす)

ベリオクレース > >メア
???君ってもしかしてお魚さんと友達だったりする?(本気で首をかしげている)

理子 > 〉ダィスク
(話しかけられると、その姿が人間とは少し違うことで一瞬身構える)
…ああ、すまない。最近ここに来たばかりで、どうもその、そういうのに慣れていなくてね(視線を上にあげ、狐耳を見ている)
確かにこの浜辺はきれいだな。一人でふらつくつもりが、一気に賑やかになってしまった。ああ、嫌ではないんだがな。

メア > >ベリオクレース
魚は…引っ張らない、よ…?(首をかしげている)

ベリオクレース > >メア
うーん??(さらに首をかしげ)じゃあ、くじらとか??いるかとか??

理子 > 〉メア
(ベリオクレースに向けた発言の意味を考察し、ぞくっと身震いをする)
…なんか、色々見えるタイプなんだな、君は…(あまり深入りしない方がよいと判断し、それ以上問い詰めるのはやめた)

〉ベリオクレース
お前はあれか、うん、あれだな(うっかり出そうになった二文字の言葉を飲み込む)
世の中知らない方がいいこともあるもんだ

メア > >ベリオクレース
違うよ…でも、お兄さんには…関係ない、かも……

メア > >理子
……?(理所の方を見る)見える、し…触れ…る…(小さく呟く)

ベリオクレース > おれには関係ないの?でも引っ張られるの?あー、わかんねーやー……
え、おれがなに?なに??おれが?なに?

ルナ > 【ちらりとメアさんの言葉に合わせて海ではない何かを見る。相変わらずの無言無表情。】
メア > >ベリオクレース
お兄さん…元気、だから……近寄れ、ないと…思う…

ダィスク > >理子 [視線の先に気づくと、少しぴこぴこと動かす] ああ、これね。この世界の人達にはどうにも馴染みが薄いみたいだね。僕も何度となく飾り物に間違われたりした… [横で繰り広げられるなんだか恐ろしい会話は、出来るだけ聞かない事にした]
ベリオクレース > >メア
えー、元気だとダメなの?もっとわかんねーや!
んーでも、君の友達なんでしょ?みんなって言うくらいだし!そんならおれも友達になれるたりしないのかなー(ぱしゃぱしゃと水で遊びながら)

メア > >ベリオクレース
友達じゃ、ないよ……知らない、人達…たくさん……

理子 > 〉メア
触れる…か。少し興味深くなってきたが、果たして私なんかが聞いて理解できる話なのかな?(言いつつ、肩を竦める。無理強いをする気はない、軽いトーンだ)

〉ベリオクレース
…まあ、お前みたいな能天気もわるくはない、のかな…どうかな…(悶々と頭を抱える)

〉ルナ
ところでそこの君も、さっきから海を見ているが、その「ともだち」とやらのことが分かったりするのかな?

ルナ > ……ヨルはヤミ、ヤミはクロ。クロは安息、眠りの色。……うけいれれば、こわくない。
ルナ > 【少女はすでにそこにはいない。わずかな光の粒子が残っている。】
ご案内:「浜辺」からルナさんが去りました。
メア > >理子
……お姉さん、は…分かってる……ちがう…?

ベリオクレース > >メア
友達じゃないの!!?!?なーんだそうなのかー……
知らない人達かー。…………人達………?
>理子
どったの?頭痛いの?

メア > >ベリオクレース
うん…知らない……

理子 > 〉ダィスク
おお!!や、やはりそういう風にうごかせるのだな!!(瞳がきらきらと輝く。単に物珍しくて感動しているようだ)
私がこの学園に来る前の文化では、正しくそういう飾りの流行りがあったのだ。それは狐の耳のようだな。ふさふさと…こう……………なんか、ふさふさと、だな(指先をもじもじしている)
あっいや触りたいわけではないからな!あくまで珍しいなっていうアレだからな!!

ベリオクレース > >メア
(水で遊びながら海の方を見る)うーん、誰もいないけどなぁ……

メア > >ベリオクレース
うん…お兄さん、元気…だから……

理子 > (既にいなくなってしまった少年、いや、少女の言葉を頭の中で反芻している。)
不思議な子だった…結局分からずじまいだが、どこかでまた会えたら面白いかもな。

〉メア
分かってる、というのが、何をどこまで指すのかは分からないが、少なくとも君の言う「知らない人達」は私には関係のないことだと思っているよ(心の奥に不安がないと言えば嘘になるが、あっけらかんと笑顔で言ってのけた)

〉ベリオクレース
うん、頭痛いぞ!(満面の笑み)

ベリオクレース > >メア
そ、そっか?そっかー。おれは褒められてるのかなー……
>理子
えっやっばいじゃん!病院行った方が良いよ!!うん!絶対良い!

メア > >理子
関係…無くても、知識として…知ってる……それで、怖がって…る…

メア > >ベリオクレース
ある意味、すごい…

ベリオクレース > >メア
すごい!?おれすごい!!?マジで!!?
ぃやっっったーーー!!!!(勢い良く万歳三唱!水飛沫があがる!!月明かりにきらめく!!)

メア > >ベリオクレース
……うる、さい…(ボーっと眺めている)

理子 > 〉ベリオクレース
褒められてるよ、よかったな!
あと寒いぞ!寒い!飛沫寒い!!

〉メア
…そうだな。ただ、君の話を聞いていると、まるで元気がなくなったら連れていかれちゃうようだったからね。個人的にはそこが少し引っ掛かったかな。

メア > >理子
元気が、ないと…誘って、連れてく……嫌がらない、から…

ダィスク > >理子 [明らかに触りたそうな様子を見て逡巡する。そういう要求が今までになかった訳ではないし、欲求が理解できないわけでもない。しかしこれは飾りでは無く耳であり、相手にその気は一切無くてもいきなり耳を触らせるというのは如何なものか。彼は毎回悩んでしまう。そして] ……触ってみるかい? [少しかがむ。毎回こうなるのだ]
ベリオクレース > …………!!、……!!(褒められた喜びとうるさいと言われたことに板挟みになり口を思い切り引き結んで水を小さくぱしゃぱしゃと叩いている)
ダィスク > >ベリオクレース …ところで、あんまり長く水に入ると身体を冷やすよ。元気が取り柄なのは見てて伝わるけどさ。
ベリオクレース > >ダィスク
んー?冷えない冷えないよー!おれは冷えない!えへへー、冷えないんだもーん(ここでついに海に思い切り飛び込む)

メア > さむい……(小さく震え、歩き出した)
ご案内:「浜辺」からメアさんが去りました。
ご案内:「浜辺」に理子さんが現れました。
理子 > 〉ダィスク
え…いいのか?(とは言いつつこれは本当はとても失礼なことなのだろうなとは思いつつ触ってみたい欲求がおさまらないわけではなかったがしばし考えてから)
…いや、なんというか、こういうのはその…もう少し仲が良くなってからとるべきスキンシップだったな。すまない…(俯きがちに自分の考えを恥じている様子。少し顔が赤い)

ダィスク > >ベリオクレース あっ… [呼び止めようとした矢先、それよりも早く飛び込んでしまった。潜るには冷たい海の上着のみ着のままだが、彼なら大丈夫だろうという理由のない安心感からそれ以上は追わなかった]
ベリオクレース > っぷはーー……(しばらくして顔を出す。腰まである長い髪がぺったりと張り付いている。なんだか不思議な雰囲気の二人を見留……)
あ、あれ、おれ、お邪魔かな~~……